強い人さがしています(大至急です)

かず めぐみ

文字の大きさ
5 / 6
第1章 アーカス家

ステータス解禁

しおりを挟む
   俺はライ。今日は3回目の誕生日を迎えた。3才になればステータスが教会でみることができる。この日までは家で歴史や計算、他種族の言語を勉強したりマナーを教えてもらったりしてすごした。



この星の名前はルーマンド。大陸は6つにわかれている。小さな島は数えきれないほどある。
 俺らがいるのは人族の大半が住んでいる場所だ。大陸の名前はなく呼ぶときは人族国など言っている。他には獣人国、エルフ・ドワーフ国、魔国がある。魔獣などがいる大陸もありそこは冒険者のための大陸とされていてギルドの島と呼ばれている。魔獣のレベルがギルドの島意外の大陸と比べて桁違いで冒険者の中でも高ランクしか生き残ることができない。普通のものが立ち入れば一時間も持たないといわれている。また領土を増やそうとがんばった国は多大のダメージを受け民からの不満の声が高まりすぎたため処刑されてしまった。そのようなことがあったため、ここ最近では、最後の大陸とよばれている。また、各国の仲は良く交流も盛んであり、何かあれば手助けしあうなどしている。また、この国には500年ほど昔に勇者が現れルーマンドで一番長く強い魔獣の大群が現れたときには勇者が倒してくれてどの国からも感謝され、ギルドから唯一の卓越者ランクとされた過去もある。その勇者が俺たちの先祖様ということになります。とシバンに説明を聞いたときのライの顔はあまりにも驚きすぎていていつもは絶対にしないような顔をしていたのでついシバンは笑ってしまった。





シバンからはどの科目も私が教えることはもうありません。というお墨付きをもらった。同年代の子が近くにいなかったためよくわからなかったが、シバンからはあまり年相応に見えないといわれている。そんなライも今日ばかりは楽しみにしていたステータスがみれるということでテンションがものすごいあがっていて、いつものライをみてる方からしたらとても微笑ましいこうけいであった。

馬車に揺られ少しすると他の民家よりも一回り大きい教会がみえた。ライとカドナは入り口でまっていてくれた神父に名前を告げ教会のなかに入っていった。教会の中はとても綺麗で神秘的だった。「カドナ様は失礼ながらこちらの部屋でお待ち下さい。」「ふはは、わかったよ。」なぜか父上は笑いながら部屋に入っていった。その事に疑問をもっていると神父さんが教えてくれた。「私が敬語などをカドナ様に使ったからでしょう。あなたの父とは学園がいっしょでいつもつるんでいたから私の学生時代を知っているものとしては面白いそうですよ。っとこの話は今度で。つきました、ここの部屋でステータスをみますから入ってください。」そういわれ部屋の中央に歩いていきシバンに教わったとおりに祈りをはじめた。それをみた神父さんは何か言葉をつむいだ。言葉がやむと体の内からポカポカとしたかんじがした。「それではライ様ステータスと唱えてください。ステータスオープンと言わなければほかのものに見えないので大丈夫ですよ。」そういわれたのでライは「ステータス。」と唱えてた。





ライ・アーカス                
 3才            人族
HP 50
MP 40
 攻撃力  25
 防御力  29
 魔法攻撃力  50
 魔法防御力  60

 魔法適正
  火、水、風、雷、闇、光、

 スキル
 全魔法適正
 他種族言語理解
 社交マナー   LvMAX 
 隠蔽スキル   LvMAX
 鑑定スキル   LvMAX
 神の加護




わー、ちょうびっくりこんなのありかよ。父上にステータスが高いかも知れないといわれていたけどスキルが凄いだけで別にステータスは高くないんだけど。ショックでかい。神父さんがいるから顔にはださないようにしてるけど。

 「ライ様、ステータスはみれましたか?」
  「はい、見れました。神父さんに見せた方がいいですか?」「いえ、必ずしも見せなければいけないわけではないですよ。今日はアーカス家ではパーティーを行うのではないですか?」「そうでした。…どうして神父さんは知っているんですか?」とりあえずカドナ様のところへ行きましょうといわれたので、歩きながら聞いてみた。「実は私もパーティーにお呼ばれされたのですよ。ですから私も失礼ながら一緒の馬車に乗りますね。」と話している内に声が聞こえたためか、父上が部屋からてできて馬車にのって帰ることにしました。





ライは知らなかったのです。3才の子のステータスの平均を。普通は10以下で天才とよばれるものでも20未満。スキルは量は同じくらいの子どももいるでしょうが、はじめからMAXレベルのこはいません。また、全魔法適正は国に多くて5人という凄く珍しいことだとは。ライがこれを知るのはもうちょっと先になりそうです。




しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな

七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」 「そうそう」  茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。  無理だと思うけど。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

処理中です...