26 / 39
第2章 「剣と魔法の世界」に中世の軍隊編成はそぐわない
2-11 転生もので『主人公が前世の記憶を取り戻す前』の世界とは
しおりを挟む
「へえ……。お兄様とラジーナはすっかり仲良しになれたのですね?」
未夏は帰国後、薬屋に戻る前にエイドの妹ミモレのもとに足を運んでいた。
これは元々通り道であるのと、どのみち薬屋に行くまでにミモレの家の近くで宿を取る必要があるためだ。
「ええ。とても仲よさそうだったわ?」
彼女とは惚れ薬を渡したときに知り合っており、それ以降暇なときに一緒にお茶を飲む仲になっている。
彼女はゲーム本編では攻略対象を奪い合うライバルだったが、今世ではいい友人として知り合っている。
……もっとも、これは彼女が前世のような恋愛体質のキャラではないからでもあるのだが。
「ミモレも心配していたのね?」
「ええ。……お兄様がラウルド共和国のラジーナを手なずけてくだされば……きっと、戦争も起こらなくなって、オルティーナ様も安心して暮らせると思いましたもの」
そういうと、ミモレはクスクスと笑った。
「うーん……」
「どうしました、未夏様?」
「いえ、ラジーナ様のこと、この国の人は誤解しているような気がするから……」
「誤解?」
「ええ。あの方は確かに冷徹な判断を下すこともあるけど……。感情のままに動く独裁者じゃないわ。だから、彼女をそこまで嫌うのはおかしいなって思って」
「……そうでしょうか?」
そう言った後、ミモレは少し考え込むようにした後に答える。
「ごめんなさい。やっぱり前世で、ラジーナに暴徒を送り込まれて殺された恨みが、残っておりますから……」
(暴徒?)
そこで未夏は不審に思った。
確かにゲーム本編では彼女はラウルド共和国の暴徒に殺された。
……だが、それが作中でラジーナの手引きだとは一言も語られていない。そもそも合理主義者の彼女は、そんな無駄なことをやるのだろうか?
だが、そこはいったんおいておき、話を続けた。
「これからミモレはどうするの?」
「そうですねえ……。しばらくはのんびりしたいと思います」
「のんびり、ね。誰かと恋愛を楽しむとか?」
「いえ……私は……」
そういうとミモレは少し顔を赤らめた。
「お兄様と過ごした思い出にしばらく浸っておりたいですから。……お兄様以上の恋人なんて、思いつきませんし……」
それを聞いて、未夏は猛烈に嫌な予感がした。
「……ねえ、ミモレ? まさかとは思うけど……以前渡した惚れ薬を使ったのって……」
「ええ。お兄様です。……『指導』にかこつけて兄さまに抱かれたあの夜の思い出は……私の一生の宝物です……」
未夏は自身の予感が的中し、やはりと思った。
二次創作による展開が行われた時を意識してのことだろう。
作中では触れられていないが、ミモレとエイドは血はつながっていない設定になっている。
だが、それはゲーム本編では一切明かされないため、本編中のキャラは全員『二人は実の兄妹』と思い込んでいる。
(やっぱり、おかしい……まさか……!)
そもそも、生まれた時から共に過ごしてきた異性の兄妹に対して『性愛を抱く』ということ自体、通常ではありえない。
当然ゲーム本編でもそのような描写はなく、あくまで二人は兄妹として関わっており、ここまでミモレがエイドに対して恋愛感情を持つことはなかった。
「そ、そうですか……。お二人は本当に愛し合っていたのですね……」
「ええ。前世では……お兄様はそっけない手紙しかくれなかったけど……今世ではこんなにたくさん手紙も送っていただきましたし……ほら、昨日も送ってくれたんですよ?」
そういいながら、ミモレはまるでのろけ話をするように手紙を見せた。
それを聞いて、未夏は『やはり』と思った。
「す、すみません、そろそろ私も時間なので、また……」
「ええ。いつでもいらしてください」
そういうと、未夏は急いで宿に戻った。
そして宿に戻ると、
『は~い? 久しぶりだね~?』
案の定というべきか、道化師プログリオがそこに現れた。
「……やっぱり来たのね……。ねえ、この世界って……」
『キミが知っている乙女ゲームの世界だよ?』
そう彼は答えた。
「じゃあどうして、みんなのいう『前世』がゲーム本編と食い違うの?」
『うーん……。もう薄々分かってるでしょ? 具体的にどう違うのかをね?』
「ええ……」
そういって、未夏はゲーム本編との相違点を考え直してみた。
まず、彼らのいう『前世』で起きたことについてだが、戦争の発生や暴徒の襲来など、大きな出来事については変化がない。
だが、それに対する『解釈』の仕方が異なっている。
たとえばミモレは『兄から手紙を貰った』ことについて言及していたが、ゲーム本編では、彼女は『分厚い内容の手紙を受け取って、内心迷惑していた』という描写がなされていた。
だが先ほどのお茶会で彼女は『そっけない内容の手紙を貰って寂しかった』と言っていた。
ウノーの件も同様だ。
前世で彼はオルティーナと幼馴染だったことは事実だが、彼女との関係性について『劣等感を持っていた』という解釈をしている。
そして何より、彼を含めた国民全員が、不自然なほどオルティーナを崇拝している。
逆に、ラジーナが殊更悪者として解釈されている。
以上のことから導き出せる答えは一つ。
「記憶の改ざん……」
『そう、正解だよ、未夏!』
そういうと、パン、とクラッカーを鳴らすプログリオ。
ゲーム本編でも取っていた行動だが、この時代に火薬はないので、そのあたりの時代考証はやはり適当なようだ。
「そうよね……この世界は単に『二週目の世界』ってだけじゃない。誰かが都合のいいように記憶を書き換えている……?」
「そうそう! ほら、あと少し! ミモレって前世でどんなキャラだった? そして、そのシナリオで彼女の推しは?」
そう言われた未夏は記憶の糸を手繰る。
(確かミモレは、エイド以外の相手が攻略対象になるはずよね。そして主人公の行動や言動で本命キャラが変化したわね……)
このゲームのライバルキャラは『決まった相手しか狙わない場合』と『主人公の行動次第で相手が変わる場合』の2種類がある。そしてミモレは後者だ。
(そう、確か暴徒襲来のルートに行く場合は、ミモレの本命は……)
「フォスター将軍……」
そう未夏はつぶやくと、プログリオを見つめた。
「前世で主人公……オルティーナの本命って確か……」
『フォスター将軍だよ? ……もうわかった?』
「ええ……」
そして未夏は答える。
「ミモレが……フォスター将軍にアプローチしないように、兄に対する異性愛を植え付けた……ってこと?」
『ぴんぽーん! ……誰がそんなことを考えるか……もう分かるでしょ? だれがそれで一番得をすると思う?』
「……聖女……オルティーナ……」
未夏はぽつり、とつぶやく。
それに対して、にんまりとプログリオは笑う。
「正解……!」
「けど、オルティーナは前世の記憶が無いわよね? どうして?」
楽しそうな表情で未夏の質問にプログリオは答える。
「オルティーナはさ。前世で言ったんだよ。『次は私のことをみんなが愛してくれる世界で、フォスター将軍と幸せに過ごしたい』ってね。だから、フォスター将軍と添い遂げる日まで、記憶は持たないんだ」
(そういうことね……)
よくフィクションでも『人生2週目』や『前世の記憶を持って生まれ変わる』設定は多いが、すべての転生ものが『生まれた時から前世の記憶がある』わけではない。
作品によっては、ある程度の年齢になった時に、前世の記憶を突如思い出すものがある。
(オルティーナは面倒くさがりな性格だったから……。戦争とか勉強とかそういう面倒なイベントを全部スキップして『高スペックを手にした上で、平和な世界での結婚生活』だけ楽しみたいって思ったのでしょうね……)
……つまり聖女オルティーナに前世の記憶がないのは、この世界を『オルティーナが主人公の物語』として捉えた場合『本編開始前』の世界だからということである。
だが、それに対して未夏は怒りが湧いてきた。
「けど……。ウノー様から才能と能力を奪って、ミモレとエイド様に禁忌を犯させたのもオルティーナの意思ってことね?」
「そうだよ! 『恋敵は許せない』『楽して強くなりたい』って気持ちの表れだよね?」
本人が明確に『ウノーに経験の代行証を渡せ』と使用人に指示したわけではないだろうが、転生者たちは、彼女のそんな欲望を反映した行動を取るようになっているということなのだろう。
「それも許せないけど……今、前世の記憶を持ってないってことは、戦争で多くの将兵が死んでいくのを見て見ぬふりしてるのと同じじゃない」
ダン! と未夏はテーブルを叩きながら叫ぶ。
未夏にとっては、先の戦争で死んだ将兵の顔がいまだに夢に浮かんでいるのだから、怒るのも当然だろう。
「責任を取る気もなく、良心が痛むような『汚れ役』をやる気もなく……彼らの犠牲の上に、権利だけを享受しようとするなんて……それがオルティーナの望みなの!?」
「そりゃ、そうでしょ。誰だって『自分のあずかり知らないところで、自分の生活を守るために犠牲になってくれる人』が欲しいんだから。安い野菜を買うために、農家の人たちに安月給で我慢してほしいんじゃないの、キミたちも?」
プログリオは当然のように答える。
「オルティーナは許せない……! けど……今の彼女を攻撃しても仕方ないし……どうしたら……」
そうつぶやく未夏の前にひょい、と体を乗り出すと、
「アハハ! もう少ししたら、大きな転機が来るはずだから……その時にまた考えなよ? それじゃあね~?」
そういうと、プログリオは姿を消した。
未夏は帰国後、薬屋に戻る前にエイドの妹ミモレのもとに足を運んでいた。
これは元々通り道であるのと、どのみち薬屋に行くまでにミモレの家の近くで宿を取る必要があるためだ。
「ええ。とても仲よさそうだったわ?」
彼女とは惚れ薬を渡したときに知り合っており、それ以降暇なときに一緒にお茶を飲む仲になっている。
彼女はゲーム本編では攻略対象を奪い合うライバルだったが、今世ではいい友人として知り合っている。
……もっとも、これは彼女が前世のような恋愛体質のキャラではないからでもあるのだが。
「ミモレも心配していたのね?」
「ええ。……お兄様がラウルド共和国のラジーナを手なずけてくだされば……きっと、戦争も起こらなくなって、オルティーナ様も安心して暮らせると思いましたもの」
そういうと、ミモレはクスクスと笑った。
「うーん……」
「どうしました、未夏様?」
「いえ、ラジーナ様のこと、この国の人は誤解しているような気がするから……」
「誤解?」
「ええ。あの方は確かに冷徹な判断を下すこともあるけど……。感情のままに動く独裁者じゃないわ。だから、彼女をそこまで嫌うのはおかしいなって思って」
「……そうでしょうか?」
そう言った後、ミモレは少し考え込むようにした後に答える。
「ごめんなさい。やっぱり前世で、ラジーナに暴徒を送り込まれて殺された恨みが、残っておりますから……」
(暴徒?)
そこで未夏は不審に思った。
確かにゲーム本編では彼女はラウルド共和国の暴徒に殺された。
……だが、それが作中でラジーナの手引きだとは一言も語られていない。そもそも合理主義者の彼女は、そんな無駄なことをやるのだろうか?
だが、そこはいったんおいておき、話を続けた。
「これからミモレはどうするの?」
「そうですねえ……。しばらくはのんびりしたいと思います」
「のんびり、ね。誰かと恋愛を楽しむとか?」
「いえ……私は……」
そういうとミモレは少し顔を赤らめた。
「お兄様と過ごした思い出にしばらく浸っておりたいですから。……お兄様以上の恋人なんて、思いつきませんし……」
それを聞いて、未夏は猛烈に嫌な予感がした。
「……ねえ、ミモレ? まさかとは思うけど……以前渡した惚れ薬を使ったのって……」
「ええ。お兄様です。……『指導』にかこつけて兄さまに抱かれたあの夜の思い出は……私の一生の宝物です……」
未夏は自身の予感が的中し、やはりと思った。
二次創作による展開が行われた時を意識してのことだろう。
作中では触れられていないが、ミモレとエイドは血はつながっていない設定になっている。
だが、それはゲーム本編では一切明かされないため、本編中のキャラは全員『二人は実の兄妹』と思い込んでいる。
(やっぱり、おかしい……まさか……!)
そもそも、生まれた時から共に過ごしてきた異性の兄妹に対して『性愛を抱く』ということ自体、通常ではありえない。
当然ゲーム本編でもそのような描写はなく、あくまで二人は兄妹として関わっており、ここまでミモレがエイドに対して恋愛感情を持つことはなかった。
「そ、そうですか……。お二人は本当に愛し合っていたのですね……」
「ええ。前世では……お兄様はそっけない手紙しかくれなかったけど……今世ではこんなにたくさん手紙も送っていただきましたし……ほら、昨日も送ってくれたんですよ?」
そういいながら、ミモレはまるでのろけ話をするように手紙を見せた。
それを聞いて、未夏は『やはり』と思った。
「す、すみません、そろそろ私も時間なので、また……」
「ええ。いつでもいらしてください」
そういうと、未夏は急いで宿に戻った。
そして宿に戻ると、
『は~い? 久しぶりだね~?』
案の定というべきか、道化師プログリオがそこに現れた。
「……やっぱり来たのね……。ねえ、この世界って……」
『キミが知っている乙女ゲームの世界だよ?』
そう彼は答えた。
「じゃあどうして、みんなのいう『前世』がゲーム本編と食い違うの?」
『うーん……。もう薄々分かってるでしょ? 具体的にどう違うのかをね?』
「ええ……」
そういって、未夏はゲーム本編との相違点を考え直してみた。
まず、彼らのいう『前世』で起きたことについてだが、戦争の発生や暴徒の襲来など、大きな出来事については変化がない。
だが、それに対する『解釈』の仕方が異なっている。
たとえばミモレは『兄から手紙を貰った』ことについて言及していたが、ゲーム本編では、彼女は『分厚い内容の手紙を受け取って、内心迷惑していた』という描写がなされていた。
だが先ほどのお茶会で彼女は『そっけない内容の手紙を貰って寂しかった』と言っていた。
ウノーの件も同様だ。
前世で彼はオルティーナと幼馴染だったことは事実だが、彼女との関係性について『劣等感を持っていた』という解釈をしている。
そして何より、彼を含めた国民全員が、不自然なほどオルティーナを崇拝している。
逆に、ラジーナが殊更悪者として解釈されている。
以上のことから導き出せる答えは一つ。
「記憶の改ざん……」
『そう、正解だよ、未夏!』
そういうと、パン、とクラッカーを鳴らすプログリオ。
ゲーム本編でも取っていた行動だが、この時代に火薬はないので、そのあたりの時代考証はやはり適当なようだ。
「そうよね……この世界は単に『二週目の世界』ってだけじゃない。誰かが都合のいいように記憶を書き換えている……?」
「そうそう! ほら、あと少し! ミモレって前世でどんなキャラだった? そして、そのシナリオで彼女の推しは?」
そう言われた未夏は記憶の糸を手繰る。
(確かミモレは、エイド以外の相手が攻略対象になるはずよね。そして主人公の行動や言動で本命キャラが変化したわね……)
このゲームのライバルキャラは『決まった相手しか狙わない場合』と『主人公の行動次第で相手が変わる場合』の2種類がある。そしてミモレは後者だ。
(そう、確か暴徒襲来のルートに行く場合は、ミモレの本命は……)
「フォスター将軍……」
そう未夏はつぶやくと、プログリオを見つめた。
「前世で主人公……オルティーナの本命って確か……」
『フォスター将軍だよ? ……もうわかった?』
「ええ……」
そして未夏は答える。
「ミモレが……フォスター将軍にアプローチしないように、兄に対する異性愛を植え付けた……ってこと?」
『ぴんぽーん! ……誰がそんなことを考えるか……もう分かるでしょ? だれがそれで一番得をすると思う?』
「……聖女……オルティーナ……」
未夏はぽつり、とつぶやく。
それに対して、にんまりとプログリオは笑う。
「正解……!」
「けど、オルティーナは前世の記憶が無いわよね? どうして?」
楽しそうな表情で未夏の質問にプログリオは答える。
「オルティーナはさ。前世で言ったんだよ。『次は私のことをみんなが愛してくれる世界で、フォスター将軍と幸せに過ごしたい』ってね。だから、フォスター将軍と添い遂げる日まで、記憶は持たないんだ」
(そういうことね……)
よくフィクションでも『人生2週目』や『前世の記憶を持って生まれ変わる』設定は多いが、すべての転生ものが『生まれた時から前世の記憶がある』わけではない。
作品によっては、ある程度の年齢になった時に、前世の記憶を突如思い出すものがある。
(オルティーナは面倒くさがりな性格だったから……。戦争とか勉強とかそういう面倒なイベントを全部スキップして『高スペックを手にした上で、平和な世界での結婚生活』だけ楽しみたいって思ったのでしょうね……)
……つまり聖女オルティーナに前世の記憶がないのは、この世界を『オルティーナが主人公の物語』として捉えた場合『本編開始前』の世界だからということである。
だが、それに対して未夏は怒りが湧いてきた。
「けど……。ウノー様から才能と能力を奪って、ミモレとエイド様に禁忌を犯させたのもオルティーナの意思ってことね?」
「そうだよ! 『恋敵は許せない』『楽して強くなりたい』って気持ちの表れだよね?」
本人が明確に『ウノーに経験の代行証を渡せ』と使用人に指示したわけではないだろうが、転生者たちは、彼女のそんな欲望を反映した行動を取るようになっているということなのだろう。
「それも許せないけど……今、前世の記憶を持ってないってことは、戦争で多くの将兵が死んでいくのを見て見ぬふりしてるのと同じじゃない」
ダン! と未夏はテーブルを叩きながら叫ぶ。
未夏にとっては、先の戦争で死んだ将兵の顔がいまだに夢に浮かんでいるのだから、怒るのも当然だろう。
「責任を取る気もなく、良心が痛むような『汚れ役』をやる気もなく……彼らの犠牲の上に、権利だけを享受しようとするなんて……それがオルティーナの望みなの!?」
「そりゃ、そうでしょ。誰だって『自分のあずかり知らないところで、自分の生活を守るために犠牲になってくれる人』が欲しいんだから。安い野菜を買うために、農家の人たちに安月給で我慢してほしいんじゃないの、キミたちも?」
プログリオは当然のように答える。
「オルティーナは許せない……! けど……今の彼女を攻撃しても仕方ないし……どうしたら……」
そうつぶやく未夏の前にひょい、と体を乗り出すと、
「アハハ! もう少ししたら、大きな転機が来るはずだから……その時にまた考えなよ? それじゃあね~?」
そういうと、プログリオは姿を消した。
0
あなたにおすすめの小説
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
魔法学園の悪役令嬢、破局の未来を知って推し変したら捨てた王子が溺愛に目覚めたようで!?
朱音ゆうひ@11/5受賞作が発売されます
恋愛
『完璧な王太子』アトレインの婚約者パメラは、自分が小説の悪役令嬢に転生していると気づく。
このままでは破滅まっしぐら。アトレインとは破局する。でも最推しは別にいる!
それは、悪役教授ネクロセフ。
顔が良くて、知性紳士で、献身的で愛情深い人物だ。
「アトレイン殿下とは円満に別れて、推し活して幸せになります!」
……のはずが。
「夢小説とは何だ?」
「殿下、私の夢小説を読まないでください!」
完璧を演じ続けてきた王太子×悪役を押し付けられた推し活令嬢。
破滅回避から始まる、魔法学園・溺愛・逆転ラブコメディ!
小説家になろうでも同時更新しています(https://ncode.syosetu.com/n5963lh/)。
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる