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第6章
6-8 シイルの最後の告白相手は『ファンタジー』に対してだ
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「これで終わりよ、ロナ!」
ディラックが作ってくれた一瞬の隙をついてマルティナは剣を彼女の急所に向けて突く。
……だが。
「無駄よ……! マルティナ、あんたには私は倒せないわ!」
やはりマルティナはレベル1だ。その剣は彼女の急所を貫くことも出来ない。
ロナはそう叫ぶと、重い蹴りをマルティナに叩き込む。
「ぐは……!」
マルティナは吹き飛んだ先で、セドナに受け止められ、蘇生薬をかけられる。
「マルティナ……生き返ったか?」
「はあ、はあ……うん……」
一撃で即死するような蹴りを受けたマルティナは、凄まじい痛みが走ったはずだろう。
……だが、彼女は『いつもの笑み』をロナに向けた。
「フヒ……いいじゃん、その蹴り……! けど、あたしはまだ倒れないよ! 『ドM』のあたしはさあ! こんな一撃じゃ満足しないんだ! なんでかわかる?」
「……へえ、なんなの?」
その発言に、ロナがピクリと反応した。
「あんたなんかとは、背負ってるものが違うからだよ! シイルから愛を求めてばっかのあんたとは、違う! あたしは、シイルのためになら命だって投げ出せる! ……そんなあたしが、あんたになんかに……心が折られるわけがないから!」
決まった、マルティナの挑発(タウント)だ。
「ふうん……言うじゃない、マルティナ……! なら……今度は魔法で八つ裂きにしてやるわよ!」
ロナは怒りに髪を逆立てながら、マルティナを睨みつけ、魔力を高める。
……だが、そのマルティナに気を取られる一瞬の隙が欲しかった。
(これで、今度こそ決着を付けよう、ロナ……!)
俺はそう思いながら、今の今まで温存していたアイテム『魔道コンデンサ』(第4章10節参照)を取り出した。
「はああああ……! 俺に残ったMP……こいつも全部くれてやる……!」
そして、俺自身に残っている全ての魔力を注ぎ込んだあと、装置を起動した。
……これには、俺がここに来るまでの間に、ずっとため込んでいた魔法の力が詰まっている。
「ロナ! 懐かしい技を見せてやる!」
「え……?」
ため込んだ魔法の名前は、俺が『現代日本』でゲームをやっていた時に、多くのゲームで出てきた魔法。
どこで最初にこの魔法を知ったかは皆知らないのに、なぜか皆知っている魔法。
基本にして、原点。
最高にして最古。
『この魔法』は数多のゲームで垣根を超えて伝わる『共通言語』あり、『この魔法』の知名度はゲーム……否、人類が存在する限り、永遠にトップであり続ける。
この美しいファンタジーの世界で最後に放つのに、これよりふさわしい魔法は他にない。
……その魔法の名は……
「この魔法で全てを終わらせる! 『ファイヤーボール』!」
そう叫ぶとともに、魔道コンデンサがはじけ飛び、そしてその中から凄まじい大きさの青白い火炎が現れた。
……通常なら、近くにいるだけで俺たちも消し炭になる威力だが、周囲への熱波は魔法で制御される。
そして、その火球はロナに向けて飛んでいく。
……だが、魔王の膂力はまだ健在だった。
「甘いわ、シイル! こんなもの……マルティナが食らえばいい!」
それを間一髪で避けたロナ。
そして火球は射線上にいるマルティナに向かって一直線に向かってくる。
……だが俺は、そこまでは計算の上だ。
「甘いのは……どっちかな? ロナ……」
そういうとマルティナは笑みを浮かべて懐からアイテムを取り出す。
「な……え!? まさか、それは!」
そのアイテムは、以前リア・ヴァニアとの戦いでも使った『白竜の逆鱗』。
使うと、魔法攻撃を一度だけ跳ね返すことができる。
「しま……!」
「終わりだよ、ロナ!」
そういうとマルティナが掲げた『白竜の逆鱗』は、俺の火球を跳ね返す。
……そして、今度こそこの火球は魔王ロナの背中に直撃した。
「ああああああああ!」
流石のロナも、この一撃には耐えられなかったのだろう。
ふらりと身体を大きくかしがせる。
「こんな……私は……!」
……そこに、マルティナの手足を拘束する魔法が飛んできた。
「さあ、シイルさん! 今です!」
「ニルバナ……あんた、裏切ったの!?」
そういうとともに、玉座の陰からニルバナが姿を現した。
彼は不敵な笑みを浮かべながらロナに呟く。
「違います、ロナ様……。あなたとの約束を守るためです……! シイルさん、弱ってる今なら、その武器が使えます! さあ!」
「ああ!」
そして俺は、以前ニルバナから受け取った短剣『永遠の解脱』を取り出して、マルティナの腹に突き刺す。
「が……ああああああ!」
その短剣は彼女の身体に刺さると強い光を放ちながら、彼女の魔力を取り込み、俺たちの周囲を取り囲んだ。
(……これで終わりにする!)
そう思いながら、俺は渾身の力を込め、ロナに短剣を深々と突き刺したまま玉座に向けて突進する。
……ありがとう、みんな。
そう思いながら、俺は周囲にいる全員に対して遺言を叫ぶ。
「ディラック! 最後の戦いでは本当にありがとな! やっぱりお前は、勇者の証を持つのにふさわしい奴だったな!」
「シイル君……何をする気だい!?」
「テイラー! 陛下は素晴らしいお方だ! これからも、一緒に国を盛り立ててやってくれ!」
「おい、待て! 死ぬ気か!?」
「ニルバナ! お前のことは大嫌いだったけどな! 人類のために尽くすって言葉……絶対に忘れんじゃねえぞ!」
「フフフ……勿論です。私は人類を愛してますので」
玉座まであと少しだ。
俺は、今まで苦楽を共にした仲間のほうを見やった。
……ああ、もうちょっとだけ、あいつらと冒険がしたかったな。けど、俺にとってはそれよりもロナのほうが大事だったんだ。
「セドナ! お前の格闘技には助けられた! これからも変わらないで、人間の味方でいてくれよな!」
「……んなこた、当たり前だろ!」
「マルティナ! ……本当にごめんな! ……もう、一緒に居れないけど……1回目の冒険も……低レベル縛りでやった『二度目の冒険』も、本当に楽しかった! この世界にこれて……お前の居る世界に転移して、よかったよ!」
「シイル……あたしは『シイルのもの』なんだよ……! だから、一緒に!」
そして玉座は目前に迫る。
……ニルバナの話によると、この短剣を使ってロナを玉座に縫い付けろとのことだった。
それが終われば、術式が完成する。
俺は目の前で苦痛に顔を歪ませるロナを思いっきり抱きしめた。
「……ふえ……?」
……ハハ。
こんな時に出す声は、昔の妹だった時のままなんだな。
「ロナ! お前の罪も苦しみも全部、俺が背負わせてくれ!」
「シイル……どういう……こと?」
「すぐにわかるさ……! これからは、永遠に一緒だ! それでも俺は……お前を永遠に大好きだ、ロナ!」
そういうと、俺はロナの身体越しに玉座に短剣を突き刺した。
その瞬間周囲にあふれ出た魔力が一気に俺たちに向けて収束する。
……これが封印の術式だと、周囲も気が付いたのだろう。
「シイル……! シイル!」
「まさか……最初からそのつもりで!?」
この戦いは、俺がロナとともに異空間に封印されることによって終わりとする。
……この作戦を知っていたのは、ニルバナを除くと陛下だけだ。
マルティナは勿論、セドナにすらこの話は伝えていない。……伝えたら、どうせ『自分が身代わりになる』というに決まっているからだ。
そして最期に、俺は空を仰ぎ『この世界』そのものに向かって言葉を遺す。
皮肉なことに、俺の心はこの上なく晴れ晴れしい気持ちだった。
「それじゃ、さよならだ! ……ありがとな、異世界! ありがとな、ファンタジー! 昔から……いや、今もこれからもずっと……俺は大好きだ!」
……そして、俺たちを包んでいた光が歪み始め、そして玉座が異空間のゲートへと変わった。凄まじい暴風が周囲に吹き荒れ、部屋にある全てを飲みこもうとする。
「きゃあ!」
「下がってください、みんな!」
俺は視界が光に包まれるその最後の瞬間に、そうニルバナが叫ぶ声と障壁を張る音が聞こえた。
……それでいい。
これで、巻き込まれるのは俺だけで済む。
そう思うとともに、俺の視界は真っ暗な闇の中に閉ざされる。
(これで……戦いは終わりだ……長かったな……)
……そして俺と魔王ロナは、異空間に飲みこまれて封印された。
ディラックが作ってくれた一瞬の隙をついてマルティナは剣を彼女の急所に向けて突く。
……だが。
「無駄よ……! マルティナ、あんたには私は倒せないわ!」
やはりマルティナはレベル1だ。その剣は彼女の急所を貫くことも出来ない。
ロナはそう叫ぶと、重い蹴りをマルティナに叩き込む。
「ぐは……!」
マルティナは吹き飛んだ先で、セドナに受け止められ、蘇生薬をかけられる。
「マルティナ……生き返ったか?」
「はあ、はあ……うん……」
一撃で即死するような蹴りを受けたマルティナは、凄まじい痛みが走ったはずだろう。
……だが、彼女は『いつもの笑み』をロナに向けた。
「フヒ……いいじゃん、その蹴り……! けど、あたしはまだ倒れないよ! 『ドM』のあたしはさあ! こんな一撃じゃ満足しないんだ! なんでかわかる?」
「……へえ、なんなの?」
その発言に、ロナがピクリと反応した。
「あんたなんかとは、背負ってるものが違うからだよ! シイルから愛を求めてばっかのあんたとは、違う! あたしは、シイルのためになら命だって投げ出せる! ……そんなあたしが、あんたになんかに……心が折られるわけがないから!」
決まった、マルティナの挑発(タウント)だ。
「ふうん……言うじゃない、マルティナ……! なら……今度は魔法で八つ裂きにしてやるわよ!」
ロナは怒りに髪を逆立てながら、マルティナを睨みつけ、魔力を高める。
……だが、そのマルティナに気を取られる一瞬の隙が欲しかった。
(これで、今度こそ決着を付けよう、ロナ……!)
俺はそう思いながら、今の今まで温存していたアイテム『魔道コンデンサ』(第4章10節参照)を取り出した。
「はああああ……! 俺に残ったMP……こいつも全部くれてやる……!」
そして、俺自身に残っている全ての魔力を注ぎ込んだあと、装置を起動した。
……これには、俺がここに来るまでの間に、ずっとため込んでいた魔法の力が詰まっている。
「ロナ! 懐かしい技を見せてやる!」
「え……?」
ため込んだ魔法の名前は、俺が『現代日本』でゲームをやっていた時に、多くのゲームで出てきた魔法。
どこで最初にこの魔法を知ったかは皆知らないのに、なぜか皆知っている魔法。
基本にして、原点。
最高にして最古。
『この魔法』は数多のゲームで垣根を超えて伝わる『共通言語』あり、『この魔法』の知名度はゲーム……否、人類が存在する限り、永遠にトップであり続ける。
この美しいファンタジーの世界で最後に放つのに、これよりふさわしい魔法は他にない。
……その魔法の名は……
「この魔法で全てを終わらせる! 『ファイヤーボール』!」
そう叫ぶとともに、魔道コンデンサがはじけ飛び、そしてその中から凄まじい大きさの青白い火炎が現れた。
……通常なら、近くにいるだけで俺たちも消し炭になる威力だが、周囲への熱波は魔法で制御される。
そして、その火球はロナに向けて飛んでいく。
……だが、魔王の膂力はまだ健在だった。
「甘いわ、シイル! こんなもの……マルティナが食らえばいい!」
それを間一髪で避けたロナ。
そして火球は射線上にいるマルティナに向かって一直線に向かってくる。
……だが俺は、そこまでは計算の上だ。
「甘いのは……どっちかな? ロナ……」
そういうとマルティナは笑みを浮かべて懐からアイテムを取り出す。
「な……え!? まさか、それは!」
そのアイテムは、以前リア・ヴァニアとの戦いでも使った『白竜の逆鱗』。
使うと、魔法攻撃を一度だけ跳ね返すことができる。
「しま……!」
「終わりだよ、ロナ!」
そういうとマルティナが掲げた『白竜の逆鱗』は、俺の火球を跳ね返す。
……そして、今度こそこの火球は魔王ロナの背中に直撃した。
「ああああああああ!」
流石のロナも、この一撃には耐えられなかったのだろう。
ふらりと身体を大きくかしがせる。
「こんな……私は……!」
……そこに、マルティナの手足を拘束する魔法が飛んできた。
「さあ、シイルさん! 今です!」
「ニルバナ……あんた、裏切ったの!?」
そういうとともに、玉座の陰からニルバナが姿を現した。
彼は不敵な笑みを浮かべながらロナに呟く。
「違います、ロナ様……。あなたとの約束を守るためです……! シイルさん、弱ってる今なら、その武器が使えます! さあ!」
「ああ!」
そして俺は、以前ニルバナから受け取った短剣『永遠の解脱』を取り出して、マルティナの腹に突き刺す。
「が……ああああああ!」
その短剣は彼女の身体に刺さると強い光を放ちながら、彼女の魔力を取り込み、俺たちの周囲を取り囲んだ。
(……これで終わりにする!)
そう思いながら、俺は渾身の力を込め、ロナに短剣を深々と突き刺したまま玉座に向けて突進する。
……ありがとう、みんな。
そう思いながら、俺は周囲にいる全員に対して遺言を叫ぶ。
「ディラック! 最後の戦いでは本当にありがとな! やっぱりお前は、勇者の証を持つのにふさわしい奴だったな!」
「シイル君……何をする気だい!?」
「テイラー! 陛下は素晴らしいお方だ! これからも、一緒に国を盛り立ててやってくれ!」
「おい、待て! 死ぬ気か!?」
「ニルバナ! お前のことは大嫌いだったけどな! 人類のために尽くすって言葉……絶対に忘れんじゃねえぞ!」
「フフフ……勿論です。私は人類を愛してますので」
玉座まであと少しだ。
俺は、今まで苦楽を共にした仲間のほうを見やった。
……ああ、もうちょっとだけ、あいつらと冒険がしたかったな。けど、俺にとってはそれよりもロナのほうが大事だったんだ。
「セドナ! お前の格闘技には助けられた! これからも変わらないで、人間の味方でいてくれよな!」
「……んなこた、当たり前だろ!」
「マルティナ! ……本当にごめんな! ……もう、一緒に居れないけど……1回目の冒険も……低レベル縛りでやった『二度目の冒険』も、本当に楽しかった! この世界にこれて……お前の居る世界に転移して、よかったよ!」
「シイル……あたしは『シイルのもの』なんだよ……! だから、一緒に!」
そして玉座は目前に迫る。
……ニルバナの話によると、この短剣を使ってロナを玉座に縫い付けろとのことだった。
それが終われば、術式が完成する。
俺は目の前で苦痛に顔を歪ませるロナを思いっきり抱きしめた。
「……ふえ……?」
……ハハ。
こんな時に出す声は、昔の妹だった時のままなんだな。
「ロナ! お前の罪も苦しみも全部、俺が背負わせてくれ!」
「シイル……どういう……こと?」
「すぐにわかるさ……! これからは、永遠に一緒だ! それでも俺は……お前を永遠に大好きだ、ロナ!」
そういうと、俺はロナの身体越しに玉座に短剣を突き刺した。
その瞬間周囲にあふれ出た魔力が一気に俺たちに向けて収束する。
……これが封印の術式だと、周囲も気が付いたのだろう。
「シイル……! シイル!」
「まさか……最初からそのつもりで!?」
この戦いは、俺がロナとともに異空間に封印されることによって終わりとする。
……この作戦を知っていたのは、ニルバナを除くと陛下だけだ。
マルティナは勿論、セドナにすらこの話は伝えていない。……伝えたら、どうせ『自分が身代わりになる』というに決まっているからだ。
そして最期に、俺は空を仰ぎ『この世界』そのものに向かって言葉を遺す。
皮肉なことに、俺の心はこの上なく晴れ晴れしい気持ちだった。
「それじゃ、さよならだ! ……ありがとな、異世界! ありがとな、ファンタジー! 昔から……いや、今もこれからもずっと……俺は大好きだ!」
……そして、俺たちを包んでいた光が歪み始め、そして玉座が異空間のゲートへと変わった。凄まじい暴風が周囲に吹き荒れ、部屋にある全てを飲みこもうとする。
「きゃあ!」
「下がってください、みんな!」
俺は視界が光に包まれるその最後の瞬間に、そうニルバナが叫ぶ声と障壁を張る音が聞こえた。
……それでいい。
これで、巻き込まれるのは俺だけで済む。
そう思うとともに、俺の視界は真っ暗な闇の中に閉ざされる。
(これで……戦いは終わりだ……長かったな……)
……そして俺と魔王ロナは、異空間に飲みこまれて封印された。
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