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第244話 悪魔の巣窟
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~461さん~
東京パンデモニウムの中は、異世界そのものと言っていい様相だった。視線のはるか向こう、崖の先に見える東京タワーと融合した神殿……そこへ続くように半壊した要塞のような物が複数建っている。その近くを通ると、人型の黒い影のようなモンスターが襲いかかって来た。
「ヤツらは深淵を歩く者じゃ。首を狙え」
「……了解」
スージニアが手をかざすと、狼達が深淵を歩く者達の首を食い散らしながら走り抜ける。朽ちた要塞から離れると、追って来ていたモンスター達は立ち止まり、ジッとこちらを見つめるだけになった。
先行するシィーリアが指示を出して狼達が軌道を変える。前方には複数のペラゴルニスが空を飛んでいた。俺が代々木で倒したボス……ここだと通常のモンスターのように群れを成してるみたいだな。
狼達がペラゴルニスの死角を縫うように走り抜ける。ペラゴルニスの群れを突破した時、息を止めていたタルパがふぅと息を吐いた。
「ボスクラスがあんなにいるなんて……」
「ラストダンジョンでは良くある事だ」
タルパが不思議そうに首を傾げる。
「ラストダンジョンってなんですか?」
あ、ついアイルに言うみたいにゲームの話しちまった。いつもならアイルがツッコミ入れてくるから、こんな普通に返されると変な感じだ。
アイル……。
いつものアイルの笑っている顔が浮かぶ。今、アイルはどんな顔をしてるんだろうか?
ジークの話じゃアイルは親父さんの事で相当ショックを受けたみたいだ。無理もないだろうな。ずっと探し続けた結果がこれなんてよ。
……でもなアイル。お前がやって来たことは無駄じゃないぜ? お前が天王洲アイルでいてくれたから俺やリレイラさんはお前に会えた。だから……。
「461さん? どうしました?」
タルパの声で我に返る。……ダメだ。何を物思いに耽ってんだよオレは。今は先の事だけ考えろ。
前方へ目を向ける。スージニアは狼の操作に集中しているようだ。敵も少ない。タルパに話すなら今か。
「タルパ、九条と遭遇した時の事を話しておきたい」
「はい」
タルパがコクリと頷く。向こうもその話がしたかったみたいだな。
「ジークに聞いたな? 九条の能力は並のスキルを超えている。俺も普通の攻略じゃ突破できないと考えている。だから正攻法かつ特殊な手段を取る。人間相手には普通使えない戦法を」
「正攻法で……特殊?」
話そうとした瞬間、スージニアが警戒するように周囲を見渡した。もしかしたら俺達が話しているのにも気付いているかもしれない。俺は、攻略法を伏せ、声を潜めた。
「まぁ、アレだ。タルパに頼みたい事は2つ。1つは俺が何をしても信じて欲しい。俺は必ずシンも助けるつもりだ。もう1つは……スージニアを足止めして欲しい」
「足止め、ですか?」
「そう、俺と九条の戦いを見れば必ずスージニアは敵に回るだろう。九条を命懸けで逃したアイツが、九条が倒されるのをただ見ているとは思えないからな。だからそれを止めて欲しい。タルパならできるはずだ」
「私なら……」
タルパは手をギュッと握りしめ、少し潤ませた瞳で俺を見た。
「やります。シン君を助けるためなら、やってみせます」
覚悟を決めている顔。海ほたるの時から変わったなタルパは。シン、お前の相方はスゲェヤツだぜ。
その時、シィーリアが声を張り上げた。
「前方に巨人型モンスターがおるのじゃ!!」
前方には再び砦が現れ、その前に15メートルほどの巨人型モンスターが立ちはだかっていた。1つ目に巨大な鉄剣、各所に装備された装甲。サイクロプスタイプか。
シィーリア達の狼が並走してくる。
「あの赤茶けた肌の色……巨人アーゲスじゃ。タルパ達の魔力は温存したい。妾とヨロイでやる。良いかの?」
「ああ。ヤツに特殊な技はあるか?」
「ヤツは雷の斬撃を放つ。その威力はドラゴンのブレス以上じゃ。剣のタメに注意しろ」
タメ……大技って事か。なら対処も可能だな。
「作戦は?」
「妾が飛び込む。ヨロイは目を狙え。ヤツは目を潰さぬ限り死なん」
「シンプルだな。いいぜ」
コクリと頷くシィーリア。フォローはしばらくしてなかったからな。シィーリアの動きへ合わせることに集中するか。
「グルアアアアアアアア!!!」
巨人アーゲスがその手の剣を振り上げる。
「散って」
スージニアが呟いた瞬間、二体の狼は散開した。連続で放たれる巨人の斬撃。それを狼達が大地を駆け抜けながら躱していく。狼達の動き、俺に襲いかかって来た時とは機敏さが全く違う。回避に専念するとここまで速く動けるのか。走り抜ける狼達は、あっという間に巨人へと近付いた。
シィーリア達が先行する。シィーリアは、狼の上に立ち上がると空中へ跳躍した。
「グルオオオオ!!!」
アーゲスが剣を真横に薙ぎ払う。シィーリアに直撃する角度。タルパがあっと声を上げた瞬間、彼女が消えた。手ごたえが無かったのか、巨人アーゲスは不思議そうにシィーリアのいた場所を見回した。
「あ、アレ!? シィーリアさんは?」
「剣だ」
アーゲスの鉄剣を指す。タルパが視線を向けた時、シィーリアが剣を踏み台にアーゲスの腹部へ突撃する所だった。
空中で身を翻しアーゲスの腹部に蹴りを放つシィーリア。彼女は空中でクルリと回転すると大地へ着地した。
「ガッ!? グア?」
アーゲスが驚いたように腹を確かめる。しかしダメージを受けていないのか、アーゲスはいやらしい笑みを浮かべてシィーリアへと手を伸ばした。
「螺旋撃」
シィーリアが呟いた聞いた事も無い技名。それが聞こえた直撃、一つ目の巨人に螺旋状の風穴が開いた。
「ゴギャアアアアァッ!?」
悶え苦しむ巨人。しかし風穴が空いてなお動けるのか、巨人は巨大な剣を振り被った。
フォローするならこの辺りか。
「タルパ、狼は任せる」
「ヨロイさんはどうするんですか!?」
「新武器の試運転には丁度いいさ」
腰の武器ホルダーからクロウダガーを引き抜く。人差し指を中心に回転させると、風の刃を帯びる。高速回転したクロウダガーを構えて、狼の上に立ち上がった。
「行くぜシィーリア!!」
俺は、シィーリアと同じように狼を蹴って空中へ飛び出した。
空中で狙いを定める。ヤツは砦を背にしている。ここの位置なら反射も狙えるな。
クロウダガーを投擲する。縦に回転したダガーがアーゲスの顔面へと真っ直ぐに飛んでいく。ヤツの頭が左へピクリと反応したのを見計らい、ヤツの左側頭部へブレイジアナイフを投擲する。
巨人アーゲスがクロウダガーを避けようと左に首を傾ける。その瞬間、俺が投擲したブレイジアナイフがヤツの眼球に突き刺さった。
「グオアッ!?」
頭を振るうアーゲス。着地と同時にローリングし、アスカルオを引き抜く。
近くの足場に向かって全力で走っていると、ヤツが大剣を振り被った。あの方向……狙いはシィーリアか。
ヤツの後方に目を向ける。砦の外壁に反射したクロウダガーがギラリと鈍い光を放った。
反射したクロウダガーは鞘に引き寄せられる。アイツがシィーリアを狙うなら、その狙いを外すだけだ。
そう考えた時、ヤツの眼球に突き刺さったブレイジアナイフが炎を吹き出した。
「グギャアアアアアア!?」
眼球が燃え盛り、苦しみの声を上げるアーゲス。だが、目を潰すには浅かったみたいだ。ヤツは目を何度も瞬きさせながら周囲を見渡した。ヤツの頬を反射したクロウダガーが掠め、俺の元へと戻って来る。
大きな眼をギョロリと動かし、アーゲスがクロウダガーを眼で追う。そして、クロウダガーが俺の所へ戻って来たことで、ヤツは俺の存在に気付いた。
「グルアアアアアアアア!!!」
ヤツの大剣から雷を帯びた斬撃が放たれる。俺は足場を使って飛び上がり、アスカルオを振りかぶった。
「うおおおおおお!!!」
アスカルオの持つ「魔喰い」の効果が発動し、斬撃がアスカルオに喰らい尽くされる。そのまま、アスカルオを一閃。雷の斬撃を弾き返した。
「グオォ!?」
攻撃が跳ね返った事に驚いたアーゲスが両腕で顔を庇う。
「そのまま喰らっておれ!!」
シィーリアがヤツの脇腹に蹴りを叩き込む。反射的に腕を下ろしたアーゲスの眼球に、雷の斬撃が直撃した。
「グギャアアアアアア!!?」
断末魔の叫びを上げながら、一つ目の巨人は大地へと倒れ込み、レベルポイントの光を溢れさせた。
スマホから流れたアナウンスは5000pt。シィーリアの体にも吸い込まれたのが見える。合計1万か。タルパのいう通り、ここはボスクラスがゴロゴロいるとんでもねえダンジョンだな。
「先を急ぐのじゃ」
平気な顔をして狼に乗るシィーリア。魔族ってのがとんでもねぇ力を持ってるのがハッキリ分かったな。イシャルナも相当な強さだろう。
……ん?
「人間じゃない……鎧の悪魔……」
なぜかスージニアは俺を見てガタガタと震えていた。
東京パンデモニウムの中は、異世界そのものと言っていい様相だった。視線のはるか向こう、崖の先に見える東京タワーと融合した神殿……そこへ続くように半壊した要塞のような物が複数建っている。その近くを通ると、人型の黒い影のようなモンスターが襲いかかって来た。
「ヤツらは深淵を歩く者じゃ。首を狙え」
「……了解」
スージニアが手をかざすと、狼達が深淵を歩く者達の首を食い散らしながら走り抜ける。朽ちた要塞から離れると、追って来ていたモンスター達は立ち止まり、ジッとこちらを見つめるだけになった。
先行するシィーリアが指示を出して狼達が軌道を変える。前方には複数のペラゴルニスが空を飛んでいた。俺が代々木で倒したボス……ここだと通常のモンスターのように群れを成してるみたいだな。
狼達がペラゴルニスの死角を縫うように走り抜ける。ペラゴルニスの群れを突破した時、息を止めていたタルパがふぅと息を吐いた。
「ボスクラスがあんなにいるなんて……」
「ラストダンジョンでは良くある事だ」
タルパが不思議そうに首を傾げる。
「ラストダンジョンってなんですか?」
あ、ついアイルに言うみたいにゲームの話しちまった。いつもならアイルがツッコミ入れてくるから、こんな普通に返されると変な感じだ。
アイル……。
いつものアイルの笑っている顔が浮かぶ。今、アイルはどんな顔をしてるんだろうか?
ジークの話じゃアイルは親父さんの事で相当ショックを受けたみたいだ。無理もないだろうな。ずっと探し続けた結果がこれなんてよ。
……でもなアイル。お前がやって来たことは無駄じゃないぜ? お前が天王洲アイルでいてくれたから俺やリレイラさんはお前に会えた。だから……。
「461さん? どうしました?」
タルパの声で我に返る。……ダメだ。何を物思いに耽ってんだよオレは。今は先の事だけ考えろ。
前方へ目を向ける。スージニアは狼の操作に集中しているようだ。敵も少ない。タルパに話すなら今か。
「タルパ、九条と遭遇した時の事を話しておきたい」
「はい」
タルパがコクリと頷く。向こうもその話がしたかったみたいだな。
「ジークに聞いたな? 九条の能力は並のスキルを超えている。俺も普通の攻略じゃ突破できないと考えている。だから正攻法かつ特殊な手段を取る。人間相手には普通使えない戦法を」
「正攻法で……特殊?」
話そうとした瞬間、スージニアが警戒するように周囲を見渡した。もしかしたら俺達が話しているのにも気付いているかもしれない。俺は、攻略法を伏せ、声を潜めた。
「まぁ、アレだ。タルパに頼みたい事は2つ。1つは俺が何をしても信じて欲しい。俺は必ずシンも助けるつもりだ。もう1つは……スージニアを足止めして欲しい」
「足止め、ですか?」
「そう、俺と九条の戦いを見れば必ずスージニアは敵に回るだろう。九条を命懸けで逃したアイツが、九条が倒されるのをただ見ているとは思えないからな。だからそれを止めて欲しい。タルパならできるはずだ」
「私なら……」
タルパは手をギュッと握りしめ、少し潤ませた瞳で俺を見た。
「やります。シン君を助けるためなら、やってみせます」
覚悟を決めている顔。海ほたるの時から変わったなタルパは。シン、お前の相方はスゲェヤツだぜ。
その時、シィーリアが声を張り上げた。
「前方に巨人型モンスターがおるのじゃ!!」
前方には再び砦が現れ、その前に15メートルほどの巨人型モンスターが立ちはだかっていた。1つ目に巨大な鉄剣、各所に装備された装甲。サイクロプスタイプか。
シィーリア達の狼が並走してくる。
「あの赤茶けた肌の色……巨人アーゲスじゃ。タルパ達の魔力は温存したい。妾とヨロイでやる。良いかの?」
「ああ。ヤツに特殊な技はあるか?」
「ヤツは雷の斬撃を放つ。その威力はドラゴンのブレス以上じゃ。剣のタメに注意しろ」
タメ……大技って事か。なら対処も可能だな。
「作戦は?」
「妾が飛び込む。ヨロイは目を狙え。ヤツは目を潰さぬ限り死なん」
「シンプルだな。いいぜ」
コクリと頷くシィーリア。フォローはしばらくしてなかったからな。シィーリアの動きへ合わせることに集中するか。
「グルアアアアアアアア!!!」
巨人アーゲスがその手の剣を振り上げる。
「散って」
スージニアが呟いた瞬間、二体の狼は散開した。連続で放たれる巨人の斬撃。それを狼達が大地を駆け抜けながら躱していく。狼達の動き、俺に襲いかかって来た時とは機敏さが全く違う。回避に専念するとここまで速く動けるのか。走り抜ける狼達は、あっという間に巨人へと近付いた。
シィーリア達が先行する。シィーリアは、狼の上に立ち上がると空中へ跳躍した。
「グルオオオオ!!!」
アーゲスが剣を真横に薙ぎ払う。シィーリアに直撃する角度。タルパがあっと声を上げた瞬間、彼女が消えた。手ごたえが無かったのか、巨人アーゲスは不思議そうにシィーリアのいた場所を見回した。
「あ、アレ!? シィーリアさんは?」
「剣だ」
アーゲスの鉄剣を指す。タルパが視線を向けた時、シィーリアが剣を踏み台にアーゲスの腹部へ突撃する所だった。
空中で身を翻しアーゲスの腹部に蹴りを放つシィーリア。彼女は空中でクルリと回転すると大地へ着地した。
「ガッ!? グア?」
アーゲスが驚いたように腹を確かめる。しかしダメージを受けていないのか、アーゲスはいやらしい笑みを浮かべてシィーリアへと手を伸ばした。
「螺旋撃」
シィーリアが呟いた聞いた事も無い技名。それが聞こえた直撃、一つ目の巨人に螺旋状の風穴が開いた。
「ゴギャアアアアァッ!?」
悶え苦しむ巨人。しかし風穴が空いてなお動けるのか、巨人は巨大な剣を振り被った。
フォローするならこの辺りか。
「タルパ、狼は任せる」
「ヨロイさんはどうするんですか!?」
「新武器の試運転には丁度いいさ」
腰の武器ホルダーからクロウダガーを引き抜く。人差し指を中心に回転させると、風の刃を帯びる。高速回転したクロウダガーを構えて、狼の上に立ち上がった。
「行くぜシィーリア!!」
俺は、シィーリアと同じように狼を蹴って空中へ飛び出した。
空中で狙いを定める。ヤツは砦を背にしている。ここの位置なら反射も狙えるな。
クロウダガーを投擲する。縦に回転したダガーがアーゲスの顔面へと真っ直ぐに飛んでいく。ヤツの頭が左へピクリと反応したのを見計らい、ヤツの左側頭部へブレイジアナイフを投擲する。
巨人アーゲスがクロウダガーを避けようと左に首を傾ける。その瞬間、俺が投擲したブレイジアナイフがヤツの眼球に突き刺さった。
「グオアッ!?」
頭を振るうアーゲス。着地と同時にローリングし、アスカルオを引き抜く。
近くの足場に向かって全力で走っていると、ヤツが大剣を振り被った。あの方向……狙いはシィーリアか。
ヤツの後方に目を向ける。砦の外壁に反射したクロウダガーがギラリと鈍い光を放った。
反射したクロウダガーは鞘に引き寄せられる。アイツがシィーリアを狙うなら、その狙いを外すだけだ。
そう考えた時、ヤツの眼球に突き刺さったブレイジアナイフが炎を吹き出した。
「グギャアアアアアア!?」
眼球が燃え盛り、苦しみの声を上げるアーゲス。だが、目を潰すには浅かったみたいだ。ヤツは目を何度も瞬きさせながら周囲を見渡した。ヤツの頬を反射したクロウダガーが掠め、俺の元へと戻って来る。
大きな眼をギョロリと動かし、アーゲスがクロウダガーを眼で追う。そして、クロウダガーが俺の所へ戻って来たことで、ヤツは俺の存在に気付いた。
「グルアアアアアアアア!!!」
ヤツの大剣から雷を帯びた斬撃が放たれる。俺は足場を使って飛び上がり、アスカルオを振りかぶった。
「うおおおおおお!!!」
アスカルオの持つ「魔喰い」の効果が発動し、斬撃がアスカルオに喰らい尽くされる。そのまま、アスカルオを一閃。雷の斬撃を弾き返した。
「グオォ!?」
攻撃が跳ね返った事に驚いたアーゲスが両腕で顔を庇う。
「そのまま喰らっておれ!!」
シィーリアがヤツの脇腹に蹴りを叩き込む。反射的に腕を下ろしたアーゲスの眼球に、雷の斬撃が直撃した。
「グギャアアアアアア!!?」
断末魔の叫びを上げながら、一つ目の巨人は大地へと倒れ込み、レベルポイントの光を溢れさせた。
スマホから流れたアナウンスは5000pt。シィーリアの体にも吸い込まれたのが見える。合計1万か。タルパのいう通り、ここはボスクラスがゴロゴロいるとんでもねえダンジョンだな。
「先を急ぐのじゃ」
平気な顔をして狼に乗るシィーリア。魔族ってのがとんでもねぇ力を持ってるのがハッキリ分かったな。イシャルナも相当な強さだろう。
……ん?
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