逢魔刻に氷菓を手折り

茉莉花 香乃

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東雲

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乳首を楽しくレロレロしながら、親彬の重い足を片方引き上げて、立膝にする。お手本では屹立の根元にキスをしていたけれど、男の本能をわざわざ呼び覚ますことはしない。

親彬は尊の手と舌でいい感じに惚けていて…と尊は思っている…、一気に核心に触れたかった。側に置いておいた陶器の小瓶を手に取り、露わになった秘部に中身をタラリと垂らす。

「はっ…」

冷たかったのか、いよいよと思ったのか筋肉が震えるのがわかった。

ちか、力抜いてね」

襞を丁寧に撫でてゆく。強い力で押し返されるように足が揺れると、尊にはどうしようない。でも、親彬は諦めたように、おとなしくなった。

指が挿入ると、昨日のことを思い出し、尊のそこもモゾモゾする。どうやら、スルよりも、サレル方が好きだと自覚した。でも、今は最後までヤリ切らなければ!親彬の身体だと思うと頑張れる。辛くないように、シテあげたい。

指を増やすと「はっ、はっ」とまるでマラソンでも走っていそうな声が聞こえる。ここはもっと可愛く啼いて欲しいけれど、それを親彬に求めるのは無理だろう。諦めるしかない。

萎えている親彬の屹立も触ってあげたいけれど、尊には余裕がなかった。尊が一番感じた場所をどうにか探し、そこを重点的に可愛がると、親彬の屹立はムクムクと強度を増して先走りで濡れてきて安心した。指三本がバラバラと動くようになり、そろそろ良いかと指を抜いた。

「はぅ…」

少々情けない声を出して、親彬が脱力した。心配していた息子はしっかり元気になっていて、胸をなでおろす。香油を秘部と屹立に塗り、もう少し強度が欲しくて二、三度自分で擦っておく。先端をあてがった。

「いくよ?」
「ああ…」

男らしい返事が聞こえ、ぐっと挿入る。親彬の苦しそうな顔が見えた。ここにきてようやく、少しだけ余裕ができて、親彬の屹立に触れた。

しかし、その手を払いのけられた。
誰に?
それは、親彬、本人だった。

『自分のことは自分でするから、お前はお前のしなければならないことをしろ』

目を見ると、そんなようなことを云われたのだと理解した。これでは本当に仕事をしているようだ。

(流石、経験値あるな~。抱かれてても、これだよ)

頷いて、奥を目指す。何とか全部を収めることができた。中はうごめいていて、挿入っているだけでも気持ち良い。でも、やっぱり動きたい。

「動くね?」
「ああ」

さっさとやってくれと云いたげな視線を感じ、早速望み通りにピストンを開始した。

呆気なかった。
三擦り半とはよく云ったものだ。

三度目の打ち付けと同時に親彬が達し、尊も連れていかれた。

「ひゃぁ…」

可愛いイキ声に親彬の雄が騒ぐ。

その後、体勢を入れ替えて、親彬に組み敷かれたのは云うまでもない。

(でも、でも!ぐっ…あはっ…祝!童貞卒業!福田くんと玉木くんに自慢しなくちゃ!相手が男だって云わないけどね!)
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