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第六章
6ー04
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彰君がいきなり抱き締めて、
「裕樹、航さんにそんな可愛い笑顔、見せないで」
「えっ、えっ」
びっくりして離れようとしたけど、彰君は離してくれなかった。
マスターがクスクス笑ってる。
「溺愛だな。あんまりすると嫌われるぞ」
「嫌うなんて!そんな事絶対にありません!」
勢い良く言うと、ガバッと体を離した彰君と、ニヤニヤ笑ってるマスターが居た。
言ってしまった事に恥ずかしさが込み上げて来て、両手で顔を覆って赤くなっているであろう顔を隠した。
「ホント、可愛いな」
「だから、あ~も~、航さん、出てって」
「降りて来いよ」
「分かった」
マスターが部屋から出て行った。
もう一度二人になって、
「僕も聞いて良い?」
「良いよ。何?」
「ここは?」
「ああ、航さんは叔父さんなんだ。親父の弟。この部屋は空いてるから俺の部屋にして貰ってる。たまにここで寝たりするけど、あまり使ってない」
「どうして叔父さんだって黙ってたの?」
「裕樹がエスポワールに来るの嫌がるとやだなって思って」
「えっ?」
「ほら、まるっきり俺のテリトリーだろ?そんな所来たくないかなって思って、航さんにもケイさんにも黙って貰ってた」
「初めてマスター見た時、彰君が大人になったらこんな感じかなって思った」
「なんか、それ複雑だ…」
「だって物凄くかっこ良かったから…エプロンは微妙だけどね」
彰君が僕を抱きしめる。
身体が少し離れてゆっくり顔が近ずく。
近ずくにつれてお互いの瞼を閉じる。
最初触れるだけの唇。
チュチュって何度も何度も唇や鼻、頬、額、顔中を彰君の唇が動く。もう一度唇に戻って来て舌でなぞられた。
薄く口を開けると、彰君の舌が入って来る。
ちょっとびっくりして舌を引っ込めようとしたけど、彰君の舌が僕の舌を探して動き回る。
あちこち舌で刺激されて、
「あっ」
変な声が出ちゃった。
「裕樹、航さんにそんな可愛い笑顔、見せないで」
「えっ、えっ」
びっくりして離れようとしたけど、彰君は離してくれなかった。
マスターがクスクス笑ってる。
「溺愛だな。あんまりすると嫌われるぞ」
「嫌うなんて!そんな事絶対にありません!」
勢い良く言うと、ガバッと体を離した彰君と、ニヤニヤ笑ってるマスターが居た。
言ってしまった事に恥ずかしさが込み上げて来て、両手で顔を覆って赤くなっているであろう顔を隠した。
「ホント、可愛いな」
「だから、あ~も~、航さん、出てって」
「降りて来いよ」
「分かった」
マスターが部屋から出て行った。
もう一度二人になって、
「僕も聞いて良い?」
「良いよ。何?」
「ここは?」
「ああ、航さんは叔父さんなんだ。親父の弟。この部屋は空いてるから俺の部屋にして貰ってる。たまにここで寝たりするけど、あまり使ってない」
「どうして叔父さんだって黙ってたの?」
「裕樹がエスポワールに来るの嫌がるとやだなって思って」
「えっ?」
「ほら、まるっきり俺のテリトリーだろ?そんな所来たくないかなって思って、航さんにもケイさんにも黙って貰ってた」
「初めてマスター見た時、彰君が大人になったらこんな感じかなって思った」
「なんか、それ複雑だ…」
「だって物凄くかっこ良かったから…エプロンは微妙だけどね」
彰君が僕を抱きしめる。
身体が少し離れてゆっくり顔が近ずく。
近ずくにつれてお互いの瞼を閉じる。
最初触れるだけの唇。
チュチュって何度も何度も唇や鼻、頬、額、顔中を彰君の唇が動く。もう一度唇に戻って来て舌でなぞられた。
薄く口を開けると、彰君の舌が入って来る。
ちょっとびっくりして舌を引っ込めようとしたけど、彰君の舌が僕の舌を探して動き回る。
あちこち舌で刺激されて、
「あっ」
変な声が出ちゃった。
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