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side和ー5
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「んっ…あっ起きたのか?大丈夫か?熱は…」
額や首筋を触る手が優しくて、こそばゆい。
「まだか、下がってないな。退院は取り敢えず、熱が下がらないと。おばさん出張でいないんだろう?」
「うん、でも一人で平気」
これ以上迷惑はかけられない。
母さんは一昨日から一週間の予定で出掛けて居ない。
「今日、帰るよ」
「ダメだ。お願いだ」
「翔悟さんは迷惑だろうし。俺は一人で大丈夫だよ」
「?…和、昨日のこと、覚えてる?あんなに素直だったのに…」
昨日、暴行された他に何かあったかな?考えていると翔悟さんが俺を抱きしめた。
「和、今も愛してる。ずっと忘れたことはないんだ。こんなに傷付いて…もう一度、オレの腕の中に戻ってきて」
懇願するように囁く。
「…えっ…でも、あの人は?」
「誰?」
「あの写真の。俺の家の側で一緒にいた人」
「ああ、永井か。あいつは、あの頃も今もただの友だちだよ」
「ホント?」
信じていいのかな?
「和は?昨日ここ来てた奴とは?その時も一緒だっただろ?」
正直になってあの時言えなかったことも、今の気持ちも言って良いのかな?
「翔…素直になって良いの?ホントのこと言って良いの?」
涙が目尻に溜まって今にも漏れ落ちそうになる。
「ああ、和の気持ち聞かせて」
「…将太さんには……付き合ってくれって言われた。俺は今も翔が忘れられなかったけど、忘れなくちゃって思ってたから…。翔、今も大好き。ずっと会いたかった。キスして欲しかった。抱きしめて、翔の腕に閉じ込めていて欲しかった。あの時も…ごめんね。ずっと謝りたかった。……本当は触って欲しかった。抱いて欲しかったんだ」
涙が頬を流れていく。
翔悟さんの唇がそっと涙を吸って、そのままキスしてくれた。
「ごめんな。オレが変な我慢なんかしなかったら良かったんだ。ずっと後悔してた。でも、あの頃和希は苦しそうだった。だからオレの気持ちを押し付けるのはいけないと思ったんだ。本当はずっと和に触りたかった。でも、壊してしまいそうで怖かった。せめてオレの気持ちだけでもきちんと伝えていれば和が悩むことも、離れることもなかったんだな」
嬉しい気持ちが心と身体を満たす。
額や首筋を触る手が優しくて、こそばゆい。
「まだか、下がってないな。退院は取り敢えず、熱が下がらないと。おばさん出張でいないんだろう?」
「うん、でも一人で平気」
これ以上迷惑はかけられない。
母さんは一昨日から一週間の予定で出掛けて居ない。
「今日、帰るよ」
「ダメだ。お願いだ」
「翔悟さんは迷惑だろうし。俺は一人で大丈夫だよ」
「?…和、昨日のこと、覚えてる?あんなに素直だったのに…」
昨日、暴行された他に何かあったかな?考えていると翔悟さんが俺を抱きしめた。
「和、今も愛してる。ずっと忘れたことはないんだ。こんなに傷付いて…もう一度、オレの腕の中に戻ってきて」
懇願するように囁く。
「…えっ…でも、あの人は?」
「誰?」
「あの写真の。俺の家の側で一緒にいた人」
「ああ、永井か。あいつは、あの頃も今もただの友だちだよ」
「ホント?」
信じていいのかな?
「和は?昨日ここ来てた奴とは?その時も一緒だっただろ?」
正直になってあの時言えなかったことも、今の気持ちも言って良いのかな?
「翔…素直になって良いの?ホントのこと言って良いの?」
涙が目尻に溜まって今にも漏れ落ちそうになる。
「ああ、和の気持ち聞かせて」
「…将太さんには……付き合ってくれって言われた。俺は今も翔が忘れられなかったけど、忘れなくちゃって思ってたから…。翔、今も大好き。ずっと会いたかった。キスして欲しかった。抱きしめて、翔の腕に閉じ込めていて欲しかった。あの時も…ごめんね。ずっと謝りたかった。……本当は触って欲しかった。抱いて欲しかったんだ」
涙が頬を流れていく。
翔悟さんの唇がそっと涙を吸って、そのままキスしてくれた。
「ごめんな。オレが変な我慢なんかしなかったら良かったんだ。ずっと後悔してた。でも、あの頃和希は苦しそうだった。だからオレの気持ちを押し付けるのはいけないと思ったんだ。本当はずっと和に触りたかった。でも、壊してしまいそうで怖かった。せめてオレの気持ちだけでもきちんと伝えていれば和が悩むことも、離れることもなかったんだな」
嬉しい気持ちが心と身体を満たす。
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