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everyday!!
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しおりを挟む「ああ、わりい……笑いに来たわけじゃねえんだよ」
そうだろうとも。ゼンブユイノセイ。
「何か俺たちに用ですか?」
「ああ、敬語いらねえから。ちょっと話してみたかったんだよなぁ、氷怜さん達のお気に入りに」
「え?」
1番手前茶髪くんがまとめ役なのかわからないがその言葉に全員がうんうん、と頷いた。彼等は階段に立っているので、下から見上げると圧巻だ。
だが俺たちは頷く訳にはいかなかった。優も頭の上にはてなが飛んでいる。
「まあ、唯は別として……お気に入り?俺らが?」
「先輩みんなに優しくない?」
2人で首を傾げるも茶髪くんは何言ってんだ!と力を入れた。
「もちろんあの人たちは優しいさ。でもそれは俺たちチームにしか向かない。あの人たちが普通に部外者連れてくる事が可笑しいんだよ」
「そう、なんだ……」
先輩達が優しくない、と言うイメージがつかない。壁は厚いが少しでも内に入る事で変わってくるのかもしれないし出会いが出会いだっただけに壁を作る暇もなかったのかも。
「あんまり深く考えた事なかったけど……ここの人達みんな好きだし、もちろんあんた達とも仲良くなりたいし、許されるなら遊びに来たいなって感じ!」
「うん、後夜祭も楽しみだから頑張って。暇になったら俺たちとも遊んでよ」
続いた優の言葉に茶髪くんたちが目を見開いたと思えばなんだか不燃焼な顔をした。
「唯斗ってやつもそうだけど……秋裕、優夜、お前らも力抜けるわ」
「そう言うのはゼンブユイノセイだから」
「は?」
ニッと笑った俺たちはなんだか面白くて笑ってしまった。だって本当に唯のせいだ。しかもみんなそのうち唯のせいって分かるはず。そう考えるとたまらなく面白い。
「何やってたんだお前ら……?」
今度は階段の下から式に声をかけられた。あまりの大勢に不自然に思ったのか様子を伺いに来たようだ。
「おー式おかえり!」
「世間話だよ」
にっこり笑った優にそうかよ変わらぬ態度でいうと今度は馬鹿にしたように唇の端を上げた。座っていた俺らの頭に手を置いて茶髪くんたちにこう言った。
「あんまりこいつらに構ってると馬鹿になるぞ」
「んな!」
怒り出そうとするも頭を抑えられて手をブンブンするだけになった。同じような身長なのにその力は歴然だ。
「いや、もう十分気が抜けたわ」
「まあ、また後で話そうぜ!」
「じゃあな!」
パラパラと話し出すと彼等は解散していく。本当には少し話したかったらしい。まだ頭に乗っている腕の隙間から式の顔を見上げれば何故か彼は怒っていた。
「どしたの?」
「いや、瑠衣さん達が……」
「ん?先輩戻ってきた?」
「見てたからお前らの事……いくらチームのやつだからってちょっとは警戒しろよ」
そんなことを言われてもこうして式もいるわけだし、彼等が威圧的なわけでもなかった。なんなら唯の話しかしてない。
「大勢いたからびっくりしたんじゃないの?それに唯の話してたから変なことにはならないよ」
「唯は魔除け効果あるからね」
Vサインの俺たちに式が大きなため息をつく。入れ替わりで優がまたあくびをした。ついに伝染したのか俺まであくびが出てきた。
「眠いなら寝てろよ今日も長いぞ」
「んー横になるとガチ寝しちゃう」
式の左側からチームの人と話す瑠衣先輩が見えた。
今日はショッキングピンクのパーカーを着ているからよく目立つ。いや着てなくても目立つんだけどさ。
そんな彼が暮刃先輩に肩を叩かれ、2人の視線が俺たちに向いた。
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