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ハナさん
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「ハナさん?」
「そう、ハナさんは…」
“がチャッ…”
恭平が部屋にはいってきた。
「奈々、ありがとう。あっちゃん、せっかくきてくれたんだけど、院長会議が入っちゃって…」
「あ、大丈夫です。じゃあ帰ります。」
「奈々さん、ありがとうございました。」
「あっちゃん、ちょっと待って。今日のお礼したいし。」
「いいです、別に。それに、恋人の役は奈々さんのほうが適役です。」
「いや、奈々は幼なじみだし、病院内で話が回ると奈々にも迷惑かけるし。」
「ていうか…そもそも結婚したくないなら、ハッキリとお父様にも婚約者の方にも誠意を持っていうべきです!失礼だと思います!」
敦子は言いたいことを言って部屋を出て行った。
敦子はキョロキョロ周りを見渡しながらエレベーターへ向かった。
一階のボタンを押したら恭平がエレベーターに向かってくるのが見えた。
敦子が閉めるボタンを押そうとした時
「すみません。」
入院服を着た女性がエレベーターに入ってきたため、開けるボタンを押した。
その間に恭平も追いつき、エレベーターの中に入ってくる。
「…」
「…」
二人きりではないので無言のままエレベーターで一階へおりる。
一階について、敦子は開くボタンを押し、患者さんを先に行かせた。
女性の患者さんが軽く会釈してエレベーターを出て、敦子もすぐ出た。
「…」
敦子は家に帰ろうと病院を出る。
恭平が後ろから歩いてくる気配は感じていたが、何も話しかけてこない。
病院を出ても話しかけずについてくる。
敦子は仕事は大丈夫なのかなと恭平の心配するようになった。
「あの…」
敦子が振り向くと恭平も立ち止まった。
白衣は脱いで脇に抱えていた。
「どうしてついてくるの?」
「家まで心配だから送ろうかなって…」
「仕事…大丈夫なの?」
「今昼休みだから。病院の携帯も持ってるし。心配してくれてるの?」
恭平の微笑みをみたら、言いたいことも言えなくなった。
敦子はまた恭平に背を向ける。
「あっちゃんの言う通りだと思った。」
「え?」
敦子は再度振り向き、恭平の顔を見る。
「俺は誤魔化すことばかり考えて、自分の気持ちを正直にいうことを諦めていた。納得してもらうまで伝えてみるよ、自分の気持ち。」
「うん…そうだよ!伝える相手は生きているんだから…」
「…うん。そうだね。」
相手に自分の想いをぶつける。
簡単で難しくて
憎んでいる父親に言いたいことはたくさんあった。
恭平にも自分の気持ちを伝えたい。
「そう、ハナさんは…」
“がチャッ…”
恭平が部屋にはいってきた。
「奈々、ありがとう。あっちゃん、せっかくきてくれたんだけど、院長会議が入っちゃって…」
「あ、大丈夫です。じゃあ帰ります。」
「奈々さん、ありがとうございました。」
「あっちゃん、ちょっと待って。今日のお礼したいし。」
「いいです、別に。それに、恋人の役は奈々さんのほうが適役です。」
「いや、奈々は幼なじみだし、病院内で話が回ると奈々にも迷惑かけるし。」
「ていうか…そもそも結婚したくないなら、ハッキリとお父様にも婚約者の方にも誠意を持っていうべきです!失礼だと思います!」
敦子は言いたいことを言って部屋を出て行った。
敦子はキョロキョロ周りを見渡しながらエレベーターへ向かった。
一階のボタンを押したら恭平がエレベーターに向かってくるのが見えた。
敦子が閉めるボタンを押そうとした時
「すみません。」
入院服を着た女性がエレベーターに入ってきたため、開けるボタンを押した。
その間に恭平も追いつき、エレベーターの中に入ってくる。
「…」
「…」
二人きりではないので無言のままエレベーターで一階へおりる。
一階について、敦子は開くボタンを押し、患者さんを先に行かせた。
女性の患者さんが軽く会釈してエレベーターを出て、敦子もすぐ出た。
「…」
敦子は家に帰ろうと病院を出る。
恭平が後ろから歩いてくる気配は感じていたが、何も話しかけてこない。
病院を出ても話しかけずについてくる。
敦子は仕事は大丈夫なのかなと恭平の心配するようになった。
「あの…」
敦子が振り向くと恭平も立ち止まった。
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「どうしてついてくるの?」
「家まで心配だから送ろうかなって…」
「仕事…大丈夫なの?」
「今昼休みだから。病院の携帯も持ってるし。心配してくれてるの?」
恭平の微笑みをみたら、言いたいことも言えなくなった。
敦子はまた恭平に背を向ける。
「あっちゃんの言う通りだと思った。」
「え?」
敦子は再度振り向き、恭平の顔を見る。
「俺は誤魔化すことばかり考えて、自分の気持ちを正直にいうことを諦めていた。納得してもらうまで伝えてみるよ、自分の気持ち。」
「うん…そうだよ!伝える相手は生きているんだから…」
「…うん。そうだね。」
相手に自分の想いをぶつける。
簡単で難しくて
憎んでいる父親に言いたいことはたくさんあった。
恭平にも自分の気持ちを伝えたい。
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