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愛がほしい
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会社に行くと社長室に通された
(社長だったんだ…知らなかった…)
「あぁ、ここまで来てもらって悪かったね。どうしても会社抜けれなくて…でも急いだほうがいいと思って。」
そういって渡されたのが茶色の封筒だった。
(もしかして、おろすお金…?)
中を見ると婚姻届だった…
「上野さん、これ…」
「子供ができたんだろ?それなら早く入籍したほうがいい。」
「そうですけど…」
(結婚ってもっと違うような…)
「私…シングルでもいいんです。ご迷惑おかけしませんから。」
「僕は子供がいなくても君と結婚したかったよ。」
「え…」
そう言われて胸がときめいたのに…どうしてこの男は残酷なんだろう
「僕は仕事柄奥さんも同伴のことが多いから、綺麗で会話のできる女性を探していたんだよ。君なら妻としてふさわしいと思って。」
「え…あの、好きとかそういうのはないんですか…?」
「君は夜の仕事はお金のためだったよね?僕はお金はあげるし、不自由はさせないよ。」
「そういう意味で仕事していたんだじゃ…」
「結婚しないなら子供はおろしてくれ。」
「そんな…」
お金じゃなくて
ただ愛がほしかったの
誰かに愛され、誰かを愛したかったの――
「ハナさん…」
偽名でもそうやって優しく微笑みかけてくれる彼に恋をした。
愛がほしくて――
やっぱり身体の関係がなくてもダメなことなの?
(社長だったんだ…知らなかった…)
「あぁ、ここまで来てもらって悪かったね。どうしても会社抜けれなくて…でも急いだほうがいいと思って。」
そういって渡されたのが茶色の封筒だった。
(もしかして、おろすお金…?)
中を見ると婚姻届だった…
「上野さん、これ…」
「子供ができたんだろ?それなら早く入籍したほうがいい。」
「そうですけど…」
(結婚ってもっと違うような…)
「私…シングルでもいいんです。ご迷惑おかけしませんから。」
「僕は子供がいなくても君と結婚したかったよ。」
「え…」
そう言われて胸がときめいたのに…どうしてこの男は残酷なんだろう
「僕は仕事柄奥さんも同伴のことが多いから、綺麗で会話のできる女性を探していたんだよ。君なら妻としてふさわしいと思って。」
「え…あの、好きとかそういうのはないんですか…?」
「君は夜の仕事はお金のためだったよね?僕はお金はあげるし、不自由はさせないよ。」
「そういう意味で仕事していたんだじゃ…」
「結婚しないなら子供はおろしてくれ。」
「そんな…」
お金じゃなくて
ただ愛がほしかったの
誰かに愛され、誰かを愛したかったの――
「ハナさん…」
偽名でもそうやって優しく微笑みかけてくれる彼に恋をした。
愛がほしくて――
やっぱり身体の関係がなくてもダメなことなの?
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