クロスな関係。

かのん

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電話越しで…

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「はい…」



「先生?未亜です。今…大丈夫ですか?」



「あぁ…どうした?」



「先生の声、聞きたくなって…」



「さっきまで一緒にいたじゃないか。」



そう、さっきまで一緒にいて
手を握って星空の下を一緒に歩いた。
ほんの一時間前まで一緒にいたのに……



前だって学校で別れれば次の日会えるまで
連絡先知らなかったからずっと声を聞くことはできなかったのに
何だか、以前よりもっと寂しい。



先生と距離が近くなったから
先生に触れていないと、先生の声を聞かないと
何だかどこか遠くに言っちゃいそうで怖い。



「これから毎日未亜から電話かかってきそうだな。」



「迷惑…ですよね。今日もこんな時間にごめんなさい。」



もう夜中に2時前だ。
非常識な時間とわかっていても電話してしまった自分に驚きが隠せない。



「いや…電話しようと思っていた。」



「本当ですか…?嬉しい。」



「なぁ、未亜…」



「はい、先生…」



「先生じゃなくなったんだから、違う呼び方したら?」



「え……」



「違う呼び方されたい。」



「あ…えっと……」



まさか先生が違う呼び方で呼ばれたいと思っていたなんて
これっぽっちも思ってなかった。
私と同じ気持ちだったんだ……



先生から好きだなんて言葉はいわれたことはなかったけど
先生と私が同じ気持ちっていうことがわかっただけで
私は幸せだった。



「玲人さん……恥ずかしいです///」



電話でよかった。
きっと顔を見ていったら真っ赤になって
玲人さんの顔なんて見れない。



「いいね…もう一回呼んで。」



「玲人さん……っ」



玲人さんの名前を呼んでいたら
玲人さんのことが愛おしくなって……
いつものように触ってほしくなって
体が火照ってきた。



「未亜、未亜は今どこにいるの?」



「今は…自分の部屋でベッドの上です。」



玲人さんの電話越しに聞こえる声は
吐息までしっかりと聞こえてきて
その声がセクシーで、胸とアソコが締め付けられる。



「服、着ているの?」



「パジャマ着ています。」



「ダメだよ。裸じゃなくちゃ…」



「え…?」



「脱いで。」



「いや、でも……」



電話越しなんだから嘘をつこうと思えばつけるのに
どうしても玲人さんの前では嘘をつきたくなくて
パジャマのボタンを一つずつはずして下着姿になった。



「下着姿じゃダメだよ。ちゃんと全部脱いで。」



自分の部屋で裸になるなんてことは今までなくて
いつもの自分の部屋なのに
何だか玲人さんに見られいる気がして恥ずかしい。



パチン……



ブラのホックを外して、肩紐を外して前かがみになって胸を隠す。
決して大きい胸ではないから…本当は玲人さんに見られるのいつも恥ずかしかった。



「礼人さん、私…」



「ダメだよ、ちゃんと下も脱がないと。」



「でも、私…っ……もう限界でっ…」



「いいよ、じゃあ上だけで。どうせ下も脱ぐことになるから。」



「え?」



「じゃあ触ってみてよ。」



「触るって…」



「いつも俺がやっているみたいに…」



「んっ……」




右手は携帯を耳元にあてて、左手でそっと自分の左胸を下からすくうように持ち上げてみた。
自分の手がひんやりと冷たくて、自分の手の冷たさに感じただけで、礼人さんが触って感じるのとは感覚が違う。




「未亜……」



さっきまで特に何も感じなかったのに、礼人さんに吐息まじりに名前を呼ばれるだけで体の中が疼く。




「どうやって触っているの?」



「…下から持ち上げるように…触ってます。」



「じゃあ、そのまま中指で乳首を優しく触って。」



「……ん…ふっ……んっ…」



返事をする代わりに自分の指を動かして、感じている声を聞いてもらいたくて恥ずかしかったけど一生懸命指を動かした。
中指の腹で軽く乳首をこすったり、押してみたり……
このじれったさが、どんどん子宮に熱が注がれる。



「いいよ、じゃあ今度は人差し指と中指で乳首挟んでみて。」



「あっ…!」



家にいることを忘れてしまうぐらい気持ちがよくて、抑えていた声が自然と出てしまった。



「いいよ、未亜…じゃあ次は下を触ってみて。」
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