【R18】堕ちた神父と血の接吻【完結済】

譚月遊生季

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外伝 ある悪魔祓いの秘め事

後編 心の声は欺けない※

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 ベッドに横たわると、テオドーロは手慣れた手つきでわたしの服を脱がせていく。

「あ、あんまり、見ないでちょうだい……」
「大丈夫だよ。君の魅力は片眼だけだし、そこだけ見ていれば痛い痛い痛い! 暴力反対!」

 余計な一言が多いから、耳を掴んで引っ張っておいた。
 本当に、ふざけんじゃないわよ。なんで「コレ」にちょっとでもときめいてしまったのかしら。

「さて……初めてってことは、慣らさないとだね」
「や、やっぱり……痛いの?」
「そりゃあね。お尻の穴に突っ込むわけだし」
「え……っ!? そこを使うの……!?」
「おや、知らなかったのかい?」

 考えてみれば、そうよね。わたしの肉体は悔しいけれど男性なわけだし、本来「挿れる場所」なんてあるはずがない。
 ……でも、ここまで来たなら仕方がない。いつか身体を丸ごと造り替える可能性だってあるんだから、お尻の痛みくらい、耐えてやろうじゃないの。

「い、いいわよ。ぶち込みなさい」

 体格もひょろひょろしているし、アレもそこまで大きくないはず。……そう、思いたい。

「まあまあ。先にちゃんと慣らすよ。綺麗にしないとだしね。……じゃあ、お願いできるかい? 愛しい人アモーレ

 テオドーロが声をかけると、彼の背後で真っ黒な空間が口を開けた。
 わたしが唖然としていると、真っ暗闇の中で「何か」が蠢き、うねうねと迫ってくる。

「『彼女』はシャイでね。普段は姿を見せたがらないんだけど……どうやら、君のことも気に入ったらしい」
「は??? えっ、何??? わたし、何をされるの???」
「大丈夫大丈夫。ちょっと触手を色んな穴に入れるのが好きなだけの、可愛い子だよ」
「触手???? ねぇ、ちょっと、どこから出てるのこれ???」
「ああ、この亜空間かい? これ自体は別の妻が作ってくれたんだけど、なかなかに便利だよ。上手く使えば、僕の姿も隠して移動できる。……ただ、そっちの妻は嫉妬深くてね。機嫌を損ねると使わせてくれなくなるんだよ。でも心優しくて頼み事には弱いから、君のソレに触手を絡めたいっていう『彼女』の気持ちを汲んでくれたのかな……」

 情報量が多すぎて理解が追いつかない。どういうことなの?

「僕も『彼女』も経験は豊富だ。安心して身を委ねるといい」
「……ッ、や……っ、あ……」

 にゅるりとした感触がわたしの下腹部を這い、大嫌いな「男」の部分に触れる。
 同時に肛門にもにゅるにゅるとした感触が触れ、ぞわりと鳥肌が立つ。

「怖いかい? でも、安心して。すぐに気持ちよくなるよ」

 優しげに耳元で囁き、テオドーロはわたしの胸に手を這わせる。細い指を肌の表面に滑らせ、わたしの感じる部分を探っていく。

「ひっ、や、そ、そこ……っ」

 突起を摘まれ、思わず声が上がってしまう。

「なるほど、開発しがいがある乳首だね」
「き、気持ち悪いこと、言わないで……あっ」

 テオドーロが乳首をいじっている間に、触手の主はわたしのペニスを上下に扱いて先端をつつく。いつの間にか後ろの方も拡げられていて、内側に粘液まみれの「何か」が入り込んでいるのがわかる。

「な、何、これ……」
「イイね。純情な反応だ。可愛いよ小鹿ちゃんバンビーナ
「だから……っ、気持ち悪いこと……ぁあっ!?」

 触手に「男」の部分を握りこまれ、思わず悲鳴を上げてしまう。その隙にテオドーロはわたしの唇を奪った。 

「んーっ、んーーーー!?」
「大きな声を出すと、周りにバレてしまうよ」

 唇を離し、テオドーロは言い聞かせるように伝えてくる。

「く……っ、う……ぅう……っ」

 確かに、こんなところを人に見られるわけにはいかない。必死で歯を食いしばり、声を押し殺す。

「……いっ!?」

 と、触手の動きが早くなり、『彼女』とやらが精液を搾り取るような動きを見せた。
 思わず腰が跳ね、視界が真っ白になる。

「ぁ、く……っ、んんんっ!」

 たまらず精を吐き出すと、腹の上に散ったものも含めて触手が綺麗に拭い去っていく。
 後ろに入っていた方もずるりと抜かれて、慣れない感触に身震いしてしまった。

「よし、挿れるから、力を抜いて」

 テオドーロがわたしの上に覆い被さり、ペニスを取り出す。
 思った通りそこまで巨根ではなくて、ほっと息をつく。これならわたしの方が大きいくらいだし、痛みはなさそう……

「く……ぅ……」

 それでも圧迫感が苦しくて、シーツを握り締めて耐える。
 お腹の中でテオドーロが動いている感覚も、なかなか慣れそうにない。……と、思っていたら。

「んんっ!?」

 ある一点に当たった途端、背筋に快感が走る。テオドーロはしれっと「ここか」と言い、同じ箇所を重点的に責め始めた。

「あっ、んんん、む……っ」
「声、頑張って抑えてね。難しかったら、またキスしてあげるから」

 こ、こいつ……慣れてる。どこをどう突けば感じるか、完全に理解してる動きだ。
 背筋をぞくぞくと快感が駆け抜ける。あんなに気持ち悪かったはずなのに、どんどん身体が火照って、思考が快楽に飲まれていく。

「……あぁ……イイね。片眼が見えると、やっぱり愛らしい」
「や……っ、う、うぅうっ!」

 わたしのナカに深々とペニスを突き立て、テオドーロは楽しげに笑う。

「悪くないだろう?」

 わたしの唇を啄み、耳元で囁く。
 ふっと息を吹きかけられ、腰が浮いた。

「ふ……っ、く、ぅううっ、んーーーーッ」

 達するわたしを見下ろし、テオドーロが満足げに笑ったのが見える。
 ……ああ、もう、最悪。油断していたわ。こいつ、思ったより上手いじゃない……。



 翌朝、痛む腰を押さえつつ起き上がると、テオドーロはケロッとした表情で「おはよう」と言ってきた。……さては絶倫なの……?

「今日も仕事だろう? ……まあ、僕としては少しでも失敗が増えてくれると嬉しいんだけど」

 ヘラヘラと笑いつつ、テオドーロは噛み傷だらけの肌を隠しもしない。……わたしが噛んだ記憶はないし、あの後わたしがトんでからも誰かとしてたってこと……? 嘘でしょ……?

「あんたねぇ……。……今回は実際に被害が出てるもの。そういう訳にはいかないわ」
「へぇ、そうなのかい?」
「売春婦が噛まれて怪我をしているらしいのよ。趣味が嗜虐的……ってだけの話なら良かったんだけど……どうやら祖父も吸血鬼として処刑されてるっぽくて」
「……なるほどね。危険分子と判断されてしまったわけだ」

 仕事の話は憂鬱だけど、悪魔祓いエクソシスト同士である以上、しない訳にはいかない。
 好きな仕事というわけではないけれど、それでも守らなければならない秩序がある以上、やれることをやるしかない。

「弟達にも知らせていなかったあたり、徹底して隠そうとしていたのね……売春婦ばかり被害に遭ってるのも納得だわ」
「ああ、そういえば会議で名前を聞いたかな。ギルベルト・ダールマン……だったかい? 有名な商人だろう?」

 テオドーロはふむ、と考えつつくだんの吸血鬼の名前を挙げる。
 ……寝ていることも多いくせに、大事な部分はちゃっかり耳に入れているのね。

「ええ。逆に言えば、有名だから隠れられなかったのね」
「……摘発の経緯に関しては……何かを隠している感じもしたけどね」
「隠している? 何のために?」
「さぁ? そこまでは分からない」

 ニヤリと意味深に笑い、テオドーロは肩を竦めた。
 案外頭も切れるし、食えない奴ね……。

「男も結構イケるって気付いたし、口説きに行こうかなぁ」
「…………狩られるのとどっちがマシなのかしらね。あと、わたしは女よ」
「おっと、そうだったね。ごめんよ、お嬢さんシニョリーナ
「その呼び方はその呼び方で気持ち悪いわ……」

 そう……わたしはいつも通り、仕事をするつもりだった。今までは同情する気持ちはすっぱり切り捨て、仕事は仕事として「異形」達を狩り、その後で祈りを捧げるのがわたしのやり方だった。
 テオドーロとうっかり深く関わり、彼の価値観に触れてしまったことが関係しているのか、わたし自身、自分の肉体と魂の乖離を強く自覚したことが関係しているのか……どちらが原因として強いのかは分からない。
 ……ともかく。事実として、わたしの心には迷いが生まれてしまっていた。



 ***



 心臓を撃ち抜かれ倒れ込んだ男は、呻きながらもまだ動いていた。
 吸血鬼は頑丈だし、何なら「一度死んだ」後こそが手強い。人間と死の概念が違う彼らは、死体に見えたとしても灰になるまで油断ができない生命体だ。

「……弟と妹も、もう一度徹底的に調べなければ」

 同業者の呟きは、至極当然のことだった。
 吸血鬼は同じ血筋からよく誕生する。兄弟で吸血鬼であることは、特に珍しくない。……まあ、兄弟の中で一人だけが吸血鬼であることも、別に珍しくはないのだけど。

「……済まない、コンラート……」

 ……と、手負いの吸血鬼……ギルベルトは口の端から血を零しながら、誰かの名を口にした。

「……弟の名前?」
「ええ、調査資料によると、ダールマン家の次子ですね。エルザスの教会で司祭をしていたそうですが……先日、死亡したそうです」

 司祭……という言葉に思わず反応してしまう。
 兄が吸血鬼なのに弟が聖職者って、皮肉な話ね。……いえ、必死に隠そうとしたのかもしれないけれど。

「弟が神父……」
「ほら、ハインリッヒ司教が襲撃された事件があったでしょう。あの時に……」
「ああ、あの事件……」

 聖職者達の間では有名な事件だ。
 ハインリッヒ司教は帝国主義に疑問を呈し、真っ向から歯向かった。……表向きは賊の襲撃となっているけれど、帝国の差し金である疑惑も浮上していて、教会と帝国の溝は更に深まりつつある。
 司教は襲撃当時、司祭時代に勤めていた教会にいたらしい。その場に居合わせた者はほとんど殺されたから、本当に帝国の仕業かどうか……真相は闇の中だ。

 ……で、巻き込まれた被害者の中にギルベルトの弟もいた……。同時期に次男と長男が立て続けに不幸に遭うなんて、悲しい偶然ね……。

「……頼む、弟だけは……助けてくれ……」

 攻撃してくる気配がないから、とどめを刺そうと近づき……瀕死の掠れ声を聞き取ってしまう。

「コンラートは……本当に、神を信じている。肉体がどうあれ……信心深さは、本物だ……」

 ……待って? その弟は、襲撃に巻き込まれて死んだはずじゃないの?
 一瞬の混乱が、仕事のため作り上げた仮面にヒビを入れた。

「頼む……」

 わたしも、彼と同じく長男だった。
 妹が目を潰されそうになった時、必死で両親に許しを乞うたことを覚えている。

 ──わたしが頑張りますから。悪魔祓いとして、立派に仕事をこなしますから。どうか、どうか……! お願いします……!!

 苦痛を知っていたからこそ、犠牲にしたくなかった。同じ道を歩んで欲しくなかった……。

「……必要であれば、この身を切り刻み、調べ尽くしてもいい……。……どうか、コンラートのことは……」
「…………まさか」

 テオドーロが「摘発の経緯」を疑っていたことを、思い返す。
 ギルベルトが吸血鬼であると判明した原因が弟のコンラートにあると考えれば、辻褄は合う。
 司祭階級が吸血鬼だったとなると、教会はどうにかして隠し通そうとするだろう。ただでさえ教会は権威が弱まっているうえ、下手をすれば司教襲撃事件についても不利な情報になりかねない。

「頼む……弟だけは……」
「……悪いけど……約束できない」
「……そうか……」

 懇願を蹴りはしたものの、その頭を撃ち抜くことは……わたしには、できなかった。

「ギルベルト兄さん、逃げて!!!」

 甲高い声に振り返ると、プラチナブロンドの若い娘がそこにいた。わたしの同業者に羽交い締めにされながらも、懸命にもがいている。

「嫌よ! コンラート兄さんに続いて、ギルベルト兄さんまで……!! そんなの嫌!!!」
「こ、こら、離れなさい! 彼は吸血鬼だぞ!」
「だから何よッ!!! 兄さん達は、素敵な人だわ!! エルンストだってそう言うに決まってる!! あんた達に何が分かるってのよ……!!」

 ……ああ、もう、嫌になるわ。
 普段なら「仕事だから」で割り切れたって言うのに。

「つ、連れて行きます! どうせ、調査は必要ですし……!」

 仲間の言葉には静かに頷き、わたしは再び、ギルベルトの頭に銃を突きつける。……撃ち抜くまでのためらいが、運命を分けた。

 カッと赤い目を見開き、ギルベルトはわたしを凝視した。「助けなければ」と……有り得ない感情が胸中に沸き上がる。
 能力ブーケを使われたと気付いた時には遅く、ギルベルトは脇をすり抜け、窓から飛び降りて逃走を図っていた。



 ***



「……で、どうなったんだい?」

 就寝前。
 テオドーロに仕事のことを聞かれ、大きくため息をついた。

「ギルベルト・ダールマンは帝国軍に見つかり、射殺された……って、聞かされたわ」
「うーん、まずいね。借りを作ってしまったか」
「ええ……こっぴどく叱られたし、知るべきじゃない情報も知っちゃったから……今度は厄介な仕事を回されそうね」

 実際、わたしのミスであることに間違いはないし、言い逃れはできない。
 わたしが情に流されず頭を撃ち抜けていたのなら、取り逃すこともなかったはずだし……。

「僕が慰めてあげようか?」

 頬に手を伸ばされたから、バシッと叩いておく。

「要らないわよ」

 手をさすりながら、テオドーロは「じゃあまたの機会に」と苦笑する。
 ……ああ、もう。満更でもなく感じてる自分が嫌になるわ。

「厄介な仕事だって言うなら、手伝ってあげてもいい」
「……それ、余計に面倒臭くなりそうね……」

 本音を言うと、予感はしていた。
 もう、わたしはかつてのスタンスに戻ることは出来ないんだって。
 自分の心に嘘をつき続けるのには、限界があるって……。

「しかし吸血鬼ヴァンピーロ兄弟か。惜しいな。美人なら、侍らせるのも悪くなかったかもしれない……あだっ」

 ブツブツとぼやくテオドーロの頭をシバき、ベッドに潜り込む。
 次の仕事に備えて、早く寝てしまいたかった。

 ──頼む……弟だけは……

 目をきつく閉じても、「兄」の懇願は、いつまでも耳から離れなかった。
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