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5 嵐の夜の諍い
5-3. 嵐の夜の諍い
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イフェイオンは、元上司のウィステリアの存在を思い出し、部屋の隅にあるテーブルの前で俯いている姿を見つけた。
「何か食べているように見えますが? 気のせいですかね?」
「食べることで、恐怖を紛らわそうとされておられるんやろ」
「なるほどそうですか、ところでチャイブ君は?」
「チャイブは、お前の後ろにおる」とニトゥリーが顎で示す。
イフェイオンは自分が眠っていたソファーの真後ろで、茶色いモフモフの大きい猫のような動物達を抱えるチャイブを見つけた。
「これは、樹精獣ではないですか?」
「そうや、ここは消失した樹精霊の住む屋敷で、ルキは樹精霊の抜けた依り代に憑いて顕現しておるらしい」
「聖なる樹核に、邪神の女神様が憑けたのですか?」
「ややこしいな、なんや邪神の女神って」
「ルキの体となっている樹木の粋は、聖魔どちらも受け入れる器だったノシ、精霊がこの次元に顕現できるだけの強い核だったのに、核が穢されて、聖の性質をもつ樹精霊は、核を放棄して他次元に逃げちゃったニョロ。ルキには丁度よかったのでもらったノデフが、そこの獣達が妙に懐いて来て、しょうがないから面倒を見てやっているのニャフス」
「お前、マジでその語尾やめや。ソゴゥに申し訳なさ過ぎるわ」
「ルキは、お前のような者を何と言うか知っているノス、ブラコンって言うのニャフ」
顔を赤くして震えているニトゥリーの横で、イフェイオンが噴き出す。
「ところで、ルキよ。お前、エルフの街に行って、血を吸ったりしておらんよのう?」
ルキは斜め上を見て、鳴らない口笛を吹いている。
「おい!」
「ちょっとしか吸ってないニョン、誰も死なせたりしてないですシ、獣達が良い事をしないと、この体を取り上げるって言いますシ、それにお家にも入れないって言うのでえ、血をもらった人のお家のお掃除とか、恩返しをちゃんとしましたノフ」
ニトゥリーは樹精獣達に視線を向けた。
樹精獣達はこくりと頷き、ルキの言葉を肯定していた。
「マジか」
イフェイオンは立ち上がり、何処か痛むところがないか体を確認する。
「女神さまは、どうして我々を助けて下さったのですか?」
ルキは、樹精獣達を指さす。
「お前たちを助けたのではないニョン、そこの獣達が馬の悲鳴を聞いて、助けろってルキに言うので、助けに行ったらお前たちが転がっていたのでフス。連れてきてやったのは、ルキの優しさニョン。怪我は獣達が治したのデフ」
「そうでしたか、ありがとうございます。樹精獣様方もありがとうございました」
「それで、この森に来た理由はなんや? 箱から解放されて、中央公園で姿を消してから、なぜここへ来たんか言えや」
ルキは長い髪を魔法で編んだり解いたりしながら、イフェイオンの向かいのソファーで足をブラブラさせている。
会話に若干飽きたようだ。
「おい!」
ルキは立ち上がって、ニトゥリーの元まで行くと、ニトゥリーに抱き着いて、顔を見上げる。
「お前たちは、もっとルキに優しくすべき、ルキは海に落っことされて、冷たい海底でずっと独りぼっちだった。海底を隆起させて、海面より上に行こうとしたけど、トゲしか出来なかった。やっと、星の下に戻ってきたのに、銀頭意地悪」
「俺はニトゥリーや、そんでお前を海に落としたんは、誰や?」
「知ってる、記憶を見た。お前は『仁酉』って言う」
「発音がちごとるわ」
「お前は忘れているだけノシ。ルキに意地悪をする女がいるニョ、ルキの美貌を妬んでいて、昔からしつこくて嫌いニョ、海に落っことしたのも、その女の仕業に違いないニョス。いつも自分では手を下さない卑怯なのデフ、ルキの宝物庫の宝も勝手に使って、許しがたいのデフ」
「ちょっと失礼しますよ」とイフェイオンが、ニトゥリーとルキを引き剥がす。
「女神さま、こんなのにくっ付いては駄目です。女神さまが汚れてしまいます。あ、それと申し遅れましたが、私は女神さまの忠実な下僕、イフェイオンです」
イフェイオンが片膝をついて、恭しくルキの手をとる。
「ニトゥリー、キミも、弟と同じ顔の女神さまに顔を赤らめているんじゃないですよ、変態ですか?」
「こいつはソゴゥやないし、女の体やし、ちょっといい匂いがしよる」
「殺しますよ?」
「これは、仮初の姿ニョロン、もう少し海のダメージから回復できれば、元の姿に戻れるニャフ、ルキの本当の姿は、この先にあった古いお城と同じくらいの大きさニョ、乞うご期待」
「いや、そのままでおれ、許すから」
「そうですよ、女神さま、無理はいけません、温存していきましょう。とにかく、女神さまに害成す相手から身を隠すためにも、その姿のままでいた方がよろしいかと思います」
城と同じ大きさと聞いて、ニトゥリーとイフェイオンが慌てる。
「ところで、もう一つ疑問があるんだがのう、お前の「核」は樹精霊殺しの捜査で、ここに来ていた捜査員が回収して調査しておったはずや、どうやって手に入れた?」
キュッツ、キュエとチャイブに抱えられていた樹精獣が何かを訴えるように、長々と鳴いている。
ルキは、樹精獣を見て頷く。
「樹精霊の核は樹精獣が管理するのニャー、だから返してもらったのニャー、エルフの皆さんには、ボクたちが趣味で作った、まん丸の木をそっと渡しておいたニャッス」とルキが答える。
「すり替えたんかい」
「核からの、魔術や、武器などの使用痕跡を割り出すことは出来なくなったという事ですね」
チャイブが言い、口を拭いながらウィステリアが「捜査本部に、連絡しておこう」と手紙を取り出した。
本人とは似ても似つかない、鋭い眼光の猛禽類のような手紙鳥が、木の隙間から飛んで行った。
「何か食べているように見えますが? 気のせいですかね?」
「食べることで、恐怖を紛らわそうとされておられるんやろ」
「なるほどそうですか、ところでチャイブ君は?」
「チャイブは、お前の後ろにおる」とニトゥリーが顎で示す。
イフェイオンは自分が眠っていたソファーの真後ろで、茶色いモフモフの大きい猫のような動物達を抱えるチャイブを見つけた。
「これは、樹精獣ではないですか?」
「そうや、ここは消失した樹精霊の住む屋敷で、ルキは樹精霊の抜けた依り代に憑いて顕現しておるらしい」
「聖なる樹核に、邪神の女神様が憑けたのですか?」
「ややこしいな、なんや邪神の女神って」
「ルキの体となっている樹木の粋は、聖魔どちらも受け入れる器だったノシ、精霊がこの次元に顕現できるだけの強い核だったのに、核が穢されて、聖の性質をもつ樹精霊は、核を放棄して他次元に逃げちゃったニョロ。ルキには丁度よかったのでもらったノデフが、そこの獣達が妙に懐いて来て、しょうがないから面倒を見てやっているのニャフス」
「お前、マジでその語尾やめや。ソゴゥに申し訳なさ過ぎるわ」
「ルキは、お前のような者を何と言うか知っているノス、ブラコンって言うのニャフ」
顔を赤くして震えているニトゥリーの横で、イフェイオンが噴き出す。
「ところで、ルキよ。お前、エルフの街に行って、血を吸ったりしておらんよのう?」
ルキは斜め上を見て、鳴らない口笛を吹いている。
「おい!」
「ちょっとしか吸ってないニョン、誰も死なせたりしてないですシ、獣達が良い事をしないと、この体を取り上げるって言いますシ、それにお家にも入れないって言うのでえ、血をもらった人のお家のお掃除とか、恩返しをちゃんとしましたノフ」
ニトゥリーは樹精獣達に視線を向けた。
樹精獣達はこくりと頷き、ルキの言葉を肯定していた。
「マジか」
イフェイオンは立ち上がり、何処か痛むところがないか体を確認する。
「女神さまは、どうして我々を助けて下さったのですか?」
ルキは、樹精獣達を指さす。
「お前たちを助けたのではないニョン、そこの獣達が馬の悲鳴を聞いて、助けろってルキに言うので、助けに行ったらお前たちが転がっていたのでフス。連れてきてやったのは、ルキの優しさニョン。怪我は獣達が治したのデフ」
「そうでしたか、ありがとうございます。樹精獣様方もありがとうございました」
「それで、この森に来た理由はなんや? 箱から解放されて、中央公園で姿を消してから、なぜここへ来たんか言えや」
ルキは長い髪を魔法で編んだり解いたりしながら、イフェイオンの向かいのソファーで足をブラブラさせている。
会話に若干飽きたようだ。
「おい!」
ルキは立ち上がって、ニトゥリーの元まで行くと、ニトゥリーに抱き着いて、顔を見上げる。
「お前たちは、もっとルキに優しくすべき、ルキは海に落っことされて、冷たい海底でずっと独りぼっちだった。海底を隆起させて、海面より上に行こうとしたけど、トゲしか出来なかった。やっと、星の下に戻ってきたのに、銀頭意地悪」
「俺はニトゥリーや、そんでお前を海に落としたんは、誰や?」
「知ってる、記憶を見た。お前は『仁酉』って言う」
「発音がちごとるわ」
「お前は忘れているだけノシ。ルキに意地悪をする女がいるニョ、ルキの美貌を妬んでいて、昔からしつこくて嫌いニョ、海に落っことしたのも、その女の仕業に違いないニョス。いつも自分では手を下さない卑怯なのデフ、ルキの宝物庫の宝も勝手に使って、許しがたいのデフ」
「ちょっと失礼しますよ」とイフェイオンが、ニトゥリーとルキを引き剥がす。
「女神さま、こんなのにくっ付いては駄目です。女神さまが汚れてしまいます。あ、それと申し遅れましたが、私は女神さまの忠実な下僕、イフェイオンです」
イフェイオンが片膝をついて、恭しくルキの手をとる。
「ニトゥリー、キミも、弟と同じ顔の女神さまに顔を赤らめているんじゃないですよ、変態ですか?」
「こいつはソゴゥやないし、女の体やし、ちょっといい匂いがしよる」
「殺しますよ?」
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「いや、そのままでおれ、許すから」
「そうですよ、女神さま、無理はいけません、温存していきましょう。とにかく、女神さまに害成す相手から身を隠すためにも、その姿のままでいた方がよろしいかと思います」
城と同じ大きさと聞いて、ニトゥリーとイフェイオンが慌てる。
「ところで、もう一つ疑問があるんだがのう、お前の「核」は樹精霊殺しの捜査で、ここに来ていた捜査員が回収して調査しておったはずや、どうやって手に入れた?」
キュッツ、キュエとチャイブに抱えられていた樹精獣が何かを訴えるように、長々と鳴いている。
ルキは、樹精獣を見て頷く。
「樹精霊の核は樹精獣が管理するのニャー、だから返してもらったのニャー、エルフの皆さんには、ボクたちが趣味で作った、まん丸の木をそっと渡しておいたニャッス」とルキが答える。
「すり替えたんかい」
「核からの、魔術や、武器などの使用痕跡を割り出すことは出来なくなったという事ですね」
チャイブが言い、口を拭いながらウィステリアが「捜査本部に、連絡しておこう」と手紙を取り出した。
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