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6 旧サジタリアス城の戦い
6-4. 旧サジタリアス城の戦い
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「おい、それはアウトや」
「女神さまが、ただの吸血鬼に・・・・・・」
項垂れるイフェイオンを押しのけ、ウィステリアが食材をキッチンに並べ出している。
ルキが女性体から男性体に変化していても、何の興味もない様子だ。
チャイブの肩に乗っていた樹精獣が、他の樹精獣達の元へと寄って行って、ただいまを言うように、鼻を付け合わせている。
「百歩譲って女の姿なら許してらんこともないがのう、だが、それは駄目よ、それはあまりにソゴゥ過ぎるわ」
「女神さま、何故あの可憐なお姿をやめてしまわれたのですか」
「この姿の方が、食事には都合が良いのです」
「お前、あの妙な語尾はどうしたん、それに食事って、血い吸いに街に行く気やったら、そこのデブのにしたらどうや」
「いえ、あんなデブよりも私の血をお吸いください」
「君たち聞こえているぞ、私はねえ、デブって言われるほど太ってないんだよ、まったく」
「男の血はとても不味くて、飲めたのもではありません」
「お食事の問題は、私達、魔法安全対策課が責任をもって解決しますので、どうか今日のところは私の血で我慢してください」
イフェイオンが襟を開いて首を差し出す。
ルキは樹精獣から手渡された植物を受け取ると、その小さな白い花が密集してフワフワな球体となった聚繖花序の茎を、イフェイオンの首の皮下に透ける血管に当てる。
刺すのではなく触れただけで、白い花は血を吸ったように赤くなり、ルキは花全体が赤くなると、茎から上の花部分だけを口に放り込んで、苦いものを飲み込むような顔をした。
明らかに不味かったのだろうことが分かるが、ルキはイフェイオンに「美味しかったです、ごちそうさまでした」とお礼を言う。
「なんや、気の毒やのう。美味しいもんを食べさせてやるよう、研究せんといかんのう」
「セイヴに帰ったら、血の味の研究を始めます。人を襲うしかない吸血鬼も、この研究で食料の問題が解決したら被害を大幅に減らせるかもしれませんし」
「それはいいのう、ところで、俺たちも食事にしようや」
キッチンでは、皆が採ってきた食材の茸を、焼いたそばから口に入れているウィステリアを吊るして、夕飯の調理に取り掛かった。
ルキは昨日の夜とは打って変わった、星が瞬く空の下をイヲンに向かって飛んでいた。
ルキは身体を持つと、魂と身体の糊の役割として小まめに少量の血が必要であり、血の量はイフェイオンからもらった分で十分なのだが、イヲンの街には病気を治すと約束していた家があった。
あの街のエルフは血中に、高濃度の邪気が入り込んでおり、脳の一部の活動を阻害しているため、老いたエルフには身体能力の低下から怪我が絶えないなどの弊害が出ているようだ。
約束していた家の窓が開いていることを確認し、ルキはしばらくその場でホバリングしながら、窓の様子を眺める。
家には、以前訪れた時とは違い、複数人の気配が感じられた。
恐らく罠だろう。
一般的にエルフは魔力量は多いが、戦闘力は低い。数千が束になってこようとも、序列三位の邪神である己にかすり傷さえ負わす事は不可能だ。
あの家には、小さなエルフの少女と両親、それに祖母がいたはずだ。
『王子様! 来ちゃダメ!』
少女の強い思いが届く。
彼女たちは、今どういう状況にあるのだろう。
ルキはそのまま、窓から少女の家の中へと入った。
以前は少女の祖母が眠っていたベッドはもぬけの殻で、ルキは少女の思念の強い奥へと向かった。ここら一帯の家は、道に面した建物の奥に、共有の中庭を持つ造りとなっている。
その中庭の真ん中に、白い服を着たエルフの女性が倒れていた。
この間血を分けてもらった少女の母親ではない、別のエルフだ。
恐らく囮だろう。だが、ここで己が捕まらなことには、少女たちの家族に迷惑が掛かる状況が続くのであれば、この気配の主をここで引き出して対処した方がいい。
血を分けて与えてくれる者達は、守るべき対象だ。
ルキは建物の廊下の窓から中庭に降り立ち、赤く光る黒い翼を折りたたんで、倒れているエルフを屈んで、抱きかかえた。
だまし討ちにしても、もう少し間をおいてからの方がいいのではと思うほど、一瞬でエルフの女は後方に飛びずさった。
ほんの少しでも吸血鬼に触れられたくないという事なのだろうかと、ルキが軽くショックを受けていると、四方が格子状に青く光り、青い光はそのまま牢となってルキを閉じ込めた。
格子を破壊しようと魔力を練るが、術が発動する前に霧散した。
「これは、『海』か」
長きを黄昏の時空で過ごしていた邪神は、この世界の当たり前が弱点であることが多く、ルキは、日の光と海のエネルギーと相性が悪い。
全方向から、光の矢が格子の中に降り注ぐ。神聖が付与された矢は、分厚い魔力に弾かれて、ルキを傷けることはなかった。
「この魔力量、かなり高位の吸血鬼のようだな」
白い服を着たエルフの一団が、柱の影から姿を見せる。
白い服を着ているのは、出血したチーム員が、吸血鬼化しないか判別し易くするためだ。
「この『海』は海洋人が造ったものですか、大したものです。ところで、この家の者達はどうしました?」
ルキは、白服の一団に問う。
「彼らは、吸血鬼化しないか、監視下にある」
「吸血鬼化などしませんよ、解放してあげてください」
白服たちが顔を見合わせる。
「何故、エルフの心配をする。それに、その姿。この国の最も尊いとされる御方に似せるなど、どういう了見だ」
「この国の? いったい誰です?」
「吸血鬼に知らせる必要はない」
「では、私をどうするつもりですか?」
「どうもしない、朝までそのままでいてもらう」
「私を殺すという事ですね」
「人類の天敵である吸血鬼を生かしておく道理はないだろう?」
ルキは自身の形状を砂へと変化させようと試みるも、やはり魔力の流れが阻害されてしまい、能力を封じられたことを知った。
有り余る魔力はあれど、身体強化すらかなわず、格子を破壊することもできない。
「確かに、私は時代遅れのようだ」
憎しみに満ちた目を向けてくる集団を視界に入れたくなくて、ルキは目を閉じた。
「女神さまが、ただの吸血鬼に・・・・・・」
項垂れるイフェイオンを押しのけ、ウィステリアが食材をキッチンに並べ出している。
ルキが女性体から男性体に変化していても、何の興味もない様子だ。
チャイブの肩に乗っていた樹精獣が、他の樹精獣達の元へと寄って行って、ただいまを言うように、鼻を付け合わせている。
「百歩譲って女の姿なら許してらんこともないがのう、だが、それは駄目よ、それはあまりにソゴゥ過ぎるわ」
「女神さま、何故あの可憐なお姿をやめてしまわれたのですか」
「この姿の方が、食事には都合が良いのです」
「お前、あの妙な語尾はどうしたん、それに食事って、血い吸いに街に行く気やったら、そこのデブのにしたらどうや」
「いえ、あんなデブよりも私の血をお吸いください」
「君たち聞こえているぞ、私はねえ、デブって言われるほど太ってないんだよ、まったく」
「男の血はとても不味くて、飲めたのもではありません」
「お食事の問題は、私達、魔法安全対策課が責任をもって解決しますので、どうか今日のところは私の血で我慢してください」
イフェイオンが襟を開いて首を差し出す。
ルキは樹精獣から手渡された植物を受け取ると、その小さな白い花が密集してフワフワな球体となった聚繖花序の茎を、イフェイオンの首の皮下に透ける血管に当てる。
刺すのではなく触れただけで、白い花は血を吸ったように赤くなり、ルキは花全体が赤くなると、茎から上の花部分だけを口に放り込んで、苦いものを飲み込むような顔をした。
明らかに不味かったのだろうことが分かるが、ルキはイフェイオンに「美味しかったです、ごちそうさまでした」とお礼を言う。
「なんや、気の毒やのう。美味しいもんを食べさせてやるよう、研究せんといかんのう」
「セイヴに帰ったら、血の味の研究を始めます。人を襲うしかない吸血鬼も、この研究で食料の問題が解決したら被害を大幅に減らせるかもしれませんし」
「それはいいのう、ところで、俺たちも食事にしようや」
キッチンでは、皆が採ってきた食材の茸を、焼いたそばから口に入れているウィステリアを吊るして、夕飯の調理に取り掛かった。
ルキは昨日の夜とは打って変わった、星が瞬く空の下をイヲンに向かって飛んでいた。
ルキは身体を持つと、魂と身体の糊の役割として小まめに少量の血が必要であり、血の量はイフェイオンからもらった分で十分なのだが、イヲンの街には病気を治すと約束していた家があった。
あの街のエルフは血中に、高濃度の邪気が入り込んでおり、脳の一部の活動を阻害しているため、老いたエルフには身体能力の低下から怪我が絶えないなどの弊害が出ているようだ。
約束していた家の窓が開いていることを確認し、ルキはしばらくその場でホバリングしながら、窓の様子を眺める。
家には、以前訪れた時とは違い、複数人の気配が感じられた。
恐らく罠だろう。
一般的にエルフは魔力量は多いが、戦闘力は低い。数千が束になってこようとも、序列三位の邪神である己にかすり傷さえ負わす事は不可能だ。
あの家には、小さなエルフの少女と両親、それに祖母がいたはずだ。
『王子様! 来ちゃダメ!』
少女の強い思いが届く。
彼女たちは、今どういう状況にあるのだろう。
ルキはそのまま、窓から少女の家の中へと入った。
以前は少女の祖母が眠っていたベッドはもぬけの殻で、ルキは少女の思念の強い奥へと向かった。ここら一帯の家は、道に面した建物の奥に、共有の中庭を持つ造りとなっている。
その中庭の真ん中に、白い服を着たエルフの女性が倒れていた。
この間血を分けてもらった少女の母親ではない、別のエルフだ。
恐らく囮だろう。だが、ここで己が捕まらなことには、少女たちの家族に迷惑が掛かる状況が続くのであれば、この気配の主をここで引き出して対処した方がいい。
血を分けて与えてくれる者達は、守るべき対象だ。
ルキは建物の廊下の窓から中庭に降り立ち、赤く光る黒い翼を折りたたんで、倒れているエルフを屈んで、抱きかかえた。
だまし討ちにしても、もう少し間をおいてからの方がいいのではと思うほど、一瞬でエルフの女は後方に飛びずさった。
ほんの少しでも吸血鬼に触れられたくないという事なのだろうかと、ルキが軽くショックを受けていると、四方が格子状に青く光り、青い光はそのまま牢となってルキを閉じ込めた。
格子を破壊しようと魔力を練るが、術が発動する前に霧散した。
「これは、『海』か」
長きを黄昏の時空で過ごしていた邪神は、この世界の当たり前が弱点であることが多く、ルキは、日の光と海のエネルギーと相性が悪い。
全方向から、光の矢が格子の中に降り注ぐ。神聖が付与された矢は、分厚い魔力に弾かれて、ルキを傷けることはなかった。
「この魔力量、かなり高位の吸血鬼のようだな」
白い服を着たエルフの一団が、柱の影から姿を見せる。
白い服を着ているのは、出血したチーム員が、吸血鬼化しないか判別し易くするためだ。
「この『海』は海洋人が造ったものですか、大したものです。ところで、この家の者達はどうしました?」
ルキは、白服の一団に問う。
「彼らは、吸血鬼化しないか、監視下にある」
「吸血鬼化などしませんよ、解放してあげてください」
白服たちが顔を見合わせる。
「何故、エルフの心配をする。それに、その姿。この国の最も尊いとされる御方に似せるなど、どういう了見だ」
「この国の? いったい誰です?」
「吸血鬼に知らせる必要はない」
「では、私をどうするつもりですか?」
「どうもしない、朝までそのままでいてもらう」
「私を殺すという事ですね」
「人類の天敵である吸血鬼を生かしておく道理はないだろう?」
ルキは自身の形状を砂へと変化させようと試みるも、やはり魔力の流れが阻害されてしまい、能力を封じられたことを知った。
有り余る魔力はあれど、身体強化すらかなわず、格子を破壊することもできない。
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