衛星魔法は最強なのに俺のレベルが上がらないのは何故だろう

うしさん

文字の大きさ
132 / 224
第07章 チームエイジ

第19話 処刑

しおりを挟む
 
 今日の昼にまた王城に行かないといけない。
 魔族の処刑執行人として呼ばれているのだ。
 まったく不本意な役目だが、決まってしまったものには逆らえない。冒険者ギルドのトップであるワプキンス公爵に逆らえるほど俺は豪胆ではない。
 まして、王様も処刑を見学に来るそうだから、断るイコール国に逆らう反逆者と見られる事にもなりかねない。
 そんな事を俺にできるはずがない。

 断言しよう、俺には絶対断れない。

 だが、処刑執行人も嫌だ。なんとかして逃れる手は……思いつかない。
 もう逃れられないのだからやるしかないのかなぁ。嫌だなぁ。

 約束の時間に王城に来てみると、門には昨日の隊長がいて、もう俺を待ち構えていた。
 当然のごとくドナドナされて行く俺。
 連れて行かれた先は、知っての通り処刑場だ。
 今回、処刑場に当てられた場所は修練場。見た目はまんま闘技場だが、観客席は少ない。誰かが見学する程度の規模しかなく、一〇〇人も入れないだろう。観客席というより視察席って感じだな。
 中央にある武舞台は二〇メートル角の正方形で一メートル程高くなっている。

 魔族の処刑というからもっと開けた広い所で見せしめに公開処刑にするか、逆にもっと狭い所で完全非公開だと予想していたから、中途半端だというイメージを持った。
 聞く所によると、闘技場は別の場所にあり、もっと武舞台も大きく観客席は三万人収容できる大規模のものがあるらしい。
 それで、場所をここにした理由を隊長が説明してくれた。別に聞いたわけではない、隊長が自慢したくて話してくれたのだと思う。

「ここは部外者は一切入って来れない場所で、外からも覗き見る事が出来ない場所だ。しかも、武舞台には結界が施してあり、ひと度武舞台に上がってしまえば外部とは完全に遮断されるのだ。本日は王も見学に来ておられるが、こちらへの危険は一切無いから貴殿も遠慮なく全力を振るってくれ」

 全力ね。だったらあんた達が全力を振るえばいいのに。

「それなら外から魔法で攻撃しても逃げられないのでは?」
 当たり前の疑問を隊長に投げてみた。

「貴殿は私の話を聞いていなかったのかね。完全に遮断されるのだ、それは外からも同じ事。外部からの攻撃も一切受け付けないのだよ」
 いや、聞いてたけどさ。結界って自分達に都合よく構造を組めそうじゃん。事実、衛星の張った結界って外敵は入れないけど【星の家】の子達は素通りだし、精霊達も通ってるよ。そういうのはできないのかと思ったんだよ。
 据え置き型次元魔法陣なんかできれば、武舞台に設置してそこに連れて行って放置してればいいんじゃないかと思ったりもしたんだよ。
 出来の悪い子扱いしてんじゃねーよ。


 そんな事もあったが、武舞台には俺と四人の魔族を残し、全員が武舞台の袖や小さな視察席から俺達を見守っている。ま、見張られてるとも言うが。

 ガレンダ・レギオンとタレラン・レギオンの二人が以前領主様の城で捕らえた魔族で、ビランデル・ラングルドとヘリアレス・ラングルドがボッシュール領で捕らえた魔族だ。
 四人ともグルグル巻きで転がされてるから、後は止めを刺すだけなんだけど、俺って一度も武器で相手を傷つけた事もないんだよな。
 対人経験はベンさんに稽古をつけてもらったぐらいだ。
 となると、少し離れた所からずっと練習を続けてきた弓でやるか。そうだな、それがよさそうだ。今の腕前なら少々離れても狙いは外さないだろう。
 そう、練習だけは続けてきたからな、練習だけはな……努力を続けてきた事を確認してるだけなのに辛くなってくるのはなぜなんだろう。実戦経験ができないんだから仕方が無いじゃないか。これぐらいで泣くんじゃない俺。負けるな俺。

 転がされている魔族に近寄り、最後の言葉を聞いてやる。これは隊長に言われたのだ。武人として最後の言葉を聴いてやる義務があると。
 俺は武人じゃないし、魔族だって武人じゃ無いと思うんだけど、隊長に逆らえるわけがない。
 隊長の命令通り、魔族に話しかけた。

「最後に何かありますか」
「最後にお館様のご尊顔を拝見できただけで、もう望みはございません」
「はい、その上お館様にお声まで掛けていただけて私は幸せ者でございます」

 おーい、この魔族いかれちまってるぞー。
 誰が”お館様”だ! そんなの聞かれたら俺の立場が危ないってーの!
 ガレンダ・レギオンとタレラン・レギオンの二人は以前地下牢で衛星が俺の奴隷にしちゃったから俺の事を”お館様”なんて言いやがる。ヤバイ発言だ、ここが隔離ゾーンでよかったよ。

「最後に話だけでも聞いてもらえないだろうか」
 先日、交渉をして来たビランデル・ラングルドが話だけでも聞いて欲しいと懇願してきた。
 もう一人のヘリアレス・ラングルドは、俺の顔を見るなり青い顔をして目を逸らしている。鼻詰めの刑がまだ有効みたいだ。
 ま、隊長からは聞けって言われてるから聞くしかないか。

「うん、話だけは聞くよ。最後に聞いてやれって言われてるから」
「有り難い。では……」

 少し長めの話だったが、ビランデル・ラングルドは他の二人の魔族と共にボッシュールの用心棒として雇われていた。
 領主様が倒した奴はダッパー・レギオンという奴で、ビランデルもヘリアレスもそれぞれ旅をしている時に知り合ったそうだ。
 ダッパーの誘いでボッシュールの仕事を請け負ったそうだが、実行するのはダッパーで、ビランデルもヘリアレスも人間には興味はなく、ただの数合わせとしていたのだという。

「でも、あの時俺達を倒そうとしたじゃないか」
「私も武人だ、おめおめとやられたりはしない。降りかかる火の粉は自ら振り払っている」
 確かに、あの時は衛星に勝手に連れて来られたのだし、やられそうな状況なら抵抗はするか。
 でも、こいつって武人だったのか。最後の言葉を聞きに来てよかったよ。

「そっちの奴なんかノリノリだったと思うけど」

 ノリノリだったのは、奴の荒っぽい口調のせいで、その言動から勘違いされやすいが、ビランデルから言わせると男気のある正義漢なのだそうだ。
「ヘリアレスとは武者修行の旅で知り合ったのだが、こいつも武者修行中だったところ、龍討伐で偶然居合わせ、そのまま共闘してから一緒にいるが、この仕事が終わったらまた別行動にしようと話していた所だったのだ」

 魔族が正義漢って言われても、納得できないなぁ。
 そもそも魔族の事を良く知らないからな。

「私は人間を虐殺した事は無い。それはヘリアレスも同じだ。武者修行中に武人に挑まれて倒した事はあるが、自ら人間に挑んだ事も無い。それなのに何故処刑されなければいけないのだ」
 そうなの? そんな話は初耳だよ?

「え、でも、魔族って人間を虐殺するんじゃないの? 人間達を混乱させて戦争をしたいとか思ってるんじゃないの?」
「それは、そっちのレギオン族の奴らだ。私達ラングルド族は純粋に武を磨いている。魔族が強くなるためには魔石が多く必要だが、そのために魔物を多く倒したが、弱い人間に手を出した事など一度も無い!」

 どゆこと? 俺は罪無き者を処刑するとこだったって事?

「そこで、叶う事ならば取引がしたい。私とヘリアレスを見逃してくれれば秘密のダンジョンの場所を教えよう。攻略を手伝ってもいい。だから、どうか助けてほしい」

 これは困った。悪者だから処刑は仕方が無いと思ってたのに、こいつって悪者じゃない? これって冤罪?
 その判断を俺がこの場でしないとダメなの? そんなの出来ないって。

『タマちゃん、これってどうすればいいの?』
『もう解決しました』

 はい?

『えーと…何が解決したのかな?』
『全て解決しました』
『全て?』
『はい、全てです』

 どういう事なのかなぁ……嫌な予感しかしないんだけどなぁ。
 だって、魔族を仲間にしろって言ってたし、魔族の処刑が終わってないに解決って、ありえないんだけど。

『では、魔族は先に宿の部屋に連れて行きます』
 おい! やっぱり魔族を仲間にする気じゃないか! ダメだって!

 魔族一人に衛星が一つ付き、魔族を空高く浮かせた。ちょうどその時結界が消え、そのまま衛星が魔族を連れて行ってしまった。
 おーい! ホントにダメだって。

 結界が消えると続々と武舞台に人が上がって来た。
 隊長や兵士はもちろん、貴族や王様まで上がって来て、部舞台の上は人で溢れかえった。
 今、見ていた人達が全員上がって来たようだ。

 全員で五〇人程だが、周りを埋め尽くされて身動きが取れない。人口密度高すぎ!

 口々に絶賛する言葉が聞こえてくる。
「いや~、興奮した!」
「流石は国家公認冒険者だ!」
「剣の腕前も中々だな」
「いやいやあのような大魔法も使えるとは」
「魔族もあれでは生きてはおれまい」
「初めの魔族を倒した剣技が見事だった」
「いやいや、二番目の魔族を倒した槍技など、地味なようだが実力がないとああはできまい」
「なんのなんの、最後に纏めて燃やし尽くした火炎魔法こそ絶賛すべきだ」
「武器も相当な業物なのだろう」
「魔族が真っ二つとは恐れ入った」
「流石は四連月勲章」
「首を刎ねたあとに、胴を真っ二つにし、最後に燃やし尽くす念の入れよう。万全を期する仕事だな」
「床にすら焦げ跡を残さぬとは、完璧に魔法を制御できている証だな」

 俺の周りに集まった人達が、俺のことを絶賛しまくる。
 意味が分からないが、どうやらこの人達は、俺が四人の魔族を完璧な仕事で処刑を執行したと言ってるみたいだ。
 衛星の仕業だろうな。そういう映像か幻を全員に見せたのだろう。
 だって、実際には魔族には何もしてないし、衛星が連れ去って行ったんだから。全て解決したとも言ってたしね。
 連れ去るのも、他からは姿を見えないようにして行ったんだろうな。

 結果は俺が魔族の処刑を確実に執行し、俺の実力も示せて(実際は何もしてないけど)全員が納得した。
 俺も嫌な処刑をせずに済んだし、魔族は命が助かり俺の部屋にいる。

 うーん、最後のがいらないんだけど。

 最後に王様が来て「大儀であった」というお言葉を頂くと、場はそのまま解散の流れとなった。
 今日の所は帰っていいと言われたが、明日は三度王城へ登城を命じられた。
 王家主催のパーティに招かれた。
 一連の魔族の件がこれで終わりとなり、その祝賀会なのだろう。

 俺はパーティどころじゃないってのに。宿に戻ったら面倒事が満載だよ。
 これで全部解決したって? 今から面倒事が始まるんだよ!
しおりを挟む
感想 81

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

Fランク少年のSランク成長記 ~ノヴァリアの試練~

塩塚 和人
ファンタジー
現代から異世界アストラリオに召喚された15歳の少年、川谷ゆうじ。 攻撃や防御には向かない「転移」と「変換」という特殊スキルを持つが、 その力は戦略と仲間との連携で真価を発揮する。 国外追放から始まった冒険者としての生活―― FランクからSランクを目指し、仲間とともに強敵と戦い、ライバルとの因縁も深まる。 そして新章では、魔導転送門を通じて未知の異世界『ノヴァリア』へと旅立つ。 光と影が交錯する大地、空を舞う未知の生物、そして新たな魔獣たち。 少年は再び仲間たちと力を合わせ、未知の冒険に挑む―― 成長、友情、戦術、そして因縁。 すべてを賭けて彼は新世界の試練に立ち向かう、 異世界転生×戦術バトルの王道ファンタジー。

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

処理中です...