変態?いえ狐面の紳士ですが?以上。

黒瓜ぬこ助

文字の大きさ
2 / 2
第1章 はじまりの始まり

第二話:新入居地、爆ぜる!

しおりを挟む
「うーん......ここは何処なんだろうか?も、もしや俗に言う迷子っやつか?この歳で?  ふ、不幸だ。」
しっかし ここはどこ何でしょうか?オロオロ



「うぅ‥‥ブツブツ ドンッ「きゃあぁ!!」
住所を見ながら歩いていたら曲がり角で女の子にぶつかってしまった。うはおp(ry自重orz



「す、すみません大丈夫ですか?」と手を貸すと「い、いいから君ちょっと隠れさせてくれないか。」と俺の後ろの電柱へと姿を隠した。



俺が何故隠れたかを聞こうとすると向こうから如何にも怪しげでサングラスとスーツというまぁもろにヤーさん三人衆さんが来ました。

そして一番偉そう言うか武内力的な人がガン見しながら近づいてきました。わかりますVシネマの撮影ですね分かります分かります。


いやぁ…そんなに見られても脂汗しか出ませんけども。目が怖いです最早飛び出してらっしゃる。
「おぅそこのあんちゃんこっちん方に可愛い娘っ子が走って来ぉへんかったか?あぁん?!」


「あ、はい。それならあっちの方に行きましたよ。」
さっき俺が迷子になった方を目の焦点が合ってないまま指差した。
「おう!!そうかありがとぉなあんちゃん おい、野郎共ぉあっちあっちみたいや!!」
去っていく力兄貴とミ○ミの帝王に出演されてるような方々。

フフッ‥‥残念だぜ俺の右腕が貴様らの血を欲していたんだがな‥‥んっ?膝がなんで震えてるかって?武者b(ry


「あのぉ‥‥さっきの方々行きましたけど?」それに安心したのか女の子が出て来た。帽子を目深に被っていて顔はよく見えないが服装は上から下までふわふわした姫ロリ系ファッション某剣道部主将乙男が居たら間違いなく目を輝かせるだろう。


「ふぅ‥‥ありがとう‥あッ!!」帽子が風に攫われて顔が露わに‥‥
か、かかか可愛uueeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!」(GReeeeNじゃないよ。)


例えるなら
うん。大・和・撫・子120プゥァアァァセゥェエント!!!!(戸愚呂弟みたいな意味ではない。)

例えるなら
というかまんま北大路花火さんですね。
本当にありがとうございました。


大和撫子×長艶黒髪×巨n(殴バキッ← =正義ィイィィイィィイ!!


「これは
天のお導きか。」
「あのぉ‥「神様に感謝 海の恵みに感謝山の恵みに感謝そして‥「すみません大丈夫ですか?ってもしかして新しい入居者の方ですか?」
俺が脳内で騒いでいると「は、はい?そうですが?でもなんで判ったんですか?
「いやぁ‥‥何かクロくんから変態さんが来るからよろしくって連絡が着てたからそうかなって思って。フフッ...」
「クロオォオォス己えぇ‥‥末先代まで呪うてやるぞぉおぉ‥‥お、俺の大家さんとの夢の生活が‥「あっ、まだ名前を言ってませんでしたね。私 榊夜 葵(さかきや あおい)っていいます。よろしくお願いします☆」葵さんがペコリと会釈した。うはおp(殴ry


「あっ、はい。俺 佐原部 龍也っていいます。よろしくお願いします。」


俺も会釈をして返した。


そうすると
「変態さんって聞いたのでどんな人が来るかと思ったんですけど意外と‥‥まぁ、ここだと何なのでお家に案内しますね。」


そして俺と葵さんは愛の巣(妄想)へと帰路に着くのだった。

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

「はーい♪ 着きましたよ変態さん☆」


ちょΣその言い方wwww


うん。
なんと
言うか‥‥とても‥‥‥立派な一軒家です。


これが家賃五万だと‥‥‥
ファンシー☆鷹山不動産(赤蕪)の
物件は化け物か‥‥


 |    |
 ∥ _/>∥
 ||/∧/ ||\
`|丶|∥/ | 丶
`/\_/V丶_/  |
|∠_\L∠_>、_|
||<二> <二>\丶
//レ―-个ー―-、」\\
/ |  丶   レリ)  ̄)
\丶 丶二)  イ /
  ̄\ ー /| ̄
   /トー―" /|
 __F三∥三T人|__
/ ̄ 丶]∥匚_/   ̄
丶二勹 T厂フ厂二7
`丶二 V/ // 二7


※作者はさほどガン○ムに詳しく有りません。作者が言うには「やりたくてやった後悔も反省もしてないとの事です。」
私(わたくし)
佐原部龍也が心よりガンダム あっ、言っちゃった‥‥ ファンの方々に 深くお詫びを申し上げます。


  ┌──────┐
  │orzタワー│
  ├──────┘
  \●
   ■)
   < \
   ○ГL
  ●ГL○ГL
 ○ГL●ГL○ГL
●ГL○ГL●ГL○ГL


普通に謝る気? そんなのママンボデイに忘れちまったぜ(´ー`)フッ


暫し俺が茫然としていると葵さんがそれに気付いたのか自信有り気に言ってきた。
「なかなかいい家でしょ。ふふん♪でも凄いは外だけじゃないから。とりあえず中を案内するからおいで?」


「‥‥あっ、はい貴女となら何処までも‥‥って違くて‥‥案内よろしくお願いします!っす」
何をお願いするのか分からないが全力で頭を下げる俺。


葵さんが口に人差し指を添えて「んっ?」って首を傾げる姿に悶えたのは言うまでもない。


一通り住居の中を案内されてその間に少しは葵さんと仲良くなれました。


「んじゃあ♪一頻り案内もしたし何か判らない事とか困った事有ったら私ん家は近所だから何でも言ってね 龍ちゃん☆念のためにと‥‥」物を書く姿も凛々しくて素敵ッス。


「はい。これ私のID。んじゃ今日は遅いからまた今度ね龍ちゃんおやすみなさい。」と後ろ手に手を振りながら帰って行った。


バタンッ
皆さん聞きましたか?
「龍ちゃん」
素晴らしいと思わんかね?はは見ろ非リア充がゴミのようだ。


我が人生に一遍の悔いなし!


因みに『たっちゃん』ではなく『りゅうちゃん』です。南は甲子園に連れてけません。


リア充とはこの様な物なのでしょうか すごく‥‥ドキドキします。



「余談:因みに龍ちゃん彼女居ない歴=年齢´艸`ぷひぃ‥(ガシッ
作「へっ?」
龍「安心しろ 一瞬だ^^」
作「ちょΣそれなんて呂ふぃ‥ひぎゃあぁあぁぁぁぁあ!!」


絶 望 が お 前 の ゴ ー ル だ。


*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

フッと時計を見る。 「もう9時か‥‥今日は色々有ったし歩いたしさすがに疲れたな‥‥。」ベッドに崩れるように体を任せた。



「ふぉおぉ‥‥いかんいかんダメだこのままだと寝ちゃうわ。風呂、入ってこよ。」
俺はタオルと部屋着と洗面用具をパトラッシュから引き出しフラフラとお風呂の方に歩いて行った。


勢い良くお湯が出るシャワー
立ち込める湯気
キュッとシャワーを締める。


「ふぅぃ‥‥‥あぁ生き返るぅう‥‥やべ今のはオッサン臭いな。」
湯船は足を存分に伸ばしても余るぐらい。シャワーに追い焚きも出来る完璧使用。


「それにしても何でこの物件こんなに安いんだろうなぁ‥‥まぁいいか葵さんも可愛‥いい人だったし。フッフン♪‥‥いかんな、これじゃあ完璧にオッサンだな。」
いかんいかんと水を被る。すると


「んっ?何だか水がヌルヌルするような‥‥へっ?血?」
何と先ほどまで透き通るまで綺麗だった水が赤黒く濁ってまるで血いえ‥完璧に血ですね。はい。ありがとうございました。



拝啓

母上様どうやら

呪いの館のようです\(^∀^)/



これが始まりだとは僕には分かり良しも有りませんでした。て言うか分かりたくなかった(涙)

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

天井から
パンッパンッ
「ひぃ。」
ラップ音。


棚の上のリラックマが
ボトッ
「うひゃぁぁあぁッ!!!!」
ポルターガイスト。



「ガンッガンッ」
ぎゅぎゃぎゃおぅおほぉ‥
二階なのに
窓が激しく叩かれる音。


先ほどからこんなんばっかりです。
リラックマとパンッパンッガンッガンッ(あっ、性的な意味ではないです。)
節子wwwwww絶対なんか居るへwwwwwwお助けお助け助ケテケスタwwwww 
バッカラコーン\(^∀^)/空色デイズは神曲に入ると思うんだが‥‥あっ、そんな目で見ないで何だか眼から汗が。


もうあれだ寝て誤魔化しちゃおう。
と言う訳で俺は寝る事にしました。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ボトッ ヒィ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥パンッ ヒィ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ガンッガンッ ウヒィ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥高屋ぁ~竿竹ぇ~ はッ?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥今夜が山だ~ ディディン 龍也アウトォ(尻バシッ ぐわぁあ!?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


 ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
<寝れるかアアァァァァァアアァアア>
<ァアアアァアァアアアアァアァア>
<アアアァアァァァアアアァアァ>
∨∨∨∨∨∨∨∨∨VVVVVV
  /|   /|
  / `ー―-/ |
`/ ̄\z / ̄\z\
| ● || ● |) 丶
|\_/" \_/"  |
|/ ____ \ #|
| V亠亠亠亠\ 丶 |
| | /⌒/⌒|  |
丶|/  /  /| / ノ
/∧ェェェェ// \
 \二二二二/


馬鹿なの?死ぬの? 何なん幽霊風情が‥‥畜生ぉお!!!!‥俺に、俺に鬼の手があったらあんな奴らに遅れなんかぁ‥‥‥畜生おぉお!!


とりあえず
そこらへんに塩撒いて再び寝る事にしました。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥「ふぅ‥とりあえず何も起こんないみたいだな。」と安心して眠りに就こうとすると

「あ、れ?身体が動かない?なして?何で!何で!動け!動け!動け・・・・動いてよ!」シンジ君やってもダメですた。


あれ何か下の方に何か乗ってるような?
あっ、髪長い女の人だ夜這いかな?


*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


なっ、訳有りませんよね。


そうか俺の人生此処までか‥‥思い起こすと
‥‥‥もっと
マトモに生きてれば良かったorz

生まれ変わるなら俺はナマコになりたい‥‥何だかネガティブ温泉の間欠泉が噴き出しました。


ブツブツ言って居ると。少女が。
「すみません、貴方に怨みはないですけど死んで貰います。」
かすんだ声でそう言って俺の首に手を掛けようとした。


「そうか‥‥俺死ぬのか。」
突然話し掛けられて少女が驚いて手を止めた。


「はい、貴方は死にます。私の手で‥‥」

良く声を聞くと声が震えていた、手も小刻みに震えている。


「‥フンッ‥‥ふぐぉおおぉおッ!!!」
バチィバチィ
俺は力を入れてこの金縛り(?)を解こうとした。


「無駄です‥その術は人間には破れません。無理に解こうとすると反発作用で死にますよ。」


「うるせぇ‥ふごぉおぉおッ!!!!」
バチィバチィ

※此処からちょっとごちゃごちゃします。


「無駄な努力は止めた方がいいで『五月蝿ぇッ!!!』バチィバチィ


「男に生まれたからにはやらなければならねぇ事があるんだよ‥‥バチィバチィ ぐッ‥‥。」


「な、何ですか?‥‥」
少女は震える声で言った。


「一つは女の子の前では最後まで諦めねぇ事と、泣いてる女の子を慰める事だ!!うぉおおぉぉッ!!バチィバチィバジィ」


「何?何で術が‥解けるの?ただの人間なのに‥‥何で?何で?」


「教えてやろう‥‥‥ッ‥俺が‥‥男だからだァッ!!!
バギャアァパキィィン
黄色い拘束具のような物が弾け飛んだ。


「ヒッグッ‥‥何で?何で何で何で‥‥解らないよ‥‥さっぱり解らないよ‥‥ヒッグッ」


目元を擦りながら
少女が泣き出した。
それをそっと俺は抱き締めて頭を撫でながら。
「大丈夫だ大丈夫。お前に何が有ったのかもなんで俺がボロボロに成ってまでお前を慰めたかったのかなんて俺にもわからねぇ‥‥だけどな目の前で女の子泣いてるのに慰めねぇ男なんて男じゃねぇと思うんだ‥だから今だけは俺の胸ん中で好きなだけ泣け‥今の俺にはそれくらいしか出来ないから‥なっ?」
頭を撫でながらニッと笑って見せた。


すると
少女は泣き始めた。
俺はただ黙って少女を抱きしめながら頭を撫でてやった。

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

暫くして
少女は泣き止み。
まぁ俺のシャツは涙とハナミズキでぐしょぐしょだが気にしない。


「グスッ‥‥ありがとうございました‥‥ウゥ‥‥」
まだ泣き止んでないというか泣いた。
ズビィ
おいΣ俺のシャツはティッシュやハンカチちゃうぞ?


それにしても前髪で顔が全然見えないなぁ。
髪ボサボサだし(後ハナミズキ付いてる)
そして
髪を掻き上げてあげてティッシュで御髪を直してあげる。

「ずみ゛ばぜん゛‥‥‥‥ズビィ‥‥うぅ」

これこれ女子がそない音をたててかむもんでないで。


「あ、れ‥‥‥」
俺は驚愕の表情をして少女を見つめた。


「はい‥‥どうかしましたか?私の顔に何か付いてましたか?」


「いや、可愛いぃなって思って‥‥」
お化けっていうからにはもっと怨みがましい恐ろしい白塗りみたいな顔をしてると思ってたんですが‥‥えっ?えっ?何ですかこの可愛いさ?

すると少女は茹でダコのように真っ赤になり
「へっ、や‥そんな事は‥‥ないですぅう。 き、急にそんな事言われても困りますぅ。」
と 自分の身体の前でブンブン手の平を振るう。そのたびにうは おp(ry


「うむ、もっと前髪をかきあげて顔出したら ほら  可愛いじゃねぇか 。」 
俺は無造作に少女の髪をかき分けて みせる。

ふむ ナイスなバストバランスと くびれに白髪に 隠れた瞳が澄んだ青色で とても綺麗だ あわあわとしてる挙動も実に可愛さが有り余る。パーフェクトだウォルター。

とっ 目が合うと何だか 己の行動に段々と羞恥心が出てきて 少女と二人ベッドの上でお互い顔を赤らめて俯いてしまった。


「まぁ、なんだ  これも何かの縁って事で  今日からここに住むことになった 佐原倍 龍也だ  よろしくなっ!」
俺は気恥ずかしさを誤魔化すように ニッと笑い片手を出した。


「はっ、はい 私は 雪と申します。ふつつか者ですがよろしくどど どうぞ です。」
雪と名乗る少女はおずおずと 片手を出し 二人は握手をかわした。
すると雪のお腹からくぅー とゆう可愛い音がなった。また顔を真っ赤にして俯いてしまった。

俺は苦笑し
「まっ、なんだ 俺もすっかり目が冷めて腹が減ってきたから 何か食うとするか? 雪も何か食うか?まっ カップ麺くらいしか無いがな。」  


すると
雪はパァと明るい顔をして 頷いた。

そう思いたち 
俺と雪が 下に降りようとした時に 下の階から 爆発音が聞こえた。

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

俺は慌てて 階段を 駆け下り 一階の リビングへと降りると 縁側の窓が吹き飛んで TVや ちゃぶ台やらが粉々に吹き飛んでいた。

「なっ...... なんだこれは  ガス爆発でも 起きたのか? ガスの元栓はまだ閉めてた筈なんだがなぁー。」
と 俺が腕を組み手を顎にあてていると

「龍也さん 危ないっ!」
バチィ バヂィと 先程俺を縛っていた 金縛り(仮)の様なものが 俺と 黒衣の剣士? いつの間に 何処から?!


「龍也さん! 下がって下さい その人は危険です! かなり 私の 氷魔結界も もう 持ちそうに あっあぁあッ!」 バヂィっと 音がしたかと思うと 俺と雪は キッチンの洗面台まで飛ばされた。

「んッくっ......おい 雪大丈夫か?! 雪! しっかりしろ!」
雪が壁と 俺との間にクッションに なってくれたお陰で 俺は少し頭を打つだけですんだが 雪は頭から少し血が出ている。


「おい! 雪! しっかりしろ!」
俺が必死に呼びかけると 僅かながら 雪が 呻き声をあげた。


俺は雪を静かに床に寝かしつけるとこの状況を作り出した元凶を 睨み付ける。


黒衣の男はゆっくりと立ち上がる。その手には一本のサーベルを 持ち 恭しく一礼をする。

「急な訪問を 失礼する  私は グラモン  しがない刺客と名乗れば良いかな 少年? まぁ君は何も考える必要はないよ 全てを忘れただここを去りさえしてくれれば 命だけは助けてやろう 悪くない相談だろ?」
男は仮面の奥でくつくつと嗤いサーベルを 向ける。

「ふんっ…...どうせここで去ろうとしても 口封じに 殺されるのが目に見えるけどなアンタのその陰気な仮面の奥から見える ゲロ臭い 外道の目ってやつが !それに 俺の保証は言いやがるが 雪の保証は一切話さない所を見ると 目的は 雪だってのがありありと分かるぜオッサン!」俺はフラフラと立ち上がり拳を突き出してみせる。


「......フフッフハハ 面白い面白いな 少年! ご明察 その通りだ 君を見逃す気など更々ないさ! 実に興味深い 面白いな少年!この状況で抗うかね。」
グラモンと名乗る男は 仮面へと手を当て 高笑いを する。

「......だ、ダメです ぐッ... 龍也さん に、逃げてください…た 、龍也さんがかなう相手ではありません......どうか あなただけでも 逃げてください…...どうか......。」
雪が 痛みに耐えながら這いずり掠れた声で 俺に言う。


「バッ、バカ野郎 無理すんじゃねぇよ。ちょっと横になってろ。」
俺は後ろ手に雪を庇うように前に出る。


「ハハハッ......まさにお涙ちょうだいだな 実に滑稽だ。 どうせ逃げられぬのに 実に愉快。フッハハハ。」弱者を見下す様に男はゆっくりと構えをとる。

(くそっ、何か あの剣に拮抗するものが無きゃ ジリ貧ゆうか詰むな…...んっ?こいつは......)
俺は考えながら身構えていると 先程男が 入ってきた時に散乱したであろう 物のなかに 鉄パイプが一本足元に転がっていた 俺はそれを拾いあげると 眼前に構えをとる。


「フッハ 実に滑稽!実に儚い!実に美しく気高いじゃないか 少年!その様なか細いもので 相対するとは 実に面白いッ!」
男は 傲岸に嗤うと 餓狼の如く 疾駆する。


「なッ! 早ッ! くッ......うっうぉぉおぉあぁあ!!」
一瞬男が消えたかと思うと いつの間にやら眼前まで 移動しその凶刃を振り翳していたのを既で受け止めて 気力で押し返す。

「ほぉぅ......今のを止めるかよ…面白い実に君は面白いじゃぁないか! もっとだ! もっと私を楽しませてくれたまえよ。」
男は狂気に満ちた瞳で 龍也を見据える。


「ま、マジであっぶねぇ......
今のは少しやばかったなぁ...
クソジジイのシゴキが無かったら龍也の輪切りステーキになってたなありゃってまぁなんだ流石にふざけてらんねぇな......しょうがねぇな だりぃし あんましポンポン使うのも癪に障るんだが あんまり悠長な事も言ってらんねぇし 使うか…...。」
俺は鉄パイプを床へと落とし構えを解き 俯く。


「ふんッ...  もう終いか...... 興醒めだな、なかなか骨がある 少年だと思ったんだがなぁ…...ならばせめてもの情けで最後は楽に引導を渡してやるとするッ! 恨むなら己の運のなさを恨むのだなッ!」
男は 興味が無くなった積木を崩すかの如く凶刃を振り下ろす。


すると 青白い障壁が
グラモンと龍也の間に生じ 
剣と障壁が拮抗する。
「た、龍也さん......に、逃げて 下さい ......あ、あまり保ちそうにありません。」
雪がなけなしの魔力で障壁をはったのだ が 今にも消えてしまいそうなぐらいに霞かけている。

「少女よ、 無駄な事を......矮小な障壁ごと叩き切ってやろうッ!フッ、フンッ!!」
グラモンは 剣を 再び構え直し上段より振り翳す。


青白い障壁は粉々に砕け散る
「たッ、龍也さぁぁぁあん!!」
グラモンの剣戟により辺り一面の粉塵が舞い上がる。


「うぅ......私のせい......私のせいで 龍也さんが......うっ 「おーい誰が死んだって?まだぴちぴちピッチの絶好調だぞー。」へっ?! た、龍也さん  ぶぶ、無事何ですか?!」  

グラモンの剣戟による靄がはれ露になる。


「ぐッ、ぐぬぅ...... 私の剣を止めただとッ......!? 少年 いや 貴様 何者だ?  ただの一般人ではあるまい。」
グラモンの剣は 龍也を断ち切ること無く 寸でにて ゆらゆらとした布の様なもので 龍也の周りにドーム状に展開し 受け止められていた。


「五柱束ねし 一柱司りし青龍を 
霊紙に宿りて 我が刃と為れ。 
急急如律令。
霊刀―――白舟 、抜刀」。
先程まで ゆらゆらと 龍也を覆うようにあった霊布が 一つとなり 青白い光を放つ一振りの『刀』となる 。

「さぁ、反撃開始 ずっと 龍也さんのターンのエンペラータイムと参りますか!この三下がッ!」
俺 刀を構え グラモンを見据えながら言い放つ。

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

グラモンは 今起きている事態に冷静に分析する。
(ふむ、主からは奴は一般人で特別な魔力等は感じず取るに足らない存在だと聞かされたが…...危機にて一時的に覚醒したものかっ......ならば馴染む前に叩くまで!)
グラモンは片膝を付いた状態から立て直し正眼へと構える。


「ほぅ、少年さっきとは 見違えるほどに勇ましいではないか......しかし付け焼き刃で何処まで私と渡り合えるかな? フッ!!」
グラモンは餓狼の如く突き貫く。

(仕留ったぞ!)
「いぃや、 仕留れてないぞ? 残像だっっつってな! セイッ!!」
グラモンが貫いた虚像はすぅと1枚の人形の紙になり消える と 背後から 龍也が すかさずグラモンを 斬りつける。

「なッ?! なんだと! くッ......!」
それをグラモンは 身体を捻りすれすれでの体捌きにて躱す。

「甘えッ! まだ だ まだ終わらんよっつってな! ほッ!はッ!へッ!とな。」
袈裟斬りからの右へと切り上げ 左へと薙ぐ。

「がッ......ぐッ ! うッ うおぉおぉおぉぉ! ふんッ!」
切り上げへの対処は遅れてしまったが 己の膂力と 経験にて 龍也の剣戟を堪え凌いだ。然し 瓦礫の下へと弾き飛ばされていく。

「ふぅんー、なかなかやるじゃないオッサン 今のを全部あの体制から捌ききるかーなかなかだな。」
霊刀を肩に担ぐ 。

ガラガラと瓦礫を どけながらゆらりと立ち上がる。
「き、貴様 ただの一般人では無いな………一体何者だッ!」
グラモンは剣を片手に吼える。

霊刀を肩にてトントンと打つと
「俺が誰か? だって?……
俺は佐原倍 龍也 至って
普通で平々凡々なノーマル な
高校生 で 好きな女の子は笑顔から好きになる何処にでも居る
末代最強(仮)の 陰陽師ですが? 何か? 以上!。終わりッ!」
霊刀を突き出し 腰に手を当てる。


「陰陽師……だと そうか それゆえに魔力を感じなかったと……これは少し抜かったようだな………ふむ。」
グラモンは少しブツブツと呟くと頭を振るい襟を正す。


「さぁ おっさんシンキングタイムはそろそろおしまいか?散々人様の自宅で好き放題ランデブーしてくれちゃって お尻ペンペンじゃ許してやんねぇぞ!」
腰を落とし構えをとる。

「ふむ……今夜はこちらの負けとしよう。なかなかどうして良き敵に出会えた 主には感謝せねばな。それでは少年、いや 佐原倍龍也と言ったか、それではまた相見えよう。さらばだ!」
グラモンは懐から 閃光弾の様な物を出し床へと叩きつける。


「がッ……くっそ 前が見えねぇ すごく バルスです ってやかましわ!。逃がしたか。」
光が晴れるとグラモンは消えていた。

「ふぅ、まぁ何とかなったか……そうだ! 雪は!?  雪大丈夫か? 雪!」
龍也はシンクにもたれかかりぐったりとした雪を抱き起こす。

「おいっ!雪  大丈夫か? って めっさ 幸せな顔で寝ていらっしゃる!  あぁ……また涎が ぷッ なぁんだかなぁ、まっ よかった よかった。 ふぁぁあ、何だか俺もすんげぇ疲れたな………あっダメだ おやすみ……」
龍也は雪の頭を膝へと乗せるそのまま自分も 台所のシンクへと身体を預け深い眠りに落ちた。

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

全ての状況、事象を全て観察していた者が向かいの屋根に居た事は二人は知る由もない。

「へぇー、なかなか面白そうな人物ッスねぇ。 すっごく狩り甲斐が有りそうな人ッスねぇー えー、佐原倍 りゅうっつぁん。」 
月に照らされテラテラと鎌が妖しく鈍色に光り 眼鏡のツルに妖艶に手をかける 少女が獲物を見つけたように 見ていた事も知る由もない事であった。


・・・・・・To be continued




















しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

処理中です...