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プロローグ
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中二病…それは中学2年生(14歳前後)の頃に発症する事が多い思春期の発現した病態である。
一度中二病になったら、なかなかその症状は治らない、それほど難しい病である。
中二病の発症になったら日常にどんな影響になると
・今まで砂糖入りのコーヒーを飲んでいたのに、突然ブラックコーヒーを飲み始める
・ロングコードやマントに憧れ銃やナイフを携帯をしたくなる
・どんな場所でも、自分一人で戦う妄想をする
他、いろんな影響が日常に出てくる。
俺も一時的に中二病の発症の病態になった。
入学式が始まる時にクラスで自己紹介をするけど、中二病の病になった俺はクラス全員に驚くほどの自己紹介を告げた。
「くっくっくっ、まさか俺様に名乗れと言うとは…貴様結構やるな!だがそう簡単にこの名を聞けると思うな。ふっ、だからこれだから人間は…。
そんなに我が名を聞きたい気持ちはよくわかった、良いか一度だけ言うぞ、貴様らの胸に俺様の名を刻むが言い!」
と、まぁこんな感じで中学生の頃、自己紹介を告げた。
「うわあああああああああああああ!! 恥ずかし、恥ずかし、恥ずかし、恥ずかし。
なんであの頃に中二病の自己紹介をしたんだよ。あの時の俺死ね~~」
部屋で突然絶叫し、その後、床に寝ころび暴れだす。
「どうしたの悠真? いきなり大きな声を出して!?」
俺の絶叫を聞こえて、慌てて俺の部屋にやって来たお母さん。
「あぁ、大丈夫。何もないからお母さんは、仕事の準備をしないと送れるよ」
「悠真がそう言うならわかったけど、部屋にゴミがあるならドアの近くに置いてね。それじゃ行ってきま~す」
「はいはい、いってらっしゃい!」
突然、絶叫した理由は部屋掃除をした時に、俺が中学生の頃中二病だった時に書いてたノートを見つけ、それを読み始めたら中学生の自分が嫌で恥ずかしさのあまりに、絶叫をした。
俺の名は須藤悠真。今年の春、俺は高校1年生になる。
中学生の頃、俺は中二病だった。だが今になっては、あの時の俺は嫌だった。
だから学校もわざわざ遠い場所に引っ越し、中学生の友達も居ない場所を選んだからな。
「さぁて、掃除でもするか。このノートは、絶対誰にも見られたくないから押入れに入れるしかないな。押入れなら、見つからないしな」
誰にも見つからないよう、段ボールに入れ押入れの奥に置く。
これなら絶対に見つからない。なんだって、段ボールの箱を沢山押入れに入れてるからばれないだろ。
「もうあんな時の俺になりたくない。だから学校も中学生の友達がいない場所も選んだし。
もし居たら、俺の中学生の正体がバレる。それだけは嫌だ!」
そんな事を考えて部屋掃除をしてたら、窓の方から怪しげな音が聞こえる。
「うん? なんだこの音は。窓から聞こえたような」
怪しげな音が聞こえ、窓の方に歩きカーテンを開け、ドアを開ける。
「ん、んんん?なんだこれ、ロープ? なんで上から」
音の正体は、ロープが窓に当たった音だった。でもなんでロープが上から落ちてるんだ?
そんな事を考えてると、上の部屋から人影がロープを握ってそのまま下に降りてきた。
「うわああああああ、なんだなんだ!」
びっくりをして、腰を落とした。
上の階から降りてきた人影が、徐々に俺のベランダまで姿を見せた。
俺はロープで落ちていく人影を見てたら、向こうの方もこっちを睨みつけた。
少女?なんかコスプレしてる恰好だな。
そんな事を考えてたら、俺のベランダを通り過ぎた。
「なんだったんだ、さっきのは。そういや上の階って、OLの一人暮らしだったはずだけど。
あんな子居たかな」
これが、俺とあの子の始まりの瞬間だった。
まさかこれから起こる事は、俺でも予想はできなかった。
一度中二病になったら、なかなかその症状は治らない、それほど難しい病である。
中二病の発症になったら日常にどんな影響になると
・今まで砂糖入りのコーヒーを飲んでいたのに、突然ブラックコーヒーを飲み始める
・ロングコードやマントに憧れ銃やナイフを携帯をしたくなる
・どんな場所でも、自分一人で戦う妄想をする
他、いろんな影響が日常に出てくる。
俺も一時的に中二病の発症の病態になった。
入学式が始まる時にクラスで自己紹介をするけど、中二病の病になった俺はクラス全員に驚くほどの自己紹介を告げた。
「くっくっくっ、まさか俺様に名乗れと言うとは…貴様結構やるな!だがそう簡単にこの名を聞けると思うな。ふっ、だからこれだから人間は…。
そんなに我が名を聞きたい気持ちはよくわかった、良いか一度だけ言うぞ、貴様らの胸に俺様の名を刻むが言い!」
と、まぁこんな感じで中学生の頃、自己紹介を告げた。
「うわあああああああああああああ!! 恥ずかし、恥ずかし、恥ずかし、恥ずかし。
なんであの頃に中二病の自己紹介をしたんだよ。あの時の俺死ね~~」
部屋で突然絶叫し、その後、床に寝ころび暴れだす。
「どうしたの悠真? いきなり大きな声を出して!?」
俺の絶叫を聞こえて、慌てて俺の部屋にやって来たお母さん。
「あぁ、大丈夫。何もないからお母さんは、仕事の準備をしないと送れるよ」
「悠真がそう言うならわかったけど、部屋にゴミがあるならドアの近くに置いてね。それじゃ行ってきま~す」
「はいはい、いってらっしゃい!」
突然、絶叫した理由は部屋掃除をした時に、俺が中学生の頃中二病だった時に書いてたノートを見つけ、それを読み始めたら中学生の自分が嫌で恥ずかしさのあまりに、絶叫をした。
俺の名は須藤悠真。今年の春、俺は高校1年生になる。
中学生の頃、俺は中二病だった。だが今になっては、あの時の俺は嫌だった。
だから学校もわざわざ遠い場所に引っ越し、中学生の友達も居ない場所を選んだからな。
「さぁて、掃除でもするか。このノートは、絶対誰にも見られたくないから押入れに入れるしかないな。押入れなら、見つからないしな」
誰にも見つからないよう、段ボールに入れ押入れの奥に置く。
これなら絶対に見つからない。なんだって、段ボールの箱を沢山押入れに入れてるからばれないだろ。
「もうあんな時の俺になりたくない。だから学校も中学生の友達がいない場所も選んだし。
もし居たら、俺の中学生の正体がバレる。それだけは嫌だ!」
そんな事を考えて部屋掃除をしてたら、窓の方から怪しげな音が聞こえる。
「うん? なんだこの音は。窓から聞こえたような」
怪しげな音が聞こえ、窓の方に歩きカーテンを開け、ドアを開ける。
「ん、んんん?なんだこれ、ロープ? なんで上から」
音の正体は、ロープが窓に当たった音だった。でもなんでロープが上から落ちてるんだ?
そんな事を考えてると、上の部屋から人影がロープを握ってそのまま下に降りてきた。
「うわああああああ、なんだなんだ!」
びっくりをして、腰を落とした。
上の階から降りてきた人影が、徐々に俺のベランダまで姿を見せた。
俺はロープで落ちていく人影を見てたら、向こうの方もこっちを睨みつけた。
少女?なんかコスプレしてる恰好だな。
そんな事を考えてたら、俺のベランダを通り過ぎた。
「なんだったんだ、さっきのは。そういや上の階って、OLの一人暮らしだったはずだけど。
あんな子居たかな」
これが、俺とあの子の始まりの瞬間だった。
まさかこれから起こる事は、俺でも予想はできなかった。
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