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「全く・・・俺のことを女と言うとは・・・まあ、なんやら会話して好印象?って感じだけど流石に寝る場所が八雲の部屋の時点で家に帰ろうとしていたけどまさか泊まっていいと言われるとは思わなかった」
「マジかよ」
こいつ、黒坂の家に泊まったのか。だから、妙にこいつの制服からいい匂いがするのかよ
「結局、黒坂と寝たのか?」
いや、それはなくね?多分そんなことになるまではいかないと思うが・・・
「ああ、一緒に寝たよ。可愛いかったよ優香の寝顔は・・・それにキスしたし」
「寝る時にやったのかよお前」
行動が早すぎるし、大胆すぎるだろ。どうなっているんだこいつ・・・女になってからとんでもない方向に進んでいないか?付き合うことになったから理性が飛んでいるような気がするが・・・気のせいではないんだろうな
「いや、寝る前にもね。私のファーストキスとファーストパイタッチを優香に捧げたよ。ふふっ・・・あとはそうだね・・・まだまだやらないといけないことがある・・・ふふふ・・・」
笑顔で言っているが怖い。俺と純也はドン引きしている。こいつはやべえ奴とは思っていたがここまでとは・・・
「ねえ、優香」
「ん?何?」
「今日も私の部屋で寝るからね。今日は昨日以上にやるつもりだから・・・逃げないでね」
「・・・・・・」
無言になって青ざめている優香
「1週間後に妊娠報告してねこいつら」
「純也。1週間では体の中に赤ちゃんがいるなんて分からないぞ」
「分からないのかよ。なら、優香の童貞が無くなるのはあるな」
「呑気に言うんじゃねえよお前ら」
俺達を睨みつける優香。悪いが睨まれても俺達は止まることはない。純也は止まることをしないし、注意しても辞めるような男ではない。そんなことを言っても睨んでも分からない
優香のピンチがなんだろうと黒坂を止めることはないだろう。婚約指輪まで付けている二人の仲を裂くことなんてできない。黒坂に仮に拳同士の戦闘をしてもこいつに勝てねえし
黒坂は柔道をやっていた男だ。しかも洗脳耐性があるという支配系は効かない性能をしているやべえ奴だ。俺達がなんとかしようも間違いなく、俺達がやられる
「何をしてもこいつは止まることはない。諦めて童貞を捧げろ」
「捧げよ捧げよ!童貞を捧げよ!!」
ゲラゲラ笑っている純也
「純也死ね」
純也ドンマイ
「それで君はどうするんだい?斎藤」
「何百回も言わせるな。俺は佐藤だクソ坂」
ゲラゲラ笑っていた顔を真顔になって怒りを見せる純也。ついにクソ坂呼ばれてしまう黒坂である。悲しいの~
「酷いじゃないか斎藤」
「佐藤だわ!!!誰が斎藤だぁぁぁ!!!!テメェは俺を怒らせた」
「そうかい・・・残念だけど私は君を斎藤純也と認識しているんだ。諦めてくれ」
「ふざけるなよクソ野郎」
これは純也は悪くない。苗字間違えているのはそう認識しているのは分かったが数百回以上訂正しろと言っても治らない黒坂が悪いな
「何もかもお前が悪い、俺は佐藤純也だ。」
自分の名を教える純也。彼女の反応は
「分かったよ。斎藤」
「殴るか」
『待て待て!!』
クラスメイトから声が入る。おい、名前を教えたのに何故斎藤と呼んでしまうんだよ黒坂!純也落ち着け!って力強すぎるだろこいつ!男5人で止めることができないってどんな力をしているんだよ!!
力強すぎるだろ!どこからそんな力を出せるんだ!やったらやべえから止めないと!
「落ち着け!斎藤!」
「うるせえ!こいつは許せねえんだよ!」
「殴るとか駄目だろ!流石に!!」
「元男とかじゃなくてもさ!」
「お前力強すぎるだろ!なんで男がなんで止められねえんだよ!」
6・・・7・・・8・・・でようやく止めるほどにってこいつ力強すぎんだろ。どこで手に入れたかの馬鹿力
「私は何もしていないのに酷いね・・・」
「間違いなく、八雲が悪いよ」
「そうかい?ふむ・・・」
「間違えるなら苗字ではなく、名前呼びにしたら?それなら間違えて怒られるようなことはないんじゃない?」
「・・・そうだね。そうしようか、優香のためにね」
「俺のためなの・・・?俺のためとか関係ない話だろ。純也を怒らせたら純也の義姉が飛んでくるよ」
「ああ・・・会ったことがあるよ。何やら怖い表情で私のところに来たけど意気投合したね。まあ、名前呼びの間違いでキレていたけどそれは問題ない」
「問題があるからこうして混沌となった状況になっているだろ。呑気にあいつの義姉に会っているのかい!まさか意気投合するとは・・・何をしたらあの女と仲良くなれるんだ・・・」
「何、普通に話をしたら気に入ってくれてね。言葉一つでも間違えたら死んでいたかもしれないがそれは問題ないよ」
「問題しか思えないが?やはり、あの人は異常だな。俺ですら恐怖を感じるのによ」
あいつら何をしているんだ・・・
「おい、純也」
「あ?なんだよ、優香。テメェはテメェでこいつに対して怒れよ」
青筋を立てている純也に対して優香は言う
「お前を呼ぶ時、苗字ではなく、名前呼びでいいか?名前間違え嫌なら下の呼びのほうがいいと俺は思っている」
「・・・別にいいけどよ」
「だってさ、八雲」
「うん、分かっている。純也よろしく」
「・・・・・・はあ~・・・疲れた」
こうして二人の仲は名前呼びの間違えによる悪い関係から良くなく、悪くない関係へと変わった
それと
『俺達のセリフだわ!』
俺達も疲れた。クラスメイト達と同じ言葉を出すとは思わなかったがな
「マジかよ」
こいつ、黒坂の家に泊まったのか。だから、妙にこいつの制服からいい匂いがするのかよ
「結局、黒坂と寝たのか?」
いや、それはなくね?多分そんなことになるまではいかないと思うが・・・
「ああ、一緒に寝たよ。可愛いかったよ優香の寝顔は・・・それにキスしたし」
「寝る時にやったのかよお前」
行動が早すぎるし、大胆すぎるだろ。どうなっているんだこいつ・・・女になってからとんでもない方向に進んでいないか?付き合うことになったから理性が飛んでいるような気がするが・・・気のせいではないんだろうな
「いや、寝る前にもね。私のファーストキスとファーストパイタッチを優香に捧げたよ。ふふっ・・・あとはそうだね・・・まだまだやらないといけないことがある・・・ふふふ・・・」
笑顔で言っているが怖い。俺と純也はドン引きしている。こいつはやべえ奴とは思っていたがここまでとは・・・
「ねえ、優香」
「ん?何?」
「今日も私の部屋で寝るからね。今日は昨日以上にやるつもりだから・・・逃げないでね」
「・・・・・・」
無言になって青ざめている優香
「1週間後に妊娠報告してねこいつら」
「純也。1週間では体の中に赤ちゃんがいるなんて分からないぞ」
「分からないのかよ。なら、優香の童貞が無くなるのはあるな」
「呑気に言うんじゃねえよお前ら」
俺達を睨みつける優香。悪いが睨まれても俺達は止まることはない。純也は止まることをしないし、注意しても辞めるような男ではない。そんなことを言っても睨んでも分からない
優香のピンチがなんだろうと黒坂を止めることはないだろう。婚約指輪まで付けている二人の仲を裂くことなんてできない。黒坂に仮に拳同士の戦闘をしてもこいつに勝てねえし
黒坂は柔道をやっていた男だ。しかも洗脳耐性があるという支配系は効かない性能をしているやべえ奴だ。俺達がなんとかしようも間違いなく、俺達がやられる
「何をしてもこいつは止まることはない。諦めて童貞を捧げろ」
「捧げよ捧げよ!童貞を捧げよ!!」
ゲラゲラ笑っている純也
「純也死ね」
純也ドンマイ
「それで君はどうするんだい?斎藤」
「何百回も言わせるな。俺は佐藤だクソ坂」
ゲラゲラ笑っていた顔を真顔になって怒りを見せる純也。ついにクソ坂呼ばれてしまう黒坂である。悲しいの~
「酷いじゃないか斎藤」
「佐藤だわ!!!誰が斎藤だぁぁぁ!!!!テメェは俺を怒らせた」
「そうかい・・・残念だけど私は君を斎藤純也と認識しているんだ。諦めてくれ」
「ふざけるなよクソ野郎」
これは純也は悪くない。苗字間違えているのはそう認識しているのは分かったが数百回以上訂正しろと言っても治らない黒坂が悪いな
「何もかもお前が悪い、俺は佐藤純也だ。」
自分の名を教える純也。彼女の反応は
「分かったよ。斎藤」
「殴るか」
『待て待て!!』
クラスメイトから声が入る。おい、名前を教えたのに何故斎藤と呼んでしまうんだよ黒坂!純也落ち着け!って力強すぎるだろこいつ!男5人で止めることができないってどんな力をしているんだよ!!
力強すぎるだろ!どこからそんな力を出せるんだ!やったらやべえから止めないと!
「落ち着け!斎藤!」
「うるせえ!こいつは許せねえんだよ!」
「殴るとか駄目だろ!流石に!!」
「元男とかじゃなくてもさ!」
「お前力強すぎるだろ!なんで男がなんで止められねえんだよ!」
6・・・7・・・8・・・でようやく止めるほどにってこいつ力強すぎんだろ。どこで手に入れたかの馬鹿力
「私は何もしていないのに酷いね・・・」
「間違いなく、八雲が悪いよ」
「そうかい?ふむ・・・」
「間違えるなら苗字ではなく、名前呼びにしたら?それなら間違えて怒られるようなことはないんじゃない?」
「・・・そうだね。そうしようか、優香のためにね」
「俺のためなの・・・?俺のためとか関係ない話だろ。純也を怒らせたら純也の義姉が飛んでくるよ」
「ああ・・・会ったことがあるよ。何やら怖い表情で私のところに来たけど意気投合したね。まあ、名前呼びの間違いでキレていたけどそれは問題ない」
「問題があるからこうして混沌となった状況になっているだろ。呑気にあいつの義姉に会っているのかい!まさか意気投合するとは・・・何をしたらあの女と仲良くなれるんだ・・・」
「何、普通に話をしたら気に入ってくれてね。言葉一つでも間違えたら死んでいたかもしれないがそれは問題ないよ」
「問題しか思えないが?やはり、あの人は異常だな。俺ですら恐怖を感じるのによ」
あいつら何をしているんだ・・・
「おい、純也」
「あ?なんだよ、優香。テメェはテメェでこいつに対して怒れよ」
青筋を立てている純也に対して優香は言う
「お前を呼ぶ時、苗字ではなく、名前呼びでいいか?名前間違え嫌なら下の呼びのほうがいいと俺は思っている」
「・・・別にいいけどよ」
「だってさ、八雲」
「うん、分かっている。純也よろしく」
「・・・・・・はあ~・・・疲れた」
こうして二人の仲は名前呼びの間違えによる悪い関係から良くなく、悪くない関係へと変わった
それと
『俺達のセリフだわ!』
俺達も疲れた。クラスメイト達と同じ言葉を出すとは思わなかったがな
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