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第23話 侯爵家4
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「ゴブ」(それはそうと仕事には報酬が必要ゴブ)
ボランティアも嫌いではないゴブがきちんと相応の報酬がでるのとはモチベーションが全く変わってくるゴブ。
「報酬ですか・・・どういたしましょう。うちで腐った肉は見たことがありません」
こいつ真面目な顔をして何を言い出しているゴブ。
「ゴブブ」(報酬といったらお金ゴブ)
「ああ~、はいはい。お金・・・ですか。それは少し困りましたわ、私には持ち合わせがありませんもの」
なんだよ。上流貴族とかいて威張っていても家計は火の車ってか。
見た目だけ派手に着飾り見栄をはるのに精いっぱいの没落系貴族だったか。
「お嬢様は今まで自分の手でお金を払ったことが無いのです。出入りの商会様方はその場でお金を要求いたしませんし、出掛ける時も支払いのような些事は全て私たちお付きのメイドが済ましますので」
ガチのお金持ちお嬢様の方だったか。
元の世界でも本物さんたちは値札を見ずに好きなものを買いまくり後でカードで精算って感じだろうしな。
現金でちまちま払うってのは庶民の考えだったか。
でもオレはやっぱり現金だな。
前世でも500円貯金箱とかに少しづつ貯めるの楽しかったし。
最後は5円とか10円を入れていっぱいにしたが。
「ゴブ」(お金がいいゴブ)
「う~ん。分かりました、確かあるにはありましたわ。いくらあるか少し忘れましたが、勉強部屋の方にお金がありますわ」
「ゴブ!」(よし!これから仕事をがんばるゴブ)
お嬢様はぽんこつメイドさんと一緒に別室に入っていった。
「え~と、確かこの辺りにあったはずですが」
「あ~これじゃないですか~。なつかしい~」
お嬢様がぽんこつメイドさんと一緒に戻ってきた。メロンぐらいの袋を持っている。
「しかし、報酬がお金がいいなんて~。変わったゴブリンさんです」
「ふふふ、彼女はミセッティという名前まである特別なゴブリンですわ。
私に似て恐らく高貴な血筋のゴブリンなのですわ」
「ゴブ」(その通りゴブ、えっへん)
オレはドレスで着飾ったまま仁王立ちして胸をはって自慢げにポーズをとった。
ショートぐらいしかない髪に無理やり付けたリボンがうっとうしい。
・・・これからはオレじゃなくてわたしと言った方がしっくりくるかもな。
オレ・いやわたしはこっちでは可愛いゴブリン幼生体なのだ。
お金をいただく以上、プロとしてしっかり仕事をする。
それが日本人企業戦士としての最低限の心構えだゴブ。
袋を開けると映画で見たような金色、銀色の大小の硬貨がぎっしり詰まっている。
「ゴブ~♪」(初報酬もいただいたしがんばるゴブ)
ほらこんなにも重い。子供といっても貴族はやっぱり違いますな~。
ってアレ?あんまり重たくない。
「ゴブ?」(どういうことゴブ?)
わたしは袋をひっくり返して何枚か取り出した。
カラカラ、コロコロ・・・
軽快な音がして硬貨が重なったり転がったりしている。
「ゴブ!」(ニセ金じゃないかゴブ!)
木でできた硬貨に色を付けただけのおもちゃだった。
ところどころ色が剥げて木が見えちゃってるし。
「ニセ金なんて人聞きが悪いです!初等部の授業で使った教材ですわ。
みんなこれを使ってお金の価値を勉強いたしました、なつかしいですわ」
オレ・・いやわたしの覚悟を返せゴブ。
「ゴブ」(まぁこれはこれでもらっておくゴブ。貯める箱が欲しいゴブ)
「まぁそこら中において散らかすよりいいでしょう。鍵付きの衣装ケースなど用意いたしますわ」
メイドさんたちが古いRPGゲームでよく見た宝箱みたいな箱を持ってきてくれた。
「ゴブ~」(おお~。ザ・宝箱だゴブ。テンション上がるゴブ)
箱を開けてもらったおもちゃの硬貨をカラカラと投入する。
早く本物の金貨でいっぱいにしたいゴブ。
硬貨を敷き詰めてわたしもその中に入りゴロ寝してみた。
このゴリゴリ感がたまりませんな~。本物はひやっとしてるゴブかな~。
「何かこんなお金に執着あるゴブリンさんイヤです~」
「しっ!!聞こえるわよ。本人が満足しているならそれで良いのです。それにお金だけでいうことをきくなら何より扱いやすいと言えますわ」
「うわ~。お嬢様ちょっと悪い顔されてます~」
「しかし箱の中にゴブリンがすっぽり入ってフタが閉まっているとダンジョンのトラップ箱のようですね」
「確かに箱を開けてゴブリンが飛び出してきたらびっくりするかもっすけど。所詮ゴブリンっすからね~。何匹入っていてもトラップにならないっしょ」
「ドレスを着たゴブリンが飛び出してきたらそれなりに心臓に悪いでしょうけどね」
「ゴブブ~♪」(やっぱり人生には目標が必要ゴブな~)
ボランティアも嫌いではないゴブがきちんと相応の報酬がでるのとはモチベーションが全く変わってくるゴブ。
「報酬ですか・・・どういたしましょう。うちで腐った肉は見たことがありません」
こいつ真面目な顔をして何を言い出しているゴブ。
「ゴブブ」(報酬といったらお金ゴブ)
「ああ~、はいはい。お金・・・ですか。それは少し困りましたわ、私には持ち合わせがありませんもの」
なんだよ。上流貴族とかいて威張っていても家計は火の車ってか。
見た目だけ派手に着飾り見栄をはるのに精いっぱいの没落系貴族だったか。
「お嬢様は今まで自分の手でお金を払ったことが無いのです。出入りの商会様方はその場でお金を要求いたしませんし、出掛ける時も支払いのような些事は全て私たちお付きのメイドが済ましますので」
ガチのお金持ちお嬢様の方だったか。
元の世界でも本物さんたちは値札を見ずに好きなものを買いまくり後でカードで精算って感じだろうしな。
現金でちまちま払うってのは庶民の考えだったか。
でもオレはやっぱり現金だな。
前世でも500円貯金箱とかに少しづつ貯めるの楽しかったし。
最後は5円とか10円を入れていっぱいにしたが。
「ゴブ」(お金がいいゴブ)
「う~ん。分かりました、確かあるにはありましたわ。いくらあるか少し忘れましたが、勉強部屋の方にお金がありますわ」
「ゴブ!」(よし!これから仕事をがんばるゴブ)
お嬢様はぽんこつメイドさんと一緒に別室に入っていった。
「え~と、確かこの辺りにあったはずですが」
「あ~これじゃないですか~。なつかしい~」
お嬢様がぽんこつメイドさんと一緒に戻ってきた。メロンぐらいの袋を持っている。
「しかし、報酬がお金がいいなんて~。変わったゴブリンさんです」
「ふふふ、彼女はミセッティという名前まである特別なゴブリンですわ。
私に似て恐らく高貴な血筋のゴブリンなのですわ」
「ゴブ」(その通りゴブ、えっへん)
オレはドレスで着飾ったまま仁王立ちして胸をはって自慢げにポーズをとった。
ショートぐらいしかない髪に無理やり付けたリボンがうっとうしい。
・・・これからはオレじゃなくてわたしと言った方がしっくりくるかもな。
オレ・いやわたしはこっちでは可愛いゴブリン幼生体なのだ。
お金をいただく以上、プロとしてしっかり仕事をする。
それが日本人企業戦士としての最低限の心構えだゴブ。
袋を開けると映画で見たような金色、銀色の大小の硬貨がぎっしり詰まっている。
「ゴブ~♪」(初報酬もいただいたしがんばるゴブ)
ほらこんなにも重い。子供といっても貴族はやっぱり違いますな~。
ってアレ?あんまり重たくない。
「ゴブ?」(どういうことゴブ?)
わたしは袋をひっくり返して何枚か取り出した。
カラカラ、コロコロ・・・
軽快な音がして硬貨が重なったり転がったりしている。
「ゴブ!」(ニセ金じゃないかゴブ!)
木でできた硬貨に色を付けただけのおもちゃだった。
ところどころ色が剥げて木が見えちゃってるし。
「ニセ金なんて人聞きが悪いです!初等部の授業で使った教材ですわ。
みんなこれを使ってお金の価値を勉強いたしました、なつかしいですわ」
オレ・・いやわたしの覚悟を返せゴブ。
「ゴブ」(まぁこれはこれでもらっておくゴブ。貯める箱が欲しいゴブ)
「まぁそこら中において散らかすよりいいでしょう。鍵付きの衣装ケースなど用意いたしますわ」
メイドさんたちが古いRPGゲームでよく見た宝箱みたいな箱を持ってきてくれた。
「ゴブ~」(おお~。ザ・宝箱だゴブ。テンション上がるゴブ)
箱を開けてもらったおもちゃの硬貨をカラカラと投入する。
早く本物の金貨でいっぱいにしたいゴブ。
硬貨を敷き詰めてわたしもその中に入りゴロ寝してみた。
このゴリゴリ感がたまりませんな~。本物はひやっとしてるゴブかな~。
「何かこんなお金に執着あるゴブリンさんイヤです~」
「しっ!!聞こえるわよ。本人が満足しているならそれで良いのです。それにお金だけでいうことをきくなら何より扱いやすいと言えますわ」
「うわ~。お嬢様ちょっと悪い顔されてます~」
「しかし箱の中にゴブリンがすっぽり入ってフタが閉まっているとダンジョンのトラップ箱のようですね」
「確かに箱を開けてゴブリンが飛び出してきたらびっくりするかもっすけど。所詮ゴブリンっすからね~。何匹入っていてもトラップにならないっしょ」
「ドレスを着たゴブリンが飛び出してきたらそれなりに心臓に悪いでしょうけどね」
「ゴブブ~♪」(やっぱり人生には目標が必要ゴブな~)
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