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父上との連絡が終わったから、イディとアデライトの方を向けばまだ二人は何か話し合っていた。
「イディ?アデライト?」
名前を呼べば漸く二人が私の方に振り向いてくれた。
だが、何故か目つきが先程よりもずっとギラついている。
私が良いと言ったのは話し合いが終わってからなんだが…
「ホロ心配しないで。今は何もしないから」
言葉と目つきが一致しない。
今にも襲いかかりそうな感じに二人を拘束をする魔法を展開の一歩手前まで準備した。
「本当に今は何もしないよ。あの酸っぱいのを味わいたくないから」
あの薬はイディの中ではそこそこトラウマになっているみたいだ。
私もあの酸っぱい薬を少しだけ口にしたことがあるが、二度と口にしたくない代物だ。
展開仕掛けの魔法を解除して、二人の側にあるソファに腰掛けた。
二人とも話した通り、私の横に座るだけで変な事は全くしてこない。
「ホロに許可をして貰えるなんて夢の様だ」
「僕も。ホロはアデライトとだけ婚姻をする物だと思ってた。だから、僕も選んで貰えて、全部を許して貰えるなんて嬉しい」
お前ら二人とも人の手で遊ぶんじゃない。
ずっと私の手で遊んでいる。
たまにゾワっとした触り方をされ、体がびっくりする事がある。
でも好きにさせる事にしたから二人に私の手を勝手に遊ばせている。
私は少しでも二人の思いに添えたらと…思っている。
ーーーーーーーーーーーーーー
両家の話し合いが終わってから、宰相に結婚を受け入れる旨の連絡をして貰った。
そこからはもうあれよあれよという間にイディと、アデライトに喰われたとだけ言っておこう。
腰も足も痛くて堪らない。
喰われた翌日は体がついていけなかったのか熱を出して寝込んでしまった。
その時はせっせと私の身の回りの面倒を見るイディとアデライトを見て少し面白かった。
体の痛みが中々取れなかったのもあって、熱が引いても歩く時は抱っこされる。
屋敷内ならまだしも外ですら抱っこで運ばれるから、私が恥ずかしくて仕方がなかった。
下ろしてほしくても嬉しそうな表情をされる物だから、私は何も言えずに大人しく受け入れるしかなかった。
外に出るのは私たちの結婚式の衣装選びの為に外出する事が殆どだった。
衣装選びで一番喧嘩したのがイディとアデライトではなく父上と母上だった。
リリーシア公爵と公爵夫人は両親の喧嘩を見て面白そうに笑っていた。
公爵は母上と父上の喧嘩というより、父上が衣装一つで母上と言い合っているのがどうやら面白いのだろう。
私も父上が衣装一つでここまで喧嘩するなんて思っても見なかった。
そんなこんなで衣装選びは終わり、漸く帰路に付けたのは夜がふけてからだった。
衣装が決まったら後は式を上げる。
式は後二日後だ。
イディもアデライトも少し疲れてしまったようで、帰りの馬車で二人揃って眠っている。
寝ているのに喧嘩している様子がどうも面白く、二人が起きるまでくすくすと笑ってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
式当日になり、私は式の衣装を身に纏っている。
花嫁…一応私は嫁側になるから、間違っていないが花嫁の待機室で待っている。
待機している部屋では、母上が私以上にソワソワしている。
式を行う私よりもソワソワしている物だから、それを見て私はかなり落ちついている。
「ホロが綺麗になりすぎて、変な人に絡まれないか心配だよ!」
「その時は私が処分するから安心なさい」
父上よ処分はよろしくない。
用意されている紅茶を飲みながらゆったりと過ごしている。
こうしてゆったりできているのも、主犯のあの女が処刑されたからだ。
子爵への罰もなくなり、領地も子爵へと返還されたから私の重責も無くなった。
唯一懸念するべきは伽だろう。
あの二人を相手にするのはかなりきついし、やめて欲しいと言っても全く止める気がないから体力がかなり持っていかれる。
今日の夜にも起こることを考えると、少しだけ気持ちが落ち込んだ。
「花嫁の入場の出番です」
侍従に呼ばれ私は腰を上げた。
「も、もう時間なんだね。ど、どうしよう」
「母上、私を会場までエスコートして貰ってもいいか?」
「え、うん!」
母上が嬉しそうに私に手を差し出してきた。
差し出された手に私の手を乗せ、母上にエスコートをして貰う。
父上もエスコートしたそうにしているが、父上は会場の中でイディとアデライトまでエスコートする役割があるじゃないか。
「まさかホロが僕と似たような感じで結婚するとは思わなかったよ。でも、すごく似合ってるね」
「私もこうなるとは思ってもなかった。でも、不思議と悪い感じはなくて、とても嬉しい気分だ」
「ホロがそういうなら良かったよ。ちょっと大人になるのが早かったけど…これがお父様とお母様が感じたのと同じかぁ…」
「到着いたしました。入場の為のご用意をして下さい」
母上が名残惜しそうに私を父上に引き渡した。
「ちゃんとホロをエスコートするんだよ!」
「分かっているよ。ホロはきっと世界一美しい花嫁になる」
「それでは口上を述べます!」
侍従に口上を述べられる。
私は父上に差し出された腕に手を添えた。
「ホロ・ツェーリア伯爵令息と、ラグザンド・ツェーリア伯爵令息夫君の入場です!」
会場に入場すれば貴族達が疎な拍手で出迎えた。
私が向かう場所にはイディとアデライトが待っている。
父上と一緒に道を歩き、二人の側にたどり着いた。
父上からイディとアデライトにエスコートが渡され私は二人の横に並んだ。
「ホロとても綺麗だよ」
「うん、とっても綺麗」
二人に褒められ慣れているのに、なんだかむず痒くて苦笑いをしてしまった。
「神聖な式を始めます」
神官の役割を果たしているのはまさかの教皇だった。
見物の代わりに私たちの式を執り行う事にしたのだろう。
「汝らを神の御名において契りを結ぶことを許そう。名を呼ばれた者は宣誓を」
イディとアデライトは名を呼ばれ各々宣誓をする。
「ホロ・ツェーリア宣誓を」
「私はイディ・ツェーリアと、アデライト・リリーシアの妻となる事を誓い、どんな苦境があろうとも一緒に乗り越える事を誓い、二人を必ず幸せにする事を誓います」
私達の結婚は必ずしも祝福される物ではないだろう。
でも何かあれば必ず私が二人を守ると誓おう。
「二人とも愛してるよ」
二人の表情は見る事ができなかったが、二人同時に抱きしめられた。
必ず私がこの幸せを守り続けるよ。
愛してるよイディ、アデライト。
「イディ?アデライト?」
名前を呼べば漸く二人が私の方に振り向いてくれた。
だが、何故か目つきが先程よりもずっとギラついている。
私が良いと言ったのは話し合いが終わってからなんだが…
「ホロ心配しないで。今は何もしないから」
言葉と目つきが一致しない。
今にも襲いかかりそうな感じに二人を拘束をする魔法を展開の一歩手前まで準備した。
「本当に今は何もしないよ。あの酸っぱいのを味わいたくないから」
あの薬はイディの中ではそこそこトラウマになっているみたいだ。
私もあの酸っぱい薬を少しだけ口にしたことがあるが、二度と口にしたくない代物だ。
展開仕掛けの魔法を解除して、二人の側にあるソファに腰掛けた。
二人とも話した通り、私の横に座るだけで変な事は全くしてこない。
「ホロに許可をして貰えるなんて夢の様だ」
「僕も。ホロはアデライトとだけ婚姻をする物だと思ってた。だから、僕も選んで貰えて、全部を許して貰えるなんて嬉しい」
お前ら二人とも人の手で遊ぶんじゃない。
ずっと私の手で遊んでいる。
たまにゾワっとした触り方をされ、体がびっくりする事がある。
でも好きにさせる事にしたから二人に私の手を勝手に遊ばせている。
私は少しでも二人の思いに添えたらと…思っている。
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両家の話し合いが終わってから、宰相に結婚を受け入れる旨の連絡をして貰った。
そこからはもうあれよあれよという間にイディと、アデライトに喰われたとだけ言っておこう。
腰も足も痛くて堪らない。
喰われた翌日は体がついていけなかったのか熱を出して寝込んでしまった。
その時はせっせと私の身の回りの面倒を見るイディとアデライトを見て少し面白かった。
体の痛みが中々取れなかったのもあって、熱が引いても歩く時は抱っこされる。
屋敷内ならまだしも外ですら抱っこで運ばれるから、私が恥ずかしくて仕方がなかった。
下ろしてほしくても嬉しそうな表情をされる物だから、私は何も言えずに大人しく受け入れるしかなかった。
外に出るのは私たちの結婚式の衣装選びの為に外出する事が殆どだった。
衣装選びで一番喧嘩したのがイディとアデライトではなく父上と母上だった。
リリーシア公爵と公爵夫人は両親の喧嘩を見て面白そうに笑っていた。
公爵は母上と父上の喧嘩というより、父上が衣装一つで母上と言い合っているのがどうやら面白いのだろう。
私も父上が衣装一つでここまで喧嘩するなんて思っても見なかった。
そんなこんなで衣装選びは終わり、漸く帰路に付けたのは夜がふけてからだった。
衣装が決まったら後は式を上げる。
式は後二日後だ。
イディもアデライトも少し疲れてしまったようで、帰りの馬車で二人揃って眠っている。
寝ているのに喧嘩している様子がどうも面白く、二人が起きるまでくすくすと笑ってしまった。
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式当日になり、私は式の衣装を身に纏っている。
花嫁…一応私は嫁側になるから、間違っていないが花嫁の待機室で待っている。
待機している部屋では、母上が私以上にソワソワしている。
式を行う私よりもソワソワしている物だから、それを見て私はかなり落ちついている。
「ホロが綺麗になりすぎて、変な人に絡まれないか心配だよ!」
「その時は私が処分するから安心なさい」
父上よ処分はよろしくない。
用意されている紅茶を飲みながらゆったりと過ごしている。
こうしてゆったりできているのも、主犯のあの女が処刑されたからだ。
子爵への罰もなくなり、領地も子爵へと返還されたから私の重責も無くなった。
唯一懸念するべきは伽だろう。
あの二人を相手にするのはかなりきついし、やめて欲しいと言っても全く止める気がないから体力がかなり持っていかれる。
今日の夜にも起こることを考えると、少しだけ気持ちが落ち込んだ。
「花嫁の入場の出番です」
侍従に呼ばれ私は腰を上げた。
「も、もう時間なんだね。ど、どうしよう」
「母上、私を会場までエスコートして貰ってもいいか?」
「え、うん!」
母上が嬉しそうに私に手を差し出してきた。
差し出された手に私の手を乗せ、母上にエスコートをして貰う。
父上もエスコートしたそうにしているが、父上は会場の中でイディとアデライトまでエスコートする役割があるじゃないか。
「まさかホロが僕と似たような感じで結婚するとは思わなかったよ。でも、すごく似合ってるね」
「私もこうなるとは思ってもなかった。でも、不思議と悪い感じはなくて、とても嬉しい気分だ」
「ホロがそういうなら良かったよ。ちょっと大人になるのが早かったけど…これがお父様とお母様が感じたのと同じかぁ…」
「到着いたしました。入場の為のご用意をして下さい」
母上が名残惜しそうに私を父上に引き渡した。
「ちゃんとホロをエスコートするんだよ!」
「分かっているよ。ホロはきっと世界一美しい花嫁になる」
「それでは口上を述べます!」
侍従に口上を述べられる。
私は父上に差し出された腕に手を添えた。
「ホロ・ツェーリア伯爵令息と、ラグザンド・ツェーリア伯爵令息夫君の入場です!」
会場に入場すれば貴族達が疎な拍手で出迎えた。
私が向かう場所にはイディとアデライトが待っている。
父上と一緒に道を歩き、二人の側にたどり着いた。
父上からイディとアデライトにエスコートが渡され私は二人の横に並んだ。
「ホロとても綺麗だよ」
「うん、とっても綺麗」
二人に褒められ慣れているのに、なんだかむず痒くて苦笑いをしてしまった。
「神聖な式を始めます」
神官の役割を果たしているのはまさかの教皇だった。
見物の代わりに私たちの式を執り行う事にしたのだろう。
「汝らを神の御名において契りを結ぶことを許そう。名を呼ばれた者は宣誓を」
イディとアデライトは名を呼ばれ各々宣誓をする。
「ホロ・ツェーリア宣誓を」
「私はイディ・ツェーリアと、アデライト・リリーシアの妻となる事を誓い、どんな苦境があろうとも一緒に乗り越える事を誓い、二人を必ず幸せにする事を誓います」
私達の結婚は必ずしも祝福される物ではないだろう。
でも何かあれば必ず私が二人を守ると誓おう。
「二人とも愛してるよ」
二人の表情は見る事ができなかったが、二人同時に抱きしめられた。
必ず私がこの幸せを守り続けるよ。
愛してるよイディ、アデライト。
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