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はっと目を覚ましたら夜になる手前だった。
ラグと一緒にベッドで寝ていた。
ペチペチとラグの肩を叩いて起こして、神官がどうなったかと聞けばなんと神官達は今日来なかったらしい。
何やら別件の急用が入ってそちらを優先したとかなんとか…
聖女を回収するよりも重要な事があるんだろうか。
今日お迎えがあると思って待っていた愛は、迎えが来ない事に発狂して牢屋の中でかなり暴れていたとかなんとか…
早くこの迷惑な愛を引き取って欲しいんだけど。
「ネヴィもう少ししたら夕食の時間になるから一緒に食堂まで向かおうか」
のそりと体を起こしたラグを何故か直視できなかった。
あの体に今日色々とされた事を思い出して、直視すると顔を赤くする自信しかない。
「ん」
顔を見ないように小さく短く返事をして、普段通りにラグに抱っこの催促をしてしまった。
『あんな事しといて抱っこすら恥ずかしがるなんて』
魔王の声をちょっとぶりに聞いた気がするけど、ちょっとぶりの発言が僕をいじる事なんて!
『仕方がない事でしょ?あんなイチャイチャしてる所に現れるとかありえないでしょ?』
そうだけどさ!
ちょっとぐらいは無視してくれたっていいじゃん!
魔王に悪態をついていると額にキスを落とされた。
あまりにも急なことで目をぱちくりして、ラグの方を無意識に向いてしまった。
「びっくりするネヴィもやっぱり可愛いね」
この人は!
僕の心臓を爆発させる気なんですか!?
『ちょ、騒がしっ…』
「あんな事をしたのに、まだキスで真っ赤になるなんて」
ラグさーん?
ちょーっと僕の心臓を何度も試さないでくれますかー?
ずっとバクバクと言っている心臓が痛くて仕方がない。
「このままじゃネヴィが爆発しちゃいそうだから、このまま食堂まで大人しく向かうね」
ラグに軽々と抱っこされて、そのまま僕の部屋から楽しそうにでた。
扉の外には騎士達が待機していたけど、いつも通りの表情で僕たちの睦事を全く知らないかのような表情だった。
いつも通りのラグに抱っこされている僕という状態なんだろうか。
気にしてもだからラグに抱きついて食堂に辿り着くまでラグの肩に顔を埋めていた。
ふわっといい匂いがして食堂近くまで辿り着いたぐらいだったから、顔を上げると食堂の前にお父様とお母様が一緒に待っていた。
二人が一緒になって待ってい流のは基本的に何かあるときだけだ。
「いい所に二人とも来たね。話したいこともあるから食事ととりながら話そう」
お父様に促されてお母様と一緒に食堂の中に入った。
もしかしてラグとそういう事をしたのがバレたんだろうか。
ドキドキしながら食事が来るのを待っていると、お父様の重い口が開いた。
「食事が来る前だけど話をしてもいいかな?」
「どうぞお話しください」
僕は無言でこくこくと頷いた。
お母様はニコリと微笑むだけ。
「今回の聖女の件だけど、簡単に事が進みそうなんだ」
どういう事?
「それはどういう事なのでしょうか?」
「今日神官が聖女を回収する日だったのだが、隣の帝国で本物の聖女が召喚されたようなんだ。その対応に追われていると教会側から話があった」
愛が本当の聖女ではなかったって事?
なら本当の聖女というのは…どれほど恐ろしい存在なんだろう…。
そんな考えに僕にとって聖女という存在は完全に恐怖の対象になっている事がわかった。
「私たちには関係ない事だと跳ね除けたのだが、神官を遣さなかったというのが教会側の返答なんだろう」
お父様は笑顔だけど表情が笑っているだけで目は全く笑ってない。
本当に愛をさっさと引き取って欲しかったみたい。
僕も愛はここにいて欲しくないからさっさと引き取ってほしい。
精霊達もかなり不満を抱いていて、嫌いな存在には悪戯をするのに愛に対しては全くと言っていい程悪戯をしない。
それぐらいこの家では嫌われている存在なんだ。
ラグと一緒にベッドで寝ていた。
ペチペチとラグの肩を叩いて起こして、神官がどうなったかと聞けばなんと神官達は今日来なかったらしい。
何やら別件の急用が入ってそちらを優先したとかなんとか…
聖女を回収するよりも重要な事があるんだろうか。
今日お迎えがあると思って待っていた愛は、迎えが来ない事に発狂して牢屋の中でかなり暴れていたとかなんとか…
早くこの迷惑な愛を引き取って欲しいんだけど。
「ネヴィもう少ししたら夕食の時間になるから一緒に食堂まで向かおうか」
のそりと体を起こしたラグを何故か直視できなかった。
あの体に今日色々とされた事を思い出して、直視すると顔を赤くする自信しかない。
「ん」
顔を見ないように小さく短く返事をして、普段通りにラグに抱っこの催促をしてしまった。
『あんな事しといて抱っこすら恥ずかしがるなんて』
魔王の声をちょっとぶりに聞いた気がするけど、ちょっとぶりの発言が僕をいじる事なんて!
『仕方がない事でしょ?あんなイチャイチャしてる所に現れるとかありえないでしょ?』
そうだけどさ!
ちょっとぐらいは無視してくれたっていいじゃん!
魔王に悪態をついていると額にキスを落とされた。
あまりにも急なことで目をぱちくりして、ラグの方を無意識に向いてしまった。
「びっくりするネヴィもやっぱり可愛いね」
この人は!
僕の心臓を爆発させる気なんですか!?
『ちょ、騒がしっ…』
「あんな事をしたのに、まだキスで真っ赤になるなんて」
ラグさーん?
ちょーっと僕の心臓を何度も試さないでくれますかー?
ずっとバクバクと言っている心臓が痛くて仕方がない。
「このままじゃネヴィが爆発しちゃいそうだから、このまま食堂まで大人しく向かうね」
ラグに軽々と抱っこされて、そのまま僕の部屋から楽しそうにでた。
扉の外には騎士達が待機していたけど、いつも通りの表情で僕たちの睦事を全く知らないかのような表情だった。
いつも通りのラグに抱っこされている僕という状態なんだろうか。
気にしてもだからラグに抱きついて食堂に辿り着くまでラグの肩に顔を埋めていた。
ふわっといい匂いがして食堂近くまで辿り着いたぐらいだったから、顔を上げると食堂の前にお父様とお母様が一緒に待っていた。
二人が一緒になって待ってい流のは基本的に何かあるときだけだ。
「いい所に二人とも来たね。話したいこともあるから食事ととりながら話そう」
お父様に促されてお母様と一緒に食堂の中に入った。
もしかしてラグとそういう事をしたのがバレたんだろうか。
ドキドキしながら食事が来るのを待っていると、お父様の重い口が開いた。
「食事が来る前だけど話をしてもいいかな?」
「どうぞお話しください」
僕は無言でこくこくと頷いた。
お母様はニコリと微笑むだけ。
「今回の聖女の件だけど、簡単に事が進みそうなんだ」
どういう事?
「それはどういう事なのでしょうか?」
「今日神官が聖女を回収する日だったのだが、隣の帝国で本物の聖女が召喚されたようなんだ。その対応に追われていると教会側から話があった」
愛が本当の聖女ではなかったって事?
なら本当の聖女というのは…どれほど恐ろしい存在なんだろう…。
そんな考えに僕にとって聖女という存在は完全に恐怖の対象になっている事がわかった。
「私たちには関係ない事だと跳ね除けたのだが、神官を遣さなかったというのが教会側の返答なんだろう」
お父様は笑顔だけど表情が笑っているだけで目は全く笑ってない。
本当に愛をさっさと引き取って欲しかったみたい。
僕も愛はここにいて欲しくないからさっさと引き取ってほしい。
精霊達もかなり不満を抱いていて、嫌いな存在には悪戯をするのに愛に対しては全くと言っていい程悪戯をしない。
それぐらいこの家では嫌われている存在なんだ。
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