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痛む体を労わりながら僕はかっちりとした服装に着替えた。
胃がキリキリするけど僕が、ううん僕達が行った事なのだからお父様とお母様に話に行かなきゃいけない。
ラグと手を繋ぎながらお父様がいる執務室まで向かう。
お父様の部屋に近づくほど心臓が痛い程鳴り続けている。
「大丈夫だよネヴィ。私も一緒に怒られるからね」
「ありがとう…」
お父様の執務室にたどり着き、ラグが執務室の扉を叩いた。
「二人とも入っておいで」
僕たちが二人いる事がお父様はわかっていたみたいで、執務室に入るように促した。
執務室の中に入るとお母様も丁度居てタイミングが良かった。
二人は僕たちの服装を見て驚いた表情をしていた。
「二人ともそこのソファに座って。何か用があるんだろう?」
お父様にソファに座るように促されたけど僕たちは赦しを得る為に来たのだからソファに座る事をしなかった。
「何か許しを得るために来たんだね。ゆっくりでいいから話して」
お父様とお母様が僕たちの元に来て、許しを得る為に来ていると分かっているのに僕たちをソファまで連れて行って強制的に座らせた。
その真向かいにお父様とお母様が座っている。
二人の表情は真剣な顔つきではなくて、何故かとても優しい顔つきだった。
「お父様お母様僕たちは…大きな過ちを犯してしまいました…」
続きの言葉を紡ごうと思ったけど、ぐっと喉が強張って次の言葉を紡ぐことができなかった。
ラグに手をぎゅっと握られた。
「私達は昨日の夜自分達の欲望を制御する事をせず、行為に及び子をもうけてしまいました」
僕たちの言葉にお父様とお母様は思っている以上に穏やかな表情をしていた。
僕たちはお父様の約束を破った挙句、子供までもうけてしまったんだよ?
完全な過ちのはずなのにどうしてそんな穏やかな表情を向けられるの?
怒るんじゃなくてそんな表情を向けられるとは思わなくてどうしたらいいか分からなかった。
「二人がした事は確かに良くないことだ。でもこうして二人が謝りに来て反省しに来たでしょ」
お父様が僕の前まで来て膝をつき、ラグの手と僕の手をそっと包んでくれた。
暖かいその手のひらに僕はポロリと涙をこぼした。
「ネヴィはとってもいい子だったし、今まで耐えられない程の苦労をさせてしまった。私達はそれをとても不甲斐なく思っていたんだ。確かに今回はとても良くない事をしたけどネヴィは責任を取らない悪い子なのかな?」
お父様の言葉に僕は必死に首を横に振った。
僕達のわがままで望んだ子供なんだ。
僕たちがどれだけ苦労しようともこの子だけは幸せにしてあげたい。
「ならしっかりと母親としての事を覚えて、これからの事を考えて行動しよう…。お父様もお母様もしっかりとフォローしていくから」
「そうね。ネヴィ私達は必ずあなたをサポートするわ」
お母様とお父様の言葉に僕は大泣きしてしまった。
悪い事をしたのに怒ることもせず、ただ僕をサポートしてくれると言ってくれる両親の優しさに泣いてしまった。
「ラグザンドくん。貴方も確かにネヴィと同じように良くないことをしたわ。でも責任を取らない子ではない事を私達は知っているもの…だからネヴィレントをよろしくね」
「分かり…ました。命に代えてもネヴィレントとお腹の子をしっかりと守り、責任を持って二人を愛します」
「命に変えてはダメよ。ネヴィが悲しんじゃうじゃない」
泣きがならラグの方を向くと、ラグも涙を流していた。
僕たちは許される為に来たのに、お父様とお母様はそれを超える程僕たちを許してくれた。
こんなに愛されているなんて…、約束を破ってしまったことが心苦しいと思うとと同時に、お父様とお母様に感謝の念が沢山溢れてきた。
胃がキリキリするけど僕が、ううん僕達が行った事なのだからお父様とお母様に話に行かなきゃいけない。
ラグと手を繋ぎながらお父様がいる執務室まで向かう。
お父様の部屋に近づくほど心臓が痛い程鳴り続けている。
「大丈夫だよネヴィ。私も一緒に怒られるからね」
「ありがとう…」
お父様の執務室にたどり着き、ラグが執務室の扉を叩いた。
「二人とも入っておいで」
僕たちが二人いる事がお父様はわかっていたみたいで、執務室に入るように促した。
執務室の中に入るとお母様も丁度居てタイミングが良かった。
二人は僕たちの服装を見て驚いた表情をしていた。
「二人ともそこのソファに座って。何か用があるんだろう?」
お父様にソファに座るように促されたけど僕たちは赦しを得る為に来たのだからソファに座る事をしなかった。
「何か許しを得るために来たんだね。ゆっくりでいいから話して」
お父様とお母様が僕たちの元に来て、許しを得る為に来ていると分かっているのに僕たちをソファまで連れて行って強制的に座らせた。
その真向かいにお父様とお母様が座っている。
二人の表情は真剣な顔つきではなくて、何故かとても優しい顔つきだった。
「お父様お母様僕たちは…大きな過ちを犯してしまいました…」
続きの言葉を紡ごうと思ったけど、ぐっと喉が強張って次の言葉を紡ぐことができなかった。
ラグに手をぎゅっと握られた。
「私達は昨日の夜自分達の欲望を制御する事をせず、行為に及び子をもうけてしまいました」
僕たちの言葉にお父様とお母様は思っている以上に穏やかな表情をしていた。
僕たちはお父様の約束を破った挙句、子供までもうけてしまったんだよ?
完全な過ちのはずなのにどうしてそんな穏やかな表情を向けられるの?
怒るんじゃなくてそんな表情を向けられるとは思わなくてどうしたらいいか分からなかった。
「二人がした事は確かに良くないことだ。でもこうして二人が謝りに来て反省しに来たでしょ」
お父様が僕の前まで来て膝をつき、ラグの手と僕の手をそっと包んでくれた。
暖かいその手のひらに僕はポロリと涙をこぼした。
「ネヴィはとってもいい子だったし、今まで耐えられない程の苦労をさせてしまった。私達はそれをとても不甲斐なく思っていたんだ。確かに今回はとても良くない事をしたけどネヴィは責任を取らない悪い子なのかな?」
お父様の言葉に僕は必死に首を横に振った。
僕達のわがままで望んだ子供なんだ。
僕たちがどれだけ苦労しようともこの子だけは幸せにしてあげたい。
「ならしっかりと母親としての事を覚えて、これからの事を考えて行動しよう…。お父様もお母様もしっかりとフォローしていくから」
「そうね。ネヴィ私達は必ずあなたをサポートするわ」
お母様とお父様の言葉に僕は大泣きしてしまった。
悪い事をしたのに怒ることもせず、ただ僕をサポートしてくれると言ってくれる両親の優しさに泣いてしまった。
「ラグザンドくん。貴方も確かにネヴィと同じように良くないことをしたわ。でも責任を取らない子ではない事を私達は知っているもの…だからネヴィレントをよろしくね」
「分かり…ました。命に代えてもネヴィレントとお腹の子をしっかりと守り、責任を持って二人を愛します」
「命に変えてはダメよ。ネヴィが悲しんじゃうじゃない」
泣きがならラグの方を向くと、ラグも涙を流していた。
僕たちは許される為に来たのに、お父様とお母様はそれを超える程僕たちを許してくれた。
こんなに愛されているなんて…、約束を破ってしまったことが心苦しいと思うとと同時に、お父様とお母様に感謝の念が沢山溢れてきた。
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