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第6話
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その彼とは・・・
「見つけた」
彼女は、呟いていた。
「やっと、やっと、見つけた・・・・私がずっと探していた人・・・・」
【榊裕平】さん!!
彼女は、少しず近づいた。
だが、近くを子供が走って通り過ぎ・・・
ドン
誰かにぶつかり?ぶつかられ・・・・その子供はおもいっきりすっころんでしまった。
「うぇーん」
その子の泣き声が響き渡る・・・。
「大丈夫?」
春日部さんが、子供に声をかけたが・・・
「うぇーん、痛いよー」
さらに泣いてしまった。
「・・・・・」
すると、榊さんはしずかにこどもにちかより、造花を差し出した。まるでマジックのように・・・・
言葉はないが・・・
「君にあげるってさ。よかったね」
隣にいた東さんが子供の頭を撫でた。
「お兄ちゃん、喋らないの?」
子供が質問をした。
すると東さんが、手話で榊さんにつたえ・・・
《ごめんね。しゃべれないんだ》
と、手話で東さんに返した。
「(えっ?手話?)」
その車椅子の子は戸惑っていた。
「君、このお兄ちゃんがごめんねって」
「ううん、・・・お花ありがとう」
子供は笑顔に戻り走っていった。
「あんまり走るとまた、転ぶぞー?気をつけろよー」
「大丈夫!ありがとう」
手を振る子供。
そして、子供を温かい目で見送るみんな。
「よかったよ。あの子にケガなくて・・・」
「あれ?そう言えばさ、斎藤さんは?」
「今頃気づくか?」
「あはは。あのね、斎藤さんは忙しいから来れなくなったからてごめんって」
「そっか。そうなんだ。
なんだ、せっかく一緒に飲もうと思ってたのに。ぼく、これでも少しは飲めるようになったんだよ?」
「そっかー!ならばいつでも付き合うぜ!」
という、嬉しそうな春日部さん。
《・・・・・・》
そんなやりとりを、さかはただ1人静かに見守っていた。
「そうよ、あの笑顔間違いない・・・。周りの人も榊さんって言ってるし・・・」
「榊さん、このあとどうする?一緒にどうですか?」
《いえ、僕は教室に行きます》
「そっか。《じゃあ、またメールするね!》」
そう言って、ひとりと3人は別れた。
「チャンス!1人だ!」
彼女は、榊さんが1人になったのを見計らって近づいた。
「あ、あの!!」
彼女は、榊さんの手を掴み・・・
《えっ?》
「わたし、」
《えーっと、君は・・・この前の?》
と、思わず手話で返していた。
春日部さんが、たまたま後ろを見た時だった。
「あれ?榊さんがナンパされてるじゃん」
女の子に手を繋がれてる榊さんをたまたま見た春日部さん。
「えっ?」
それに、驚いた東さんは、思わず振り返る。
そして何故か・・・
「えっ?凛子ちゃん・・・・」
と、その女の子の名を口に指したのだ。
「えっ?なんで名前・・・
まさか知り合い?」
混乱する春日部さん。
そして彼女は、榊さんと手を繋いだまま離さずにいて・・・・
「凛子ちゃん・・・なんで車椅子・・・」
と、呟く東さんに対して・・・
「・・・・・・ってか、知り合いなのに俺はビックリだよ」
「あっ、同級生なんだ。高校の」
「へぇー、だからか。よく覚えていたね。でもなんで榊さんと一緒にいるんだろう・・・っていうより手を繋いでるからナンパかと思っちゃったよ」
「・・・・・そうだね」
何かを思い出すような東さんの声・・。
そう、この再会こそが東さんの次の恋を呼んでいたなんて、まだ本人も気づかなかった。
回想
「ねぇ?大地くんってさ、世界を目指すダンサーになるんでしょう?なんか、カッコイイ」
屋上で1人ダンスを練習していた東さんの前に、現れた女子は・・・
「うん。なれるといいなぁーって」
ふたりは、クラスメイトでもあった。
「・・・・・・」
少し黙り気味な東さん。
「まぁ?今夜は俺が付き合ってやるよ!ちゃんと聞いてやるからさ!」
「えっ?」
「聞きたいことたくさんあるし?なっ?」
「・・・はい」
そして、
「あの!あなたをモデルに服を作りたいんです!」
《・・・・・・?》
「ごめん、彼は・・・」
隣にいた西田さんが、そう言ったが・・・
「《イメージぴったりなんです》」
と、手話で返した。
《えっ?僕がですか?》
「わたし、あなたのファンですから・・・・」
《・・・・・》
「・・・・(笑)」
そして、暁美は見た。
凛子さんと笑い合う彼は・・・・
「・・・・・まさか・・・」
「暁美さん、行きますよ?」
それぞれ、切ない思いを抱えている人がいる。
そのころ
「ねぇ?お兄ちゃんたちってさ・・・」
「えっ?」
俺と、莉佐が同時に振り向き・・・・
「俺と?莉佐?」
と指さすと
男の子がうんと頷いている。
「バカね、今は私とあんたしかいないでしょう?」
「まぁ、そうだけどさ・・・あのさ駿くん・・・僕らは・・・・」
「こら!駿くん。大人んからかわないの」
「えー?違うの?仲良いじゃん」
「私たちは、ただの幼なじみだから」
「・・・・」
「ふーん」
「駿くんにも彼女ができたらきっとわかるよ」
「・・・・・・・」
ある男の子と、僕らは一緒にいた。
そして、正也さんは・・・・
「和葉?どうした?大丈夫か?」
フラついた和葉さんを抱きとめ・・・
「正也さん・・・・」
和葉さんが弱々しく
「髪が・・・」
抗がん剤の投与のため、髪が抜けてきてしまったのだ。
「彼女には時間がありません!」
「・・・・・・!」
「・・・・・」
「わかりました。俺が必ず・・・見つけ出してきます」
和葉さんのためにある約束をしていた。
《・・・・・・》
榊さんが、迎えたのは・・・
「《榊さん、今日もよろしくお願いします》」
優子さんだった。
~切ない思いは募っていく~
「始まりました。今週のひまわりトーク。パーソナリティは春日部正也がお送り致します」
「優子!」
暁美は、優子の手を引き・・・ある真実を確かめようとしている。
「ねぇ?あいつが好きなの?」
「(あいつ?)ええ、好きかもしれないわ。あいつだなんて、知ってる言い方ね」
「関係ないわ。あいつはやめなさいよね」
優子さんが、榊さんの所へ来る少し前の話だ。
「暁美にそんなこと言われる筋合いなんてないわ」
「私見たのよ?あいつ、女といたわよ」
「ねぇ?嫉妬してるのは暁美、あなたの方じゃないの?」
その言い方がそもそも嫉妬してるように聞こえる。
「まさか・・・。安心して?あんないいかげんな人別に好きじゃないから!気分悪い!あいつの話を二度としないで!」
「な、なにそれ・・・・(話を持ち出したのそっちじゃない・・・)」
「・・・・・」
「暁美、待ってよ・・・」
「なによ。まだ何かあるの?忙しい」
「はい、これ。」
「なにこれ:・・手紙?今どきじゃないわね」
「これは、あなたのファンからのファンレター」
「えっ?ファンレター?」
「その人はね、メールでしか会話が出来ない人なの。なぜなら、美月ちゃんと同じで耳の不自由な人だから。つまり、ろう者」
「ファンって、別に私・・・」
「そのレターの中にメールアドレスが書いてあるわ。必ず返事をくれると思う。彼はそういう人だから」
「優子の知り合い?」
「・・・わたし、暁美のことが心配なの。一人で頑張りすぎてるし・・・たまには美月ちゃんのこともちゃんと見てあげてね?」
「・・・・ごめん、優子・・・わたし、落ち着きなかった?」
どうやら少しは反省したみたいだ。
「少しね。じゃあ、わたし帰るね・・・」
「ありがとう」
そして正也さんは眠る和葉さんを見ていた。
「わたしね、【空に月】【太陽に光】って、そういう言葉が大好きなの。生きてるって気がしない?」
そう言ってよく笑っていたっけ?
ただただ彼女を見守るしか今はできないのだろうか。
「えっ?ラジオやってる人、お兄ちゃんの知り合いなな?」
「凄いだろ!」
「お兄ちゃんは、なんでカメラを始めたの?」
「えっ?」
素朴な疑問。まさか、こんな子供から・・・・
「さぁ、なんでかなぁ」
と、僕の視線は何故か夕飯の支度をする莉佐の方に思わず向いてしまっていた・・・・。
そしてそれを駿くんに気づかれているとは思わず、さっきの駿くんの言葉が頭から離れない。
「僕は信じてるよ?2人は必ず結ばれるって!」
「・・・・・」
そう言われた時、莉佐と目が合い何も言えない僕がいた。
「はぁー、なんでは否定しなかったんだろう」
そう、その時何故か否定しない自分がいた。
【皆さんの傍には、守りたい人や愛する人はいますか?】
「ってか、こういうときにそういう内容だったりするんだよなぁー」
と、独り言。
「お兄ちゃん?」
「ははっ、なんでもないよー?」
「なんだい、おまえさんは一緒に花火見ないのかい?」
「1人が好きなんで」
「莉佐とは付き合いしてるじゃないか!」
「いや!まさか」
だけど、この3人旅が・・・・・
駿くんとの最初で最後の旅立って知ったのは・・・・・
「ハァハァ」
「一樹・・・・駿くんが・・・・」
亡くなったすぐ後だった。
「嘘だろ!」
「一樹さん・・・・」
「嘘だぁ!!」
僕の声が少し響いてしまっていた。
「見つけた」
彼女は、呟いていた。
「やっと、やっと、見つけた・・・・私がずっと探していた人・・・・」
【榊裕平】さん!!
彼女は、少しず近づいた。
だが、近くを子供が走って通り過ぎ・・・
ドン
誰かにぶつかり?ぶつかられ・・・・その子供はおもいっきりすっころんでしまった。
「うぇーん」
その子の泣き声が響き渡る・・・。
「大丈夫?」
春日部さんが、子供に声をかけたが・・・
「うぇーん、痛いよー」
さらに泣いてしまった。
「・・・・・」
すると、榊さんはしずかにこどもにちかより、造花を差し出した。まるでマジックのように・・・・
言葉はないが・・・
「君にあげるってさ。よかったね」
隣にいた東さんが子供の頭を撫でた。
「お兄ちゃん、喋らないの?」
子供が質問をした。
すると東さんが、手話で榊さんにつたえ・・・
《ごめんね。しゃべれないんだ》
と、手話で東さんに返した。
「(えっ?手話?)」
その車椅子の子は戸惑っていた。
「君、このお兄ちゃんがごめんねって」
「ううん、・・・お花ありがとう」
子供は笑顔に戻り走っていった。
「あんまり走るとまた、転ぶぞー?気をつけろよー」
「大丈夫!ありがとう」
手を振る子供。
そして、子供を温かい目で見送るみんな。
「よかったよ。あの子にケガなくて・・・」
「あれ?そう言えばさ、斎藤さんは?」
「今頃気づくか?」
「あはは。あのね、斎藤さんは忙しいから来れなくなったからてごめんって」
「そっか。そうなんだ。
なんだ、せっかく一緒に飲もうと思ってたのに。ぼく、これでも少しは飲めるようになったんだよ?」
「そっかー!ならばいつでも付き合うぜ!」
という、嬉しそうな春日部さん。
《・・・・・・》
そんなやりとりを、さかはただ1人静かに見守っていた。
「そうよ、あの笑顔間違いない・・・。周りの人も榊さんって言ってるし・・・」
「榊さん、このあとどうする?一緒にどうですか?」
《いえ、僕は教室に行きます》
「そっか。《じゃあ、またメールするね!》」
そう言って、ひとりと3人は別れた。
「チャンス!1人だ!」
彼女は、榊さんが1人になったのを見計らって近づいた。
「あ、あの!!」
彼女は、榊さんの手を掴み・・・
《えっ?》
「わたし、」
《えーっと、君は・・・この前の?》
と、思わず手話で返していた。
春日部さんが、たまたま後ろを見た時だった。
「あれ?榊さんがナンパされてるじゃん」
女の子に手を繋がれてる榊さんをたまたま見た春日部さん。
「えっ?」
それに、驚いた東さんは、思わず振り返る。
そして何故か・・・
「えっ?凛子ちゃん・・・・」
と、その女の子の名を口に指したのだ。
「えっ?なんで名前・・・
まさか知り合い?」
混乱する春日部さん。
そして彼女は、榊さんと手を繋いだまま離さずにいて・・・・
「凛子ちゃん・・・なんで車椅子・・・」
と、呟く東さんに対して・・・
「・・・・・・ってか、知り合いなのに俺はビックリだよ」
「あっ、同級生なんだ。高校の」
「へぇー、だからか。よく覚えていたね。でもなんで榊さんと一緒にいるんだろう・・・っていうより手を繋いでるからナンパかと思っちゃったよ」
「・・・・・そうだね」
何かを思い出すような東さんの声・・。
そう、この再会こそが東さんの次の恋を呼んでいたなんて、まだ本人も気づかなかった。
回想
「ねぇ?大地くんってさ、世界を目指すダンサーになるんでしょう?なんか、カッコイイ」
屋上で1人ダンスを練習していた東さんの前に、現れた女子は・・・
「うん。なれるといいなぁーって」
ふたりは、クラスメイトでもあった。
「・・・・・・」
少し黙り気味な東さん。
「まぁ?今夜は俺が付き合ってやるよ!ちゃんと聞いてやるからさ!」
「えっ?」
「聞きたいことたくさんあるし?なっ?」
「・・・はい」
そして、
「あの!あなたをモデルに服を作りたいんです!」
《・・・・・・?》
「ごめん、彼は・・・」
隣にいた西田さんが、そう言ったが・・・
「《イメージぴったりなんです》」
と、手話で返した。
《えっ?僕がですか?》
「わたし、あなたのファンですから・・・・」
《・・・・・》
「・・・・(笑)」
そして、暁美は見た。
凛子さんと笑い合う彼は・・・・
「・・・・・まさか・・・」
「暁美さん、行きますよ?」
それぞれ、切ない思いを抱えている人がいる。
そのころ
「ねぇ?お兄ちゃんたちってさ・・・」
「えっ?」
俺と、莉佐が同時に振り向き・・・・
「俺と?莉佐?」
と指さすと
男の子がうんと頷いている。
「バカね、今は私とあんたしかいないでしょう?」
「まぁ、そうだけどさ・・・あのさ駿くん・・・僕らは・・・・」
「こら!駿くん。大人んからかわないの」
「えー?違うの?仲良いじゃん」
「私たちは、ただの幼なじみだから」
「・・・・」
「ふーん」
「駿くんにも彼女ができたらきっとわかるよ」
「・・・・・・・」
ある男の子と、僕らは一緒にいた。
そして、正也さんは・・・・
「和葉?どうした?大丈夫か?」
フラついた和葉さんを抱きとめ・・・
「正也さん・・・・」
和葉さんが弱々しく
「髪が・・・」
抗がん剤の投与のため、髪が抜けてきてしまったのだ。
「彼女には時間がありません!」
「・・・・・・!」
「・・・・・」
「わかりました。俺が必ず・・・見つけ出してきます」
和葉さんのためにある約束をしていた。
《・・・・・・》
榊さんが、迎えたのは・・・
「《榊さん、今日もよろしくお願いします》」
優子さんだった。
~切ない思いは募っていく~
「始まりました。今週のひまわりトーク。パーソナリティは春日部正也がお送り致します」
「優子!」
暁美は、優子の手を引き・・・ある真実を確かめようとしている。
「ねぇ?あいつが好きなの?」
「(あいつ?)ええ、好きかもしれないわ。あいつだなんて、知ってる言い方ね」
「関係ないわ。あいつはやめなさいよね」
優子さんが、榊さんの所へ来る少し前の話だ。
「暁美にそんなこと言われる筋合いなんてないわ」
「私見たのよ?あいつ、女といたわよ」
「ねぇ?嫉妬してるのは暁美、あなたの方じゃないの?」
その言い方がそもそも嫉妬してるように聞こえる。
「まさか・・・。安心して?あんないいかげんな人別に好きじゃないから!気分悪い!あいつの話を二度としないで!」
「な、なにそれ・・・・(話を持ち出したのそっちじゃない・・・)」
「・・・・・」
「暁美、待ってよ・・・」
「なによ。まだ何かあるの?忙しい」
「はい、これ。」
「なにこれ:・・手紙?今どきじゃないわね」
「これは、あなたのファンからのファンレター」
「えっ?ファンレター?」
「その人はね、メールでしか会話が出来ない人なの。なぜなら、美月ちゃんと同じで耳の不自由な人だから。つまり、ろう者」
「ファンって、別に私・・・」
「そのレターの中にメールアドレスが書いてあるわ。必ず返事をくれると思う。彼はそういう人だから」
「優子の知り合い?」
「・・・わたし、暁美のことが心配なの。一人で頑張りすぎてるし・・・たまには美月ちゃんのこともちゃんと見てあげてね?」
「・・・・ごめん、優子・・・わたし、落ち着きなかった?」
どうやら少しは反省したみたいだ。
「少しね。じゃあ、わたし帰るね・・・」
「ありがとう」
そして正也さんは眠る和葉さんを見ていた。
「わたしね、【空に月】【太陽に光】って、そういう言葉が大好きなの。生きてるって気がしない?」
そう言ってよく笑っていたっけ?
ただただ彼女を見守るしか今はできないのだろうか。
「えっ?ラジオやってる人、お兄ちゃんの知り合いなな?」
「凄いだろ!」
「お兄ちゃんは、なんでカメラを始めたの?」
「えっ?」
素朴な疑問。まさか、こんな子供から・・・・
「さぁ、なんでかなぁ」
と、僕の視線は何故か夕飯の支度をする莉佐の方に思わず向いてしまっていた・・・・。
そしてそれを駿くんに気づかれているとは思わず、さっきの駿くんの言葉が頭から離れない。
「僕は信じてるよ?2人は必ず結ばれるって!」
「・・・・・」
そう言われた時、莉佐と目が合い何も言えない僕がいた。
「はぁー、なんでは否定しなかったんだろう」
そう、その時何故か否定しない自分がいた。
【皆さんの傍には、守りたい人や愛する人はいますか?】
「ってか、こういうときにそういう内容だったりするんだよなぁー」
と、独り言。
「お兄ちゃん?」
「ははっ、なんでもないよー?」
「なんだい、おまえさんは一緒に花火見ないのかい?」
「1人が好きなんで」
「莉佐とは付き合いしてるじゃないか!」
「いや!まさか」
だけど、この3人旅が・・・・・
駿くんとの最初で最後の旅立って知ったのは・・・・・
「ハァハァ」
「一樹・・・・駿くんが・・・・」
亡くなったすぐ後だった。
「嘘だろ!」
「一樹さん・・・・」
「嘘だぁ!!」
僕の声が少し響いてしまっていた。
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