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第8話
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2人がまさか文通で心を通わすことになるなんて・・・まだ誰も知らずにいた。
「《こうしてしかあなたに僕の気持ちが伝わらないので迷惑だったら消去してもらっても構いません。》」
「《いいの。あなたが私みたいな女のファンになってくれるなんて意外です。もしかして私の知ってる誰かかしら》」
そのメールの返事に・・・・
「・・・・・」
榊さんは目を見開いていた。
「なに?誰からのメールですか?」
と、覗き込んだのはたまたま遊びに来ていた東さん。
《はい、ある人に・・・》
「《えっ?ある人って?》」
「《僕の好きな人です》」
「《えっ?うそ!メールの相手って好きな人なの?》」
「《・・・・・・》」
「《あのさ、ひとつ聞いていい?》」
《なんでも聞いてください。答えれることなら》
「《榊さんってさ、こないだ僕が帰ってきた時に・・・・》」
《・・・・?》
「《車椅子の女の子って、知り合いですか?》」
《えっ?Σ(゚д゚;)まさか見ていたんですか?》
榊さんは、また目を見開いている。
「《いや、たまたま振り返ったらさ・・・女の子にナンパされているような感じだったから》」
《あはは、違いますよ。ナンパじゃありません。スカウトされたんです。》
「《スカウト?》」
《はい。なんでも僕をモデルに服を作りたいとか?》
「《そっかー、そうだったんだァー。なら、すごいじゃん!》」
《あと、すごく偶然なんですが僕の好きな人もデザイナーで・・・びっくりしました》
「《えっ?そうなの?その文通相手って人もデザイナーなの?》」
《はい。世の中って狭いですね》
「《そうなんだ・・・・》」
だけど僕は、彼女が同級生だということは何故か言えなかった。
・・・・なんでだろう・・・・。
《これ、どうですか?》
「《すっごくいいと思います》」
僕は、ちょっとだけ申し訳なく思っていることがあるんだ。
それは・・・。
榊さんの耳はもう治ることは無いのになんでこんなに明るくいられるんだろう。
そう思ってしまうことがあるんだ。
ねぇ?東條さん・・・・。
もしも僕の目の中にあなたがいるのなら・・・・・。
彼が時々みせる悲しそうな顔を、笑顔でいっぱいにしてあげてください。
彼の中にある悲しみを僕は1番に解いてあげたいから。
榊さんは、演奏をやめて、
《東さん?どうかしましたか?》
と聞いた。
僕が黙ってしまったことを不思議に思ったみたいだ。
「《なんか、久々に榊さんの演奏聞いたから感動してしまって・・・》」
《感動ですか・・・》
「《榊さんは、誰かを思って弾いているんだなーって。》」
《誰かを思う・・・》
「《音楽って、そういうもんだよね?音に表れるって言うか、表現するって言うか》」
《そうですね》
「《そうだ!榊さん!今日は泊まって行ってもいいかな?》」
「《もちろんです。ぼくひとりだけだし、部屋は好きに使ってください》」
「《誰かにそばにいてほしいって思った時、榊さんは必ずそばにいてくれたから 》」
《えっ?》
「《なんでもないです!あっ!でんわしてもいいですか?ちょっと詫びの電話を》」
「《お詫び?》」
そして
「あっ、そうなんだー。ふーん・・・わかった、伝えておく」
と、なぜか電話に出たのは正也さん。
「正也さん、ごめんなさい。東さんどうするって?」
「榊さんちに泊まるんだってさ」
「なぁんだ。せっかく理子が夕飯作ったのに」
「家族水入らずのとこ邪魔しちゃ悪いってさ。そういう俺も邪魔してごめんなさい」
「いえ、そんな。それより、榊さんということ同じですね」
「そうだな、あの二人はどこか似てるのかもな・・・・」
「同じ気持ちを持っていたから・・・・・?」
「・・・・そうかもな。俺と一樹とは違って、2人は障害を乗り越えてるから」
「あっ、正也さん・・・・。和葉さんのことだけど・・・・」
西田さんが真剣な顔になった。
「あぁ、担当医から大体の話は聞いてるよ」
「どうするの?」
「俺は、何があっても探し出す。あんな継母でも・・・・和葉を産んだ人だから・・・・」
「俺もできる限り協力するよ」
「ありがとう、西田さん。じゃあ、行ってくる」
「気をつけて・・・」
そして・・・
「・・・・・・」
「ふふっ」
聞いたことある声が通り過ぎた。
振り向くと・・・
「それでね!」
「やだそれ 、面白い」
同僚と話す莉佐の姿だった。
「・・・・・」
なぜだか目が離せないでいると・・・
「何黄昏てるの?」
と、肩を組んでくる衛。
「いや?べつに?」
と、見ていなかったフリ。
ヤバい。
「なぁ、今さぁー、莉佐ちゃんのこと見ていたでしょう」
「見てないよ」
(図星・・・・バレないようにしなきゃ)
「いーや、見てたね(*´艸`*)ウシシ」
「うるさいなぁ!見てないったら見てない!俺外回り行くから」
と言って逃げてきた。
「素直じゃないよなぁー、あいつ」
と、衛は怜香さんに言う。
「ホントよね」
「あいつ、ほんとに鈍感だから見てて切ないっていうか・・・なんと言うか・・・」
「そうね、かれはまだ、気づいていないのよ。彼がここに入るきっかけになった写真のこと知ってる?」
「なんとなく莉佐ちゃんからは聞いてるけどまさかここまで気づかないなんてな。いや、莉佐ちゃんも教えればいいのに・・・そしたら2人は・・・」
「きっといつか、2人が結ばれる日が来るわよ。」
「そう信じておきますか」
「えぇ。」
僕はあの日の莉佐との会話を振り返っていた。
「駿君はね、お父さんとお母さんの離婚の原因が自分だと思って、どちらの親にもついて行かず、入院して生きていくことを選んだのよ?凄いよね・・・あんなに小さいのに・・・・」
「じゃあ、親は駿君が、死んだことを知らないとか?」
「・・・たぶんね。駿君自身が言ってたから・・・・。お願いだから【僕の死】を知らせないでって」
「そんなことって・・・」
「だって、2人はそれぞれ家族を作っているかもしれないでしょう?僕のことで悲しませたくないよ。きっと忘れちゃってるでしょ」
「・・・・・・」
「悲しくなんかないか・・・。僕が死んでよかったって思うよね?」
そう口にした駿君に思わず莉佐は、
「思うわけないよ!!」
「・・・・・気がついたらそう叫んでた」
「・・・・・莉佐・・・・」
「今はそんなことを考えずに生きて?」
僕は駿君と写した写真を見ながら・・・
尚も莉佐との会話に思いを馳せていた。
「莉佐おねえちゃん?」
駿君を抱きしめながら・・・
「私はね、あなたが生まれてきてくれて良かったと思う。だって、わたしの弟と友達になってくれたし・・・、弟もきっとそう想ってる。」
「うん!ありがとう」
そう言って笑顔を見せてくれた駿君。
これが最期になるなんて・・・・。
ザワっ
木々たちがざわつき始めた。
なぜか中学生の頃に記憶は遡った。
(回想)
「ねぇ?一樹。私ね、カメラマンになるのが夢なんだ」
「それは、大きく出たね。まぁ、お前なら大丈夫だよ」
「じゃあさ、約束」
「えっ?」
「この桜が、いつか満開になったら・・・」
「この桜は、気まぐれだもんなぁー」
「二人で写真撮ろうね!」
「えー?なるかなぁー(笑)」
「なるわよ、きっと」
そんな約束をあいつとしたっけ?
桜か・・・・
この時期にまさか桜の季節のことを思い出すなんて・・・・。
まだ、僕は気づいていない。
大切なことを・・・・。
「《こうしてしかあなたに僕の気持ちが伝わらないので迷惑だったら消去してもらっても構いません。》」
「《いいの。あなたが私みたいな女のファンになってくれるなんて意外です。もしかして私の知ってる誰かかしら》」
そのメールの返事に・・・・
「・・・・・」
榊さんは目を見開いていた。
「なに?誰からのメールですか?」
と、覗き込んだのはたまたま遊びに来ていた東さん。
《はい、ある人に・・・》
「《えっ?ある人って?》」
「《僕の好きな人です》」
「《えっ?うそ!メールの相手って好きな人なの?》」
「《・・・・・・》」
「《あのさ、ひとつ聞いていい?》」
《なんでも聞いてください。答えれることなら》
「《榊さんってさ、こないだ僕が帰ってきた時に・・・・》」
《・・・・?》
「《車椅子の女の子って、知り合いですか?》」
《えっ?Σ(゚д゚;)まさか見ていたんですか?》
榊さんは、また目を見開いている。
「《いや、たまたま振り返ったらさ・・・女の子にナンパされているような感じだったから》」
《あはは、違いますよ。ナンパじゃありません。スカウトされたんです。》
「《スカウト?》」
《はい。なんでも僕をモデルに服を作りたいとか?》
「《そっかー、そうだったんだァー。なら、すごいじゃん!》」
《あと、すごく偶然なんですが僕の好きな人もデザイナーで・・・びっくりしました》
「《えっ?そうなの?その文通相手って人もデザイナーなの?》」
《はい。世の中って狭いですね》
「《そうなんだ・・・・》」
だけど僕は、彼女が同級生だということは何故か言えなかった。
・・・・なんでだろう・・・・。
《これ、どうですか?》
「《すっごくいいと思います》」
僕は、ちょっとだけ申し訳なく思っていることがあるんだ。
それは・・・。
榊さんの耳はもう治ることは無いのになんでこんなに明るくいられるんだろう。
そう思ってしまうことがあるんだ。
ねぇ?東條さん・・・・。
もしも僕の目の中にあなたがいるのなら・・・・・。
彼が時々みせる悲しそうな顔を、笑顔でいっぱいにしてあげてください。
彼の中にある悲しみを僕は1番に解いてあげたいから。
榊さんは、演奏をやめて、
《東さん?どうかしましたか?》
と聞いた。
僕が黙ってしまったことを不思議に思ったみたいだ。
「《なんか、久々に榊さんの演奏聞いたから感動してしまって・・・》」
《感動ですか・・・》
「《榊さんは、誰かを思って弾いているんだなーって。》」
《誰かを思う・・・》
「《音楽って、そういうもんだよね?音に表れるって言うか、表現するって言うか》」
《そうですね》
「《そうだ!榊さん!今日は泊まって行ってもいいかな?》」
「《もちろんです。ぼくひとりだけだし、部屋は好きに使ってください》」
「《誰かにそばにいてほしいって思った時、榊さんは必ずそばにいてくれたから 》」
《えっ?》
「《なんでもないです!あっ!でんわしてもいいですか?ちょっと詫びの電話を》」
「《お詫び?》」
そして
「あっ、そうなんだー。ふーん・・・わかった、伝えておく」
と、なぜか電話に出たのは正也さん。
「正也さん、ごめんなさい。東さんどうするって?」
「榊さんちに泊まるんだってさ」
「なぁんだ。せっかく理子が夕飯作ったのに」
「家族水入らずのとこ邪魔しちゃ悪いってさ。そういう俺も邪魔してごめんなさい」
「いえ、そんな。それより、榊さんということ同じですね」
「そうだな、あの二人はどこか似てるのかもな・・・・」
「同じ気持ちを持っていたから・・・・・?」
「・・・・そうかもな。俺と一樹とは違って、2人は障害を乗り越えてるから」
「あっ、正也さん・・・・。和葉さんのことだけど・・・・」
西田さんが真剣な顔になった。
「あぁ、担当医から大体の話は聞いてるよ」
「どうするの?」
「俺は、何があっても探し出す。あんな継母でも・・・・和葉を産んだ人だから・・・・」
「俺もできる限り協力するよ」
「ありがとう、西田さん。じゃあ、行ってくる」
「気をつけて・・・」
そして・・・
「・・・・・・」
「ふふっ」
聞いたことある声が通り過ぎた。
振り向くと・・・
「それでね!」
「やだそれ 、面白い」
同僚と話す莉佐の姿だった。
「・・・・・」
なぜだか目が離せないでいると・・・
「何黄昏てるの?」
と、肩を組んでくる衛。
「いや?べつに?」
と、見ていなかったフリ。
ヤバい。
「なぁ、今さぁー、莉佐ちゃんのこと見ていたでしょう」
「見てないよ」
(図星・・・・バレないようにしなきゃ)
「いーや、見てたね(*´艸`*)ウシシ」
「うるさいなぁ!見てないったら見てない!俺外回り行くから」
と言って逃げてきた。
「素直じゃないよなぁー、あいつ」
と、衛は怜香さんに言う。
「ホントよね」
「あいつ、ほんとに鈍感だから見てて切ないっていうか・・・なんと言うか・・・」
「そうね、かれはまだ、気づいていないのよ。彼がここに入るきっかけになった写真のこと知ってる?」
「なんとなく莉佐ちゃんからは聞いてるけどまさかここまで気づかないなんてな。いや、莉佐ちゃんも教えればいいのに・・・そしたら2人は・・・」
「きっといつか、2人が結ばれる日が来るわよ。」
「そう信じておきますか」
「えぇ。」
僕はあの日の莉佐との会話を振り返っていた。
「駿君はね、お父さんとお母さんの離婚の原因が自分だと思って、どちらの親にもついて行かず、入院して生きていくことを選んだのよ?凄いよね・・・あんなに小さいのに・・・・」
「じゃあ、親は駿君が、死んだことを知らないとか?」
「・・・たぶんね。駿君自身が言ってたから・・・・。お願いだから【僕の死】を知らせないでって」
「そんなことって・・・」
「だって、2人はそれぞれ家族を作っているかもしれないでしょう?僕のことで悲しませたくないよ。きっと忘れちゃってるでしょ」
「・・・・・・」
「悲しくなんかないか・・・。僕が死んでよかったって思うよね?」
そう口にした駿君に思わず莉佐は、
「思うわけないよ!!」
「・・・・・気がついたらそう叫んでた」
「・・・・・莉佐・・・・」
「今はそんなことを考えずに生きて?」
僕は駿君と写した写真を見ながら・・・
尚も莉佐との会話に思いを馳せていた。
「莉佐おねえちゃん?」
駿君を抱きしめながら・・・
「私はね、あなたが生まれてきてくれて良かったと思う。だって、わたしの弟と友達になってくれたし・・・、弟もきっとそう想ってる。」
「うん!ありがとう」
そう言って笑顔を見せてくれた駿君。
これが最期になるなんて・・・・。
ザワっ
木々たちがざわつき始めた。
なぜか中学生の頃に記憶は遡った。
(回想)
「ねぇ?一樹。私ね、カメラマンになるのが夢なんだ」
「それは、大きく出たね。まぁ、お前なら大丈夫だよ」
「じゃあさ、約束」
「えっ?」
「この桜が、いつか満開になったら・・・」
「この桜は、気まぐれだもんなぁー」
「二人で写真撮ろうね!」
「えー?なるかなぁー(笑)」
「なるわよ、きっと」
そんな約束をあいつとしたっけ?
桜か・・・・
この時期にまさか桜の季節のことを思い出すなんて・・・・。
まだ、僕は気づいていない。
大切なことを・・・・。
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