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第1章
第16話 みんなで遊園地!
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「はぁーい!今日はダンスサークルのみんなと遊園地に来ちゃいましたァ?ユニバです!」
「イエーイ 」
涼太がカメラを回しながらとても嬉しそうに実況してる。
ユニバの年間パスを持つ男らしいわ。
他は、なんでかチケットが手に入ったんや。
いつもは無口やのに、今日はよく喋っとる
「けど涼太って、高所恐怖症やなかった? 」
あっ、また昴くんの毒舌が出た。
「・・・・ 」
「ちょっと!昴くん!それ言わない約束やろ?
それでは皆さん、楽しみましょー! 」
と1人ハイテンション。
「ふふっ、相変わらずオモロいこやな 」
「そうやろー? 」
「そういえば、涼太はカメラマンになりたい言うてたし、タッキーはモデル目指してるとか、昴くんはメイクアップアーティストとかも言うてたよな。光はデザイナーやーって !みんな張り切って夢を教えてくれたよな!みんなならなれるわ!」
「そう、そうなんよ。ダンスは趣味とか言うてたからな。 」
「すごいよなー。みんなそれぞれ夢があってさ 」
「そういう和も料理人目指すんやろ? 」
「おー!店でも構えたらみんなを呼んだるわ! 」
そして、
「昴くん、それどこでかったんですか?可愛い 。僕もつけてみたい!」
「せやろ?可愛いやろー?タッキーもつけてみなよ !絶対似合うから」
2人は可愛いものに夢中だ。
ってか、お前ら女子かよっ!
「・・・・・・ 」
今のは、孝くんのこころの声である。
「みんな2人ずつとかで歩いてんになんで俺だけ1人やねん!! 」
「・・・・(笑) 」
「・・・・ 」
「(あとそれと心做しか大山に避けられとるような・・・・) 」
⤴寂しいのか?
大山の(正しくは大と並んで歩くあいつの)後ろ姿を凝視しながら歩く俺。
「みんな!お化け屋敷入ろうよ」
と昴くんがにこやかに言う。
⤴入る気満々な人
「えっΣ(゚д゚;) 」
戸惑うタッキー。
「ええよ?昴くんは入る気満々なんやな?2人ずつとかではいる?それとも1人ずつ? 」
「せめて2人ずつにしない? 」
⤴ちょっとビビる人
「もちろんペアで行きましょう! 」
⤴意外と乗り気
「一人で行く勇気ないだけやん 」
「う、うるさいなぁ・・・」
「ええやん。2人、2人、3人で行こに!文句なしやで?」
「ペア分けジャンケンポン!✊ ✋ ✌ 」
「あっ!僕、大山くんとや! 」
「えっ・・・ 」
「・・・ !?」
「昴くん、よろしくな? 」
と昴くんと大山の2人は、さっさとペアを組む。
「・・・・大は俺とペアやな。よろしく 」
「孝くんとや。もしかして、和の方がが良かったかな? 」
「あほ・・・。誰でもええわ(図星) 」
「よろしくな(昴くんとがよかったな) 」
⤴本音
何故か大ちゃんから視線を感じた。ごめんな?
そして、残りの3人(タッキー、涼太、光)が、先頭を行くことなった!
「ギャー(;Д;)ギャー!ぎょえー!!助けてぇ 」
と、叫び続けるやつが1人(笑)
ってか、涼太の声しか聞こえん(笑)
怖がり度100%やな(笑)
「ちょっと、涼太くん・・・うるさい・・・ 」
「案外怖がりやな 」
冷静な2人。
だが、なんやかんや楽しそうだ。
兄弟みたいな関係なんかな・・・、きっと。
そして俺は、昴くんと歩く番になったのはよいが・・・
「・・・・・ 」
「・・・・・ 」
なぜだか無言で歩いていて・・・・。
何喋ってええのかわからんのもあるけど・・・。
ここ、お化け屋敷やんな?
もっと怖いかと思ったけど・・・・
「なぁ?大山くん・・・ 」
「えっ? 」
急に話しかけられビクついた俺・・・なんやけど、バレへんように聞いてみた。
「な、な、なんやった?」
「香水の香りの君はみつかったん? 」
「えっ(;゚Д゚)! 」
ぼーっとしてて話しかけられ思わず叫んでしもた。
ってか、香水の香りの君って・・・
「いや、えーっと 」
「その反応は見つかったんですね?それが誰なのか分かったんですか? 」
「いや・・・えーっと👉👈・・・ 」
俺がはっきりせずにいると、
「見つかったん?見つかってないん?どっち? 😒」
痺れを切らしたのかなぜか睨まれた。
「あの子、時々毒づくで? 」
大ちゃんがそう言ってたの思い出した
「(大ちゃんの言う通りや・・・。これが毒舌?)実はまだ見つかってないです・・・ 💦」
「なんで敬語? 」
「(自覚してないんか?)」
2人はお化け屋敷が怖くないのか気にせずサクサク歩きながら、違う話題をしていた。
「僕な?大山くんにずっとお礼が言いたかったんや 」
「(えっ?話題変えた?)えー?俺にお礼なんて・・昴くんになにかしてあげたっけ?
「大山くん、この間ゆうてくれたやん 」
「なぁ?昴くんはさ、メイクアップアーティスト目指しとるんやろ?それを、みんなの前でお披露目したらどうや 」
「えー?女の子は喜ぶかもやけど・・・・男子は・・・ 」
「えー?でもさ、今は男子も化粧するやん?男性のモデルとかさ!女形だってするやん?流星の腕なら喜んでくれたりするんちゃう?例えばやけど、肝試しをする時のメイクとか? 」
「例えば、文化祭とか ?」
「そう!それや!高校の文化祭と言えばや! 」
「んー・・・ 」
「もう少し今の高校で頑張ってみたらどうや? 」
これは、大山くんの看病に行った時に彼がくれたアドバイスだ。
「実はな、大山くんのアドバイスのおかげもあって、あのあと勇気を出してみんなのメイクをしてみたんや!クラスメイト全員! 」
「おー!そうなんや!すごいやん・・・で? 」
「そしたらな?思ったより喜んでくれて・・・ 」
「やった!1歩前進やん! 」
「今では、一緒にご飯食べに行けるくらいの友達ができた・・・。
もちろん男子やで? 」
大橋和也 「そっかそっか!よくやったやん!昴くんの良さをわかって貰えたやん!よしよし、よくやった! 頑張ったんやな?」
「大山くんのおかげやねん。ありがとう 」
「えー?俺は何もしてへんよ?昴くんが勇気を出して頑張ったからやろ? 」
と、俺は無意識に昴くんの頭を撫で撫でしていた。
その姿を・・・
「!? 」
孝くんと、大ちゃんの2人は目を見開いて見てしまい・・・。
いや?暗いのに見えたのか?
それとも光が当たって見えたのか?
お化け屋敷が怖いのを一瞬で忘れてしもている2人。
「和のやつ、昴くんにあんなことできるやなんて 」
と、頬を膨らます大に対して・・・ (一応、嫉妬中)
「・・・・・・ 」
黙る孝くん。
こちらも嫉妬中?
「孝くん?顔怖いよ・・・・ 」
「・・・・ところでさ・・・・ 」
「えっ? 」
「・・・・・ごめん、まよったみたいやわ 」
「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!? 」
⤴なぜだか迷子になるおふたり。
動揺し過ぎです。
「あれ?孝くんと大ちゃんは? 」
「あれ?すぐ後ろ着いてきたのに・・・ 」
さほどふたりの行動を気にしていないのか?
「まさか・・・迷子とか? 」
⤴その通り
「えー?あの二人に限って・・・ 」
そう心配しながらも2人はサクサク歩いていた。
そして・・・
「ちょっと大!そんなくっつくなよ!怖いんか? 」
「怖くない怖くない・・・ 」
めっちゃ、孝くんの後ろにピッタリとくっつく大ちゃん。 ビビりやな。
「怖いんやろ?正直に言えや 」
「怖いです。孝くん助けて・・・・ 」
「はぁ(。´-д-) 」
ため息・・・
「でも怖いんは、和と昴くんがどんな会話してたか気になって仕方なくて・・・ 」
「・・・・・ (それは俺もやけど・・・。なぜか言えない・・・)」
さっきのシーンが頭から離れないふたり。
「(別に俺は・・・) 」
「気にしやんふりしてたけど・・・嫉妬して和にいつか八つ当たりしそうな自分がいて怖いんや・・・ 」
正直に言う大ちゃんに対して、
「・・・・・ 」
孝くんは黙っていた。
「ってなんか言うてよ・・・。恥ずかしいやん 」
と?この2人に心配されている側の2人は・・・・
「昴くんはさ、好きな人が急に冷たい態度してきたらどうする? 」
「えっ(;゚Д゚)! 」
珍しく動揺しているのか?
「えっ?そこ驚くとこなん? 」
「実は今、そんな感じ? 」
「えっ?その人は(まさか昴くんのことが大好きな大ちゃんが)昴くんに冷たいん? 」
「ちゃうよ。逆・・・。僕が彼(大ちゃん)に冷たくしてるんです 」
「・・・・実はな・・・・俺もや・・・ 」
「えっ・・・ 」
「というより・・・俺もまだ自分の気持ちがわからんのや 。好きかもしれやんってだけなんやけど・・・・なんやモヤモヤしてるんや」
そんな会話をしていたらいつのまにか出口に着いていた。
「昴くん、ゴールしてしもたわ(笑) 」
「なんだ、つまんない 」
「でも、一番乗りみたいやで?昴くん、全然お化け見てへんかったもんな?全無視 」
「大木くんこそ見てなかったやん(笑) 」
「そこは見てない方が怖ないかなーって 」
「あー、それわかる(笑) 」
となんやかんや楽しそうな2人であった。
「大丈夫!大丈夫や! 」
「・・・・・・大、もう終わってるから・・・・ 」
まだ構え!のポーズをしながらの大ちゃんと戻ってきた孝くん&大ちゃんペア。
方向音痴はNo.1だったかもしれない。
そして・・・
「僕らはものすごく怖い世界から脱出せいこうです!ミッションクリアしました 」
一番のりで入ったのに3番手ででてきた三兄弟(笑)
「その実況マジいらねぇ 」
「でも、めっちゃおもろかったわ。主に涼太くんが(笑)怖がりすぎて途中からお化けたちの方がビビってたみたいし 」
「それな!絶対ビビりNo.1やわ 」
「はぁ(。´-д-) 」
⤴じつは怖くて、いまは気が抜けて魂まで抜けた人。
「涼太がうるさすぎて途中から楽しめやんかったわ。なぁ?光 」
「えっ(;゚Д゚)! 」
「なぁ?話聞いてた? いや、なんで聞いてないんや」
「えー?なんやっけ? 」
「フフフ🤭俺の方がレベルが高かったんやな?きっと 」
なぜだか自信満々な涼太。話はまだ続いていたんか?いつのまにか魂が戻ってまいりました
「なんのレベルや。ゲームのしすぎやわ! 」
「タッキーは真面目やなぁ 」
3人もなんやかんや楽しんだみたいだ。
けど、いつのまに順番入れ替わったんやろ・・・
そしてそれからも様々なペアで遊園地を楽しむ7人なのでした。
女3 「あの子たち可愛い 」
女2 「ほんとだ!お揃いの着けてるー 」
と、ヒソヒソとしながら通り過ぎてく女の子たち。
「最後はこれだァ! 」
と、タッキーがなぜだか張り切って指さしたのは・・・
「遊園地と言えば、最後はこれですよねー 」
「ライトアップしてきたな・・・。いつのまにか日が暮れてるし・・・ 」
「えー?高いとこ😰またァ?いやや 」
「涼太くん!最後のミッション開始や!いっくでー?光も!行こ! 」
「行こう行こう」
背中を押すタッキーと光に対して
「いやや !」
と全否定する涼太がいた。
「逃がさへんから! 」
ベアを決めなくても自然と3人はさっさと乗り込んで行ってしまった。
「昴くん!!! 」
「は、はい・・・ 」
ガシッと捕まれ・・
「俺とのろに! 」
「えっ(;゚Д゚)!ちょっと! 」
大ちゃんは大胆にも昴くんの手を引いて乗り込んでいってしもた。
ってかさ・・・・
「えっ、ちょっとぉー・・・2人きりしやんでよ 」
大ちゃんたちが行ってしもたから残ったのは俺と孝くんだけ?嘘やろー!!
「・・・・・ 」
でも、そういえば今日、孝くんと一言も話してへんような?
別に避けてたりした訳やないけど・・・
たまたまペアに当たらんかっただけで・・・・ 。な、なんでこんな時に当たるかな。
「・・・・ほな、行くか・・・」
「・・・・・うん・・・・ 」
孝くんのあとを、ぎこちなく追いかけ・・・
「しゃーなしやろ?残りもんなんやし 」
「なんも言うてへんし・・・ 」
そう言い合いながらも乗り込むと・・・
「・・・・・・・ 」
しばらく沈黙が続き・・・ 、
「そういえば・・・ 」
「えっ(;゚Д゚)! 」
孝くんが急にしゃべりだし、さらに差し出したのはこないだの合コンバーベキューの時の写真。
えっ?持ち歩いとるん?
「・・・・凄いな。撮られてたんや。まさかのカメラマン 」
「それ、大山の分な?ってか頼まれた写真、全員分焼き増しするの大変やったわ。マジカメラを甘くみたらあかんわ。涼太に少しコツ聞いといたけど・・・ 」
「なんでここで渡すん?ポスト入れるとか、呼び鈴押して渡すとか、あるやろ?(笑) 俺ら隣同士で住んでるんやから」
「・・・・渡す機会失ったから。とりあえず、いつでも渡せるように持ってただけや・・・。あとそれ、渚ちゃんだっけ?の分もあるから。渡しといてくれるか? 」
「へぇ?そうなん・・・? 」
「で?あの渚って子とは、付き合っとるんか? 」
「えっ?なんで? 」
「なんや、つきあってないんか?カップル誕生言われてたやん 」
「いや?付き合ってはないよ?カップルはカップルの振りしただけやし・・・ 。と言うかしてもらったようなもんやし」
「二人でいなくなったのに? 」
「あの後すぐ帰ったし・・・ 」
「そうか。【香水の君】をさがしとるんやっけ?初恋の君?やっけ・・・ 」
「・・・・そんなんやないんやけど・・・ (なんでそんなことまで知っとるんや!)」
「まぁ、見つかるとええな・・・ 」
「・・・・・うん・・・ 」
そんな少しだけの会話やのに嬉しく感じるやなんて。
というか普通に話せてる?俺たち。
乗ってるあいだ、ドキドキして嬉しかった。
でも、苦しかった。
2人きりやのに苦しかった。
でも俺はこの後、【香水の君】の正体に気づくことになるやなんて思ってもみなかったんや。
「イエーイ 」
涼太がカメラを回しながらとても嬉しそうに実況してる。
ユニバの年間パスを持つ男らしいわ。
他は、なんでかチケットが手に入ったんや。
いつもは無口やのに、今日はよく喋っとる
「けど涼太って、高所恐怖症やなかった? 」
あっ、また昴くんの毒舌が出た。
「・・・・ 」
「ちょっと!昴くん!それ言わない約束やろ?
それでは皆さん、楽しみましょー! 」
と1人ハイテンション。
「ふふっ、相変わらずオモロいこやな 」
「そうやろー? 」
「そういえば、涼太はカメラマンになりたい言うてたし、タッキーはモデル目指してるとか、昴くんはメイクアップアーティストとかも言うてたよな。光はデザイナーやーって !みんな張り切って夢を教えてくれたよな!みんなならなれるわ!」
「そう、そうなんよ。ダンスは趣味とか言うてたからな。 」
「すごいよなー。みんなそれぞれ夢があってさ 」
「そういう和も料理人目指すんやろ? 」
「おー!店でも構えたらみんなを呼んだるわ! 」
そして、
「昴くん、それどこでかったんですか?可愛い 。僕もつけてみたい!」
「せやろ?可愛いやろー?タッキーもつけてみなよ !絶対似合うから」
2人は可愛いものに夢中だ。
ってか、お前ら女子かよっ!
「・・・・・・ 」
今のは、孝くんのこころの声である。
「みんな2人ずつとかで歩いてんになんで俺だけ1人やねん!! 」
「・・・・(笑) 」
「・・・・ 」
「(あとそれと心做しか大山に避けられとるような・・・・) 」
⤴寂しいのか?
大山の(正しくは大と並んで歩くあいつの)後ろ姿を凝視しながら歩く俺。
「みんな!お化け屋敷入ろうよ」
と昴くんがにこやかに言う。
⤴入る気満々な人
「えっΣ(゚д゚;) 」
戸惑うタッキー。
「ええよ?昴くんは入る気満々なんやな?2人ずつとかではいる?それとも1人ずつ? 」
「せめて2人ずつにしない? 」
⤴ちょっとビビる人
「もちろんペアで行きましょう! 」
⤴意外と乗り気
「一人で行く勇気ないだけやん 」
「う、うるさいなぁ・・・」
「ええやん。2人、2人、3人で行こに!文句なしやで?」
「ペア分けジャンケンポン!✊ ✋ ✌ 」
「あっ!僕、大山くんとや! 」
「えっ・・・ 」
「・・・ !?」
「昴くん、よろしくな? 」
と昴くんと大山の2人は、さっさとペアを組む。
「・・・・大は俺とペアやな。よろしく 」
「孝くんとや。もしかして、和の方がが良かったかな? 」
「あほ・・・。誰でもええわ(図星) 」
「よろしくな(昴くんとがよかったな) 」
⤴本音
何故か大ちゃんから視線を感じた。ごめんな?
そして、残りの3人(タッキー、涼太、光)が、先頭を行くことなった!
「ギャー(;Д;)ギャー!ぎょえー!!助けてぇ 」
と、叫び続けるやつが1人(笑)
ってか、涼太の声しか聞こえん(笑)
怖がり度100%やな(笑)
「ちょっと、涼太くん・・・うるさい・・・ 」
「案外怖がりやな 」
冷静な2人。
だが、なんやかんや楽しそうだ。
兄弟みたいな関係なんかな・・・、きっと。
そして俺は、昴くんと歩く番になったのはよいが・・・
「・・・・・ 」
「・・・・・ 」
なぜだか無言で歩いていて・・・・。
何喋ってええのかわからんのもあるけど・・・。
ここ、お化け屋敷やんな?
もっと怖いかと思ったけど・・・・
「なぁ?大山くん・・・ 」
「えっ? 」
急に話しかけられビクついた俺・・・なんやけど、バレへんように聞いてみた。
「な、な、なんやった?」
「香水の香りの君はみつかったん? 」
「えっ(;゚Д゚)! 」
ぼーっとしてて話しかけられ思わず叫んでしもた。
ってか、香水の香りの君って・・・
「いや、えーっと 」
「その反応は見つかったんですね?それが誰なのか分かったんですか? 」
「いや・・・えーっと👉👈・・・ 」
俺がはっきりせずにいると、
「見つかったん?見つかってないん?どっち? 😒」
痺れを切らしたのかなぜか睨まれた。
「あの子、時々毒づくで? 」
大ちゃんがそう言ってたの思い出した
「(大ちゃんの言う通りや・・・。これが毒舌?)実はまだ見つかってないです・・・ 💦」
「なんで敬語? 」
「(自覚してないんか?)」
2人はお化け屋敷が怖くないのか気にせずサクサク歩きながら、違う話題をしていた。
「僕な?大山くんにずっとお礼が言いたかったんや 」
「(えっ?話題変えた?)えー?俺にお礼なんて・・昴くんになにかしてあげたっけ?
「大山くん、この間ゆうてくれたやん 」
「なぁ?昴くんはさ、メイクアップアーティスト目指しとるんやろ?それを、みんなの前でお披露目したらどうや 」
「えー?女の子は喜ぶかもやけど・・・・男子は・・・ 」
「えー?でもさ、今は男子も化粧するやん?男性のモデルとかさ!女形だってするやん?流星の腕なら喜んでくれたりするんちゃう?例えばやけど、肝試しをする時のメイクとか? 」
「例えば、文化祭とか ?」
「そう!それや!高校の文化祭と言えばや! 」
「んー・・・ 」
「もう少し今の高校で頑張ってみたらどうや? 」
これは、大山くんの看病に行った時に彼がくれたアドバイスだ。
「実はな、大山くんのアドバイスのおかげもあって、あのあと勇気を出してみんなのメイクをしてみたんや!クラスメイト全員! 」
「おー!そうなんや!すごいやん・・・で? 」
「そしたらな?思ったより喜んでくれて・・・ 」
「やった!1歩前進やん! 」
「今では、一緒にご飯食べに行けるくらいの友達ができた・・・。
もちろん男子やで? 」
大橋和也 「そっかそっか!よくやったやん!昴くんの良さをわかって貰えたやん!よしよし、よくやった! 頑張ったんやな?」
「大山くんのおかげやねん。ありがとう 」
「えー?俺は何もしてへんよ?昴くんが勇気を出して頑張ったからやろ? 」
と、俺は無意識に昴くんの頭を撫で撫でしていた。
その姿を・・・
「!? 」
孝くんと、大ちゃんの2人は目を見開いて見てしまい・・・。
いや?暗いのに見えたのか?
それとも光が当たって見えたのか?
お化け屋敷が怖いのを一瞬で忘れてしもている2人。
「和のやつ、昴くんにあんなことできるやなんて 」
と、頬を膨らます大に対して・・・ (一応、嫉妬中)
「・・・・・・ 」
黙る孝くん。
こちらも嫉妬中?
「孝くん?顔怖いよ・・・・ 」
「・・・・ところでさ・・・・ 」
「えっ? 」
「・・・・・ごめん、まよったみたいやわ 」
「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!? 」
⤴なぜだか迷子になるおふたり。
動揺し過ぎです。
「あれ?孝くんと大ちゃんは? 」
「あれ?すぐ後ろ着いてきたのに・・・ 」
さほどふたりの行動を気にしていないのか?
「まさか・・・迷子とか? 」
⤴その通り
「えー?あの二人に限って・・・ 」
そう心配しながらも2人はサクサク歩いていた。
そして・・・
「ちょっと大!そんなくっつくなよ!怖いんか? 」
「怖くない怖くない・・・ 」
めっちゃ、孝くんの後ろにピッタリとくっつく大ちゃん。 ビビりやな。
「怖いんやろ?正直に言えや 」
「怖いです。孝くん助けて・・・・ 」
「はぁ(。´-д-) 」
ため息・・・
「でも怖いんは、和と昴くんがどんな会話してたか気になって仕方なくて・・・ 」
「・・・・・ (それは俺もやけど・・・。なぜか言えない・・・)」
さっきのシーンが頭から離れないふたり。
「(別に俺は・・・) 」
「気にしやんふりしてたけど・・・嫉妬して和にいつか八つ当たりしそうな自分がいて怖いんや・・・ 」
正直に言う大ちゃんに対して、
「・・・・・ 」
孝くんは黙っていた。
「ってなんか言うてよ・・・。恥ずかしいやん 」
と?この2人に心配されている側の2人は・・・・
「昴くんはさ、好きな人が急に冷たい態度してきたらどうする? 」
「えっ(;゚Д゚)! 」
珍しく動揺しているのか?
「えっ?そこ驚くとこなん? 」
「実は今、そんな感じ? 」
「えっ?その人は(まさか昴くんのことが大好きな大ちゃんが)昴くんに冷たいん? 」
「ちゃうよ。逆・・・。僕が彼(大ちゃん)に冷たくしてるんです 」
「・・・・実はな・・・・俺もや・・・ 」
「えっ・・・ 」
「というより・・・俺もまだ自分の気持ちがわからんのや 。好きかもしれやんってだけなんやけど・・・・なんやモヤモヤしてるんや」
そんな会話をしていたらいつのまにか出口に着いていた。
「昴くん、ゴールしてしもたわ(笑) 」
「なんだ、つまんない 」
「でも、一番乗りみたいやで?昴くん、全然お化け見てへんかったもんな?全無視 」
「大木くんこそ見てなかったやん(笑) 」
「そこは見てない方が怖ないかなーって 」
「あー、それわかる(笑) 」
となんやかんや楽しそうな2人であった。
「大丈夫!大丈夫や! 」
「・・・・・・大、もう終わってるから・・・・ 」
まだ構え!のポーズをしながらの大ちゃんと戻ってきた孝くん&大ちゃんペア。
方向音痴はNo.1だったかもしれない。
そして・・・
「僕らはものすごく怖い世界から脱出せいこうです!ミッションクリアしました 」
一番のりで入ったのに3番手ででてきた三兄弟(笑)
「その実況マジいらねぇ 」
「でも、めっちゃおもろかったわ。主に涼太くんが(笑)怖がりすぎて途中からお化けたちの方がビビってたみたいし 」
「それな!絶対ビビりNo.1やわ 」
「はぁ(。´-д-) 」
⤴じつは怖くて、いまは気が抜けて魂まで抜けた人。
「涼太がうるさすぎて途中から楽しめやんかったわ。なぁ?光 」
「えっ(;゚Д゚)! 」
「なぁ?話聞いてた? いや、なんで聞いてないんや」
「えー?なんやっけ? 」
「フフフ🤭俺の方がレベルが高かったんやな?きっと 」
なぜだか自信満々な涼太。話はまだ続いていたんか?いつのまにか魂が戻ってまいりました
「なんのレベルや。ゲームのしすぎやわ! 」
「タッキーは真面目やなぁ 」
3人もなんやかんや楽しんだみたいだ。
けど、いつのまに順番入れ替わったんやろ・・・
そしてそれからも様々なペアで遊園地を楽しむ7人なのでした。
女3 「あの子たち可愛い 」
女2 「ほんとだ!お揃いの着けてるー 」
と、ヒソヒソとしながら通り過ぎてく女の子たち。
「最後はこれだァ! 」
と、タッキーがなぜだか張り切って指さしたのは・・・
「遊園地と言えば、最後はこれですよねー 」
「ライトアップしてきたな・・・。いつのまにか日が暮れてるし・・・ 」
「えー?高いとこ😰またァ?いやや 」
「涼太くん!最後のミッション開始や!いっくでー?光も!行こ! 」
「行こう行こう」
背中を押すタッキーと光に対して
「いやや !」
と全否定する涼太がいた。
「逃がさへんから! 」
ベアを決めなくても自然と3人はさっさと乗り込んで行ってしまった。
「昴くん!!! 」
「は、はい・・・ 」
ガシッと捕まれ・・
「俺とのろに! 」
「えっ(;゚Д゚)!ちょっと! 」
大ちゃんは大胆にも昴くんの手を引いて乗り込んでいってしもた。
ってかさ・・・・
「えっ、ちょっとぉー・・・2人きりしやんでよ 」
大ちゃんたちが行ってしもたから残ったのは俺と孝くんだけ?嘘やろー!!
「・・・・・ 」
でも、そういえば今日、孝くんと一言も話してへんような?
別に避けてたりした訳やないけど・・・
たまたまペアに当たらんかっただけで・・・・ 。な、なんでこんな時に当たるかな。
「・・・・ほな、行くか・・・」
「・・・・・うん・・・・ 」
孝くんのあとを、ぎこちなく追いかけ・・・
「しゃーなしやろ?残りもんなんやし 」
「なんも言うてへんし・・・ 」
そう言い合いながらも乗り込むと・・・
「・・・・・・・ 」
しばらく沈黙が続き・・・ 、
「そういえば・・・ 」
「えっ(;゚Д゚)! 」
孝くんが急にしゃべりだし、さらに差し出したのはこないだの合コンバーベキューの時の写真。
えっ?持ち歩いとるん?
「・・・・凄いな。撮られてたんや。まさかのカメラマン 」
「それ、大山の分な?ってか頼まれた写真、全員分焼き増しするの大変やったわ。マジカメラを甘くみたらあかんわ。涼太に少しコツ聞いといたけど・・・ 」
「なんでここで渡すん?ポスト入れるとか、呼び鈴押して渡すとか、あるやろ?(笑) 俺ら隣同士で住んでるんやから」
「・・・・渡す機会失ったから。とりあえず、いつでも渡せるように持ってただけや・・・。あとそれ、渚ちゃんだっけ?の分もあるから。渡しといてくれるか? 」
「へぇ?そうなん・・・? 」
「で?あの渚って子とは、付き合っとるんか? 」
「えっ?なんで? 」
「なんや、つきあってないんか?カップル誕生言われてたやん 」
「いや?付き合ってはないよ?カップルはカップルの振りしただけやし・・・ 。と言うかしてもらったようなもんやし」
「二人でいなくなったのに? 」
「あの後すぐ帰ったし・・・ 」
「そうか。【香水の君】をさがしとるんやっけ?初恋の君?やっけ・・・ 」
「・・・・そんなんやないんやけど・・・ (なんでそんなことまで知っとるんや!)」
「まぁ、見つかるとええな・・・ 」
「・・・・・うん・・・ 」
そんな少しだけの会話やのに嬉しく感じるやなんて。
というか普通に話せてる?俺たち。
乗ってるあいだ、ドキドキして嬉しかった。
でも、苦しかった。
2人きりやのに苦しかった。
でも俺はこの後、【香水の君】の正体に気づくことになるやなんて思ってもみなかったんや。
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夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語―――
父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。
弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。
助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。
【完結】毎日きみに恋してる
藤吉めぐみ
BL
青春BLカップ1次選考通過しておりました!
応援ありがとうございました!
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その日、澤下壱月は王子様に恋をした――
高校の頃、王子と異名をとっていた楽(がく)に恋した壱月(いづき)。
見ているだけでいいと思っていたのに、ちょっとしたきっかけから友人になり、大学進学と同時にルームメイトになる。
けれど、恋愛模様が派手な楽の傍で暮らすのは、あまりにも辛い。
けれど離れられない。傍にいたい。特別でありたい。たくさんの行きずりの一人にはなりたくない。けれど――
このまま親友でいるか、勇気を持つかで揺れる壱月の切ない同居ライフ。
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