Timeless Love~君の隣で~

藤原葉月

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第1章

第20話

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坂がキツイみたいや。みんなそれぞれバラバラな場所にいて。 
光と涼太もどこかにはいるんやけど・・・。

姿が見えなくて・・・。


「みんな疲れとるし・・・散歩早めに切り上げようよ。雨降りそうやし・・・ 」

そんなタッキーの心配を他所に・・・ 、

 「そうやな。ってかあいつらどこ行ったんや・・・ 」

 「イタッ 」

「えっ?大丈夫か?ずっと前から痛めてたんちゃう? 」

 「うん、足くじいたところ・・・また痛くなってきた・・・。冷えると痛い・・・。 」

「おんぶしたろ。大ちゃんやなくて悪いけど 」

 「えっ・・・・ 」

 「昴くんが片思いしとんの、大ちゃんやろ? 」

「・・・・・!? 」

 「何となく気づいとったよ? 」

「・・・・・・ 」

昴くんをおんぶすると・・・・ 

 「( ̄^ ̄゜)グスッ 」

彼は背中で泣き始めた。 

その頃、大ちゃんは・・・ 

「…ハァ━(-д-;)━ァ... 」

⤴落ち込みすぎて、自分1人だけズンズン進んでいることに気がついてない本人。 

「えっ(;゚Д゚)!ここどこ? 」

⤴そして今頃気づく。

ヒュー 

⤴また、迷子になる。
これはがちだな。
方向音痴決定です(笑)



ザァーザァー 

 「雨降ってきた!雨宿りしよ 」

ちょうど小屋があったからそこで雨宿りすることにした。


「(。•́ωก̀。)…グス 」

 「ちょっ、昴くん・・・大丈夫か?足、そんなに痛む?」 

昴くんが泣くやなんて・・・。

ツンが多めの子やけど、ほんまは純粋な子なんやな?

それとも、大ちゃんのことを思って泣いてるんか? 

 「ちょっと、色々思い出しちゃって・・・ 」

 「そうなんや・・・。ええで?泣いても。今だけは大ちゃんの代わりしたる。・・・けど、その代わり後でちゃんと大ちゃんに気持ち伝えて甘えるんやで? 」

「・・・・僕、大ちゃんに片思いしとるって言うてない(˘^˘ ) 」

ここでツン発動してきた。



「さっき言うたやん。何となく気づいとったって 」

「・・・・・いつから? 」

 「そうやなぁ・・・。昴くんが大ちゃんの代わりに看病来てくれて、好きな人がいるーって聞いた時からかな・・・ 」

「えっ(;゚Д゚)!まじですか? 」

「マジやで?でも、勘やったけど・・・ 」

「バレてたんや・・・ 恥ずっ⸜(⑉・̆-・̆⑉)⸝‍」

 「あはは。可愛いなぁ 」

「・・・・・ 」

「ちょっとは落ち着いたみたいやな 」

「こんな雨の日やったんや。大ちゃんに助けてもらったの・・・ 」

 「なんだよ!お前!ついてくんなよ 」

クラスメイトたちのあとをついて行っていたらなぜだかバレて・・・

「僕は、忘れ物を届けようとしただけなんや・・・ 」

 「お前さぁ、男のくせに化粧品とか見てるのキモイんだけど? 」

 「っ・・・ 」

なぜか連れ出されて・・・

虐められて・・・

「そっか、だから行きたくないとか言うてたんやな 」

 「僕は忘れ物を渡したらすぐ帰るつもりでいて・・・ 」


 「ほんまはさ、好きやったりして? 」

そこに誰かが僕の前に守るようにして立ってた。


「えっ・・・ 」

目を瞑っていたが開けてみたら・・・彼がいて

 「はぁ? 」

そう、そこに現れた守るように立っていたのがのが大ちゃんやった。 

「わぁ!ヒーローやん 」

「だって君たちはさ、いや?そこのクラスメイトたち!この子が可愛いからいじめるんやろ? 」

 「はぁ?んなわけ・・・ 」

そう言ってはいたけど、
だがそれは図星だったみたいだ。 

「あのあと、謝りに来てくれて・・・ほら、今ではご飯食べに行く仲になれた子たちやった 」

「ははっ、解決はできたわけや。 凄いなぁ」

「2人のおかげだよ? まさかふたりが親友やなんてびっくりしたし」

 「あはは!けど、大ちゃんは昴くんにとって密かなヒーローやったんやな!(これで分かったわ。) 」

 「うん⁄(⁄*⁄>⁄-⁄< ⁄)⁄ 」

めっちゃ赤くなってる昴くん。 

大ちゃんとの出会いや、大ちゃんの話をする昴くんは、普段のツンの時と違って、【恋する乙女】のようで可愛かった。
そういえば、大ちゃんはツンな昴くんがいいって惚気けてたっけ?
このギャップがええって意味なんかな。

 「・・・・・ 」

素直に気持ち伝えたらええのに。

そしたらすぐ両思いになれるのに。
大ちゃんが「優しい」から、ついつい【ツン】が多めになるんやな。

そんな、昴くんの素直さが羨ましくて仕方なかった。
これ聞いたらきっと、大ちゃんは泣くほど嬉しいやろうなぁ・・・・


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!とか言って小躍りするやろうなぁ。
と、妄想を広げていたら・・・ 、

「そろそろ行きますか?雨、止んできたし・・・ 」

 「!!( ゚д゚)ハッ!!!!そ、そうやな。立てる? 」

 「うん 」

だが? 

「イタッ(>-<) 」

昴くんがぐらつき、俺は思わず抱きとめた 

「だ、大丈夫? 」

「う、うん・・・・ 」

そしてその姿を・・・ 、

「和・・・・昴くん・・・・ 」

 「(えっ・・・・ )」

名前を呼ばれて振り向くとそこに居たのは・・・・ 。

「大ちゃん・・・・ 」

俺達が抱き合っているのを(ただしくは、俺が昴くんを抱きとめたのを)見ていたのは・・・・・



迷子になっているはずの大ちゃんだった・・・・・。 

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