Timeless Love~君の隣で~

藤原葉月

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第2章

第10話

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アクセサリー売り場にいる2人。

 「和樹くん! 」

⤴無意識に君付け
彼女は気付いてないみたいやけど・・・・・。

「ん?(あれ?くん付けに戻した?) 」

「はい、出来た・・・ 」

「えっ・・・これなに?(いつの間に嵌められたんやろ)」 

俺がよそ見をしている間に、手首に巻いていたそれは・・・見たことがあるカラフルなブレスレット?
確か、光が嵌めてた 

「ミサンガだよ? 」

「あー!それ!外れたら願いが叶うってやつやんな? 」

「正解!よく知ってるね 」

「いや、はめてるの見たことあるから。へぇ?こんなオシャレなんやな(まじまじとは見たことなかったな) 」

「和樹くんの本当の願いが叶いますように! 」

「ちょっ、人の願いやん(本当の願いって・・・)
普通は自分に向けて言うもんやろ? 」

「なんでー?いいじゃん(だって和樹の本当の願いは聞かなくても知ってるから) 」

 「・・・・・・ ?」

変に見つめれ戸惑う和。



「そういえば和樹くんがつけてるネックレスって・・・ 」

「(話題変えた)
これは、メンバーの涼太って子が、ラビットセブンのみんなにお揃いで作ってくれたものなんや 」



「ラビットセブン・・・・ 」

「あー、サークル活動してた奴らとのチーム名。ほんまはその名前で色んな大会とか出るはずやったけど、活動出来やんくなっちゃって。あっ、でも今でもその仲間たちとはあったりしてるけど 」

「へぇー・・・ (それは藤巻さんもいるチームってことだよね)」

「(ヤバっ)ちょっと、ダサい名前やったかな。しかも解散するちょくごに決まったし、リーダーはなぜか俺やし・・・・ 」

⤴よく喋るし、ちゃんと噛まずに説明する和。よく出来ました! 

「ダサくはないんじゃない? なんかアイドルグループの名前みたい。7人いるから・・・セブン?」

 「まぁ、そんな感じもあるし。俺たち同じうさぎのキーホルダー持っててさ」

「あー、うさぎセブン笑」

「ウサギやなくてラビットや!ラビット!!」

「ふふ、知ってるよ。ムキにならなくても」

「サークル活動やらせてもらったビルのオーナーさんがつけてくれた名前なんや。今ではみんな気に入ってる 」

「へぇ? 」

「グループLINEの名前にもなってるし・・・ 」
「・・・・・ 」

「そいつらとはずっと繋がっていたいし・・・ 」

「・・・・ 」
 「!!!( ゚д゚)ハッ!!!!こんな話、つまらんよな?ってか何の話してたっけ? 」
「ネックレスの話? 」


「あっそうそう!見て?ここに誕生石嵌められてるんや 。俺は、8月生まれやからペリドット!」


「可愛いね 」

だけどその時俺の頭に浮かんだのは・・・

「ネックレスなくすとあかんから付ける! 」

あの日・・・。
引越しパーティーの帰り・・・ネックレスを貰って俺ははめて帰ろうとしていて俺がモタモタしてたら 

「何やっとんねん。つけたるわ 」


とネックレスをつけてくれたのは孝くんで、
「ほら、できたで?」


「・・・.やった! 」


引越しパーティの帰りに恭平から貰ったネックレスをなぜか孝くんから貰い受けて、それをはめてくれたのが孝くんだったっていう・・・

忘れなきゃいけない思い出やった!!

⤴もはや思い出扱い。


「・・・・・!?(また、孝くんとのおもいでを思い出した。) 」

「・・・・(この顔・・・・藤巻さんのことをおもいだしたの?) 」

⤴するどい

 「つ、次どこ行くー? 」

「(誤魔化した)男がはめるより、女子が嵌めてそうなやつだよねー。女っぽいの? 」

「えっ(まだ、はなし続いてた?) 」
「そのネックレス作った人・・・、女っぽいの? 」

「・・・・・そんなこといわんといて !」

涼太は女っぽくない!
モテるんやから!

「彼はちゃんと男や!俺よりモテるから!」

俺はいつの間にか声を上げていた。


「・・・・・ 」

 「仲間のこと悪く言わんといて・・・ 」

「ごめん、冗談だよ(そんなに怒るなんて・・・・)

「(ヤバいやん?今の話って孝くんにも関係あるやん!!話また逸らさな・・・) 」

「ごめん。大切な仲間の人たちなのに・・・」

「じゃあさ、渚ちゃんにも記念になんか買うわ 。作るのは、無理やけど・・・・」

「えっ・・・わたし、そんなつもりじゃ・・・ 」

「だってさ、彼氏ならそういうおそろい系何か買ってあげたりするやん?(今どきのカップルって)
違うかなー?
それとも、お揃いで何か買う? 」


 「・・・・・・そうだけど・・・ 」

そうやって少しでも忘れようとしていた。

孝くんに関するキーワードが出てこやんように。

そうやって、二人が仲良くショッピングする後ろに・・・・ 、

「あら、あれは渚で、例の・・・差し入れくれた大木くん・・・。また一緒にいる 」

「大木・・・ 」

「孝が、唯一名前を教えてくれた子なのよねー・・・ 。それに彼を見た時の孝の顔・・・あれはまるで・・・・」

「お待たせ!愛梨! 」

愛梨さんの前に一人の男が来た。

孝くんではない。

「ありがとう。今日はこれで許して?でもあなたとはこれ切りよ?もう、用無しなの。帰りなさい 」

えっ(;゚Д゚)!他の男といるじゃん!!

しかもお金を渡している?



あれ?孝くんは? 

「お前といるとろくな事ないわ!もうくるな! 」

と孝くん本人には言われたみたいで・・・ 、今日は一緒にいないみたいだ。
「・・・・早く、帰りなさいよ!! 」
 「はぁ?ふざけんじゃねぇよ!! 」

彼女は悪ぶれることもなく、その男にお金を渡した。その男の顔など見ることも無く・・・・。
なんか気の毒だけど・・・ 

「お前みたいな女、こっちが願い下げだ?覚えてろよ! 」

そういい放ち、お金だけは受け取り去っていった。


・・・・・いいのか? 

 「あの時も孝が〈彼〉のこと追いかけたし・・・時々見てるもんねー・・・彼らを。いいえ・・・彼が写る写真を。それにあの「彼」と渚もこの前より進んでるって感じだし・・・・ 」

愛梨さんはそう呟き、2人を見つめていた。 

何かよからぬ予感がいたします、(再び畑野解説中)

愛梨さんって何者なん?

孝くんに近づいて、和との仲を引き裂こうとしてるってこと?

妹の渚ちゃんを巻き込んで・・・・・。


しばらくして店をでてきた2人は・・・

「なぁ、渚ちゃん。そんなんで良かったん? 」

⤴結局、ちゃん付け 


 「いいの 」

渚ちゃんも何も言わない。


「いや、でもさー 」

「これがいいの! 」

渚ちゃんが選んだのは俺が今までつけていた腕時計。思い入れがあるし、一応お気に入りの1つではある。

「和樹くんこそ、よかったの?この時計お気に入りなんだよね? 」

「うん・・・その時計のブランドは昔から好きやから・・・ 」
「じゃあ、やっぱりやめる・・ 」

「あっ!ええの!渚ちゃんが気に入ったんならあげる」 

「いいの!? 」

 「うん、俺はまた違うの買うから 」

「ありがとう!和樹くん!! 」

と、抱きつく 



「・・・・(笑)(やっぱりくん付け。そういう俺もずっとちゃん付け・・・」

「(しまった!くん付けしちゃった) 」

「寒くなってきたし、帰ろうか?・・・・はい・・・」 


自然と手を差し出され・・・・

 「・・・・・うん 」

と手を繋ぐ。


な、なんなん?このラブきゅんモードたっぷりの雰囲気は!!


和、ほんまに渚ちゃんと付き合い始めたんやな。

けど、ほんまにこのままでええの?
渚ちゃんに言われた通り、孝くんへの気持ちを閉じ込めるん?



だがこの後、和の気持ちを爆発させてしまうようなトラブルが発生するんや・・・ 。

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