続君といる奇跡

藤原葉月

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第4話

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そして

「朔夜ー!」

満面の笑みの青年。

「善くん!」

それに答える青年。

「お待たせ。まった?」
「ふふ🤭待ってないよ?」

藤原丈一郎「そ。そっか(⑉・ ・⑉)」
こちらもデートのようですね。

カレカノあるあるな光景。

なにはともあれ今日は日曜日ですからデート三昧な皆様なのですね。


そして
「ねぇ?武尊・・・」




「ん?なにかな?」
「あんた、アクセサリーとかするタイプだっけ?」
「してもいいだろ?(⑉・ ・⑉)」


「だってそれ、タグがついたまんまなんだけどꉂ🤣𐤔」

「えぇ....(困惑)あっ:・・(し、しまった)」
「ってかそれ新品よね?誰かに貰ったの?」

「えっ?えーっと・・・貰ったというかその・・・・」

「何その曖昧な答えは!ちゃんと答えて」
マフラーをぐっと縛る

「うぅ。苦しい!殺す気か」
「私以外の誰かに」

「ち、違うよ💦こ、これは弟に・・・」
「えぇ....(困惑)弟くんのをパクったの?」
「人聞き悪いな!借りようとして・・・・」

「( *¬ω¬)」
「貸してくれたのがこれで・・・・・(何も考えずに付けたからこんなに咎められるなんて)」

何やってんねん



「ふーん?新品を貸してくれるんだ。しかも使ってないやつ。あとあんたには似合わないやつね、それ」



「それは余計なお世話や」



「それ弟くんが、明らかに誰かにあげようとしたやつじゃないの?」


「えぇ....(困惑)やっぱりそう思う?」
思わず顔をちかづける

「な、なに?わかっていて借りたの?(近いんだけど(,,>-<,,))」


「違うけど、あいつもう、必要なくなったって。俺にくれるって言うんや。確かにプレゼントっぽかったかな」

「その渡そうとした人って・・・【例えば】なんだけど」

「例えば?」

「【中川大和くん】とか?」


「!?」
やっぱり・・・やっぱりあいつ中川に・・・


「その顔はビンゴだ」
「・・・・・」

そういえばあいつ中川のことを根掘り葉掘り聞いてきたけど・・・年明けてからいやその前から・・・そうや!あれから聞いてこなくなった。
話題にも出さなくなったな。
クリスマスを過ぎたあたりから・・・・

「武尊?」


「今年に入って高等部にも顔を出さなくなったし」


「ちょっと!武尊」


「・・・・・えっ」
「なに?急に黙り込んで」

「瞳、ありがとな?」

と手を繋がれた。
「えぇ....(困惑)(⑉・ ・⑉)なにが?」
「このネックレスは俺に合わなくて当然や」
「な、何言ってんの?あれは冗談・・・」

「ってことはだよ?瞳は俺にくれる予定とかなんだよな?」

「ちょっと何言ってんのかわかんない」
「くれるの?くれないの?」
と近づく

「近い近い!」
と手を顔にやり、拒否する瞳さん。


「ええやん?(キスくらい)」


「仕方ないわね。バレンタインまで待ちなさい」
「えー!くれるんだ!やったぁ⸜(* ॑  ॑* )⸝バレンタインゲーット」
とガッツポーズをする彼を

瞳「・・・・・」


不覚にも可愛いと思ってしまう私がいた。



というわけで・・・・
「・・・・・」

「・・・・・」

俺と長沼くんは2人してメガネ男子に変装しつつ、直人と哲平のふたりを尾行しているのだが・・・・。


「かえって目立っちゃってません?」

「あの二人可愛い!」
なんて周りに言われ

「あはは(;¬∀¬)ハハハ…かもなーおかしいな・・・・。朔夜風にしてるつもりなんやけど」

可愛いと言われるのは悪くないけど・・・


「それ大岡くん聞いたらさすがに怒りません?」

「(;¬∀¬)ハハハ…」

笑って誤魔化す俺。
何やってるんだろ。


で?目立ってないかと思いきや

「・・・・・・」

「何やってるんやあの二人は!」

実は余計に気づかせたみたいで

こういう時に限って気づかれる。

「ふらやっぱり来た・・・・」

「なぁ?哲平・・・・(知っていたのかよ)」

だけどあえて別行動しようとした時に限り

「!?」


「!?」

何故かばったりと鉢合わせしてしまうわけで・・・・


「えーっと👉👈えーっと(な、なんかいわな)」

「・・・・・」

「・・・・・・」


合流するわけでもなく、会話もない。


「いこうか?陽太くん」

「あっ、はい」

「(陽太やと!?名前呼び)」

⤴嫉妬

だが次の瞬間

「陽太!」

「えぇ....(困惑)」

何故か、急に哲平が陽太の手を取り

「えっ(;゚Д゚)!」

「ちょっときて」
:「えぇ....(困惑)なに?」

「えぇ....(困惑)哲平?」
哲平は陽太を連れて行ってしまい・・・・・

いやいや連れ去っていってしまい・・・・。


「・・・・・」

「・・・・・」


取り残されてしまったのは・・・・


「(気まずい。非常に気まずい!なんで2人きりにするんや)」

俺と中川先輩の二人で・・・。



急に二人きりにされて会話が進まず、


「な、なんか話さな」

とは思ってはいるのだが・・・・、

「先輩・・・俺たちを尾行しに来たんですか」

出てきた第一声はそれやった。

「(図星・・・でも)ひ、人聞き悪いなぁ。俺も偶然チケット当たったから(君を誘うつもりだったのにこんなことになるとは思わなくて)」

「へぇ?陽太を誘うやなんてどういう風の吹き回しなんですか?じゃあ今度は陽太に乗り換えたとか?(こんな言い方するつもりないのに)」

「彼とはそんなんじゃないから!(なんで俺は彼とこんな会話しかできないんだ)

「・・・・・どうだか(だって俺の【好き】はもう伝わらんから)」

2人の気持ちはすれ違っていて・・・・。

「・・・・やっぱり尾行やん」

「・・・・違うって「」(あぁ~なんでこうなるかな)」

2人の心はとことん噛み合わず・・・・でも
「(でも好きってどう伝えればいいんだっけ?)」

なんだかプチパニックな部分もあり、こじれてしまいそうでもあった。


「お、俺は哲平の?恋の相談に乗ってるだけなんで・・・付き合うとかじゃあ無いので(好きとは言われたけど嘘やし)」


「お、おれだって?陽太くんの恋の相談?に乗るつもりでいたから【好き】とかじゃないし?」

ほんとこのままだったら2人こじれていきそうなんですが・・・・・何とかなりませんかね。

2人の気持ちはなんだか一直線なまんまでなぜか犬猿の仲のような形になっちゃってます。
大丈夫でしょうか。

一方その頃あの二人は

「はぁはぁ・・・・哲平くん??」

随分と走り

「痛いよぉ、離して」

「陽太は大和先輩が、好きなんか?いつのまに」
「ちゃうよ!」

「違わんやろ!」

「僕が好きなのは哲平くんだよ?」

陽太くんのストレートな告白に

「えぇ....(困惑)」

時が止まったかのように風が吹いた。

「春樹くんに、失恋して失恋したもの同士で仲良なって・・・それからずっと好きなんや。好きやねん!高杉哲平が!」

鳴き声で言う陽太。


「・・・・・・」

「いつのまにか哲平くんのことしか考えられやんくなったんや。嘘やないよ?」

「おま・・・・」

「哲平くんがいい!高橋くんしか、勝たん!!」

そう言った瞬間

「(*˘ ³˘)♥ちゅっ」

哲平くんに、唇を奪われていて

「えぇ....(困惑)Σ(゚Д゚;エーッ!な、な、なんでキスぅ?」


パニくる陽太くん。そりゃそうだ。


「先に言うな!あほ!」


「アホって・・・・・。だってだって!哲平くんは直人のことが好きって言うたやんか!」
「(聞いてたのかよ)」




ギュッ

さらに抱きしめられ

「えっ(/// ^///)」
「俺も陽太だけや!あの時から陽太のことを守りたいって」

「・・・・・・」

「だけど・・・・友達関係でいるのを崩したくなかったから・・・だから」


「・・・・えぇ....(困惑)それって・・・」

「言えやんかった。このままの、距離も保ちたいって思ってたから・・・・」

「・・・・一緒・・・・や😭」

「えぇ....(困惑)そこ泣くとか?」
「嬉しい!🥺😭一緒で嬉しい 」

「ふふ、何それ可愛ええなぁ」

そう言って優しく抱きしめてくれた。
「だって・・・・」

「でもこれからは【恋人として】よろしくな?」
「うん!よろしくな!哲平くん❤️」
「哲平・・・・」

「えっ(⑉・ ・⑉)」
「恋人になったんやから今日から哲平って呼んで」
「でも」

「ええから」

「じゃ、じゃあ・・・・哲平・・・・😊」
「陽太!大好きや!」
と抱きつく

「僕も大好き(*^ω^*)」

と二人は上手くいっちゃいましたとさ・・・・
そして取り残された二人はと言うと?


会話もないまま別れたみたいで・・・・
そして直人の電話には

「もしもし直人ー?」

「ちょっ。2人ともどこにおんねん!俺帰るから」

「ごめん!俺ら付き合うことになったから!」

「はぁ?何それ!」


なんとこれまたとんでもない報告をされ

「俺の身にもなってくれよな」

とか怒りたかったんやけど・・・・長年の付き合いのふたりやから

「まぁ、おめでとう」


親友ふたりの門出をお祝いしない訳にも行かずにおめでとうだけは伝えた。


「幸せにな」

「ありがとう!直人も頑張れよ!」

そう返ってきたけど・・・・・

「(。´-д-)ハァ-(頑張れよって。もう別れたから無理やし)」

ため息しか出てこなかった。
なぜなら、中川先輩とはあんな会話しかできやんしもう告白がどうとかの話でもないんや。

俺はとぼとぼと家へと帰るしかなかったんや。






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