続君といる奇跡

藤原葉月

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第13話

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そしてついにこんな出来事が!!
中川くんは先生になってるって言うたよな?

小学校の先生になってたんや。



「みんなー?ついてきてるか?」

県外の大学に行った中川くんだけど就職は無事にこちらでできたみたいで先生の資格も取れて無事に先生になれて・・・。
やっぱり頭良かったんやな。



「ほらほらよそ見をしてると置いてくぞ?」

「待ってー!」
中川くんに一生懸命ついて行く子供たち。


「うん、よく書けてる」  

中川くんは絵を描いた生徒を褒めて頭をヨシヨシした。


「やったぁ!先生に褒められた」

「よし、次はこっちだ」
なんだか冒険をしているのだろうか。



「なんか子供たちの声がしますね」


近くに撮影に来ていたのはなんと直人たち。

直人も新人ながら俳優の仕事をやり始めていた。

「あぁ、たしかこの近くの小学校の先生と生徒たちですよ」

「へぇ?そうなんや(さっきの声・・・聞いたことあるような・・・・あっ、でも気のせいやな)」

聞いたことある=中川先輩。

ちょっ(,,>-<,,)俺どんだけ好きなん?

先輩の声に似てるとか思ってしまうやなんて。

「さっき、みんなで散歩がてらスケッチとか?探検みたいのをしてましたよꉂ🤣𐤔」

「へぇ?」

「これも授業の一環だーってꉂ🤣𐤔【撮影の邪魔してごめんなさい】つて先生と子供たちが一体になって謝ってくれて【こっちこそここを占領してごめんなさい】って思わずお互い謝る感じになってしまって」

「そうだったんや」

直人もちゃんと、スタッフのことは輪を聞いている。


「めちゃくちゃイケメンな先生で子供たちにも慕われてて」

「そうそう。僕もまだ先生になりたてだからこの子達とおなじ1年生だーってꉂ🤣𐤔」

「いやいやなんで仲良くなってんですか笑」

「子供たちが可愛らしいし、いい先生だったから思わず写真撮っちゃいました。みんなの愛らしい姿です、ふら」
とカメラマンさんがみせてくれた写真を見た俺は


「えぇ....(困惑)」

その写真をみて驚いてしまった。

そこには子供たちと笑顔で接する中川大和先輩がいて

「笑ってる・・・・・・こんな顔して笑うんや・・・・・」


もうその笑顔を何年も見ていなかった気がする。

ずっと会いたかったようで・・・・でも大好きな・・・・。
「あれれ?もしかして直人くんのタイプ」


「えっ(;゚Д゚)!ケホケホ・・・・・・なわけ」

「あっ、大丈夫か?」

急に咳き込んだ俺を心配してくれたスタッフとカメラマンはすぐさま水を持ってきてくれて

「・・・・す、すみません💦(半分はあなた方がへんなこというから・・・)」

「風邪気味だと聞いたよ?撮影続けられそうなの?」
俺は朝から熱っぽくてでもなんとかここまで撮影を続けた。


「はい・・・なんとか頑張ってみます。あと・・・・薬あります?」

「あるよ?でもあんまり無理しないでよ?」

「はい・・・・頑張ります・・・ケホケホ」

咳が酷くなってきた。



「そこで、休んでて?準備をしてきますので。あーでもできないと思ったらすぐに言ってくださいね?すぐに中止にしますから」

「・・・・・・はい・・・・ケホケホ」

こんな敵に風邪をひいてしまうやなんて俺はアホやなぁ・・・・。
冷えピタシートをおでこに貼り・・・ちょっとかっこ悪いビジュになってしもてるけど・・・。


ベンチに座り大人しくはしていたけれどしんどくなってきた。

「おい!まてよ!こら走るな」


先輩に似た声がまた通った??
「やばっ、またこっちに来ちゃった」

「・・・・・・」

意識朦朧としてきた。

熱上がっちゃったんかな。



ばたん

こどもがたおれた。いやいや転んでしまった

子供「🥺😭うぅ(´;ω;`)痛いよ」
「あぁ、もう、言わんこっちゃない。大丈夫か?」
「うん、大丈夫。ごめんなさい🥺」

その子は涙目ながらちゃんと自分でたった。

ほんまは痛いのに我慢しているようだ。

「いいよ?歩けるか?」

「( ゚ー゚) ( 。_。)コクン」
彼は素直に頷いた。
「よしよし偉いぞ?あとお兄ちゃんの邪魔を・・・・」

中川くんは寝ている彼をその時に初めて見た。

寝ている・・・というかベンチでぐったりしている彼を見て

「えぇ....(困惑)∑( °口° )!?三枝?」

思わずその名を口にしてしまい。しかも叫ぶように言ってしまい・・
「みつえだ?」
子供もびっくり

「やべっ。」

「せんぱい??先輩の声がする・・・・ケホケホ」

山田涼介「!?」

なぜか喋り始めた?三枝・・・。

介(えぇ....(困惑)∑( °口° )!?起きてる?)

「はぁはぁ・・・せんぱい・・・のて・・・つめたくて・・・きもちいい」 

全部ひらがな


「いやいやいやまだ触れてもいないんだけど?」

と思わずツッコむ中川くん。

聞こえてないのでは!




俺まだ触れてもいないのに?ってか先輩ってどの先輩だよ!
どんな夢みてんだよ!

だが俺はそれから今更だが三枝の頬に手をそっと当ててみた。


触れたくなった


「うわっ!熱ッ」


「先生??」
山田涼介{あっ、ごめん。(やばっ子供たちも一緒だった)」

ここは誤魔化さなきゃ
「お前派手に転んだけど怪我してないか?}
と転んだ子供の1人にまた声をかける

「ちょっと擦りむいたけど大丈夫。それよりこのお兄ちゃんの方が・・・」

「えぇ....(困惑)」

子供の方が冷静だった!


「このお兄ちゃんの方が具合悪そうだよ?だってお顔が真っ赤だもん」

「ケホケホ・・・・はぁはぁ」

「そ、そうだな(こんなになるまで何してたんだよ)誰か呼びに行こう」


「ケホケホ」

彼はすごい咳き込んでいて・・・・


「先生の知り合いなの?」

なんて聞かれて俺は

「えぇ....(困惑)∑( °口° )!?」

「だってみつえじゃって・・・・」


「みつえじゃ・・じゃなくて【みつえだ】な?覚えた?」
「みつえだ!みつえだくん!覚えた!」

「名前は【なおと】。漢字はまた後で教えてやる。」
「わかったぁ!ゆーめー人なの?」


「そうだよ。このお兄ちゃんは先生のよく知ってる人で、アイドルなんだよ?」

俺はまだ直人って呼んだことないけど。


「なおと?アイドル?」

「そう。彼は芸能人なんだよ?」

「えー!しゅごーい」

「げいのうじんってなに?しゅごいの?」

「そう、すごいんだよ?」
知らない子もいるのか。

「でも、騒いじゃダメだよ?( ̄b ̄)シーッ!ね?内緒ね」

「うん!」

「けど、どうしたらこのままほっとく訳には・・・誰か呼んでこなきゃ」

いやでもどうしたら・・・・

すると?

「お待たせしました!三枝さん」

と慌ただしく駆けつけてきたスタッフ?らしき人がいて

「・・・・・」

俺の存在にはまだ気がついてなくて・・・・

「三枝さん?大丈夫ですか?」

「(いやいや大丈夫じゃないから)」


「・・・・・・」

グッタリとして応えない。


子供たちも言うことを聞いてくれてるため黙っている。
いや気がつけよな!

「ケホケホ・・・・はぁはぁ」
「三枝さん?やっぱり熱上がっちゃいましたか・・・・風邪が悪化したんですね」

「えぇ....(困惑)具合が悪かったんですか?」

俺は思わず声に出してしまい

「そうなんですよーって・・・あれ?先生じゃないですか。なぜそこに・・・もしかしてだけどずっといました?」



気配を消していたはずやのに自分から暴露・・・

「す、すいません。偶然通りがかって。あのでも実は彼知り合いで、・・・」

「そうだったんですね。見ていてくれたんですか。」


「いやでも彼・・・・」

「とにかく中止の連絡を・・・」

「・・・・・」

彼はインカム?で中止の連絡をして

「そうなんですよー。えぇ....(困惑)そっちも?困ったなぁ」

なんだかバタバタしているみたいで

「ごめんなさい。なんかバタバタしててトラブルもいくつかあって」

なんて言い出した。
「でも彼、熱が高そうだし・・・病院に連れて行った方が・・・・(すごく心配・・・・)」


「嫌でもなぁ・・・・困ったなぁ」

「行けないんですか?」
「すぐ戻らなきゃ・・・・あの薬飲ませて」
「あの!もし良ければ俺が・・・・」

「いやでも迷惑では・・・?ほら子供たちいるし・・・」

「いやでもこの子達の中で怪我した子もいるので(大した怪我ではないけど)ついでです。」

「・・・・・」

「あっ、いや騒ぎにならないようにしますからご迷惑じゃなければ・・・」

「それじゃあお願いできます?なんかあれば私の携帯に・・・・。すぐマネージャーも向かわせるので・・・・」


「分かりました」

「お願いします!じゃあ君たちもよろしくね」

子供たち「はぁーい」

「いい子達だなぁ(。-ω-ヾ(>᎑<`๑)」

とつぶやきながら行ってしまった。

そして中川くんは近くの病院を探してなんとか運び出し

そして三枝の診察も終え・・・さらに入院の手続きまでして・・・・・



あらかじめ電話番号を聴いていたスタッフに連絡をして彼は居なくなってしまっていた。

「あれ?さっきの先生は?」

やっとさっきのスタッフが来てくれた時には中川くんの姿はなくて
「それがもういなくなってしまって」

「マジで?お礼を言いたかったのに」

「えぇ....(困惑)いないの?」


「あの?何かありました?」

目を覚ました直人があたふたしてるスタッフに気がつく。


「あぁ、君のことを病院に連れて行ってくれた人がいてね・・・。心当たりある?」

「えぇ....(困惑)いや・・・全然」



直人は誰だか覚えていないみたいだ。
いや当たり前やろ!意識失いかけてたんやから!
「そうだよね。具合い悪かったんだもんな・・」


でも

「あの匂いは声は・・・・先輩に似てるような?」

そう思ったのだがやはり思い出せない。

「あの、ホンマにごめんなさい」
「いやいいんだよ。それよりも、こっちこそスケジュール詰め込みすぎたんじゃないかな?」


「いえ、大丈夫です」

「この機会に少し休んだら?スケジュール調整したし、今日の撮影は延期になったし」
「いやでも」

「入院しちゃうくらい体調崩させるなんてマネージャーとしてどうかしてたよ」

「こちらこそ管理できなくて・・・・」

「君の友人たちが君を心配してきてくれたよ?少し話したら?」

「・・・・・マネージャー」

「じゃあお大事にね!」

そう言って病室から居なくなり、入れ替わるように入ってきたのは・・・・

「直人!大丈夫?」



俺の大好きな仲間たちやった。

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