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次の日は、大雨だった。
朝から僕は熱っぽかった。
というよりは、微熱が続いていて・・・・
僕が、ボーッとしているのがわかったのか西田君が、珍しく話しかけてくれたんだ。
「東條、大丈夫か?もう、講義終わったけど?」
「あっ・・・西田君?ゴホゴホ・・・・」
「顔色悪いけど、熱あるんじゃないか?咳してるし・・・」
「うん・・・・ゴホゴホ・・・。風邪を、ひいたみたい・・・・」
「今日は、練習休めよ。っていうか、そんな体でよく来たな。今からでも早退しろよ。」
「西田君・・・心配してくれてうれしいけど、大丈夫。」
僕は、精一杯の笑顔を見せる。
「何が大丈夫だよ。そんな青い顔して・・・・。倒れたら、どうするんだ。
風邪を甘く見るとダメだぞ?それに、舞台は、体調管理とか必要なんだろ?声がでなくなるときだってあるかもしれないだろ?」
「な、なにそれ・・・なんでそんなこと言うの?」
「これでも医者の息子だから・・・・。」
「えっ?医者?」
ま、まさか・・・。
「なんで、いまさら驚いてるんだよ・・・。みんな、知ってるはずだけど・・・・。
っていうかさ・・・お前、俺のことを誘うつもりでいながらなんにも知らないんだな・・・・。」
その通りだ。
会えたことが嬉しくて・・・そんなの頭になかった。
「帰りに、よかったらでいい・・・父さんの病院に寄れよ・・・・。きっと、相談に乗ってくれるだろうし・・・・。」
「あっ、でも・・・ほんと、大丈夫だから・・・・」
「嘘つくなよ・・・」
「えっ?」
「お前のことは、仲間から聞いてる。
人のことばかり気にしすぎて自分のことは、後回しだって・・・・。本当にその通りだな。たまには、自分の心配しろよ。」
「・・・・だって・・・」
「里子さんのこと・・・悲しませたりするなよ?」
「・・・・うん・・・・」
「じゃあな。」
西田君は、帰ろうとしたので・・・
「西田君!どうしたの?今日は・・・・。どうして急に、話しかけたりしてくれたの?僕が、具合い悪そうだったから?」
「・・・・それだけじゃないよ」
「えっ?」
「お前の勝ちだ」
「えっ?勝ち?僕たち、
なんか勝負とかしてたっけ・・・」
「・・・・裏切らないって約束守ってくれるんだろ?」
「えっ?それは、もちろん。」
「・・・だったら、お前のことを、信じようって思ったんだ。」
「・・・・・」
「東條?」
「本当に?」
「・・・あぁ・・・」
「じゃあ、頑張る!」
「頑張るって・・・・」
「西田君が、ちゃんと自分を探せるように・・・・。青い空を見つけられるように・・・
そして、夢を見つけられるように・・・、頑張るから!・・・・いや、頑張ろうよ!一緒に」
僕は、西田君の手を取る。
彼はもう、その手を振り払わずにいてくれて・・・・
「(笑)へんなやつ」
すこし笑ったように見えた・・・
「あーー!!」
「えっ?なに?」
「いま、笑ったでしょ」
「・・・・笑ってないよ」
「いーや、笑ったね。
ねぇ、もう一回見せてよ」
「嫌だね・・・。っていうか、東條・・・具合いが悪かったんじゃねぇのかよ」
「お願い!もう一回!」
「・・・ったく、ほんとへんなやつだな・・・
なんども笑えねぇよ、バカ」
「・・・・残念だなぁ~」
僕は、疲れとか、苦しみとか吹っ飛んでいた。
そして、平気なフリをした。
苦しいのを、平気なフリ・・・・。
ー神様・・・どうかもうすこしだけ彼と・・・・一緒にいさせてください!!!ー
これが僕の些細な願いだった。
朝から僕は熱っぽかった。
というよりは、微熱が続いていて・・・・
僕が、ボーッとしているのがわかったのか西田君が、珍しく話しかけてくれたんだ。
「東條、大丈夫か?もう、講義終わったけど?」
「あっ・・・西田君?ゴホゴホ・・・・」
「顔色悪いけど、熱あるんじゃないか?咳してるし・・・」
「うん・・・・ゴホゴホ・・・。風邪を、ひいたみたい・・・・」
「今日は、練習休めよ。っていうか、そんな体でよく来たな。今からでも早退しろよ。」
「西田君・・・心配してくれてうれしいけど、大丈夫。」
僕は、精一杯の笑顔を見せる。
「何が大丈夫だよ。そんな青い顔して・・・・。倒れたら、どうするんだ。
風邪を甘く見るとダメだぞ?それに、舞台は、体調管理とか必要なんだろ?声がでなくなるときだってあるかもしれないだろ?」
「な、なにそれ・・・なんでそんなこと言うの?」
「これでも医者の息子だから・・・・。」
「えっ?医者?」
ま、まさか・・・。
「なんで、いまさら驚いてるんだよ・・・。みんな、知ってるはずだけど・・・・。
っていうかさ・・・お前、俺のことを誘うつもりでいながらなんにも知らないんだな・・・・。」
その通りだ。
会えたことが嬉しくて・・・そんなの頭になかった。
「帰りに、よかったらでいい・・・父さんの病院に寄れよ・・・・。きっと、相談に乗ってくれるだろうし・・・・。」
「あっ、でも・・・ほんと、大丈夫だから・・・・」
「嘘つくなよ・・・」
「えっ?」
「お前のことは、仲間から聞いてる。
人のことばかり気にしすぎて自分のことは、後回しだって・・・・。本当にその通りだな。たまには、自分の心配しろよ。」
「・・・・だって・・・」
「里子さんのこと・・・悲しませたりするなよ?」
「・・・・うん・・・・」
「じゃあな。」
西田君は、帰ろうとしたので・・・
「西田君!どうしたの?今日は・・・・。どうして急に、話しかけたりしてくれたの?僕が、具合い悪そうだったから?」
「・・・・それだけじゃないよ」
「えっ?」
「お前の勝ちだ」
「えっ?勝ち?僕たち、
なんか勝負とかしてたっけ・・・」
「・・・・裏切らないって約束守ってくれるんだろ?」
「えっ?それは、もちろん。」
「・・・だったら、お前のことを、信じようって思ったんだ。」
「・・・・・」
「東條?」
「本当に?」
「・・・あぁ・・・」
「じゃあ、頑張る!」
「頑張るって・・・・」
「西田君が、ちゃんと自分を探せるように・・・・。青い空を見つけられるように・・・
そして、夢を見つけられるように・・・、頑張るから!・・・・いや、頑張ろうよ!一緒に」
僕は、西田君の手を取る。
彼はもう、その手を振り払わずにいてくれて・・・・
「(笑)へんなやつ」
すこし笑ったように見えた・・・
「あーー!!」
「えっ?なに?」
「いま、笑ったでしょ」
「・・・・笑ってないよ」
「いーや、笑ったね。
ねぇ、もう一回見せてよ」
「嫌だね・・・。っていうか、東條・・・具合いが悪かったんじゃねぇのかよ」
「お願い!もう一回!」
「・・・ったく、ほんとへんなやつだな・・・
なんども笑えねぇよ、バカ」
「・・・・残念だなぁ~」
僕は、疲れとか、苦しみとか吹っ飛んでいた。
そして、平気なフリをした。
苦しいのを、平気なフリ・・・・。
ー神様・・・どうかもうすこしだけ彼と・・・・一緒にいさせてください!!!ー
これが僕の些細な願いだった。
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