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大切な人との別れ
第51話
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「レイナ様・・・・」
なぜか涙をこらえているように見える。
だがまさかヨシが聞いているとは思わずにいて
「アルフ、レイナ様」
何故か戸惑いながら2人の元へ来るミナミ。
「あら、ミナミ。よく似合ってるわ」
着替えを済ませたミナミだったが、なぜだか浮かない顔をしている。
「いけません、レイナ様。庶民の身の私なんかがこんな素敵なお召し物を・・・」
「いいえミナミ、あなたに着て欲しかったの」
用意したドレスはどうやらレイナのものらしい。
「・・・・・」
「おかしいわね。あなたを見た時から、妹に思えて仕方がないの。」
「レイナ様・・・・、例の件については」
「えぇ、そうなる前にやらなくちゃね 」
こんな時まで仕事の話をする2人。
そしてその頃、
「ちょっと、ヨシさん。どこ行ってたの?何も言わずにいなくなるなんて」
「えっ?」
黙って帰ってきたヨシ。
「女王さんとこだろ?だって、ミュウを追いかけて行ったもんな」
と、マサ。
「ミュウが勝手にそっちに行っただけだ」
と何故か焦ってる。
「・・でもなんでそんな、沈んだ顔してるの?」
「そう見えるか?」
「ん?なんかあったの?」
「いや?なにも?別に何も無い。だが、ちょっと風に当たって来る」
と、また1人でどこかへ行ってしまった。
「ユナ、本当に1人で大丈夫?」
ケンは心配していた。
「大丈夫。お守りあるし」
「ユナ、今更だけど、目が治ってよかったね」
とにっこり笑った。
でもその顔はどこか寂しげで・・・
「ケン兄・・・(悲しみを堪えているんだね)目が見えるようになって、良くなること沢山あるかな・・・・」
「あぁ、きっとあるよ。きっとたくさん見つかるはずだ」
「うん、見つけるね!あとさ、ケン兄!」
また、抱きつくユナ。
「絶対帰ってきてね?」
「・・・・・」
「あたしがキョウカお姉ちゃんや、サキお姉ちゃんのかわりになるから!」
「・・・うん、ありがとう」
「約束する!」
「うん、約束」
「・・・・・・」
5人は2人の姿を温かく見守っていた。
そして、
「・・・・ヨシ・・・。いつのまにかいなくなってしまったね」
ヨシがいなくなって、そこをずっと見つめているレイナだった。
その夜、
「なぁ?ヨシさん」
ヨシに話しかけたのは、ゴウだった。
「な、なんだよ。寝てなかったのか?」
「そっちこそ寝てないじゃん」
「・・・・・」
「女王さんとどんな話をしてきたんだよ」
「えっ?いいだろ?べつに。そんなこと」
「・・・なぁ?あんたは知ってんのか?」
「えっ?何をだよ」
「・・・まぁ、いいや。知らないなら」
「はぁ?」
「(そっか、こう言うのは話さない方がいいのか)」
「?」
「知らない方がいいかもな。ごめん、今のは忘れてくれ」
「・・・・?」
「わたしは、彼が望む方法を使う」
真っ直ぐに目を見て言ってたな。
「彼が望む《生命の法》か」
ヨシの方を見ながら、
「・・・とりあえず、寝る。おやすみ」
と言った。
「あぁ、おやすみ」
挨拶をするようになり、床についた2人だった。
「・・・・おやすみ、ヨシ」
レイナはそこにはいないヨシにいつも挨拶をしていた。
ヨシに貰ったネックレスを大事そうに握る。
「ただのお礼だ。深い意味は無い」
あの時はちゃんと理由を聞けずにいたけれど・・・・
「・・・・・!?」
「!?」
邪気!?
「なっ!?」
何だこの邪気!?
みんなは、異常を感じて跳ね起きてきた!
「アルフ!!」
ミナミは、アルフの元へ行き、
「どうした?ミナミ」
「村の人が心配です。行ってきてもいいですか?」
「ミナミ・・・・」
「私一人が幸せになっても良いのでしょうか?」
「大丈夫、きっと」
でも、なにかとてつもない嫌な予感がする。
「時が来てしまったのね」
レイナは呟いた。
そして、
「みんな、自分の国や村に一旦戻ってくれ!」
「どういうこと?」
「危険が迫っているからな、それぞれで、村人達を安全な場所へ誘導するんだ」
「わかった!」
そして、
「・・・・・」
ヨシも向かっている途中でなぜかレイナに遭遇。
「ヨシ?どうしたの?」
「君こそなぜここに?」
「ここは安全だから」
「・・・・・めかしこんでるな」
「だって、今日はアルフと・・・・」
だが、次の瞬間ヨシから聞いたのは、
「アルフと結婚するんだな 」
「えっ?まさかこれは・・・」
ヨシ?勘違いしてる?
「おめでとうございます」
「・・・えっ?」
「良かったな」
と、レイナの横を通り過ぎ、
「それじゃあ」
それ以上は何も言わずに去っていってしまったヨシ。
「・・・・・・」
「レイナ様?」
なぜか動かずにいるレイナ様。
涙を流している?
「なぜ、泣いておられるのですか?」
アルフは困惑している。
「アルフ、ミナミ、あなた達は、幸せになるのよ?」
その声は震えている。
「えっ?まさか・・・・」
アルフは、察したのか探してみた!
「・・・・!?」
あの後ろ姿は・・・・
「ヨシ!?」
「・・・・!?」
その名をつぶやくと、レイナの顔が変わった。
「レイナ様、なぜ!なぜ追いかけないのですか?」
なぜ彼は、行ってしまった?
「今までのあなたなら迷いなく直ぐに彼を追いかけて行ったのに!」
「・・・・・」
「この地に危険が迫っている今、彼はまた、戦いに行ってしまいますよ?」
「そうね、彼に最初に戦いを選ばせたのは私だから・・・・」
そう、レイナはヨシに戦いを進めた。
「あなたはいい戦士になるわ」
「えっ?俺は戦いなど・・・」
戦いを拒否し続けた彼を無理やり・・・・
「ヨシ、あなたいい顔するようになった」
「この口付けに嘘はない」
「ヨシ、わたしはふつうのおんなにみえないか?」
「レイナ様?」
「どんなに思っても、私たちは結ばれない運命なのよ」
「レイナ様」
2人は、レイナの話を黙って聞いている。
「でもね?アルフ、あなたは幸せになりなさい。ミナミと共に生きるのよ?わかった?」
「・・・・はい、でも」
「いいいら、ゆうこと聞きなさい」
「・・・・・」
「あの、レイナ様・・・・これを・・・」
ミナミが渡してきたのは、お祖母様からのお守りというネックレス。
「ミナミ、これはダメよ?あなたのものでしょ?」
「これは、レイナ様に持っていてもらいたいの」
ミナミは、レイナの手に包み込むようにして、ネックレスを渡すと・・・・
「拾っていただいた時から決めていたのです。これは、幸せになってもらいたい人にわたせと、お祖母様にも言われていたので・・・・」
「ミナミ・・・・」
「アルフに渡すつもりでいたんですけど・・・・。わたしは今の女王様に必要なものかと思います」
ミナミは、レイナのことを真っ直ぐに見ている。
嘘偽りではないようだ。
「女王様がしている首飾りはきっと女王様の好きな方からのプレゼントですよね?」
「・・・・・・」
「きっといつかこの地が平和になったら女王様にも幸せが訪れますように!」
ミナミは、さらにレイナの手を握った。
「ありがとう、ミナミ。大切にするわね」
「レイナ様」
「アルフ、ミナミのことをしっかり守るのよ?」
「良いのですか?もう二度とヨシと・・・・」
「いいのよ。これが私の生き方だから。さぁ、行きなさい。」
「・・・・・」
「じゃあね」
レイナは、笑顔で手を振っている。
そして、しばらく馬で走っていたが・・・・、降りてミナミだけ残す。
「・・・・・」
「アルフ?どうしたの?どこか行くの?」
「アルフ様?どうかされましたか?」
「悪いが馬をもう1頭用意してくれ」
「はい」
兵士は、もう1頭馬を連れてきた。
「ごめん、ミナミ。少しだけ待っていてくれないか?」
「・・・・・・」
「ダメか?」
「いいですよ?なにか伝えに行かなきゃならないことがあるのですね。レイナ様のために」
「すまない・・・」
「私は大丈夫です。ここで待ってますから」
「じゃあ、行ってくる」
「行ってらっしゃい、気をつけて。その方によろしくね」
「・・・・・あぁ」
わかったのだろうか?
ミナミには話していないはずなのに。
アルフは、急いで向かっていた。
「あのことをあいつに伝えなければ・・・・」
あることを伝えておきたい相手の方へむかって走っていったのだった。
なぜか涙をこらえているように見える。
だがまさかヨシが聞いているとは思わずにいて
「アルフ、レイナ様」
何故か戸惑いながら2人の元へ来るミナミ。
「あら、ミナミ。よく似合ってるわ」
着替えを済ませたミナミだったが、なぜだか浮かない顔をしている。
「いけません、レイナ様。庶民の身の私なんかがこんな素敵なお召し物を・・・」
「いいえミナミ、あなたに着て欲しかったの」
用意したドレスはどうやらレイナのものらしい。
「・・・・・」
「おかしいわね。あなたを見た時から、妹に思えて仕方がないの。」
「レイナ様・・・・、例の件については」
「えぇ、そうなる前にやらなくちゃね 」
こんな時まで仕事の話をする2人。
そしてその頃、
「ちょっと、ヨシさん。どこ行ってたの?何も言わずにいなくなるなんて」
「えっ?」
黙って帰ってきたヨシ。
「女王さんとこだろ?だって、ミュウを追いかけて行ったもんな」
と、マサ。
「ミュウが勝手にそっちに行っただけだ」
と何故か焦ってる。
「・・でもなんでそんな、沈んだ顔してるの?」
「そう見えるか?」
「ん?なんかあったの?」
「いや?なにも?別に何も無い。だが、ちょっと風に当たって来る」
と、また1人でどこかへ行ってしまった。
「ユナ、本当に1人で大丈夫?」
ケンは心配していた。
「大丈夫。お守りあるし」
「ユナ、今更だけど、目が治ってよかったね」
とにっこり笑った。
でもその顔はどこか寂しげで・・・
「ケン兄・・・(悲しみを堪えているんだね)目が見えるようになって、良くなること沢山あるかな・・・・」
「あぁ、きっとあるよ。きっとたくさん見つかるはずだ」
「うん、見つけるね!あとさ、ケン兄!」
また、抱きつくユナ。
「絶対帰ってきてね?」
「・・・・・」
「あたしがキョウカお姉ちゃんや、サキお姉ちゃんのかわりになるから!」
「・・・うん、ありがとう」
「約束する!」
「うん、約束」
「・・・・・・」
5人は2人の姿を温かく見守っていた。
そして、
「・・・・ヨシ・・・。いつのまにかいなくなってしまったね」
ヨシがいなくなって、そこをずっと見つめているレイナだった。
その夜、
「なぁ?ヨシさん」
ヨシに話しかけたのは、ゴウだった。
「な、なんだよ。寝てなかったのか?」
「そっちこそ寝てないじゃん」
「・・・・・」
「女王さんとどんな話をしてきたんだよ」
「えっ?いいだろ?べつに。そんなこと」
「・・・なぁ?あんたは知ってんのか?」
「えっ?何をだよ」
「・・・まぁ、いいや。知らないなら」
「はぁ?」
「(そっか、こう言うのは話さない方がいいのか)」
「?」
「知らない方がいいかもな。ごめん、今のは忘れてくれ」
「・・・・?」
「わたしは、彼が望む方法を使う」
真っ直ぐに目を見て言ってたな。
「彼が望む《生命の法》か」
ヨシの方を見ながら、
「・・・とりあえず、寝る。おやすみ」
と言った。
「あぁ、おやすみ」
挨拶をするようになり、床についた2人だった。
「・・・・おやすみ、ヨシ」
レイナはそこにはいないヨシにいつも挨拶をしていた。
ヨシに貰ったネックレスを大事そうに握る。
「ただのお礼だ。深い意味は無い」
あの時はちゃんと理由を聞けずにいたけれど・・・・
「・・・・・!?」
「!?」
邪気!?
「なっ!?」
何だこの邪気!?
みんなは、異常を感じて跳ね起きてきた!
「アルフ!!」
ミナミは、アルフの元へ行き、
「どうした?ミナミ」
「村の人が心配です。行ってきてもいいですか?」
「ミナミ・・・・」
「私一人が幸せになっても良いのでしょうか?」
「大丈夫、きっと」
でも、なにかとてつもない嫌な予感がする。
「時が来てしまったのね」
レイナは呟いた。
そして、
「みんな、自分の国や村に一旦戻ってくれ!」
「どういうこと?」
「危険が迫っているからな、それぞれで、村人達を安全な場所へ誘導するんだ」
「わかった!」
そして、
「・・・・・」
ヨシも向かっている途中でなぜかレイナに遭遇。
「ヨシ?どうしたの?」
「君こそなぜここに?」
「ここは安全だから」
「・・・・・めかしこんでるな」
「だって、今日はアルフと・・・・」
だが、次の瞬間ヨシから聞いたのは、
「アルフと結婚するんだな 」
「えっ?まさかこれは・・・」
ヨシ?勘違いしてる?
「おめでとうございます」
「・・・えっ?」
「良かったな」
と、レイナの横を通り過ぎ、
「それじゃあ」
それ以上は何も言わずに去っていってしまったヨシ。
「・・・・・・」
「レイナ様?」
なぜか動かずにいるレイナ様。
涙を流している?
「なぜ、泣いておられるのですか?」
アルフは困惑している。
「アルフ、ミナミ、あなた達は、幸せになるのよ?」
その声は震えている。
「えっ?まさか・・・・」
アルフは、察したのか探してみた!
「・・・・!?」
あの後ろ姿は・・・・
「ヨシ!?」
「・・・・!?」
その名をつぶやくと、レイナの顔が変わった。
「レイナ様、なぜ!なぜ追いかけないのですか?」
なぜ彼は、行ってしまった?
「今までのあなたなら迷いなく直ぐに彼を追いかけて行ったのに!」
「・・・・・」
「この地に危険が迫っている今、彼はまた、戦いに行ってしまいますよ?」
「そうね、彼に最初に戦いを選ばせたのは私だから・・・・」
そう、レイナはヨシに戦いを進めた。
「あなたはいい戦士になるわ」
「えっ?俺は戦いなど・・・」
戦いを拒否し続けた彼を無理やり・・・・
「ヨシ、あなたいい顔するようになった」
「この口付けに嘘はない」
「ヨシ、わたしはふつうのおんなにみえないか?」
「レイナ様?」
「どんなに思っても、私たちは結ばれない運命なのよ」
「レイナ様」
2人は、レイナの話を黙って聞いている。
「でもね?アルフ、あなたは幸せになりなさい。ミナミと共に生きるのよ?わかった?」
「・・・・はい、でも」
「いいいら、ゆうこと聞きなさい」
「・・・・・」
「あの、レイナ様・・・・これを・・・」
ミナミが渡してきたのは、お祖母様からのお守りというネックレス。
「ミナミ、これはダメよ?あなたのものでしょ?」
「これは、レイナ様に持っていてもらいたいの」
ミナミは、レイナの手に包み込むようにして、ネックレスを渡すと・・・・
「拾っていただいた時から決めていたのです。これは、幸せになってもらいたい人にわたせと、お祖母様にも言われていたので・・・・」
「ミナミ・・・・」
「アルフに渡すつもりでいたんですけど・・・・。わたしは今の女王様に必要なものかと思います」
ミナミは、レイナのことを真っ直ぐに見ている。
嘘偽りではないようだ。
「女王様がしている首飾りはきっと女王様の好きな方からのプレゼントですよね?」
「・・・・・・」
「きっといつかこの地が平和になったら女王様にも幸せが訪れますように!」
ミナミは、さらにレイナの手を握った。
「ありがとう、ミナミ。大切にするわね」
「レイナ様」
「アルフ、ミナミのことをしっかり守るのよ?」
「良いのですか?もう二度とヨシと・・・・」
「いいのよ。これが私の生き方だから。さぁ、行きなさい。」
「・・・・・」
「じゃあね」
レイナは、笑顔で手を振っている。
そして、しばらく馬で走っていたが・・・・、降りてミナミだけ残す。
「・・・・・」
「アルフ?どうしたの?どこか行くの?」
「アルフ様?どうかされましたか?」
「悪いが馬をもう1頭用意してくれ」
「はい」
兵士は、もう1頭馬を連れてきた。
「ごめん、ミナミ。少しだけ待っていてくれないか?」
「・・・・・・」
「ダメか?」
「いいですよ?なにか伝えに行かなきゃならないことがあるのですね。レイナ様のために」
「すまない・・・」
「私は大丈夫です。ここで待ってますから」
「じゃあ、行ってくる」
「行ってらっしゃい、気をつけて。その方によろしくね」
「・・・・・あぁ」
わかったのだろうか?
ミナミには話していないはずなのに。
アルフは、急いで向かっていた。
「あのことをあいつに伝えなければ・・・・」
あることを伝えておきたい相手の方へむかって走っていったのだった。
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