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第十章 はだかの女王様
162.お披露目
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「どう!私の温泉宿は!温泉はもちろん、料理も自慢なのよ!」
建物はまだ一部作りかけだが、温泉を広げたり、名物料理を作ったりは、すでに終わっている。
温泉に入りに来た客をもてなす準備は万端だ。
だから、私は自信満々で言い放つ。
「・・・・・」
「・・・・・」
けど、なぜかアーサー王子と資料は、じとっとした目を向けてきた。
なんだろう。
何か足りなかったかな。
ああ、そうか。
「ヒルダ、お茶とお茶菓子の用意をお願い」
「かしこまりました」
ヒルダが頭を下げて奥に引っ込む。
そうだそうだ。
お客様がきたら、まずお茶だった。
「いや、お茶が欲しかったわけじゃなくて・・・」
あれ、違ったのかな。
でもまあ、おもてなしとして、お茶を振るまうのは、宿として当然の行為だ。
私は近くのテーブルを勧める。
「あそこで、世間話でもしながら、お茶が来るのを待ちましょうか」
「・・・・・そうだね。詳しい話も聞きたいし」
「お茶菓子はなにかのう」
私はアーサー王子と師匠とともに、椅子に座った。
そして、座ると同時に、アーサー王子が口を開いた。
「色々と言いたいことはあるけど、まずは無事でよかった。ちっとも戻って来ないから、心配したよ」
アーサー王子が安堵の息を吐きながら、こちらに言ってくる。
その様子から、かなり心配をかけてしまったということが分かった。
「心配をかけて悪かったわね。温泉の居心地がいいから、ちょっと長居しすぎたかしら?」
「長居というか、おぬしは何をしとったんじゃ?」
師匠が呆れたように尋ねてくる。
あれ、おかしいな。
ちゃんと伝えたはずだけど。
「温泉に入りに行くって言ったわよね?まあ、せっかくだから、この村を温泉街にしようと思って、ちょっと頑張っちゃったけど」
それで帰るのが遅くなってしまった。
遅れることを連絡しておいた方がよかっただろうか。
でも、居場所は伝えていたわけだから、何かあったら迎えに来るだろうと思っていた。
「えっと・・・シンデレラはシルヴァニア王国の軍を止めるために行動していたんじゃ?いや、危険なことをして欲しかった訳じゃないんだけど・・・」
「シルヴァニア王国の軍?ああ、兵士達なら畑を耕していたでしょ?」
「あれが兵士なの!?剣も鎧も身につけていなかったけど!?」
「そりゃ、鎧を着ながら畑仕事なんかしないでしょ。重いし、蒸れるし」
アーサー王子が、ぽかんと口を開いて、間抜けな顔をする。
その代わりという訳じゃないだろうけど、今度は師匠が口を開く。
「まあ、目的は達成しとるのう。軍は止めたわけじゃし、戦争の原因である食糧不足の解消に、畑を耕すのは効果的じゃし」
その通りだ。
そして、『ついで』に温泉街を作ってもらっていただけだ。
あくまで、『ついで』だ
「目的を達成したのなら、なんで戻って来なかったの?」
間抜けな顔から復帰したアーサー王子が、今度は恨みがましい表情になって言ってくる。
けど、それに対する言い訳、もとい、理由はちゃんとある。
「肉食王女様を相手にするのは疲れそうだからね。温泉に入って鋭気を養っていたのよ」
「エリザベート王女なら、プラクティカル王子とともにバビロン王国へ逃げたぞ。ちなみに、シルヴァニア王国から降伏宣言が出て、戦争も終わっとる」
「あれ?」
今度は私が間抜けな顔をさらすことになった。
おかしいな。
私の予想だと、もう一波乱あるはずだったんだけど。
エリザベート王女が食糧の備蓄をばらまいて国民の支持を集めて、さらに国民を徴兵して戦争に投入するとか、そういう可能性を予想していた。
それが起こらなかったということは、予想より食糧の備蓄がなかったのだろうか。
もしくは、予想より国民の支持が集まらなかったのだろうか。
まあ、戦争が終わったのなら、どっちでもいいけど。
それに、『本来の目的』も、ほぼ達成できた。
「お待たせしました」
そんな話をしていると、ヒルダがお茶とお茶菓子を持って来た。
お茶はシルヴァニア王国で一般的な緑茶だけど、お茶菓子は私が村長の奥さんと協力して作ったものだ。
「ほほう、旨そうじゃのう」
さっそく師匠が興味を示す。
お茶菓子の一つを手に取り、一口齧る。
「むっ!これは、ただの饅頭ではないな?餡が違う。これは・・・」
「砂糖は高級だから、甘めの芋を練って餡の代わりにしてみたの。なかなか美味しいと思うんだけど、どう?」
「合格じゃ!」
なんの合格だろう。
よく分からないけど、何かに合格したらしい。
まあ、たぶん、美味しいという意味だろう。
けど、師匠は少し厳しい顔になる。
「じゃが、芋か。食糧不足の状況では、主食になる芋を材料に使うのは、厳しいのではないか?」
「そうなのよねぇ。そのあたりは来年の課題かな」
「あの、二人とも・・・」
私と師匠が、お茶菓子の話で盛り上がっていると、アーサー王子が遠慮がちに口を挟んでくる。
「シンデレラが何をしていたのかって話は、もう終わり?」
「全部説明したと思うけど」
「他に何かあったかのう?」
「・・・・・シンデレラが戻ってくるなら、別にいいけど・・・戻ってくるんだよね?」
アーサー王子が不安そうに訊いてくる。
アヴァロン王国に戻るかどうか。
「どうしようかな」
「ちょっと、シンデレラ!」
「だって、温泉街の開発が途中だし」
温泉は広げたし、名物料理も作ったけど、宿は一部未完成だし、客が来るようになってから、見直すところも出てくるだろう。
せっかく、ここまでやったんだから、最後まで関わりたいという気持ちもある。
私が迷っていると、師匠がぽつりと呟いた。
「あんまり留守にしておると、ヘンゼルとグレーテルに忘れ去られてしまうぞ?」
「すぐ戻るわ」
いけないいけない。
『本来の目的』を忘れるところだった。
*****
とはいえ、せっかく来たアーサー王子と師匠を、ただ帰すわけにもいかない。
今夜は二人を宿に泊まらせ、明日アヴァロン王国に向かって出発することになった。
考えてみたら、二人はこの宿の初めての客だ。
色々と意見を聞いてみたいという気持ちもある。
それと、私の娘達も連れてきたみたいだから、彼女達にも宿に泊まってもらった。
さすがに全員で泊まれるほどの大部屋は無いから、私とは部屋は別だ。
そちらは、ヒルダがもてなすことになっている。
そして、実はこれが、ヒルダにとって初めての接客になる。
これでヒルダの副女将としての実力が試されるというわけだ。
・・・・・
ヒルダって、シルヴァニア王国の政治家じゃなかったっけ?
私の手伝いをしてくれるのは助かっているけど、いつまでもこの村にいていいのかな?
・・・・・
まあ、いいか。
「さて」
明日アヴァロン王国に帰るが、今日はまだ私はこの宿の女将だ。
だから、もてなす側ということになる。
私はお風呂の道具を持って、温泉に向かう。
この宿を建ててよかったことの一つに、温泉までの距離が近くなったというのがある。
それほど時間をかけずに、温泉に着くことができた。
「今日はこっちね」
脱衣場に入り、服を脱ぐ。
脱衣場には、他の人間の服も置いてあった。
見覚えのある服だ。
先客がいるのは分かっていた。
だから、来たのだ。
「背中を流しにきたわよ」
脱衣場を出て湯船に向かいながら、私は声をかける。
目的の人物は、湯船に入ってくつろいでいた。
しかし、私が声をかけると、驚いたように、こちらを振り向いた。
「シンデレラ!?」
私が近づくと、アーサー王子は後退りしながら距離を取る。
「ちょ、ちょっと!こっちは男湯だよ!」
そのくらい知っている。
なにせ、ヒルダの強い要望で、男湯と女湯を分けたのは私だ。
だから、こちらが男湯だということは知っている。
けど、今日は違う。
「今日は貸し切りよ」
貸し切りにしてくれたのは、ヒルダだ。
私が今日でこの村を去るといったから、気を効かせてくれたのかも知れない。
そして、アーサー王子の背中でも流してきたらどうかと言ったのも彼女だ。
心配をかけてしまったみたいだし、そのくらいはいいかなと思って、こうしてやってきたという訳だ。
「ほら、お湯から上がって。お湯の中で背中を流したら、お湯が汚れちゃうでしょ」
「え、あ、うん」
若干、挙動不審になりながらも、アーサー王子がお湯から出て、こちらに背を向けてくる。
「じゃあ・・・お願いしていい?」
遠慮がちに言ってくる。
私の方から背中を流すと言っているのだから、わざわざ疑問形で尋ねなくてもいいんだけどな。
「ええ。私の女将としてのテクニックを見せてあげるわ」
そんなテクニックなんて無いけど、とりあえず、そう言っておいた。
建物はまだ一部作りかけだが、温泉を広げたり、名物料理を作ったりは、すでに終わっている。
温泉に入りに来た客をもてなす準備は万端だ。
だから、私は自信満々で言い放つ。
「・・・・・」
「・・・・・」
けど、なぜかアーサー王子と資料は、じとっとした目を向けてきた。
なんだろう。
何か足りなかったかな。
ああ、そうか。
「ヒルダ、お茶とお茶菓子の用意をお願い」
「かしこまりました」
ヒルダが頭を下げて奥に引っ込む。
そうだそうだ。
お客様がきたら、まずお茶だった。
「いや、お茶が欲しかったわけじゃなくて・・・」
あれ、違ったのかな。
でもまあ、おもてなしとして、お茶を振るまうのは、宿として当然の行為だ。
私は近くのテーブルを勧める。
「あそこで、世間話でもしながら、お茶が来るのを待ちましょうか」
「・・・・・そうだね。詳しい話も聞きたいし」
「お茶菓子はなにかのう」
私はアーサー王子と師匠とともに、椅子に座った。
そして、座ると同時に、アーサー王子が口を開いた。
「色々と言いたいことはあるけど、まずは無事でよかった。ちっとも戻って来ないから、心配したよ」
アーサー王子が安堵の息を吐きながら、こちらに言ってくる。
その様子から、かなり心配をかけてしまったということが分かった。
「心配をかけて悪かったわね。温泉の居心地がいいから、ちょっと長居しすぎたかしら?」
「長居というか、おぬしは何をしとったんじゃ?」
師匠が呆れたように尋ねてくる。
あれ、おかしいな。
ちゃんと伝えたはずだけど。
「温泉に入りに行くって言ったわよね?まあ、せっかくだから、この村を温泉街にしようと思って、ちょっと頑張っちゃったけど」
それで帰るのが遅くなってしまった。
遅れることを連絡しておいた方がよかっただろうか。
でも、居場所は伝えていたわけだから、何かあったら迎えに来るだろうと思っていた。
「えっと・・・シンデレラはシルヴァニア王国の軍を止めるために行動していたんじゃ?いや、危険なことをして欲しかった訳じゃないんだけど・・・」
「シルヴァニア王国の軍?ああ、兵士達なら畑を耕していたでしょ?」
「あれが兵士なの!?剣も鎧も身につけていなかったけど!?」
「そりゃ、鎧を着ながら畑仕事なんかしないでしょ。重いし、蒸れるし」
アーサー王子が、ぽかんと口を開いて、間抜けな顔をする。
その代わりという訳じゃないだろうけど、今度は師匠が口を開く。
「まあ、目的は達成しとるのう。軍は止めたわけじゃし、戦争の原因である食糧不足の解消に、畑を耕すのは効果的じゃし」
その通りだ。
そして、『ついで』に温泉街を作ってもらっていただけだ。
あくまで、『ついで』だ
「目的を達成したのなら、なんで戻って来なかったの?」
間抜けな顔から復帰したアーサー王子が、今度は恨みがましい表情になって言ってくる。
けど、それに対する言い訳、もとい、理由はちゃんとある。
「肉食王女様を相手にするのは疲れそうだからね。温泉に入って鋭気を養っていたのよ」
「エリザベート王女なら、プラクティカル王子とともにバビロン王国へ逃げたぞ。ちなみに、シルヴァニア王国から降伏宣言が出て、戦争も終わっとる」
「あれ?」
今度は私が間抜けな顔をさらすことになった。
おかしいな。
私の予想だと、もう一波乱あるはずだったんだけど。
エリザベート王女が食糧の備蓄をばらまいて国民の支持を集めて、さらに国民を徴兵して戦争に投入するとか、そういう可能性を予想していた。
それが起こらなかったということは、予想より食糧の備蓄がなかったのだろうか。
もしくは、予想より国民の支持が集まらなかったのだろうか。
まあ、戦争が終わったのなら、どっちでもいいけど。
それに、『本来の目的』も、ほぼ達成できた。
「お待たせしました」
そんな話をしていると、ヒルダがお茶とお茶菓子を持って来た。
お茶はシルヴァニア王国で一般的な緑茶だけど、お茶菓子は私が村長の奥さんと協力して作ったものだ。
「ほほう、旨そうじゃのう」
さっそく師匠が興味を示す。
お茶菓子の一つを手に取り、一口齧る。
「むっ!これは、ただの饅頭ではないな?餡が違う。これは・・・」
「砂糖は高級だから、甘めの芋を練って餡の代わりにしてみたの。なかなか美味しいと思うんだけど、どう?」
「合格じゃ!」
なんの合格だろう。
よく分からないけど、何かに合格したらしい。
まあ、たぶん、美味しいという意味だろう。
けど、師匠は少し厳しい顔になる。
「じゃが、芋か。食糧不足の状況では、主食になる芋を材料に使うのは、厳しいのではないか?」
「そうなのよねぇ。そのあたりは来年の課題かな」
「あの、二人とも・・・」
私と師匠が、お茶菓子の話で盛り上がっていると、アーサー王子が遠慮がちに口を挟んでくる。
「シンデレラが何をしていたのかって話は、もう終わり?」
「全部説明したと思うけど」
「他に何かあったかのう?」
「・・・・・シンデレラが戻ってくるなら、別にいいけど・・・戻ってくるんだよね?」
アーサー王子が不安そうに訊いてくる。
アヴァロン王国に戻るかどうか。
「どうしようかな」
「ちょっと、シンデレラ!」
「だって、温泉街の開発が途中だし」
温泉は広げたし、名物料理も作ったけど、宿は一部未完成だし、客が来るようになってから、見直すところも出てくるだろう。
せっかく、ここまでやったんだから、最後まで関わりたいという気持ちもある。
私が迷っていると、師匠がぽつりと呟いた。
「あんまり留守にしておると、ヘンゼルとグレーテルに忘れ去られてしまうぞ?」
「すぐ戻るわ」
いけないいけない。
『本来の目的』を忘れるところだった。
*****
とはいえ、せっかく来たアーサー王子と師匠を、ただ帰すわけにもいかない。
今夜は二人を宿に泊まらせ、明日アヴァロン王国に向かって出発することになった。
考えてみたら、二人はこの宿の初めての客だ。
色々と意見を聞いてみたいという気持ちもある。
それと、私の娘達も連れてきたみたいだから、彼女達にも宿に泊まってもらった。
さすがに全員で泊まれるほどの大部屋は無いから、私とは部屋は別だ。
そちらは、ヒルダがもてなすことになっている。
そして、実はこれが、ヒルダにとって初めての接客になる。
これでヒルダの副女将としての実力が試されるというわけだ。
・・・・・
ヒルダって、シルヴァニア王国の政治家じゃなかったっけ?
私の手伝いをしてくれるのは助かっているけど、いつまでもこの村にいていいのかな?
・・・・・
まあ、いいか。
「さて」
明日アヴァロン王国に帰るが、今日はまだ私はこの宿の女将だ。
だから、もてなす側ということになる。
私はお風呂の道具を持って、温泉に向かう。
この宿を建ててよかったことの一つに、温泉までの距離が近くなったというのがある。
それほど時間をかけずに、温泉に着くことができた。
「今日はこっちね」
脱衣場に入り、服を脱ぐ。
脱衣場には、他の人間の服も置いてあった。
見覚えのある服だ。
先客がいるのは分かっていた。
だから、来たのだ。
「背中を流しにきたわよ」
脱衣場を出て湯船に向かいながら、私は声をかける。
目的の人物は、湯船に入ってくつろいでいた。
しかし、私が声をかけると、驚いたように、こちらを振り向いた。
「シンデレラ!?」
私が近づくと、アーサー王子は後退りしながら距離を取る。
「ちょ、ちょっと!こっちは男湯だよ!」
そのくらい知っている。
なにせ、ヒルダの強い要望で、男湯と女湯を分けたのは私だ。
だから、こちらが男湯だということは知っている。
けど、今日は違う。
「今日は貸し切りよ」
貸し切りにしてくれたのは、ヒルダだ。
私が今日でこの村を去るといったから、気を効かせてくれたのかも知れない。
そして、アーサー王子の背中でも流してきたらどうかと言ったのも彼女だ。
心配をかけてしまったみたいだし、そのくらいはいいかなと思って、こうしてやってきたという訳だ。
「ほら、お湯から上がって。お湯の中で背中を流したら、お湯が汚れちゃうでしょ」
「え、あ、うん」
若干、挙動不審になりながらも、アーサー王子がお湯から出て、こちらに背を向けてくる。
「じゃあ・・・お願いしていい?」
遠慮がちに言ってくる。
私の方から背中を流すと言っているのだから、わざわざ疑問形で尋ねなくてもいいんだけどな。
「ええ。私の女将としてのテクニックを見せてあげるわ」
そんなテクニックなんて無いけど、とりあえず、そう言っておいた。
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