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4.側室の閨の作法~後編~
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ングッ、ううっ、ンンンッ・・・
何かを喉に詰まらせたようなうめき声。その呻き声の合間に響くピチャッ、チュバっという何かを啜る淫靡な水音。
アルダールは自分の脚の間に跪いて、必死にアルダールのものを咥えて、頭を上下に振りながら唇と舌で愛撫を繰り返す女の後頭部を見下ろした。
初めて男のモノを咥えたとはいえ、イライラするほどヘタだ。アルダールは忌々しげに心の中で舌打ちした。
アルダールは王妃を娶るつもりは毛頭ない。宰相や宮廷貴族たちがうるさいから、仕方なく側室は受け入れた。だが、よりによってこんな閨の教育もされていない女を送り込んでくるとは。
王妃も側室も不要だと公言するアルダールが、敗戦国の王族の女たちを抱き散らかしているのは、宰相のユルゲン公爵を始め、貴族たちは知っていた。つまり若き国王は正式に妻を娶るのが面倒なだけで、女が嫌いというわけではなさそうだ。その事実に皆が安堵した。
アルダールが戦争に連戦連勝して国土を増やし、国民たちからの人気が高まるにつれ、高位貴族たちは王と縁を結ぼうと策を練りだした。
いきなり王妃を娶れと言われて、素直に頷くような王ではない。ならばまず有力貴族の娘たちを側室とし、王妃はその中からゆっくり選べばよい。
宰相も王に世継ぎがいないのは困ったものだと案じていたので、高位貴族たちの案に否はなかった。かくして側室候補としてアネビル公爵の長女、ワンドル侯爵の三女、そしてサンドネラ伯爵の長女エリクシアの3人が選ばれた。
娘たちを後宮に入れる順番を決める段になり、家格の高い公爵家から順にという流れになった。それを野心家のサンドネラ伯爵が、王には美しいものから先に手を付ける権利があるとゴリ押しで覆した。
臆面もなく自分の娘を美しいものと言ってのけるサンドネラ伯爵に、誰も異を唱える者はいなかった。確かにサンドネラ伯爵の娘エリクシアは美しい。正直、公爵家と侯爵家の令嬢たちは家格は高いが、容貌はエリクシアに遠く及ばない。
それに、先にエリクシアを後宮に入れ、侯爵家や公爵家の令嬢が後から後宮に入って王の寵を得られなくても、あの美しいエリクシアの後に後宮に入ったなら仕方ないと言い訳が立つ。
かくしてエリクシアが最初に華々しく後宮に入った。その背景はアルダールの耳にも入っていた。
アルダールは冷めた目で、すっかり萎えてしまったアルダールのそれを両手に持ち、一心不乱に唇や舌を這わせるエリクシアを見下ろした。
美しいだけの女。美しさだけで俺の寵を得られるなどと、思い上がりも甚だしい。
煌々と不自然なほど明るい灯がともる寝所で、エリクシアを羞恥に染め、口と舌と手を使って奉仕させたが、ヘタすぎて萎えてしまった。
アルダールは、両手でエリクシアの頭部を押さえつけた。「せっかく情けをくれてやろうとしたのに、お前のせいで萎えてしまった。どうしてくれようか。」
エリクシアは王の冷え冷えとした口調に息を呑んだ。
「いいか、咥えたまま歯を立てるなよ?歯を立てたら、お前の家族を殺す。わかったか?」返事をしたくても、口に王のものが入っていて答えられない。エリクシアは頭を振ってわかったと返事をした。
するとアルダールは、いきなりエリクシアの頭を乱暴に自分の方に寄せたり離したりとピストン運動を始めた。息ができないエリクシアは、口を開けようとして叱責された。
「口を開けるな!唇で咥えろ。」慌てて唇を閉じたが、歯が王のものに当たりそうで怖い。
アルダールがエリクシアに自身のものを咥えさせたまま、彼女の頭を動かしてピストン運動をさせる間、エリクシアは喉の奥に王のものが当たり、何度もえずきそうになった。苦しくてたまらない。自慢の美しい顔は涙と鼻水で汚れ、涎も溢れる。
王がウオォォっと叫び、さらに激しくエリクシアの頭を何度も往復させた。やがて何かがエリクシアの喉の奥で弾けた。生臭い苦いものが口いっぱいに広がり、涙が出た。吐き出したいのに、王が根元まで自身をエリクシアの口に押し付け、肩で息をしている。息が苦しい、吐きたい、もういやだ。
「口を開けろ。」ようやく許しが出て口を開けると、アルダールが自分のものを引き抜いた。エリクシアは激しくせき込み、グエッ、ゲ、ウグっと背中を震わせて、えずく。口からは白いどろっとしたものが飛び散った。涙と鼻水が止まらない。
「これが上の口へのお情けだ。」呼吸を整えたアルダールが、背中を震わせながら精液を吐き出すエリクシアに冷たく言った。
「も、もう・・・おゆるし、を。」息も絶え絶えにエリクシアが跪いて頭を下げる。
「何を言っているのだ、お前は?下の口がまだであろう。」アルダールは女が脱いだガウンを手に取ると、精液で汚れた女の顔と首から胸元にかけて拭いた。
「ベッドにあがれ。」アルダールが解放してくれそうにないことを悟ると、エリクシアはノロノロと起き上がり、ベッドに向かった。
ベッドの上で横になると、アルダールが膝を立てろと命じた。意味がわからず、それでも機械的に膝を立てると、アルダールは両足首を持って、左右に広げた。秘所が露わになる。
全裸でいることには慣れたけれど、このように秘所を晒されるのは堪らなく恥ずかしい。エリクシアは思わじ膝を倒そうとし、両手で顔を覆った。
「膝を立てたまま足を開け。顔もふさぐな。」とのアルダールの言葉も耳に入らぬほど、エリクシアは足を閉じるのに必死だった。
アルダールはいったんベッドから降りると、女が脱いだ薄布の夜着を拾い上げ、それを縦に割いた。そしてベッドに戻ると、乱暴にエリクシアの右手を顔からはがし、そのまま右脚の外側から膝裏に入れて割いた薄布で縛った。左腕も同じように左の膝裏に回して縛る。
「ほう、いい眺めだ」というアルダールに、「なぜ、なぜこのような辱めを。どうしてっ・・・」羞恥に全身を染めてエリクシールが呟いた。
「お前がおとなしく足を開いていればよかったのだ。それにまだ、下の口への情けをくれてないからな。」足を開かれ身動きを封じられた女の姿に、アルダールはまた強く下半身が脈打ち始めたのを感じた。
人差し指を唾で濡らすと、アルダールは女の足の付け根に挿れた。そこはまだ乾いていて、エリクシアが「いたいっ!」と小さく叫んだ。
アルダールは人差し指をエリクシアの目の前にかざし、「この指を入れただけで痛いのか?」と聞くと、エリクシアがコクコクと頷く。
ニヤッと笑って、アルダールは硬く太く脈打ち始めた自分のものをエリクシアの目の前につきだす。
「指1本でも痛いのに、今からこれをお前の中にいれるんだ。最初は血が出るし、ああ、割けるかもしれないな。」エリクシアは極限まで目を見開いた。割ける?
聞いていない、こんなのは聞いていない。ガタガタと震え出したエリクシアに、どこか楽しそうにアルダールが問う。
「お前の母親は何も教えなかったのか?」
「は、はい。なにも・・・聞いていません。」
「そうか。きっと母親は割けなかったんだろう。お前の父親が最初に解してやったんだ。」
「お、お父さまが?ほぐす・・・?」
「そうだ。指よりこんなに太いものが入るんだ。最初は痛いし血もでる。だがな、入れる前にしっかりと解すと、割けずに済む。痛みも少し和らぐぞ。どうだ?」
そう言ったアルダールは、なぜかものすごく楽しそうだ。
エリクシアはゴクリを唾を飲んだ。「へ、陛下。あ、あの・・・」
「なんだ?」
「わ、わたくしも、その・・・」恥ずかしくて、ほぐしてくださいとまでは言えない。
「ほぐしてほしいのか?」
「はい、おねがいします」消え入りそうな声でエリクシアがお願いした。
アルダールは縛った手足をほどいてやると、首筋に舌を這わせながら胸を揉みしだいた。エリクシアの口からため息がこぼれる。すぐに胸の頂が硬く存在を主張し始めた。人差し指でピンと弾くと、女は背をのけ反らせた。
ずっしりと両手に余るエリクシアの胸は柔らかく、両手で揉んだりにぎったりしながら、しばらくその感触を楽しんだ。そして硬くなっている頂を口に含み、舌で転がすとエリクシアが切なげな声を零した。そして、股をこすり合わせるような動きを始めた。
若草をかき分け、両足の間に指を入れるとすでに湿っていた。
「足を開いて膝を立てるんだ。」さっきと同じことを命じると、もう縛られたくないのか、エリクシアが首を右に傾げ、足を広げて膝を立てた。
人差し指と中指の腹で、花芯の周りを優しく撫でる。と、秘所の奥から密があふれ出してきた。花芯の周りを撫でながら、今度は2本の指で花芯を挟むように上下に擦ると、女がのけ反った。
感度が上がってきたようだ。アルダールは指を下に滑らせ、膣の入口付近を優しく撫でる。そして、指を少しずつ中に沈め、指の角度を変えたり膣壁を擦ったりしていると、突然女が「ああああああぁぁ!」と声を上げ、腰を前後に振った。
「珍しい。初めてなのに最初から膣でいくとは。イヤらしい体だ。」ワザとエリクシアの耳元で囁くと、彼女はぎゅっと目をつぶって顔を背けた。
「いやらしい体には、もっといやらしいことをしてやろう。」そういうと、アルダールは女に四つん這いになるように命じた。
エリクシアは逆らわずに四つん這いになった。そのまま、少し両足を広げさせると、後ろから秘所がパックリと割れて見えた。花芯は大きく膨らみ、蜜が零れ落ちる。
後ろから指を入れながら花芯も弾くと、エリクシアは頭をシーツにこすりつけながら、腰を前後に揺らした。
「気持ちいいか?」
「ああっ、は、い」
「もっと尻を上げろ。そうだ、いい眺めだ。」アルダールが人差し指と中指を後ろから挿入し、入れたり出したりをすると、エリクシアは「ああっ、はあ、はっ」と喘ぎながら指の動きに合わせて腰を振り始めた。
豊かな胸が下に垂れて揺れている。この女は顔に自信があると聞いたが、なかなかどうして、体の方がよっぽどよい。エリクシアの喘ぎ声と呼吸で、そろそろ達するのがわかった。急いで指を抜くと、後ろから一気に貫く。「あ、あああああぁぁぁっ、はあ、はあ、」痛みで女が叫び、すぐに喘ぎ声に代わった。達したようだ。
四つん這いが崩れて前に倒れた女の体を、体を繋げたまま抱き起こす。アルダールはそのままベッドヘッドにもたれかかると、あぐらをかいて下からエリクシアを突さすような態勢になった。そして後ろから腕を回し、その豊な胸を両手で揉みながら、柔らかさを堪能する。
時々胸の頂い指が触れるたびに、ぴくっと体を震わせる。それが繋がった下半身にもつたわり、繋がった部分が更に深く擦れあう。
アルダールは今度は女の腿に腕を回し、大きく広げさせた。そして、時折後ろから繋がった部分をゆすりながら、前に回した手の指で、エリクシアの花芯をリズミカルに愛撫し始めた。
エリクシアは大きな声で喘ぎながら腰をゆする。それが繋がった部分からアルダールのものに振動が伝わり、アルダールも自身のものがググっと大きさを増したのを感じた。
花芯を円を描くようにさすり、次に密をたっぷりと塗りつけて左右に弾くように優しく弾き、また円を描くようにさする。それを繰り返していると、またエリクシアが頂点に近づいてきたようだ。
もう一度エリクシアの体を四つん這いの状態に戻すと、激しく後ろから抽送を始めた。エリクシアは突かれるたびに意味不明の言葉を発し、喘ぎ、最後は悲鳴を上げて達した。ぐったりとなったエリクシアをしかしアルダールはまだ解放せず、後ろから突き続け、その体を貪り堪能し、ようやく果てた。
「これが俺の閨の作法だ。覚えておけ。」ベッドに突っ伏したままのエリクシアに声をかけると、アルダールは身支度を調えて出ていった。そこには、労りの気持ちも優しさのかけらもなかった。
何かを喉に詰まらせたようなうめき声。その呻き声の合間に響くピチャッ、チュバっという何かを啜る淫靡な水音。
アルダールは自分の脚の間に跪いて、必死にアルダールのものを咥えて、頭を上下に振りながら唇と舌で愛撫を繰り返す女の後頭部を見下ろした。
初めて男のモノを咥えたとはいえ、イライラするほどヘタだ。アルダールは忌々しげに心の中で舌打ちした。
アルダールは王妃を娶るつもりは毛頭ない。宰相や宮廷貴族たちがうるさいから、仕方なく側室は受け入れた。だが、よりによってこんな閨の教育もされていない女を送り込んでくるとは。
王妃も側室も不要だと公言するアルダールが、敗戦国の王族の女たちを抱き散らかしているのは、宰相のユルゲン公爵を始め、貴族たちは知っていた。つまり若き国王は正式に妻を娶るのが面倒なだけで、女が嫌いというわけではなさそうだ。その事実に皆が安堵した。
アルダールが戦争に連戦連勝して国土を増やし、国民たちからの人気が高まるにつれ、高位貴族たちは王と縁を結ぼうと策を練りだした。
いきなり王妃を娶れと言われて、素直に頷くような王ではない。ならばまず有力貴族の娘たちを側室とし、王妃はその中からゆっくり選べばよい。
宰相も王に世継ぎがいないのは困ったものだと案じていたので、高位貴族たちの案に否はなかった。かくして側室候補としてアネビル公爵の長女、ワンドル侯爵の三女、そしてサンドネラ伯爵の長女エリクシアの3人が選ばれた。
娘たちを後宮に入れる順番を決める段になり、家格の高い公爵家から順にという流れになった。それを野心家のサンドネラ伯爵が、王には美しいものから先に手を付ける権利があるとゴリ押しで覆した。
臆面もなく自分の娘を美しいものと言ってのけるサンドネラ伯爵に、誰も異を唱える者はいなかった。確かにサンドネラ伯爵の娘エリクシアは美しい。正直、公爵家と侯爵家の令嬢たちは家格は高いが、容貌はエリクシアに遠く及ばない。
それに、先にエリクシアを後宮に入れ、侯爵家や公爵家の令嬢が後から後宮に入って王の寵を得られなくても、あの美しいエリクシアの後に後宮に入ったなら仕方ないと言い訳が立つ。
かくしてエリクシアが最初に華々しく後宮に入った。その背景はアルダールの耳にも入っていた。
アルダールは冷めた目で、すっかり萎えてしまったアルダールのそれを両手に持ち、一心不乱に唇や舌を這わせるエリクシアを見下ろした。
美しいだけの女。美しさだけで俺の寵を得られるなどと、思い上がりも甚だしい。
煌々と不自然なほど明るい灯がともる寝所で、エリクシアを羞恥に染め、口と舌と手を使って奉仕させたが、ヘタすぎて萎えてしまった。
アルダールは、両手でエリクシアの頭部を押さえつけた。「せっかく情けをくれてやろうとしたのに、お前のせいで萎えてしまった。どうしてくれようか。」
エリクシアは王の冷え冷えとした口調に息を呑んだ。
「いいか、咥えたまま歯を立てるなよ?歯を立てたら、お前の家族を殺す。わかったか?」返事をしたくても、口に王のものが入っていて答えられない。エリクシアは頭を振ってわかったと返事をした。
するとアルダールは、いきなりエリクシアの頭を乱暴に自分の方に寄せたり離したりとピストン運動を始めた。息ができないエリクシアは、口を開けようとして叱責された。
「口を開けるな!唇で咥えろ。」慌てて唇を閉じたが、歯が王のものに当たりそうで怖い。
アルダールがエリクシアに自身のものを咥えさせたまま、彼女の頭を動かしてピストン運動をさせる間、エリクシアは喉の奥に王のものが当たり、何度もえずきそうになった。苦しくてたまらない。自慢の美しい顔は涙と鼻水で汚れ、涎も溢れる。
王がウオォォっと叫び、さらに激しくエリクシアの頭を何度も往復させた。やがて何かがエリクシアの喉の奥で弾けた。生臭い苦いものが口いっぱいに広がり、涙が出た。吐き出したいのに、王が根元まで自身をエリクシアの口に押し付け、肩で息をしている。息が苦しい、吐きたい、もういやだ。
「口を開けろ。」ようやく許しが出て口を開けると、アルダールが自分のものを引き抜いた。エリクシアは激しくせき込み、グエッ、ゲ、ウグっと背中を震わせて、えずく。口からは白いどろっとしたものが飛び散った。涙と鼻水が止まらない。
「これが上の口へのお情けだ。」呼吸を整えたアルダールが、背中を震わせながら精液を吐き出すエリクシアに冷たく言った。
「も、もう・・・おゆるし、を。」息も絶え絶えにエリクシアが跪いて頭を下げる。
「何を言っているのだ、お前は?下の口がまだであろう。」アルダールは女が脱いだガウンを手に取ると、精液で汚れた女の顔と首から胸元にかけて拭いた。
「ベッドにあがれ。」アルダールが解放してくれそうにないことを悟ると、エリクシアはノロノロと起き上がり、ベッドに向かった。
ベッドの上で横になると、アルダールが膝を立てろと命じた。意味がわからず、それでも機械的に膝を立てると、アルダールは両足首を持って、左右に広げた。秘所が露わになる。
全裸でいることには慣れたけれど、このように秘所を晒されるのは堪らなく恥ずかしい。エリクシアは思わじ膝を倒そうとし、両手で顔を覆った。
「膝を立てたまま足を開け。顔もふさぐな。」とのアルダールの言葉も耳に入らぬほど、エリクシアは足を閉じるのに必死だった。
アルダールはいったんベッドから降りると、女が脱いだ薄布の夜着を拾い上げ、それを縦に割いた。そしてベッドに戻ると、乱暴にエリクシアの右手を顔からはがし、そのまま右脚の外側から膝裏に入れて割いた薄布で縛った。左腕も同じように左の膝裏に回して縛る。
「ほう、いい眺めだ」というアルダールに、「なぜ、なぜこのような辱めを。どうしてっ・・・」羞恥に全身を染めてエリクシールが呟いた。
「お前がおとなしく足を開いていればよかったのだ。それにまだ、下の口への情けをくれてないからな。」足を開かれ身動きを封じられた女の姿に、アルダールはまた強く下半身が脈打ち始めたのを感じた。
人差し指を唾で濡らすと、アルダールは女の足の付け根に挿れた。そこはまだ乾いていて、エリクシアが「いたいっ!」と小さく叫んだ。
アルダールは人差し指をエリクシアの目の前にかざし、「この指を入れただけで痛いのか?」と聞くと、エリクシアがコクコクと頷く。
ニヤッと笑って、アルダールは硬く太く脈打ち始めた自分のものをエリクシアの目の前につきだす。
「指1本でも痛いのに、今からこれをお前の中にいれるんだ。最初は血が出るし、ああ、割けるかもしれないな。」エリクシアは極限まで目を見開いた。割ける?
聞いていない、こんなのは聞いていない。ガタガタと震え出したエリクシアに、どこか楽しそうにアルダールが問う。
「お前の母親は何も教えなかったのか?」
「は、はい。なにも・・・聞いていません。」
「そうか。きっと母親は割けなかったんだろう。お前の父親が最初に解してやったんだ。」
「お、お父さまが?ほぐす・・・?」
「そうだ。指よりこんなに太いものが入るんだ。最初は痛いし血もでる。だがな、入れる前にしっかりと解すと、割けずに済む。痛みも少し和らぐぞ。どうだ?」
そう言ったアルダールは、なぜかものすごく楽しそうだ。
エリクシアはゴクリを唾を飲んだ。「へ、陛下。あ、あの・・・」
「なんだ?」
「わ、わたくしも、その・・・」恥ずかしくて、ほぐしてくださいとまでは言えない。
「ほぐしてほしいのか?」
「はい、おねがいします」消え入りそうな声でエリクシアがお願いした。
アルダールは縛った手足をほどいてやると、首筋に舌を這わせながら胸を揉みしだいた。エリクシアの口からため息がこぼれる。すぐに胸の頂が硬く存在を主張し始めた。人差し指でピンと弾くと、女は背をのけ反らせた。
ずっしりと両手に余るエリクシアの胸は柔らかく、両手で揉んだりにぎったりしながら、しばらくその感触を楽しんだ。そして硬くなっている頂を口に含み、舌で転がすとエリクシアが切なげな声を零した。そして、股をこすり合わせるような動きを始めた。
若草をかき分け、両足の間に指を入れるとすでに湿っていた。
「足を開いて膝を立てるんだ。」さっきと同じことを命じると、もう縛られたくないのか、エリクシアが首を右に傾げ、足を広げて膝を立てた。
人差し指と中指の腹で、花芯の周りを優しく撫でる。と、秘所の奥から密があふれ出してきた。花芯の周りを撫でながら、今度は2本の指で花芯を挟むように上下に擦ると、女がのけ反った。
感度が上がってきたようだ。アルダールは指を下に滑らせ、膣の入口付近を優しく撫でる。そして、指を少しずつ中に沈め、指の角度を変えたり膣壁を擦ったりしていると、突然女が「ああああああぁぁ!」と声を上げ、腰を前後に振った。
「珍しい。初めてなのに最初から膣でいくとは。イヤらしい体だ。」ワザとエリクシアの耳元で囁くと、彼女はぎゅっと目をつぶって顔を背けた。
「いやらしい体には、もっといやらしいことをしてやろう。」そういうと、アルダールは女に四つん這いになるように命じた。
エリクシアは逆らわずに四つん這いになった。そのまま、少し両足を広げさせると、後ろから秘所がパックリと割れて見えた。花芯は大きく膨らみ、蜜が零れ落ちる。
後ろから指を入れながら花芯も弾くと、エリクシアは頭をシーツにこすりつけながら、腰を前後に揺らした。
「気持ちいいか?」
「ああっ、は、い」
「もっと尻を上げろ。そうだ、いい眺めだ。」アルダールが人差し指と中指を後ろから挿入し、入れたり出したりをすると、エリクシアは「ああっ、はあ、はっ」と喘ぎながら指の動きに合わせて腰を振り始めた。
豊かな胸が下に垂れて揺れている。この女は顔に自信があると聞いたが、なかなかどうして、体の方がよっぽどよい。エリクシアの喘ぎ声と呼吸で、そろそろ達するのがわかった。急いで指を抜くと、後ろから一気に貫く。「あ、あああああぁぁぁっ、はあ、はあ、」痛みで女が叫び、すぐに喘ぎ声に代わった。達したようだ。
四つん這いが崩れて前に倒れた女の体を、体を繋げたまま抱き起こす。アルダールはそのままベッドヘッドにもたれかかると、あぐらをかいて下からエリクシアを突さすような態勢になった。そして後ろから腕を回し、その豊な胸を両手で揉みながら、柔らかさを堪能する。
時々胸の頂い指が触れるたびに、ぴくっと体を震わせる。それが繋がった下半身にもつたわり、繋がった部分が更に深く擦れあう。
アルダールは今度は女の腿に腕を回し、大きく広げさせた。そして、時折後ろから繋がった部分をゆすりながら、前に回した手の指で、エリクシアの花芯をリズミカルに愛撫し始めた。
エリクシアは大きな声で喘ぎながら腰をゆする。それが繋がった部分からアルダールのものに振動が伝わり、アルダールも自身のものがググっと大きさを増したのを感じた。
花芯を円を描くようにさすり、次に密をたっぷりと塗りつけて左右に弾くように優しく弾き、また円を描くようにさする。それを繰り返していると、またエリクシアが頂点に近づいてきたようだ。
もう一度エリクシアの体を四つん這いの状態に戻すと、激しく後ろから抽送を始めた。エリクシアは突かれるたびに意味不明の言葉を発し、喘ぎ、最後は悲鳴を上げて達した。ぐったりとなったエリクシアをしかしアルダールはまだ解放せず、後ろから突き続け、その体を貪り堪能し、ようやく果てた。
「これが俺の閨の作法だ。覚えておけ。」ベッドに突っ伏したままのエリクシアに声をかけると、アルダールは身支度を調えて出ていった。そこには、労りの気持ちも優しさのかけらもなかった。
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