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11.敗戦国の女の運命~後編~
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セージはアルダールの曾祖父ゲンが東国から率いてきた闇一族の末裔だ。長のゲンから数えて第4世代目にあたる。黒髪に茶色い瞳の東国人の特徴を色濃く残す闇一族は、第3世代になるとオルドネージュで積極的に西大陸人と交わり始めた。
その結果、アルダールやセージなどの第4世代から、外見も身体的特徴も西大陸人に近い者が増えた。混血が進むことは闇一族の活動を大きく飛躍させた。西大陸で目立たず周囲に溶け込むことができるからだ。
アルダールが国王になってまず手始めに行ったのは、闇一族にオルドネージュの市民権を与えて正式な国民とすることだった。そして、彼らがオルドネージュで安定した暮らしを送れるように情報庁諜報部を新設し、アルダールが幼い頃から面倒を見てくれたセージを諜報部副官として側近に取り立てた。
騎士の詰め所に向かったセージと別れると、アルダールはユディン元国王の執務室に向かった。やることは山積みだ。まずはユディン軍を完全に解体し、捕虜となった軍人は農夫や鉱夫、役夫や土方として各地に送るのだが、その送り先は慎重に選ばなければならない。
ユディンの国土は、参戦したオルドネージュ貴族の家門に功績順に分け与える。そのため、土地の特産物や鉱物などの産出量などをきっちりと調べた上で、公平かつ慎重に土地を分配する必要がある。
また、城に残るユディンの旧廷臣たちの中から優秀なものを選び、オルドネージュに忠誠を誓うなら処刑せずに土地の代官として任用する。
こうした作業全てに、レアナの元王女としての経験と知識が役に立つはずだ。
アルダールが大机の上にユディンの国土地図を広げ、侵略戦争に参戦したオルドネージュ貴族の家門名と諜報部が調べた功績を見ながら、どうやって土地を分けようか思案していると、護衛騎士がセージの訪れを告げた。
「陛下、ジョルダナ大公妃を陛下の寝室に入れた者がわかりました。戦争責任で処刑された宰相の腹心だった、エレズという者です。爵位は子爵で領地なしの宮廷貴族です。」
「なんで公爵家に降嫁した王女を、俺の寝所に送り込んだんだ?」
素朴な疑問だ。
「15歳の王には王妃も婚約者もいなくて、閨に入れられる王族女性は姉の大公妃だけだったようです。エレズは大公妃を貢ぎ物として贈り、自分をオルドネージュの貴族か、この地の代官に取り立ててもらう腹づもりだったようです。」あきれた口調のセージに、アルダールも不快そうに眉をひそめる。
「王族の女一人を俺の閨に送り込んだだけで、オルドネージュの貴族になれるとでも?俺も舐められたもんだ。」
「しかも、大公妃を陛下への贈りものとするまでの経緯が酷い話でして。大公妃は弟が病弱だったため、結婚して王家を離れるわけにもいかず。かといって王太女の宣下を受けるわけでもなく。いざという時のためだけに女王となるべく育てられ、弟王子がやっと健康になって王太子になった時は、既に26歳を超えていたそうです。
さすがに26歳の王女の嫁ぎ先は、なかなか見つからない。それで、前国王が王女の年齢と釣り合うジョルダナ公爵と結婚させるために、公爵夫人に不貞の罪を着せて離縁させ、夫人が生んだ公子も廃嫡して夫人もろとも王都から追放したそうです。それからジョルダナ公爵を大公に格上げして王女を降嫁させたとか。」
胸くその悪くなる話だ。アルダールが顔を顰める。
「その大公とやらは、妻とは仲が悪かったのか?」
「それが2人は幼なじみで、非常に仲睦まじい夫婦だったようです。」
アルダールはレアナがあまり閨事を知らなかった理由がなんとなく分かった。愛する妻に不貞の濡れ衣を着せられ、廃嫡された幼い公子ともども王都から追放されたのに、その原因となった王女を妻として娶るのだ。おざなりにしか抱けなかったのだろう。
「婚姻から半年後に大公妃は身籠もったのですが、我が国の侵略により大公は戦死。ユディンは敗戦。大公妃は心身の衝撃から流産し、大公の後を追って自害しようとしたところをエレズに止められ、何をどう説得されたかは不明ですが、陛下の寝所に送り込まれたようです。」
あ、それから、とセージが続けた。「ジョルダナ公爵夫人の不貞の罪をでっち上げ、誰の子か分からないと公子を廃嫡した筋書きも、エレズが考えたようです。」
悪知恵ばかり回しやがって、とセージがブツブツいう。それを聞き流し、「レアナと、そのエレズとやらをここに呼べ。」と騎士の1人に命じた。
最初に執務室に入ってきたのは、レアナだった。艶のない栗毛を後ろでひっつめ、夫の喪に服すための黒いシンプルなドレスを着ている。その凜とした立ち姿はとても美しく、レアナが生まれながらの王族であることを物語っていた。
「お前はドレスを着ると、裸の時と同じくらい綺麗だぞ。」からかうアルダールを、しかしレアナは感情の籠もらない目で見ると、ドレスをつまんで「ジョルダナ大公妃レアナ、陛下の命により参上いたしました。」と美しい礼をして見せた。
そこに呼ばれたエレズが何事かと騎士に通され、入ってきた。
「オルドネージュ国王アルダール陛下に拝謁する栄誉をたまわ」
「昨晩、お前の貢ぎ物を受け取ったぞ。」
仰々しく挨拶を始めたエレズをアルダールが遮った。
途端にわかりやすくエレズの顔がパッと明るくなった。
「お気に召しましたでしょうか。」そう問いかけたエレズに、あからさまにレアナが憤りと憎しみの籠もった目を向けた。エレズはその視線を感じているだろうに、飄々と無視を決め込んでいる。
オルドネージュの国王はやはりただの若造だ。侵略した国々で王族や貴族の女を食い散らかしているという噂は本当だったようだ。エレズはアルダールへの侮蔑を表情に出さないように、口元を引き締めた。
そんなエレズの心の内を読んだように、アルダールが騎士たちに命じた。
「衛兵を呼べ。その男を衛兵に引き渡し、城壁に吊るさせろ。」
てっきり褒美か褒賞を貰えると踏んでいたエレズは、驚愕のあまり白目を剥き、次いで叫んだ。
「なぜだ!!な、なぜ、この私が!」
レアナも驚いた顔でアルダールを見た。
「そ、そ、その女が閨で何か粗相でも?」エレズがレアナを指さしながら、叫ぶ。
「お前は、自分の立場を全く理解していないようだな。お前が、敗戦国の子爵のお前ごときが、いったい何の権利があって王族の女を、勝手に俺への貢ぎ物にしたのだ?」
アルダールの問いかけはしかし、暴れて衛兵たちの手から逃れようと必死なエレズには届かなかった。
「なぜだ、俺が何をした!放せ、止めろ!!」衛兵たちに引き摺られていくエレズの叫び声が遠ざかっていった。
「どういうこと?」短くレアナが問う。
「滅びた国の王族や貴族の女は、戦勝国の財産になる。戦争に負けた瞬間から、お前たちは俺の、オルドネージュの所有物だ。なのにあの男は、お前を勝手に貢ぎ物として俺の寝所に入れた。まるでお前が自分の所有物であるかのようにな。」
「ああ、そういうこと。」レアナは肩をすくめた。王族の女をエレズが自分の所有物のように扱ったのが気に入らないのね。くだらない。
それに、敗者が勝者の慰み者になるのは分かりきったこと。だから、そうなる前に自害したかったのに。今朝目覚めたら、既に自害防止用の魔道具が首に装着されていた。レアナ右手の指で、そっとそれに触れた。
その結果、アルダールやセージなどの第4世代から、外見も身体的特徴も西大陸人に近い者が増えた。混血が進むことは闇一族の活動を大きく飛躍させた。西大陸で目立たず周囲に溶け込むことができるからだ。
アルダールが国王になってまず手始めに行ったのは、闇一族にオルドネージュの市民権を与えて正式な国民とすることだった。そして、彼らがオルドネージュで安定した暮らしを送れるように情報庁諜報部を新設し、アルダールが幼い頃から面倒を見てくれたセージを諜報部副官として側近に取り立てた。
騎士の詰め所に向かったセージと別れると、アルダールはユディン元国王の執務室に向かった。やることは山積みだ。まずはユディン軍を完全に解体し、捕虜となった軍人は農夫や鉱夫、役夫や土方として各地に送るのだが、その送り先は慎重に選ばなければならない。
ユディンの国土は、参戦したオルドネージュ貴族の家門に功績順に分け与える。そのため、土地の特産物や鉱物などの産出量などをきっちりと調べた上で、公平かつ慎重に土地を分配する必要がある。
また、城に残るユディンの旧廷臣たちの中から優秀なものを選び、オルドネージュに忠誠を誓うなら処刑せずに土地の代官として任用する。
こうした作業全てに、レアナの元王女としての経験と知識が役に立つはずだ。
アルダールが大机の上にユディンの国土地図を広げ、侵略戦争に参戦したオルドネージュ貴族の家門名と諜報部が調べた功績を見ながら、どうやって土地を分けようか思案していると、護衛騎士がセージの訪れを告げた。
「陛下、ジョルダナ大公妃を陛下の寝室に入れた者がわかりました。戦争責任で処刑された宰相の腹心だった、エレズという者です。爵位は子爵で領地なしの宮廷貴族です。」
「なんで公爵家に降嫁した王女を、俺の寝所に送り込んだんだ?」
素朴な疑問だ。
「15歳の王には王妃も婚約者もいなくて、閨に入れられる王族女性は姉の大公妃だけだったようです。エレズは大公妃を貢ぎ物として贈り、自分をオルドネージュの貴族か、この地の代官に取り立ててもらう腹づもりだったようです。」あきれた口調のセージに、アルダールも不快そうに眉をひそめる。
「王族の女一人を俺の閨に送り込んだだけで、オルドネージュの貴族になれるとでも?俺も舐められたもんだ。」
「しかも、大公妃を陛下への贈りものとするまでの経緯が酷い話でして。大公妃は弟が病弱だったため、結婚して王家を離れるわけにもいかず。かといって王太女の宣下を受けるわけでもなく。いざという時のためだけに女王となるべく育てられ、弟王子がやっと健康になって王太子になった時は、既に26歳を超えていたそうです。
さすがに26歳の王女の嫁ぎ先は、なかなか見つからない。それで、前国王が王女の年齢と釣り合うジョルダナ公爵と結婚させるために、公爵夫人に不貞の罪を着せて離縁させ、夫人が生んだ公子も廃嫡して夫人もろとも王都から追放したそうです。それからジョルダナ公爵を大公に格上げして王女を降嫁させたとか。」
胸くその悪くなる話だ。アルダールが顔を顰める。
「その大公とやらは、妻とは仲が悪かったのか?」
「それが2人は幼なじみで、非常に仲睦まじい夫婦だったようです。」
アルダールはレアナがあまり閨事を知らなかった理由がなんとなく分かった。愛する妻に不貞の濡れ衣を着せられ、廃嫡された幼い公子ともども王都から追放されたのに、その原因となった王女を妻として娶るのだ。おざなりにしか抱けなかったのだろう。
「婚姻から半年後に大公妃は身籠もったのですが、我が国の侵略により大公は戦死。ユディンは敗戦。大公妃は心身の衝撃から流産し、大公の後を追って自害しようとしたところをエレズに止められ、何をどう説得されたかは不明ですが、陛下の寝所に送り込まれたようです。」
あ、それから、とセージが続けた。「ジョルダナ公爵夫人の不貞の罪をでっち上げ、誰の子か分からないと公子を廃嫡した筋書きも、エレズが考えたようです。」
悪知恵ばかり回しやがって、とセージがブツブツいう。それを聞き流し、「レアナと、そのエレズとやらをここに呼べ。」と騎士の1人に命じた。
最初に執務室に入ってきたのは、レアナだった。艶のない栗毛を後ろでひっつめ、夫の喪に服すための黒いシンプルなドレスを着ている。その凜とした立ち姿はとても美しく、レアナが生まれながらの王族であることを物語っていた。
「お前はドレスを着ると、裸の時と同じくらい綺麗だぞ。」からかうアルダールを、しかしレアナは感情の籠もらない目で見ると、ドレスをつまんで「ジョルダナ大公妃レアナ、陛下の命により参上いたしました。」と美しい礼をして見せた。
そこに呼ばれたエレズが何事かと騎士に通され、入ってきた。
「オルドネージュ国王アルダール陛下に拝謁する栄誉をたまわ」
「昨晩、お前の貢ぎ物を受け取ったぞ。」
仰々しく挨拶を始めたエレズをアルダールが遮った。
途端にわかりやすくエレズの顔がパッと明るくなった。
「お気に召しましたでしょうか。」そう問いかけたエレズに、あからさまにレアナが憤りと憎しみの籠もった目を向けた。エレズはその視線を感じているだろうに、飄々と無視を決め込んでいる。
オルドネージュの国王はやはりただの若造だ。侵略した国々で王族や貴族の女を食い散らかしているという噂は本当だったようだ。エレズはアルダールへの侮蔑を表情に出さないように、口元を引き締めた。
そんなエレズの心の内を読んだように、アルダールが騎士たちに命じた。
「衛兵を呼べ。その男を衛兵に引き渡し、城壁に吊るさせろ。」
てっきり褒美か褒賞を貰えると踏んでいたエレズは、驚愕のあまり白目を剥き、次いで叫んだ。
「なぜだ!!な、なぜ、この私が!」
レアナも驚いた顔でアルダールを見た。
「そ、そ、その女が閨で何か粗相でも?」エレズがレアナを指さしながら、叫ぶ。
「お前は、自分の立場を全く理解していないようだな。お前が、敗戦国の子爵のお前ごときが、いったい何の権利があって王族の女を、勝手に俺への貢ぎ物にしたのだ?」
アルダールの問いかけはしかし、暴れて衛兵たちの手から逃れようと必死なエレズには届かなかった。
「なぜだ、俺が何をした!放せ、止めろ!!」衛兵たちに引き摺られていくエレズの叫び声が遠ざかっていった。
「どういうこと?」短くレアナが問う。
「滅びた国の王族や貴族の女は、戦勝国の財産になる。戦争に負けた瞬間から、お前たちは俺の、オルドネージュの所有物だ。なのにあの男は、お前を勝手に貢ぎ物として俺の寝所に入れた。まるでお前が自分の所有物であるかのようにな。」
「ああ、そういうこと。」レアナは肩をすくめた。王族の女をエレズが自分の所有物のように扱ったのが気に入らないのね。くだらない。
それに、敗者が勝者の慰み者になるのは分かりきったこと。だから、そうなる前に自害したかったのに。今朝目覚めたら、既に自害防止用の魔道具が首に装着されていた。レアナ右手の指で、そっとそれに触れた。
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