FALL IN LOVE ~恋するメイド~

あまの あき

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左近さんの後ろをついてダイニングに行くと、女性が2人いた。
昨日、食事を運んでいた女性かな? 緊張してたから、顔までよく見てなかったけど。
とりあえずメイド喫茶の店員さんみたいな恰好の人がいなくてよかった。どうやら制服はないみたい。黒いパンツに白いブラウスという超無難な恰好で来て正解だったかも。
「ご紹介します。こちらの2人はあなたと同じく家政婦の大山さんとフェイさんです」
フェイさん!? アジア系ではあるけど、確かにエキゾチックな顔をしておられる。
「初めまして。大山です。こんなに若い方が来てくれて嬉しいわ。よろしくね」
大山さんは50~60代のふくよかで、優しそうな方。
「どうも。フェイです。よろしくおねがいします」
フェイさんは……年齢不詳。でも40代くらいかな? ちょっぴり片言っぽくて、笑顔がかわいい。
「初めまして。星崎実梨です。家政婦の経験がないので分からないことだらけですが、一生懸命頑張りますので、ビシバシ指導してください!」
ちょっぴり緊張気味に挨拶した。
「若い人は元気がよくていいわね、左近さん。なんかこう、パッと明るくなるわね」
「ええ。そうですね」
若いだなんてぇ。大山さんと左近さんの会話に嬉しくなってしまう。みんないい人そうでよかった。
「あともう1人いるのですが、今日は休みですので、来た時にご紹介しますね。星崎さんには今いる家政婦さんたちのサポートと凌空坊ちゃまのお世話をお願いしたいのですが、構いませんか?」
「はい。大丈夫です!」
あの兄弟のお世話は嫌だけど、凌空坊ちゃまなら大歓迎。お世話って言っても、母親もいるんだし何から何までってことじゃないよね。子どもはそんなに得意じゃないけど、きっと大丈夫。仲良くなっちゃえばいいんだ。
「では、後のことは2人の指示通りにお願いします。頑張ってくださいね」
そういうと、左近さんは風のように消えてしまった。執事さんって一体何をする人なんだろうか。謎だ。
「仕事は3人で分担してるんだけど、これだけの広い家だから掃除が大変でね。来てくれて本当に助かるわ」
ここでも歓迎ムード。急に転がり込んだ厄介者で終わらないようにしっかり頑張らなきゃ。
「じゃあまずは、朝食をテーブルに運んでもらおうかね」
「はい」
カウンターの上にはいくつかトレイが置いてあり、その上にはバラバラの食事が乗せられていた。
「旦那様は和食、イチ坊ちゃまはトースト、お嬢様と凌空坊ちゃまはシリアルだからね」
みんな違うもの食べるんだー。ん? 何か足りない。
「あの、レイ坊ちゃまは?」
「ああ。レイ坊ちゃまはいつも向こうで食べてるのよ。こっちには滅多に来ないから」
そうなんだ……。
「向こうに運ばなくていいんですか?」
「いいのいいの。レイ坊ちゃまはそういうの嫌がるから。みのりちゃんも気をつけてね」
「はーい」
ワガママな奴。ってか甘えた奴。関わりたくないけど、親のすねは齧っていたいなんて反抗期の中学生みたい。そんなに嫌なら出て行けばいいのに。心の中でブツブツ文句言いつつ、ダイニングにトレイを運んだ。
「あ、おはようございます」
「おはよう。早速来てくれているのか」
左近さんの言った通り、6時には旦那様が起きてこられた。
パジャマで髪ボサボサのままじゃなくて、もうスーツを着ている。あ~今朝も渋くてステキ。
「はい。早くお役に立てるようになりたいので」
助けてもらったんだから当然のことだ。
「そうか。じゃあ頑張って。くれぐれも張り切り過ぎないようにね」
「はい。ありがとうございます」
最悪な出来事だったけど、隼士と別れていなければ、あたしはきっと一生旦那様に会うことはなかったはず。
人の縁なんてどこでどう繋がるか分からない。住む世界の違う人でも、出会うチャンスってあるらしい。
旦那様が食事を終え、家を出る頃に奴が起きてきた。
「おはようございます」
「あれ、メイド服じゃねえの?まあ、あんたが着ても目の保養にもなんねえか」
息子は朝から憎たらしい。
それでなくても俺様なのに、あたしの立場が低くなったら余計に見下される。これから先、どんな扱いを受けるのかと思うと気が滅入りそうになる。
「おい。これ食ったら出るから、俺の車前に回しといて」
鍵を差し出すと、奴は言った。
「え……?」
「まさか車の免許持ってねえの?」
「いや、免許はありますけど……」
所謂、ペーパーってやつですね。何年も運転したことないのに、いきなりベンツ!?
嫌な予感しかしないけど、あれもこれもできないんじゃ悔しいし。
意気込んで庭に出ると、ちょうどレイ坊ちゃまが門に向かって歩いて行くところだった。
「おはようございます。いってらっしゃいませ……」
あたしの存在にも挨拶にも気づいていながら、不気味に微笑んだまま鮮やかに無視して行きやがった。
微笑んで歩いている姿だけ見たら貴公子みたいなのに……。兄弟そろってホントに感じ悪い。
苛立ちながら、庭の奥にあるガレージに向かう。カーポートじゃなくてガレージ。車屋さんのピットみたいに広い。停まっているのは見事に外車ばかり。車のドアを開けて乗り込んだ。
うわー。ベンツだー。何とも言えない、酔いそうな高級車のニオイがする。
エンジンをかけ、バックをしようとアクセルを踏んだら思いがけないスピードが出て、驚きのあまり変にハンドルを切ってしまい、ガレージの柱にミラーがぶつかった。
「があっ……!」
ヤバい! 殺される! 降りて確認しようと思った瞬間、血相を変えて走って来る暴君がサイドミラーに映っていて、頭が真っ白になった。
「貴様!何すんだ!ぶっ飛ばすぞ」
ひぃぃぃ!
「申し訳ありません!」
車から降り、思い切り体を折り曲げて謝った。
「わざとか?貴様、わざとだな」
「め、滅相もない」
狼狽える暴君を見るのは、多少気分がよかったりして? なんて言ってる場合じゃない。
「ったく! 修理代はお前の給料から引いてやるからなっ!」
「ええっ!」
「当たり前だろ」
ふえーん。早速、タダ働きだぁ。っていうか、初日からいきなり大失態。
だってぇ、ペーパーのあたしにベンツ動かせとか言うから……ブツブツ。
文句言えた義理じゃなかった。これ以上失敗したらタダ働きどころか、クビになるかも。大丈夫かな、あたし。一度、心に不安が宿ってしまうと、悪いことを引き寄せてしまう気がして怖い。
すっかり凹んで家に戻ると、お嬢様と凌空坊ちゃまが朝食を摂っているところだった。
「おはようございます」
「おはようございます。左近さんから聞いたんだけど、みのりさんが凌空のお世話をしてくれるの?」
「はい」
「あー、よかったぁ。助かる。凌空ったらやんちゃだから、みんな手を焼いてたの。おじいちゃんとかおばちゃんばっかりだから」
最後だけ小声で耳打ちし、お嬢様は舌を出して笑った。
「体力だけは自信ありますから」とガッツポーズをしてみせた。さっきの失態を挽回せねば。
「幼稚園のお迎えのバスが9時で帰りのバスが3時半、月水金は塾に通ってて、火曜は体操教室、木曜は水泳教室があるから、ついて行ってもらえると助かる。送迎の車はお願いしてあるから、付き添ってくれるだけでいいの」
なんだ、お世話って言ってもほとんどすることないんだ。
けど、小さいのに毎日忙しいな。お金持ちの家に生まれると、それはそれで大変なんだ。
「じゃあ早速で悪いんだけど、私は仕事があるから、あとはお願いします」
「はい。いってらっしゃいませ」
段取りを告げると、お嬢様は出かけて行った。
「じゃあ、凌空坊ちゃまもそろそろ行きましょうか」
食事を終えた坊ちゃまに声をかけた。
「ヤダ」
そりゃ、いきなり知らない女の人なんて嫌だよね。
「でも、バス来ちゃいますよ」
「わかってるし。ブス!」
え? ブス……? それって……あたしのこと? みんなの前じゃあんなにいい子だったのに、いきなり変わりすぎじゃない? あまりのことに茫然としてしまった。
「はやくしろよ、ブス」
言い方はたどたどしいけど、はっきりと暴言だった。なんだか、誰かさんにそっくりなんですけど。
この家の子じゃなかったら「誰に向かって言うとんじゃー!」って叱ってやりたいとこだけど、ここはグッと我慢。
「危ないから手繋いで下さいね」っていうと、頗る嫌そうな顔で手を出した。
「ぼく、もっときれいなおねえさんがよかったな」
グサッ! 可愛い声で言われた方がより刺々しく感じるものらしい。がっかりした顔が本気っぽいし。繋いだ手はちっちゃくて可愛いのにな。
バスが来て、先生が降りてくると、途端に笑顔になった。
「せんせい、おはようございます」
元気よく挨拶して、バスに乗車して行った。
窓際に座った坊ちゃまは、あたしを見ると両手で目の下を思い切り引き下げ、ベーッと舌を出した。
か、かわいくねえ。
どいつもこいつも、あの家の男どもは旦那様以外、全員あたしの敵らしい。
仲良くなっちゃえば、なんて簡単なもんじゃなかった。はぁ。朝だけでどっと疲れが出た。一日目からこんなんで大丈夫かな。
家に戻り、フェイさんに教えてもらいながらお洗濯して、その後お掃除をした。体を動かしている方がいくらかマシだろうと思ったけど、家広すぎ。終わる気がしない。
「ノリちゃん、もうダメか?」
のりちゃんって誰だよってツッコむ元気もない。
「ここがおわったらお昼だから、ガンバッテ」
「……はい」
やっとお昼か。ってかまだお昼? 半日しか経ってないのに、一日中働いた気分。家政婦がここまでハードな仕事だとは知らなかった。
でも、大山さんが作ってくれたお昼ご飯は最高だ。
「あー美味しい」
朝食べそびれていたから、内臓も喜んでいるみたい。鯖の塩焼きとお味噌汁、白いご飯にお漬物。幸せなお昼ご飯。
「美味しそうに食べてくれるね、みのりちゃんは。作り甲斐があるわ」
「こんなに美味しい和食、初めて食べました。ってぐらい美味しいです」
凹んでいた心が少し復活。よし、また頑張ろうって気になるから美味しいご飯って大事。
「そういや、みのりちゃんは離れに住んでるのよね?」
食事が済み、お茶を飲みながら大山さんが訊いた。
「ええ。そうなんです」
「でも、向こうにはレイ坊ちゃまがいるのに、なんでまた?」
「理由は分かりませんけど、イッセイ坊ちゃまに離れで暮らせって言われたので仕方なく。まあ、帰るウチないんで助かりましたけど」
仲の悪い兄弟の嫌がらせに利用されてるだけっぽいけどね。
「あら、そうだったの。みのりちゃんも大変なんだ。じゃあここで頑張るしかないのね」
大山さんの言葉に改めて深く頷いた。そう。あたしはここで頑張るしかないんだ。
ベンツも傷つけちゃったし、しっかり働かなきゃ、いつまで経ってもここから脱け出せなくなる。凹んでちゃダメだ。……頭では分かっているのだけど。
その日の3時半。
「おかえりなさいませ」
「またブスがきたの?」
うっ。
ちっちゃい手がかわいいモンスター。どうやって仲良くなればいいのか。
「今日のおやつはシュークリームです」
まずはおやつでご機嫌取り。このシュークリームってすぐに完売しちゃうことで有名な店のじゃない? これがおやつ?
けど、坊ちゃまは喜びもせず、淡々とそれを食べ、半分残した。じゅるりと涎が垂れそう……。
おやつを食べ終えたら、迎えの車に乗って塾へ。幼稚園児にも塾があるなんて知らなかったな。遊んだり、テレビ観たりする時間もないのは、ちょっとかわいそうな気もするけど。
塾を終え、家に戻り、食事をする頃にもお嬢様はまだ帰らなかった。
「お嬢様、今日は遅いんですね」
何気なく左近さんに言った。
「昨日のように早く帰られる時もありますが、お嬢様はいつも凌空坊ちゃまがお休みになられてから戻られます」
「えっ、じゃあ夜は一人ぼっちなんですか? そう言えば、お父さんもまだお会いしてませんけど、お忙しいんですか?」
素朴な疑問を口にすると、左近さんが人差し指を口元にあてて、黙るよう指示した。
坊ちゃまから少し離れたところに連れていかれ、左近さんが暗い表情で切り出した。
「わたくしの口からは申し上げにくいのですが、凌空坊ちゃまのお世話をして頂く以上、隠してもおけませんので」
そう前置きすると、左近さんは続けた。
「お嬢様は昨年、ご主人と離婚なさいました。それで、こちらに戻られたのですが、凌空坊ちゃまは両親が離婚したことをご存知ありません。ご主人はもともと海外出張が多い方でしたので、凌空坊ちゃまには、お父上は海外におられると言ってあるのです。ですから……」
「分かりました。坊ちゃまの前でお父さんのことは二度と言いません」
今時、離婚なんて珍しくもないし、実家がこれだけ立派なら帰る場所もあるし、躊躇しないよね。坊ちゃまは気の毒だけど。
「坊ちゃま! 一緒にお風呂入りましょうか?」
広いダイニングにぽつんと座っている坊ちゃまに声をかけた。
「ヤダ! ぼく、1人ではいれるもん」
「いいじゃないですかー。一緒に入りましょうよぉ」
しつこく誘っていたら奴が帰ってきた。
「ただいまー」
「あ、イッセイだ! たすけてー」
奴の姿を見るなり、坊ちゃまは走っていった。
「なんだ、どうしたんだ? あのお姉ちゃんにイジメられたのか?」
凌空坊ちゃまを抱きあげ、奴が訊いた。
「うん。ぼく、1人でおフロはいれるのに、いっしょにはいろうっていうの」
「そうか。そりゃヤダよな。どうせならこういうお姉ちゃんがいいもんな」
「こういう」と言った時、坊ちゃまを抱いていない方の手で胸の前で大きな半円を描き、巨乳を表すポーズをした。見えてないからいいものの、子どもの前でまで侮辱するな!
「よし、じゃあ俺が入れてやるよ」
「ホント? やったー」
奴に抱かれて喜んでいる坊ちゃまを見ると、正直ちょっと複雑だった。やっぱり、父親に飢えてるのかな。
「今日は俺が風呂入れて寝かせるから、お前はもう上がれ」
「え、でも……」
「嫌われてるクセに出しゃばるな」
何もそんな言い方しなくたって。けど、嫌われてるのは事実だし、その日はお言葉に甘えて?上がらせてもらうことにした。明日もまた早いしな……。離れに帰ると、ソファーにダイブした。
「あー疲れたぁ」
目まぐるしい一日だったな、今日は。足もパンパンに浮腫んで、もう立ち上がれそうにない。
ダメだ、ダメだ。明日も早いんだから、さっさとお風呂入っちゃわなきゃ。
脱衣所の電気だけ点け、浴室の電気は点けずに入った。
本当は脱衣所の電気も点けずに、アロマキャンドルを点けて入りたいとこだけどそんなものないし。
暗い中でお風呂に入るのって癒されるんだよねー。でも、今日はヤバいかも。このまま……寝ちゃいそう……。
顔の半分くらいまで湯船に沈んだところで、浴室の明かりが点いた。と同時に、浴室のドアが開いた。
「え?」
お互い同時にきょとんとした。電気を消していたせいで、間違えてレイ坊ちゃまが入って来てしまった。
「わーっ! ごめんなさい!」
慌てて目を隠した。あ~! でもちょっと見えちゃったけど。
向こうは焦るでもなく、ゆったりと浴室を出て行った。小さく舌打ちだけは聞こえたけど。申し訳ありませんねぇ……。
ドアノブに入浴中ってプレートでもぶら下げるようにしなきゃダメだな。
っていうか、結構いいカラダしてて、ドキッとしてしまった。単なる見間違いかな?
お風呂から出ると、和室に布団が一組置いてあった。
まさか、彼が……? って他にいないか。左近さんに布団のことを言うの忘れてたから助かった。
けど、布団あるんじゃん!
昨日寒かったのに! とか色々もの申したいとこだけど、お礼が先だな。どうせ無視されるだろうけど。
コンコン。
……。
予想通り、部屋をノックしても反応はない。
「あ、あのさっきはすみませんでした。お風呂もう空きましたんで。あと、お布団ありがとうございましたー」
だから、ドア越しに言った。その方がずっと心臓に優しいし。後ろからついてきていないのを確認して階段を下りた。
これでやっとお布団で寝られる!早速、敷いて横になる。わー! フカフカ!
疲れた体には一番嬉しいご褒美。今日はいい夢は見られそうだっ。


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