【R18】姫さま、閨の練習をいたしましょう

雪月華

文字の大きさ
5 / 37
第一部 妖精姫と忠犬従者

大丈夫、大丈夫。

しおりを挟む
 
 
「これは、いつ使うの?」

 横向きになって向かい合わせに横たわる二人。
 姫の視線の先にあるフランシスの欲望は、タラタラと先走りの汁を零しはち切れそうに膨らんでいた。
 生真面目な顔で問う姫に、フランシスはここまで来て今更、尻込みしかけていた。

「そろそろ良い頃合いかと思いますが、初めては痛いと聞いていますし……どうしよう」

(痛い思いをさせて、姫さまに嫌われてしまったら)

「とにかく、やってみましょう」

 ユーリアはフランシスのモノを素股に挟み、うっすらとピンク色に上気した顔で命じた。

「さあ、動かしなさい」

 温かな太ももに挟まれたそこは、先ほど姫の零した蜜でたっぷりと濡れそぼっていた。
 ゆるゆると腰を動かせば、ユーリアの柔肌に包まれるようにして肉杭が擦られ、得も言われぬ快感が巻き起こる。
 切っ先が姫の花弁の合間を行ったり来たりし、時折欲望の先端が愛液に塗れた蜜口にくぷと入ってしまいそうになる。
 熱杭にぷっくりと膨らんだ秘粒が擦られると、姫は「ぁっ、ぁっ」と喘ぎ声を漏らした。

「姫さま、どうかお許しください」

 フランシスは、ついにエロ可愛いユーリアに我慢できなくなり、がばっと起き上がる。
 姫を仰向けにして膝裏を掴み、ぐぐっと持ち上げてからベッドにつくほど広げた。

「えっ、なに?」

 戸惑う姫に対して、テラテラと濡れそぼった花弁は充血して雄を誘うように半開きになってる。
 薔薇色の入り口は丸く狭く、あてがわれた熱杭の丸い先端をすんなり通そうとはしなかった。
 ぐぐ、と押し付ければ華奢な身体がずり上がってしまう。

「フランシス?!」

 欲に駆られた従者を怯えたように見上げるユーリア。
 フランシスは、安心させるように微笑みかける。
 膝が姫の胸につくほど曲げると、上に向いた蜜口に垂直に雄茎が差し込まれるようにして自重を掛けた。

「ああっ!」

 隘路を開かれる痛みに、姫は目を見開き、息を止める。

「痛いのは、最初だけ、ですから」

 雄の欲望に身体を開かれていく感触に、ユーリアは怯えていた。
 先端のエラの張った部分を受け入れる瞬間、そして乙女の証を引き裂かれ身体の内側を暴かれていく。さらに深く燃えるような熱杭を打ち込まれ、ついに最奥まで到達された衝撃は凄まじく、心と身体を打ち砕かれたような気がした。

(まさか、あんな大きなモノを私の膣内なかに入れてしまうなんて)
 
「ぼくの、いとしい、ひめさま」

 尖った耳もとで男にささやかれ、伸し掛かる体重に我に返る。

「姫さまの膣内なかに、僕のモノが、全部入りました」

 フランシスは、ぽろぽろと涙を零していた。

「嬉しいです。ありがとうございます、姫さま」

(泣きたいのは、わたくしの方なのに……)

 ショックから立ち直れない姫に、フランシスはキスの雨を顔や首筋、鎖骨、胸とあちこちに降らせた。

「僕を受け入れてくれた姫さまの膣内なかは、温かくて奥までぐっしょり濡れています。すごく気持ちいい」

「……これから、どうするの?」

 ユーリアはため息をついた。

「動かします」

 フランシスはゆっくりと腰を動かし始めた。肘を姫の横につき、震える胸の先端に吸い付く。

「ん……ぁっ」

 ぐちゅ、ぬちゅ、と淫靡な水音がして、ベッドが軋む。
 ユーリアは男の腕の中で揺らされながら、ぼうっとした頭の中でふと疑問に思う。

(これは練習というより、実技ではないかしら。このまま、最後まで行ったら)

「フランシス、大変! 赤ちゃんが、出来てしまうわ」

「大丈夫、です」

 姫の蜜と血の甘い香りに酔った幸せなフランシスは、ユーリアの膣内なかに欲望を沈め、浸し、その温かな肉襞の感触を愉しんでいた。
 ぐぐ、と最奥に鈴口を押し付け、張り出したエラを蜜壁に擦りつけながら引く。何度も何度も隘路を往復し、時折角度を変え時には腰を回すようにすると、姫はいいところに当たる度に、腰を浮かせてよがった。

「僕たちは種族が違うので、姫さまの胎内にいくら子種を注いでも実ることはありません」

 それを聞いてユーリアは、ほっとしたような寂しいような複雑な表情をした。
 フランシスはそんな姫が愛しくてならず、ちゅと口づけると上体を起こし自分は座位になって姫の奥に打ちつけた。
 雄茎にこねくり回された不慣れな蜜壺から、じゅぶじゅぶと溢れ出している愛液を感じやすい秘粒に塗りたくる。そして充血した秘粒を指で摘まんで引っ張ったり押しつぶしたりして、ユーリアにひっきりなしに嬌声を上げさせた。

「ほら、気持ちいい時は言って下さい。そうでないと、僕は、分からないから」

「ゃぁっ、もぉ、こんなのっ。フランシス、ぃぃっ。気持ちいい、から」

「イク時も、教えて下さいね。姫さまと、一緒にイキたいです」

「んっ、もぉ、イク、イッちゃうっ」

 華奢な腰を掴まれ、パンパンと容赦なく激しく肌を打ちつけられる。体温の高い犬妖精クー・シー族の長大な肉杭に初花を貫かれ、疼くような痛みと共に、経験したことのない快楽を肉襞に刻まれてく。

「ぁぁっ、ああっ、あ!」

 ついにユーリアは、陸に打ち上げられた魚のようにビクビクとのたうつと、ふわっと身体が浮いたように感じた。

「ん、ん、姫さま、すごい、締まってる。膣内なかうねってますよ」

 フランシスもそのまま欲望を放つことにした。ぐ、と鈴口を姫の一番奥に押し付け、子を孕む大切な子宮の入り口にぴったりと合わせるようにして、熱い精を放った。

犬妖精クー・シー族の僕の子種が、高貴な姫さまの大切なところに射精るっ――全部、受け止めて」

 熱い白濁がどくどくと脈を打って注がれる感触に、姫は戦慄いた。

「ぁぁ、すごい。射精てるっ。熱い、おく、があつい、の」

 神々の末裔とも言われる崇高な妖精の王族ハイエルフの薔薇色の蜜壁が、この卑しい獣、犬妖精クー・シー族の雄の白濁に染められていく……そう思うと、フランシスは最愛の姫を手に入れた喜びに、咽び泣いた。

 姫の蜜道はなおもうねり切なく収縮を繰り返して、下等な犬、召使いの男根を締め付け、子種をねだるように締めつけた。

「姫さまも、嬉しいんですね? 襞が絡みつくようです。犬妖精クー・シー族の射精は、長くて量も多いんですよ」

 ぎゅ、ぎゅと押し付けられ、浴びるように注がれる熱い精。気づけば、再び横向きになって隣り合わせに寝転び、フランシスの腕の中にしっかりと抱き込まれていた。そして、ちゅ、ちゅと口づけられ、頭を撫でられる。

「姫さまの膣内なか、僕のモノに吸い付いて離れたくないようです、それに、上手に子種を胎内に吸い込んでいますね」

 下腹部を撫でられると、ユーリアはそこが微かに膨らんで来たような気がした。

「まだ射精ている……。本当に、赤ちゃん、出来ないの?」

「はい。大丈夫、大丈夫です(……多分)」」


 フランシスは愛する姫を抱き、幸せそうに笑った。


しおりを挟む
感想 22

あなたにおすすめの小説

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】

Lynx🐈‍⬛
恋愛
 ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。  それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。  14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。 皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。 この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。 ※Hシーンは終盤しかありません。 ※この話は4部作で予定しています。 【私が欲しいのはこの皇子】 【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】 【放浪の花嫁】 本編は99話迄です。 番外編1話アリ。 ※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。

新人メイド桃ちゃんのお仕事

さわみりん
恋愛
黒髪ボブのメイドの桃ちゃんが、働き先のお屋敷で、旦那様とその息子との親子丼。

贖罪の花嫁はいつわりの婚姻に溺れる

マチバリ
恋愛
 貴族令嬢エステルは姉の婚約者を誘惑したという冤罪で修道院に行くことになっていたが、突然ある男の花嫁になり子供を産めと命令されてしまう。夫となる男は稀有な魔力と尊い血統を持ちながらも辺境の屋敷で孤独に暮らす魔法使いアンデリック。  数奇な運命で結婚する事になった二人が呪いをとくように幸せになる物語。 書籍化作業にあたり本編を非公開にしました。

借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる

しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。 いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに…… しかしそこに現れたのは幼馴染で……?

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました

大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――

処理中です...