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第一部 妖精姫と忠犬従者
大丈夫、大丈夫。
しおりを挟む「これは、いつ使うの?」
横向きになって向かい合わせに横たわる二人。
姫の視線の先にあるフランシスの欲望は、タラタラと先走りの汁を零しはち切れそうに膨らんでいた。
生真面目な顔で問う姫に、フランシスはここまで来て今更、尻込みしかけていた。
「そろそろ良い頃合いかと思いますが、初めては痛いと聞いていますし……どうしよう」
(痛い思いをさせて、姫さまに嫌われてしまったら)
「とにかく、やってみましょう」
ユーリアはフランシスのモノを素股に挟み、うっすらとピンク色に上気した顔で命じた。
「さあ、動かしなさい」
温かな太ももに挟まれたそこは、先ほど姫の零した蜜でたっぷりと濡れそぼっていた。
ゆるゆると腰を動かせば、ユーリアの柔肌に包まれるようにして肉杭が擦られ、得も言われぬ快感が巻き起こる。
切っ先が姫の花弁の合間を行ったり来たりし、時折欲望の先端が愛液に塗れた蜜口にくぷと入ってしまいそうになる。
熱杭にぷっくりと膨らんだ秘粒が擦られると、姫は「ぁっ、ぁっ」と喘ぎ声を漏らした。
「姫さま、どうかお許しください」
フランシスは、ついにエロ可愛いユーリアに我慢できなくなり、がばっと起き上がる。
姫を仰向けにして膝裏を掴み、ぐぐっと持ち上げてからベッドにつくほど広げた。
「えっ、なに?」
戸惑う姫に対して、テラテラと濡れそぼった花弁は充血して雄を誘うように半開きになってる。
薔薇色の入り口は丸く狭く、あてがわれた熱杭の丸い先端をすんなり通そうとはしなかった。
ぐぐ、と押し付ければ華奢な身体がずり上がってしまう。
「フランシス?!」
欲に駆られた従者を怯えたように見上げるユーリア。
フランシスは、安心させるように微笑みかける。
膝が姫の胸につくほど曲げると、上に向いた蜜口に垂直に雄茎が差し込まれるようにして自重を掛けた。
「ああっ!」
隘路を開かれる痛みに、姫は目を見開き、息を止める。
「痛いのは、最初だけ、ですから」
雄の欲望に身体を開かれていく感触に、ユーリアは怯えていた。
先端のエラの張った部分を受け入れる瞬間、そして乙女の証を引き裂かれ身体の内側を暴かれていく。さらに深く燃えるような熱杭を打ち込まれ、ついに最奥まで到達された衝撃は凄まじく、心と身体を打ち砕かれたような気がした。
(まさか、あんな大きなモノを私の膣内に入れてしまうなんて)
「ぼくの、いとしい、ひめさま」
尖った耳もとで男にささやかれ、伸し掛かる体重に我に返る。
「姫さまの膣内に、僕のモノが、全部入りました」
フランシスは、ぽろぽろと涙を零していた。
「嬉しいです。ありがとうございます、姫さま」
(泣きたいのは、わたくしの方なのに……)
ショックから立ち直れない姫に、フランシスはキスの雨を顔や首筋、鎖骨、胸とあちこちに降らせた。
「僕を受け入れてくれた姫さまの膣内は、温かくて奥までぐっしょり濡れています。すごく気持ちいい」
「……これから、どうするの?」
ユーリアはため息をついた。
「動かします」
フランシスはゆっくりと腰を動かし始めた。肘を姫の横につき、震える胸の先端に吸い付く。
「ん……ぁっ」
ぐちゅ、ぬちゅ、と淫靡な水音がして、ベッドが軋む。
ユーリアは男の腕の中で揺らされながら、ぼうっとした頭の中でふと疑問に思う。
(これは練習というより、実技ではないかしら。このまま、最後まで行ったら)
「フランシス、大変! 赤ちゃんが、出来てしまうわ」
「大丈夫、です」
姫の蜜と血の甘い香りに酔った幸せなフランシスは、ユーリアの膣内に欲望を沈め、浸し、その温かな肉襞の感触を愉しんでいた。
ぐぐ、と最奥に鈴口を押し付け、張り出したエラを蜜壁に擦りつけながら引く。何度も何度も隘路を往復し、時折角度を変え時には腰を回すようにすると、姫はいいところに当たる度に、腰を浮かせてよがった。
「僕たちは種族が違うので、姫さまの胎内にいくら子種を注いでも実ることはありません」
それを聞いてユーリアは、ほっとしたような寂しいような複雑な表情をした。
フランシスはそんな姫が愛しくてならず、ちゅと口づけると上体を起こし自分は座位になって姫の奥に打ちつけた。
雄茎にこねくり回された不慣れな蜜壺から、じゅぶじゅぶと溢れ出している愛液を感じやすい秘粒に塗りたくる。そして充血した秘粒を指で摘まんで引っ張ったり押しつぶしたりして、ユーリアにひっきりなしに嬌声を上げさせた。
「ほら、気持ちいい時は言って下さい。そうでないと、僕は、分からないから」
「ゃぁっ、もぉ、こんなのっ。フランシス、ぃぃっ。気持ちいい、から」
「イク時も、教えて下さいね。姫さまと、一緒にイキたいです」
「んっ、もぉ、イク、イッちゃうっ」
華奢な腰を掴まれ、パンパンと容赦なく激しく肌を打ちつけられる。体温の高い犬妖精族の長大な肉杭に初花を貫かれ、疼くような痛みと共に、経験したことのない快楽を肉襞に刻まれてく。
「ぁぁっ、ああっ、あ!」
ついにユーリアは、陸に打ち上げられた魚のようにビクビクとのたうつと、ふわっと身体が浮いたように感じた。
「ん、ん、姫さま、すごい、締まってる。膣内うねってますよ」
フランシスもそのまま欲望を放つことにした。ぐ、と鈴口を姫の一番奥に押し付け、子を孕む大切な子宮の入り口にぴったりと合わせるようにして、熱い精を放った。
「犬妖精族の僕の子種が、高貴な姫さまの大切なところに射精るっ――全部、受け止めて」
熱い白濁がどくどくと脈を打って注がれる感触に、姫は戦慄いた。
「ぁぁ、すごい。射精てるっ。熱い、おく、があつい、の」
神々の末裔とも言われる崇高な妖精の王族の薔薇色の蜜壁が、この卑しい獣、犬妖精族の雄の白濁に染められていく……そう思うと、フランシスは最愛の姫を手に入れた喜びに、咽び泣いた。
姫の蜜道はなおもうねり切なく収縮を繰り返して、下等な犬、召使いの男根を締め付け、子種をねだるように締めつけた。
「姫さまも、嬉しいんですね? 襞が絡みつくようです。犬妖精族の射精は、長くて量も多いんですよ」
ぎゅ、ぎゅと押し付けられ、浴びるように注がれる熱い精。気づけば、再び横向きになって隣り合わせに寝転び、フランシスの腕の中にしっかりと抱き込まれていた。そして、ちゅ、ちゅと口づけられ、頭を撫でられる。
「姫さまの膣内、僕のモノに吸い付いて離れたくないようです、それに、上手に子種を胎内に吸い込んでいますね」
下腹部を撫でられると、ユーリアはそこが微かに膨らんで来たような気がした。
「まだ射精ている……。本当に、赤ちゃん、出来ないの?」
「はい。大丈夫、大丈夫です(……多分)」」
フランシスは愛する姫を抱き、幸せそうに笑った。
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