女しかいない異世界に転移した僕は、異種族美女たちに求められて孕ませ中出ししまくります

銀鏡。

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第一部 ようこそ、ハーレムな異世界へ

第11章 魔法と技の闘技

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 僕は、周囲の熱気に少し圧倒されながら、闘技場の中央を見つめる。

 金髪のセイマー――どうやら司会進行役らしい――が、高らかに声を響かせる。

「それでは、第一試合! まずは、こちらの選手から!」

 彼女が手を掲げると、闘技場の片側の門が開かれ、1人のセイマーが姿を現した。

 白銀の髪をなびかせたスレンダーな女性。彼女は腰に二本の剣を携え、自信に満ちた笑みを浮かべながら歩みを進める。

セリナたちと同じく、スタイルは抜群だ。

「氷刃のカレン! 今大会もその剣技で観客を魅了してくれるでしょう!」

 歓声が上がる。カレンと呼ばれた彼女は軽く片手を挙げ、観客に応えた。

 そして、もう一方の門が開く。

「対するはーー炎獄のレイナ!」

 今度は赤髪をなびかせた筋肉質な女性が現れる。
正直、こういう女も嫌いじゃない。

こちらは片手に巨大な戦斧を持ち、力強い足取りで闘技場へと進んだ。

「氷と炎の対決か……」

 僕が思わず呟くと、セリナが微笑む。

「そうよ。属性の相性もあるけれど、どちらも実力者。簡単には決まらないわ」

 僕は期待に胸を高鳴らせながら、闘技場を見つめた。

「それでは、試合開始――!」

 司会の声が響いた瞬間、カレンが動いた。

 疾風のごとき速さで間合いを詰め、双剣を交差させながらレイナに斬りかかる。

 しかし――

「甘い!」

 レイナはその一撃を戦斧で受け止めると、力任せに弾き返した。カレンの体が宙を舞う。

 だが、カレンは空中で体勢を整え、氷の魔法を発動させた。

「氷槍!」

 瞬時に十数本の氷の槍が生まれ、レイナ目掛けて放たれる。

「燃え尽きろ!」

 レイナも負けじと炎の魔法を放ち、氷槍とぶつかり合う。炎と氷が交錯し、蒸気が立ち込めた。

 観客の歓声がさらに大きくなる。

「すごいな……こんなのが生で見られるなんて」

僕は、ただただ圧倒されるばかりだった。

 
「さあ、どちらが先に決定的な一撃を叩き込むか!」

 司会の金髪セイマーが声を張り上げる。観客の興奮は最高潮に達していた。
蒸気の中から、カレンが再び姿を現す。白銀の髪が濡れ、氷の刃に光が反射する。

「まだまだよ!」

 カレンは素早く地を蹴り、低い体勢でレイナへと迫る。双剣を構え、まるで獲物を狙う獣のような鋭い視線を送る。

「いいぞ……」
レイナも負けじと戦斧を構え直した。彼女の周囲に炎が舞い、空気を震わせる。

 そして――

 カレンが右の剣を突き出し、レイナの視線を引く。しかし、それはフェイントだった。

瞬間、左の剣が逆方向から振り抜かれる。
レイナはすんでのところで気づき、戦斧を横に構えて受け止めたが、カレンの狙いはそれだけではなかった。

「凍てつけ!」

 剣と戦斧がぶつかり合った瞬間、カレンの魔法が発動する。冷気が一気に広がり、レイナの斧に薄氷が張った。

「チッ……!」

レイナはすぐさま炎を放とうとするが――

「遅い!」

 カレンが一気に間合いを詰め、蹴りを叩き込んだ。レイナの体が揺らぎ、その隙を突いて双剣が十字に閃く。
レイナの肩口から火花が散った。

「おおっと! ついにカレンの一撃が入った!」

歓声が湧き上がる。
僕は息をのんだ。

「決まるか……?」

 だが――

「甘いね!」

 レイナが笑った。

カレンの剣は確かに当たっていた。しかし、その傷は浅い。
レイナの体が炎をまとい、瞬時に氷を焼き払う。

「こっちの番だ!」

 次の瞬間、レイナの戦斧が唸りを上げた。
その一撃は、カレンの防御を打ち砕くほどの威力を秘めていた――。



かくして、レイナの勝利で試合は終わった。

「今回はレイナの勝ちか。相変わらず強いね、彼女」

セリナの言い方からすると、彼女はこれまでにも勝った経験があるのだろうか。

「まあ、正直予想通りね。…ね、あなたはどうだった?」

 エリアスに感想を尋ねられた。

「そうだね…なかなか面白かったよ。技とか魔法を使った戦いなんて、こうして生で見るの始めてだし」

「それは良かったわ」

ちなみに、この大会は勝っても報酬は特にないらしい。
あくまでも単純な強さを競うことが目的の、儀礼的な大会だからだそうだ。

「ただ、勝てば当然有名にはなれる。そして…」

 エリアスは、意味深な目で僕を見てきた。

「自分の勇姿を見ていた者の中に、異世界から来た者、それも男なんてのがいれば…さあ、どうなるかしら」

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