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第四部 吸血鬼の異種族
第79章 目覚め昂るリシェル ☆
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静寂が戻った一室の中、僕はリシェルの翼に包まれたまま、彼女の温もりを感じていた。
心地よい余韻の中、そっと彼女の髪を撫でていると——
「……ねぇ、海斗……まだ、終わりじゃないよね?」
低く甘く囁く声に、僕の心臓が跳ねた。
リシェルの瞳が、蕩けきったまま僕を見つめている。
「身体、熱いままで……あなたの形、まだ……残ってるの……」
彼女の指が自分の下腹部に触れ、蕩けるような微笑を浮かべながら僕の手を導く。
翼が揺れ、肌に張り付くようにぴたりと重なる。
僕の腰に脚を絡めながら、リシェルが耳元に吐息を吹きかけた。
「もっと奥まで、海斗でいっぱいにして……お願い。壊れるくらい、感じさせて……」
僕のものが再び熱を持ち始めると、リシェルの唇が笑みに染まった。
「……嬉しい。やっぱり……あなたも欲しいんだね……?」
「ああ……もう一回、君としたい……!」
再び彼女と一つになった僕は、ただ無我夢中でその甘美な渦に沈んでいった。
身体を重ねる瞬間、彼女は翼を思い切り広げ、頭を反らせて快感に身を委ねた。
その翼の根元に僕が手を添えると、彼女は絶頂のような叫びをあげる。
「やっ……だめぇっ、そこ……イッちゃう、のに……っ!」
僕を迎え入れるたび、リシェルの全身が跳ね、羽ばたくように翼が震える。
彼女は、完全に”目覚めた”ようだ。
「あんっ……そ、その撫で方……ひゃんっ!も、もっとして!腰も……もっと振ってえ!」
淫らな音を立て、体を仰け反らせながら、リシェルは快楽に溺れる。
胸の先端は硬く尖り、まんこの奥は吸盤のように吸いつき、彼女が女になっていることを証明する。
「ああん……そこ、そこおっ!あふっ……き、気持ち良い……っ!」
まんこの奥深く、子宮の入り口を激しく突く。
すると、リシェルは激しく感じる。
もはや、さっきまで眠っていたとは思えない……これまでに抱いた姫たちに負けないくらい、いい反応だ。
「ううっ……リシェル、そろそろ……!」
ちんこを出し入れするたび、熱いものがこみ上げてくる。
そして、それはもう溢れそうになっていた。
「き……来て!もう……逃がさない!また、あなたの全部……リシェルの、奥に……刻みつけてぇ……!」
もはや言われるまでもない。
一際激しく、予備動作のように腰を叩きつけ、奥深くに射精した。
その瞬間、リシェルは断末魔の如き声を上げて絶頂した。
全身を震わせ、体を仰け反らせ……
完全に目覚めた彼女は、僕の種を受け入れてくれた。
それから何度もリシェルと重なり、何度もリシェルに種付けした。
限界を越えた快楽の果てに、僕とリシェルは再び深く結びついた。
そして。
「あぁ……リシェル、幸せぇ……♪」
リシェルは僕の腕の中で、かすかに震えながら呼吸を整える。
その瞳は潤み、どこか確信に満ちていた。
「……もう、わかる。リシェルの中に、海斗の命がある……間違いなく」
低く、熱を帯びた声でそう呟く。
彼女の指は、そっと自分のお腹に触れた。
その手には微かに震えがあり、それでも確かな意志が宿っている。
「セレスティア姉さまが、嬉しそうに言ってた……妊娠したって。でも、リシェルももう同じ。あなたの子を、宿した」
僕は黙って、彼女の言葉を受け止める。
リシェルは僕の胸に触れる。その触れ方は、優しさと熱を併せ持っていた。
「海斗のこと、ちゃんと身体が覚えてる。リシェルの翼も、牙も、全部が……海斗を欲しがってる」
背中から伸びる翼が大きく広がり、僕を包み込むように覆う。
リシェルはそのまま顔を寄せ、じっと僕の瞳を見つめた。
「……もっと触れて。もっと確かめて。リシェルが、海斗のものだってことを」
リシェルの翼はゆったりと開かれ、羽先がわずかに震えている。彼女の体温が、肌越しに伝わってきた。
「……リシェルの中、すごく熱い。もう……あなたで、満たされちゃった♪」
囁く声は少しかすれていたけれど、芯のある強さがあった。
彼女の指先が、自身の下腹部を優しくなぞる。まるで、命の芽生えを感じ取ろうとするように。
「ここに、あなたの命がいる。リシェルはもう、あなたを宿した」
嬉しそうでも、泣きそうでもない。
ただ、静かな確信がその瞳に宿っていた。
僕は何も言えなかった。言葉よりも、彼女の鼓動がすべてを語っているようで。
彼女はゆっくり顔を上げると、僕の目を見つめてきた。
そして、ひと言。
「ありがとう。……リシェルは、ちゃんとあなたのものになれた」
そのまま身を寄せ、彼女の唇がそっと僕の唇に触れた。
優しく、けれどどこか切なさを滲ませたキスだった。
長いキスのあと、彼女は僕の額に自分の額をそっと当て、息を吐く。
「リシェルはもう、あなたのもの……仕方ないよね。あなたっていう男に、こんなに愛されて……幸せにされちゃったんだから♪」
心地よい余韻の中、そっと彼女の髪を撫でていると——
「……ねぇ、海斗……まだ、終わりじゃないよね?」
低く甘く囁く声に、僕の心臓が跳ねた。
リシェルの瞳が、蕩けきったまま僕を見つめている。
「身体、熱いままで……あなたの形、まだ……残ってるの……」
彼女の指が自分の下腹部に触れ、蕩けるような微笑を浮かべながら僕の手を導く。
翼が揺れ、肌に張り付くようにぴたりと重なる。
僕の腰に脚を絡めながら、リシェルが耳元に吐息を吹きかけた。
「もっと奥まで、海斗でいっぱいにして……お願い。壊れるくらい、感じさせて……」
僕のものが再び熱を持ち始めると、リシェルの唇が笑みに染まった。
「……嬉しい。やっぱり……あなたも欲しいんだね……?」
「ああ……もう一回、君としたい……!」
再び彼女と一つになった僕は、ただ無我夢中でその甘美な渦に沈んでいった。
身体を重ねる瞬間、彼女は翼を思い切り広げ、頭を反らせて快感に身を委ねた。
その翼の根元に僕が手を添えると、彼女は絶頂のような叫びをあげる。
「やっ……だめぇっ、そこ……イッちゃう、のに……っ!」
僕を迎え入れるたび、リシェルの全身が跳ね、羽ばたくように翼が震える。
彼女は、完全に”目覚めた”ようだ。
「あんっ……そ、その撫で方……ひゃんっ!も、もっとして!腰も……もっと振ってえ!」
淫らな音を立て、体を仰け反らせながら、リシェルは快楽に溺れる。
胸の先端は硬く尖り、まんこの奥は吸盤のように吸いつき、彼女が女になっていることを証明する。
「ああん……そこ、そこおっ!あふっ……き、気持ち良い……っ!」
まんこの奥深く、子宮の入り口を激しく突く。
すると、リシェルは激しく感じる。
もはや、さっきまで眠っていたとは思えない……これまでに抱いた姫たちに負けないくらい、いい反応だ。
「ううっ……リシェル、そろそろ……!」
ちんこを出し入れするたび、熱いものがこみ上げてくる。
そして、それはもう溢れそうになっていた。
「き……来て!もう……逃がさない!また、あなたの全部……リシェルの、奥に……刻みつけてぇ……!」
もはや言われるまでもない。
一際激しく、予備動作のように腰を叩きつけ、奥深くに射精した。
その瞬間、リシェルは断末魔の如き声を上げて絶頂した。
全身を震わせ、体を仰け反らせ……
完全に目覚めた彼女は、僕の種を受け入れてくれた。
それから何度もリシェルと重なり、何度もリシェルに種付けした。
限界を越えた快楽の果てに、僕とリシェルは再び深く結びついた。
そして。
「あぁ……リシェル、幸せぇ……♪」
リシェルは僕の腕の中で、かすかに震えながら呼吸を整える。
その瞳は潤み、どこか確信に満ちていた。
「……もう、わかる。リシェルの中に、海斗の命がある……間違いなく」
低く、熱を帯びた声でそう呟く。
彼女の指は、そっと自分のお腹に触れた。
その手には微かに震えがあり、それでも確かな意志が宿っている。
「セレスティア姉さまが、嬉しそうに言ってた……妊娠したって。でも、リシェルももう同じ。あなたの子を、宿した」
僕は黙って、彼女の言葉を受け止める。
リシェルは僕の胸に触れる。その触れ方は、優しさと熱を併せ持っていた。
「海斗のこと、ちゃんと身体が覚えてる。リシェルの翼も、牙も、全部が……海斗を欲しがってる」
背中から伸びる翼が大きく広がり、僕を包み込むように覆う。
リシェルはそのまま顔を寄せ、じっと僕の瞳を見つめた。
「……もっと触れて。もっと確かめて。リシェルが、海斗のものだってことを」
リシェルの翼はゆったりと開かれ、羽先がわずかに震えている。彼女の体温が、肌越しに伝わってきた。
「……リシェルの中、すごく熱い。もう……あなたで、満たされちゃった♪」
囁く声は少しかすれていたけれど、芯のある強さがあった。
彼女の指先が、自身の下腹部を優しくなぞる。まるで、命の芽生えを感じ取ろうとするように。
「ここに、あなたの命がいる。リシェルはもう、あなたを宿した」
嬉しそうでも、泣きそうでもない。
ただ、静かな確信がその瞳に宿っていた。
僕は何も言えなかった。言葉よりも、彼女の鼓動がすべてを語っているようで。
彼女はゆっくり顔を上げると、僕の目を見つめてきた。
そして、ひと言。
「ありがとう。……リシェルは、ちゃんとあなたのものになれた」
そのまま身を寄せ、彼女の唇がそっと僕の唇に触れた。
優しく、けれどどこか切なさを滲ませたキスだった。
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