異世界にて、少女は化物に夢を見る

ユキ

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朝起きたらおじいさんに世話されてました。

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起きるとそこには少し見知った顔があった。
キチッとシワのない黒い服に少しヒゲの生えた老人がそこには少し笑みを浮かべ立っていた。
いつのまにかテントは少し整えられていて、布団まで私は被っていた。

「おはようございます。クロ様は影にて先に朝食を済ましておいでです。馬は既に餌を与えましたのでいつでも出来ますが、お先にお食事をお持ちしますか?イルーナ様」

「おはよう、セバスが来るとは思わなかった」

老人、セバスはニコとして一礼をし紅茶を出してくれる。
匂いでわかる、良いやつだ。
私は一口飲むとチラッとセバスの方を向いた、するとセバスは頷き傍に角砂糖の入った瓶を置いた。

本当に気の利く従者だ。

「それでは、一つお聞きしたい事がございます。」

「どうしたの」

「あちらの人間はどなた様でございますか?」

そこには正しい姿勢でいまだに寝ているカインがいた。
彼は昨日のまま起きていないようだ。

「私の....友達?」

「左様でございますか。それではこちらの方もおもてなし差し上げなければなりませんね」

セバスはその場で頭を一度下げ、下がった。
多分カインの朝ごはんなど作りに行ったのだろう。
私は着替えてまた馬車に乗る準備をしなければ...あ。

セバスにこの馬車私のじゃないって言わないと。
まぁ、後でいいかな。






カインも起きて荷台にて私とカインの2人でお茶会をしている、カインの話によるともう直ぐに着くらしい。

「そろそろ説明が欲しいんだけど」

カインが突然口を開いたかと思ったら、何のことだろう。
私は分からなかったので首をかしげるとカインはプルプルして説明してくれた。

「分からない!?まず!!あれ誰!!今馬の世話してくれてる人!!それと朝起きたら朝食まで用意してくれてたし!確実に昨日までいなかったよね??それと馬車も悪買ったとこ治ってるし!」

あー、説明するの忘れてたかな。
これは悪い事をした。

「あれはセバス、私の?従者で大体何でもできる、すごい人。馬車は朝セバスが直してた、今日の朝来た」

説明したのにカインはジトーとした目をこちらに向けてくる。何なのだろうから少し不愉快だ。

「説明したのに何故そんな目で見るの?」

「いや、悪い、少し昨日から色々あり過ぎておかしくなってたかもしれない。」

カインはそう言いセバスのもとに行った。
何なのだろうか?
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