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episode.48
次の日、アンナが休みだったので、授業が終わってからシュバルツ邸に向かった。
レイは面倒なのか馬車で待ってると言い出したので私だけお見舞いに行く事にした。
案内されてアンナの部屋に行くと元気そうにベッドから起き上がってきた。
「リオン来てくれたのね!ありがとう」
アンナはとても嬉しそうだった。
「もうなんともないのに両親が心配して念のため今日はお休みしたのよ」
「そうだったのね。今日はアンナがいなくて寂しかったの。明日からまた一緒に授業受けようね」
今日は一人だったのでつまらなかったのだ。
コンコン
ドアをノックし一人の少年が入ってきた。
ボブっぽい髪型でプラチナブランドの髪色をしている。
天使のような美少年だ。
アンナのお見舞いですっかり忘れていたがアンナの家には攻略対象者がいるのだ。
「姉さんのご友人がみえてると聞いたので、挨拶にきました。ユリウス・シュバルツです」
ユリウス・シュバルツ、Secondシリーズの攻略対象者でアンナの義弟だ。
年は二つ下でグッドエンドでも監禁ルートになるというヤンデレっぷりである。
(こう見るとヤンデレになりそうにないのに、わからないものね)
私は部屋に入ってきたユリウスをじっとを見つめる。
「ちょっとリオン。そんなにユリウスを見つめてどうしたの?」
少し見すぎてしまったようだ。
「えと、すごく綺麗な子だなと思って。アンナの家系は美形ぞろいなのね」
さすがに乙女ゲームのことを考えてるなんて言えないので容姿を褒めた。
本当に思っていたことなので嘘ではない。
「そうかしら?特にそんなこと思ったこともないけど」
アンナの家系は美形ぞろいであったが、それが日常なのでアンナ自身何も思わないのだ。
(アンナが王子やレイ達を何も思わないのは、美形に慣れてるせいなのかも。だからSecondシリーズの攻略対象者達みたいな癖の強い性格に惹かれるのね)
「そういえばリオン様、馬車でどなたか待っているようですがお時間は大丈夫ですか?」
(そうだ、レイが待ってるから長居はできないんだった)
「実は婚約者が待っているの。アンナも元気そうだし今日はもう帰るね」
「では下までお送りします」
私はアンナに手を振って部屋を後にした。
ユリウスに案内されて玄関までの道のりあるく。
シュバルツ邸はかなり広く、私の家の2倍以上ありそうだ。
「リオン様は姉さんと仲がいいのですか?」
「そうね、まだ知り合ったばかりだけどとても話やすいし、性格も合う気がするわ」
ユリウスは伏せ目がちになりながら、少し照れた表情をした。
「そしたらまた家に遊びに来てくれますか?僕もリオン様と仲良くなりたいです。あ…えと、姉さんが親しくしている方の事が知りたいので…」
(もしかしてアンナとユリウスはフラグが立っているのかも)
じゃあ今度三人でお茶でもしましょうと提案したらすごく喜んでくれた。
レイは面倒なのか馬車で待ってると言い出したので私だけお見舞いに行く事にした。
案内されてアンナの部屋に行くと元気そうにベッドから起き上がってきた。
「リオン来てくれたのね!ありがとう」
アンナはとても嬉しそうだった。
「もうなんともないのに両親が心配して念のため今日はお休みしたのよ」
「そうだったのね。今日はアンナがいなくて寂しかったの。明日からまた一緒に授業受けようね」
今日は一人だったのでつまらなかったのだ。
コンコン
ドアをノックし一人の少年が入ってきた。
ボブっぽい髪型でプラチナブランドの髪色をしている。
天使のような美少年だ。
アンナのお見舞いですっかり忘れていたがアンナの家には攻略対象者がいるのだ。
「姉さんのご友人がみえてると聞いたので、挨拶にきました。ユリウス・シュバルツです」
ユリウス・シュバルツ、Secondシリーズの攻略対象者でアンナの義弟だ。
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(こう見るとヤンデレになりそうにないのに、わからないものね)
私は部屋に入ってきたユリウスをじっとを見つめる。
「ちょっとリオン。そんなにユリウスを見つめてどうしたの?」
少し見すぎてしまったようだ。
「えと、すごく綺麗な子だなと思って。アンナの家系は美形ぞろいなのね」
さすがに乙女ゲームのことを考えてるなんて言えないので容姿を褒めた。
本当に思っていたことなので嘘ではない。
「そうかしら?特にそんなこと思ったこともないけど」
アンナの家系は美形ぞろいであったが、それが日常なのでアンナ自身何も思わないのだ。
(アンナが王子やレイ達を何も思わないのは、美形に慣れてるせいなのかも。だからSecondシリーズの攻略対象者達みたいな癖の強い性格に惹かれるのね)
「そういえばリオン様、馬車でどなたか待っているようですがお時間は大丈夫ですか?」
(そうだ、レイが待ってるから長居はできないんだった)
「実は婚約者が待っているの。アンナも元気そうだし今日はもう帰るね」
「では下までお送りします」
私はアンナに手を振って部屋を後にした。
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「リオン様は姉さんと仲がいいのですか?」
「そうね、まだ知り合ったばかりだけどとても話やすいし、性格も合う気がするわ」
ユリウスは伏せ目がちになりながら、少し照れた表情をした。
「そしたらまた家に遊びに来てくれますか?僕もリオン様と仲良くなりたいです。あ…えと、姉さんが親しくしている方の事が知りたいので…」
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じゃあ今度三人でお茶でもしましょうと提案したらすごく喜んでくれた。
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