strongest flower~最強の華

陵斗

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女の子は…

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~数分後~

全「総長、お帰りなさいっす。」

翔「ただいま。」

霧「翔さんこっち来てください。」

翔「まあまあ、そういわずにね。」

颯「ねぇ。君って何が好き?」

と颯がニコニコと女の子を口説いている。

翔「颯?何やってるんだ?口説くなって言ったよなぁ?」

颯「ひっ・・・翔っ!待って殴らないで。」

翔「分かった。」

颯「よかった・・・グハッ・・・」

翔「蹴るな。とは言われてないから。で?君の名前は?」

私は女の子に聞く。

萌「鈴原 萌(すずはら もえ)です。」

翔「君家何処?送ってく。」

萌「家・・・ないです。」

どっかの姫とかだった?

それでも家がないとかありえない。

翔「は?まじか。じゃあここに泊めるしかないかな?」

煉「翔。さすがにそれは・・・男ばっかだし。」

翔「そうだよな。俺の家泊めるか?セキュリティーばっちりだし。」

煉「それか仮眠室。」

翔「ここじゃ危ねぇんだろ?颯がいるし。」

煉「あぁー確かに。じゃあ翔の家でお願いできるか?」

翔「了解。じゃあ萌ちゃん?だっけ俺の家な。着替えとか用意させるから。」

萌「よろしくお願いします。」

翔「じゃあ俺もう帰るかな。」

仕事あるし。

と口パクで伝える。

翔「ついてきて。」

萌「はい。」

翔「楓に俺と萌ちゃん帰ったって伝えといて。」

真「わかった!」

翔「じゃ。」



~外~

翔「はい。かぶって。乗れる?」

萌「ありがとうございます・・・乗れません・・・」

私は萌を抱き上げて乗せる。

萌「ありがとうございます。」

ずっと敬語か・・・

相手年上っぽいのになんかやだな。

翔「敬語禁止な。萌ちゃんの方が年上でしょ?」

萌「えっ?私は16ですよ?」

翔「俺は13。だから敬語禁止。」

萌「うん。」

やっぱりおかしい。

他の奴だったら免許は?

とか言ってくるのに。

やっぱりどっかの姫だったのかな?

翔「もう着くから。」

もちろん私の使っていないマンションの方に。

怪しい奴を家に連れて行くわけにはいかないからな。

男物の服しか入ってないから買いに行かないと。

翔「ついた。降りれるか?」

萌「たぶん?」

危ないなぁ。

翔「はい。」

私はまた抱き上げて萌をおろした。

萌「ありがとう。」

翔「どういたしまして。」
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