上 下
6 / 17
始動編

当番ルール

しおりを挟む
 暫定ルール

 リス系の変異種とリス猿系変異種が1班
 小鳥系変異種3羽が2班
 3班はフォロー班
 とする。

 1班と2班はローテーションで日々の世話をする。
 3班は2グループに分かれる。
 主に体調が悪い時の世話のメイン担当の『救急隊』
 遊び相手や世話の手が足りてないところなどを受け持つ『遊撃隊』
 どちらも要請があれば、
 研究本業を中断&休止しても困らない者でローテーションを組む。

 ①
 園外への持ち出し禁止。

 →改訂
 当番と園長以外の者に、世話の内容に関する情報を話してはいけない。
 破った者は当番から外す。

 ②
 通常の世話は3日毎の交代とする。
 世話のルーティンが確立するまでは、3日目は次の担当者と共同で行いつつ、引継ぎをすること。

 ③
 異変時は24時間体制にし、救急隊は3交代制で素早くシフトを組むこと。
 担当中の休憩は通常の世話係が代わりに入ること。

 ④
 しつけや世話などに必要な時や、マッサージやブラッシング以外では原則もふもふを禁止する。
 庭で運動中や日向ぼっこ中は生き物本人_が嫌がられない限りは決められた時間のみ許可する。
 破った者は次回の当番を禁止する。
 または1週間は接近禁止とする。

 ⑤
 勝手に名付けをしないこと。
 愛称付けも禁止する。
 将来的に調教や従魔などのスキルでの意思疎通に悪影響を及ぼすため。

 →改訂
 名付けは公募(園内)し、候補を絞り込んだ後に決定させ、決まった名前以外での呼び名は禁止する。

 ⑥
 当面の間は各自が観察記録をする。

 →改訂
 後日正式な観察記録の様式が決まる。

 ⑦
 優劣を付け、世話の種類や内容を差別を禁止する。

 ⑧
 本業になるべく影響が出ないようにする。

 ⑨
 従魔術や調教術を4名以上習得すること。
 出来れば目指せ『幻獣使い』


 ⑨に関しては後日本部に、有用な研究に活用するには、職員に2名は必要だと切実に訴え、業務中に取得&一部費用負担を認めさせた。
 だが、別に職員でなくても、専属の調教師などを雇えば問題はない。
 全くの前例がない上に、他分野だったので、本部がその事実を気付かなかった。
 おかげで一部の職員達が暴走し、植物園の本来の形が変わってしまうことになった。

しおりを挟む

処理中です...