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第5章
リーベルタース
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学園都市リーベルタースでは今までアデッソ王国の冒険者ギルドか、出入りの商人達に依頼して必要な素材を手に入れていた。
もちろん教職員の中にも幻獣使いはいたが、迷いの森は危険過ぎて直接採取が出来なかったから。
危険手当や輸送費などが素材の価格を大きくあげており、年々高騰するため研究職の教授レベルにしか使用出来なかった。
そのダンジョン産や他の森で採取した質が悪い物か、小さくて数を集めないといけないなどで研究が進まず悩みの種だった。
それがギルド連合会議で聞かされた事で、それが少し解消出来る可能性が示されたため、自分達の質疑応答が終わった直後から、理事会と教授会に臨時招集をかけた。
学園内に居ない教授や遠い地の理事が居たからだ。
会議終了後に即座に連合会議に出席した学園長と事務局長は、筆頭理事の屋敷に向かった。
学園の敷地に隣接しているため馬車で30分ほどで着く。
先触れのおかげで直ぐに面会が叶った。
「突然の訪問に対応いただきありがとうございます」
「大至急案件なら挨拶はそれ以上は良い。
して2人揃っての話しとはなんだ」
「以前から懸念のあった迷いの森の素材の件です。先程まで緊急ギルド連合会議に参加しておりまして、そこで幻獣士ギルドが新たに発足する旨が発表され、内容が公開されました」
「それがどうかしたのか」
「幻獣士が誕生し、幻獣士と幻獣を含むパーティならば、迷いの森に危険がなく行き来出来ると。しかも新たなルールさえ守れば、今までより多い素材が持ち帰ることが出来るそうです」
「それは誠か?」
「水晶越しですが、全てのギルド連合登録国の前で発表され、精霊王様と幻獣王様もお一人ずつ参加され、直接のお言葉を賜ったのです」
事務局長も隣で大きく頷く。
「それはどういうルールなのだ!」
幻獣が案内した場所での採取は制限なし。
但し幻獣士以外は従来の量で日当相当分のみ。
学園が幻獣士ギルドに依頼、もしくは学園の幻獣士が採取した素材は学園のためや運営に関するため以外に使用を禁止する。
幻獣に害のある研究や戦争を目的とした研究に使用も禁止。
禁止事項に違反した者は関係者全て処罰する。
処罰対象かは最終的には幻獣達が決めること。
「なるほどな、悪用や乱獲を防ぐためのルールという事か。
日当相当分や処罰対象はどうやって決めるのかは聞いたのか?」
「全土にいるあらゆる幻獣から集めた情報を基に幻獣側で判断するそうです。
迷いの森の素材に幻獣達は興味があるそうで、自然に情報が集まると。
そういえば最初の頃は全員の幻獣士に幻獣側の監視が付くだろうとも言ってましたな」
「人族のルールではなく、幻獣のルールか、ちと厄介だなぁ。
人族至上主義や目に見えぬ者を否定する者、
目先の欲や地位にしか目のない者達がいる」
「しかし危険度が減れば価格交渉面では有利な材料です。
それに非常勤講師や幻獣や迷いの森の研究する科の者で、現在幻獣使いの者が幻獣士になれば、今まで依頼の選り好みで手に入れる事が難しい素材も入手出来る可能性があります」
「そうだな。先ずは幻獣使いの者から希望者を募ることを優先するしかないか」
「事後報告ですみませんが、理事会と教授会に招集をかけました。
遠方にいる方は早くしないと間に合わないので」
「今回は仕方ない、だが私もその会議に出るべきだったな」
その後は臨時会議の事や議題についての打ち合わせを済ませ、理事会と教授会の返答により1週間後に会議を開き、案の上一部揉めたが、連合会議中に精霊王を怒らせた王城や宮殿が一瞬で移動した精霊王や幻獣王に破壊された事とそれが事実だと確認された事によって沈静化した。
幻獣使いの本契約への打診と、迷いの森への素材の窓口の変更は満場一致で可決、他は専門委員会を作り、学園内のルール作りなど話し合いがなされた。
幻獣士科については幻獣士が居ないと話しが進まないとの理由で素案作成のみ進められる事になった。
もちろん教職員の中にも幻獣使いはいたが、迷いの森は危険過ぎて直接採取が出来なかったから。
危険手当や輸送費などが素材の価格を大きくあげており、年々高騰するため研究職の教授レベルにしか使用出来なかった。
そのダンジョン産や他の森で採取した質が悪い物か、小さくて数を集めないといけないなどで研究が進まず悩みの種だった。
それがギルド連合会議で聞かされた事で、それが少し解消出来る可能性が示されたため、自分達の質疑応答が終わった直後から、理事会と教授会に臨時招集をかけた。
学園内に居ない教授や遠い地の理事が居たからだ。
会議終了後に即座に連合会議に出席した学園長と事務局長は、筆頭理事の屋敷に向かった。
学園の敷地に隣接しているため馬車で30分ほどで着く。
先触れのおかげで直ぐに面会が叶った。
「突然の訪問に対応いただきありがとうございます」
「大至急案件なら挨拶はそれ以上は良い。
して2人揃っての話しとはなんだ」
「以前から懸念のあった迷いの森の素材の件です。先程まで緊急ギルド連合会議に参加しておりまして、そこで幻獣士ギルドが新たに発足する旨が発表され、内容が公開されました」
「それがどうかしたのか」
「幻獣士が誕生し、幻獣士と幻獣を含むパーティならば、迷いの森に危険がなく行き来出来ると。しかも新たなルールさえ守れば、今までより多い素材が持ち帰ることが出来るそうです」
「それは誠か?」
「水晶越しですが、全てのギルド連合登録国の前で発表され、精霊王様と幻獣王様もお一人ずつ参加され、直接のお言葉を賜ったのです」
事務局長も隣で大きく頷く。
「それはどういうルールなのだ!」
幻獣が案内した場所での採取は制限なし。
但し幻獣士以外は従来の量で日当相当分のみ。
学園が幻獣士ギルドに依頼、もしくは学園の幻獣士が採取した素材は学園のためや運営に関するため以外に使用を禁止する。
幻獣に害のある研究や戦争を目的とした研究に使用も禁止。
禁止事項に違反した者は関係者全て処罰する。
処罰対象かは最終的には幻獣達が決めること。
「なるほどな、悪用や乱獲を防ぐためのルールという事か。
日当相当分や処罰対象はどうやって決めるのかは聞いたのか?」
「全土にいるあらゆる幻獣から集めた情報を基に幻獣側で判断するそうです。
迷いの森の素材に幻獣達は興味があるそうで、自然に情報が集まると。
そういえば最初の頃は全員の幻獣士に幻獣側の監視が付くだろうとも言ってましたな」
「人族のルールではなく、幻獣のルールか、ちと厄介だなぁ。
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「しかし危険度が減れば価格交渉面では有利な材料です。
それに非常勤講師や幻獣や迷いの森の研究する科の者で、現在幻獣使いの者が幻獣士になれば、今まで依頼の選り好みで手に入れる事が難しい素材も入手出来る可能性があります」
「そうだな。先ずは幻獣使いの者から希望者を募ることを優先するしかないか」
「事後報告ですみませんが、理事会と教授会に招集をかけました。
遠方にいる方は早くしないと間に合わないので」
「今回は仕方ない、だが私もその会議に出るべきだったな」
その後は臨時会議の事や議題についての打ち合わせを済ませ、理事会と教授会の返答により1週間後に会議を開き、案の上一部揉めたが、連合会議中に精霊王を怒らせた王城や宮殿が一瞬で移動した精霊王や幻獣王に破壊された事とそれが事実だと確認された事によって沈静化した。
幻獣使いの本契約への打診と、迷いの森への素材の窓口の変更は満場一致で可決、他は専門委員会を作り、学園内のルール作りなど話し合いがなされた。
幻獣士科については幻獣士が居ないと話しが進まないとの理由で素案作成のみ進められる事になった。
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