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第7章
説伏
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レナードは状況が判ると慌てて跪く。
《オ主ニ聞キタイ事ガアル》
《分かる事でしたら何なりと》
《人間ハ弱イクセニ強欲デ、嘘吐キデ、約束ヲ守ラナイ生キ物デ信用ナラヌト言ウ認識ダッタガ間違イナノカ?》
《そういう人間もいます。弱くて強欲は合っているでしょうが、必ずしもそうではないと思います》
《ドッチナノダ》
《個々の身体能力は確かに弱いし、誘惑にも弱い。誘惑に弱いから、強欲にもなる。
ですが、人間は集団のトップ次第で最強にも、最凶にもなるからです》
《ドウイウコトダ?》
《分かりやすく言うと、弱くて強欲という王達の認識通りの例がカリュプスを破壊した国々の兵士や傭兵達です》
《ソウダナ》
《身分も地位も低い者は生きるために嘘をつくことがありますが、少数では強欲にはなれません。欲張り過ぎると死に直結するからです。
しかし身分も地位も高い者が強欲で、一定以上の人数が集まれば、追随する者が出て来て更に多くの集団となり、強者が法律となり私利私欲の無法地帯と化し凶行に及ぶのです》
《続ケロ》
《ですが、トップを信仰心の篤い者や正義感が強い者などが立てば、正しいルールの下に自浄するため強さは生まれても、欲望のままに凶行を行うことはありません。敢えて“強欲”になる事があるならば向上心によるものだけです》
《フム》
《人間が身体能力が劣るのに勝てるのは、凶魔化した魔獣などが欲望のままに死を恐れず勝負に挑むのと同様の異常状態か、
高い理念と目標があり、強い意志を持ち続ける者が集団のトップグループに複数居て死を賭けて難局を制するかのどちらかです》
《フム》
《前者はトップ変わったり、損得など些細な不和がきっかけで簡単に崩壊します。
後者は目標と意志の強い者が1人でも居れば縮小はしても崩壊しません。
後者の例が他の精霊王様や幻獣王様方に手伝っていただいた、約束守らず傍若無人に振る舞っていた地位や身分の高い者達を捕らえたギルド連合の者達です》
《ホウ》
《人間と他の種族との違いは多分、種族による一貫した主義主張がない事と、あらゆる力に左右されやすい事などがあります。一貫していないから異なる意見同士で争い、それが周囲を巻き込み戦争などへ変化する。潜在的な能力があっても身分や地位などと合っていなければ、いじめや排斥されます》
《ん?》
《魔法という大いなる力は、向上心ある者が、適切な指導を受けるからこそ本領を発揮出来るんですよね?》
《ソノ通リダ》
《人間は高い魔力と適性があっても環境が悪ければ実を結ばず、潜在能力は高いのに全く使えない場合があります。指導に適さない者に師事してしまうとか。本人の性格や溺愛や過保護で辛抱がきかず努力を怠り、自分より弱い者を痛め付けるために使用する者もいます。そういった地域や家族などの影響で人格も左右されます》
《ナニッ!》
《はるか昔には人間にも光や闇の適性がある者が居た様ですが、恐らく希少性と有用性の高さから国などの支配者階級の者達に目をつけられ、権力や暴力で言う事を聞かせようとしたり、人質を取られたり、魅了や薬物漬けで支配されて悪用されたせいで精霊王様方を怒らせたのだと》
《悪用ハ本人ノ意志デハナイト》
《その可能性は残念ながら高いと思います》
《ソウカ》
《人間には行き過ぎた血統主義者達がおり、統率力などトップとして必要な能力のない者が血筋が良いというだけで長になる事があり、それが国政や宗教のトップになれば逆らえば本人どころか、一族郎党まで被害が及ぶため従わざるを得ず。他にも宗教が光の治療を独占した記録は過去に幾度もあり、中には闇の能力者を使って洗脳や呪いなどをしたと思われる記述もあったそうです》
《我々ハ与エル者ノ性質等ハ吟味シタガ、ソノ後ハ結果シカ見テイナカッタ》
その後もレナードの話しは続いた。
《オ主ニ聞キタイ事ガアル》
《分かる事でしたら何なりと》
《人間ハ弱イクセニ強欲デ、嘘吐キデ、約束ヲ守ラナイ生キ物デ信用ナラヌト言ウ認識ダッタガ間違イナノカ?》
《そういう人間もいます。弱くて強欲は合っているでしょうが、必ずしもそうではないと思います》
《ドッチナノダ》
《個々の身体能力は確かに弱いし、誘惑にも弱い。誘惑に弱いから、強欲にもなる。
ですが、人間は集団のトップ次第で最強にも、最凶にもなるからです》
《ドウイウコトダ?》
《分かりやすく言うと、弱くて強欲という王達の認識通りの例がカリュプスを破壊した国々の兵士や傭兵達です》
《ソウダナ》
《身分も地位も低い者は生きるために嘘をつくことがありますが、少数では強欲にはなれません。欲張り過ぎると死に直結するからです。
しかし身分も地位も高い者が強欲で、一定以上の人数が集まれば、追随する者が出て来て更に多くの集団となり、強者が法律となり私利私欲の無法地帯と化し凶行に及ぶのです》
《続ケロ》
《ですが、トップを信仰心の篤い者や正義感が強い者などが立てば、正しいルールの下に自浄するため強さは生まれても、欲望のままに凶行を行うことはありません。敢えて“強欲”になる事があるならば向上心によるものだけです》
《フム》
《人間が身体能力が劣るのに勝てるのは、凶魔化した魔獣などが欲望のままに死を恐れず勝負に挑むのと同様の異常状態か、
高い理念と目標があり、強い意志を持ち続ける者が集団のトップグループに複数居て死を賭けて難局を制するかのどちらかです》
《フム》
《前者はトップ変わったり、損得など些細な不和がきっかけで簡単に崩壊します。
後者は目標と意志の強い者が1人でも居れば縮小はしても崩壊しません。
後者の例が他の精霊王様や幻獣王様方に手伝っていただいた、約束守らず傍若無人に振る舞っていた地位や身分の高い者達を捕らえたギルド連合の者達です》
《ホウ》
《人間と他の種族との違いは多分、種族による一貫した主義主張がない事と、あらゆる力に左右されやすい事などがあります。一貫していないから異なる意見同士で争い、それが周囲を巻き込み戦争などへ変化する。潜在的な能力があっても身分や地位などと合っていなければ、いじめや排斥されます》
《ん?》
《魔法という大いなる力は、向上心ある者が、適切な指導を受けるからこそ本領を発揮出来るんですよね?》
《ソノ通リダ》
《人間は高い魔力と適性があっても環境が悪ければ実を結ばず、潜在能力は高いのに全く使えない場合があります。指導に適さない者に師事してしまうとか。本人の性格や溺愛や過保護で辛抱がきかず努力を怠り、自分より弱い者を痛め付けるために使用する者もいます。そういった地域や家族などの影響で人格も左右されます》
《ナニッ!》
《はるか昔には人間にも光や闇の適性がある者が居た様ですが、恐らく希少性と有用性の高さから国などの支配者階級の者達に目をつけられ、権力や暴力で言う事を聞かせようとしたり、人質を取られたり、魅了や薬物漬けで支配されて悪用されたせいで精霊王様方を怒らせたのだと》
《悪用ハ本人ノ意志デハナイト》
《その可能性は残念ながら高いと思います》
《ソウカ》
《人間には行き過ぎた血統主義者達がおり、統率力などトップとして必要な能力のない者が血筋が良いというだけで長になる事があり、それが国政や宗教のトップになれば逆らえば本人どころか、一族郎党まで被害が及ぶため従わざるを得ず。他にも宗教が光の治療を独占した記録は過去に幾度もあり、中には闇の能力者を使って洗脳や呪いなどをしたと思われる記述もあったそうです》
《我々ハ与エル者ノ性質等ハ吟味シタガ、ソノ後ハ結果シカ見テイナカッタ》
その後もレナードの話しは続いた。
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