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二人目との接触
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Side ヴェティヴィア
ヴェティヴィアは宮殿の自室からぼーっと窓の外を眺めていた。
たまに風が吹き込んでクリーム色のツインテールが揺れる。
いつもはこの昼間の時間帯は新しい医療技術の研究をしているのだが、どうにもそういう気分になれない。
胸騒ぎというかなんというか…。
念の為自身の体の状態を調べても何も無い。むしろ不自然なほどの健康体だ。
まあ、たまには休めということだろう……。
と、突然。
「コンコン」
「入って構いません。」
「失礼します。」
扉を開けたのは宮殿の伝達係だった。
「ヴェティヴィア様にお会いしたいと言って聞かない者が宮殿前にいるようで…。」
「どんな人?」
「青髪で顔半分に刻印のある女でヴェティヴィア様と同い年くらいかと」
知らない人ね…。刺客か何かかしら。
「拘束して応接間へ連れて来て下さい。あと身元の確認を。」
「は」
軽く身支度をして応接間へ急ぐ。
応接間に着くと既に例の少女が拘束されて衛生兵に連れてこられていた。
「身元は?」
「名前は"フレイミィ=フェルナンデス"。出生地はエストレラ村。しかし、この村は何年か前に何らかの襲撃を受け壊滅していますが……。。」
「そう……、下がって。」
「は」
壊滅した村の生き残りか…。ますます分からない。
本人に聞くのが早そうだ。
手錠を付けられて立っている彼女に尋ねる。
「あなた、何故私を知っているの?」
そう、宮殿で隔離されて生活されている私を知る者はそういない。一般の国民、ましてや片田舎の娘が私の名前を知る筈がない。
しかしこの質問をすると彼女は酷く困惑したような顔をした。
「何故って…。ヴェティヴィア、私のこと…!……あんたも忘れているのね……」
そしてこの意味深な発言だ。こっちが困惑したい。
「初めて会ったあなたにあんた呼ばわりされる覚えはないわ。それに、忘れている?私が何を忘れていると? あなたは何をしに来たのかしら?」
「思い出してヴェティヴィア!あなたは本当は私を知っている。私達はネイルアを探さなきゃいけな……」
「一回黙って。続きは私の部屋で聞くわ。」
どうやら敵意はないようだし。それに重大な事なら他の者に聞かれたくない。彼女、声大きいし。
懐からピンを出して彼女の手錠を外す。
「今だから言えるけど、あなたほんとに手が器用ね」
「そう?ありがとう。」
相変わらず意味不明な言い方だが、不思議と彼女がこんなことを言うのは似合わないような気がした。
二人で私が来た道を戻る。
「あんた、こんな立派な所に住んでたのね」
キョロキョロと見回してフレイミィが歩きながら言った。
「またあんたって…。あなたが言うに私達は知り合いらしいけどどんな関係だったの?」
「え。えーっと…仲間と言うか…敵と言うか…」
「何それ。どっ……ち…よ…………。」
「……?どうかした?」
何故彼女は不思議そうな顔をしているの?目の前の床に血が…大量に……。
真っ白な床に真っ赤な血が映えて、鮮明に目に焼き付く。
「……?床に何かある?」
「何って…血だまりがそこに!」
行きは無かったから私が応接間に行っている間に何かあったのかもしれない。
「早く、衛生兵を……!」
「落ち着いてヴェティヴィア! 血だまりなんてどこにもない! 」
肩を揺さぶられて床をもう一度見るよう促される。
するとそこにはただの綺麗な廊下の床しかなかった。
「あ……れ……。」
「あなたの部屋はどこ?とりあえず早く行こう!」
今日の私は一体どうしたというのか。
ヴェティヴィアは宮殿の自室からぼーっと窓の外を眺めていた。
たまに風が吹き込んでクリーム色のツインテールが揺れる。
いつもはこの昼間の時間帯は新しい医療技術の研究をしているのだが、どうにもそういう気分になれない。
胸騒ぎというかなんというか…。
念の為自身の体の状態を調べても何も無い。むしろ不自然なほどの健康体だ。
まあ、たまには休めということだろう……。
と、突然。
「コンコン」
「入って構いません。」
「失礼します。」
扉を開けたのは宮殿の伝達係だった。
「ヴェティヴィア様にお会いしたいと言って聞かない者が宮殿前にいるようで…。」
「どんな人?」
「青髪で顔半分に刻印のある女でヴェティヴィア様と同い年くらいかと」
知らない人ね…。刺客か何かかしら。
「拘束して応接間へ連れて来て下さい。あと身元の確認を。」
「は」
軽く身支度をして応接間へ急ぐ。
応接間に着くと既に例の少女が拘束されて衛生兵に連れてこられていた。
「身元は?」
「名前は"フレイミィ=フェルナンデス"。出生地はエストレラ村。しかし、この村は何年か前に何らかの襲撃を受け壊滅していますが……。。」
「そう……、下がって。」
「は」
壊滅した村の生き残りか…。ますます分からない。
本人に聞くのが早そうだ。
手錠を付けられて立っている彼女に尋ねる。
「あなた、何故私を知っているの?」
そう、宮殿で隔離されて生活されている私を知る者はそういない。一般の国民、ましてや片田舎の娘が私の名前を知る筈がない。
しかしこの質問をすると彼女は酷く困惑したような顔をした。
「何故って…。ヴェティヴィア、私のこと…!……あんたも忘れているのね……」
そしてこの意味深な発言だ。こっちが困惑したい。
「初めて会ったあなたにあんた呼ばわりされる覚えはないわ。それに、忘れている?私が何を忘れていると? あなたは何をしに来たのかしら?」
「思い出してヴェティヴィア!あなたは本当は私を知っている。私達はネイルアを探さなきゃいけな……」
「一回黙って。続きは私の部屋で聞くわ。」
どうやら敵意はないようだし。それに重大な事なら他の者に聞かれたくない。彼女、声大きいし。
懐からピンを出して彼女の手錠を外す。
「今だから言えるけど、あなたほんとに手が器用ね」
「そう?ありがとう。」
相変わらず意味不明な言い方だが、不思議と彼女がこんなことを言うのは似合わないような気がした。
二人で私が来た道を戻る。
「あんた、こんな立派な所に住んでたのね」
キョロキョロと見回してフレイミィが歩きながら言った。
「またあんたって…。あなたが言うに私達は知り合いらしいけどどんな関係だったの?」
「え。えーっと…仲間と言うか…敵と言うか…」
「何それ。どっ……ち…よ…………。」
「……?どうかした?」
何故彼女は不思議そうな顔をしているの?目の前の床に血が…大量に……。
真っ白な床に真っ赤な血が映えて、鮮明に目に焼き付く。
「……?床に何かある?」
「何って…血だまりがそこに!」
行きは無かったから私が応接間に行っている間に何かあったのかもしれない。
「早く、衛生兵を……!」
「落ち着いてヴェティヴィア! 血だまりなんてどこにもない! 」
肩を揺さぶられて床をもう一度見るよう促される。
するとそこにはただの綺麗な廊下の床しかなかった。
「あ……れ……。」
「あなたの部屋はどこ?とりあえず早く行こう!」
今日の私は一体どうしたというのか。
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