「LGBT」というレッテルを貼られて。

千石杏香

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メンタルヘルスとジェンダー

5.なぜ、暴走するのか?

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LGBT界隈には妙な人間が多い。

もっと言えば、妙な男たちが(ゲイたちが)多い。

気に喰わない人間に粘着し、上から目線で罵り、当事者でさえも「アンチLGBT」と呼び、統一教会の信者だと言ってくる。挙句の果てに、男同士で結婚式を開いて「日本に生まれて幸せです」と言った者まで集団で攻撃する。まさに集団ヒステリーと言うべき様相を呈している。

以前にも述べた通り、初めて彼らと遭遇したのは「三重県議『アウティング』でっちあげ事件」のときだ。

このとき、最初から住所を公開していたのならアウティングではないのではないか――と指摘をした人々には、激しい誹謗中傷が寄せられていた。

両性愛者の作家・森奈津子氏もその一人だ。

攻撃の嵐の中、森氏はこうつぶやいた。

「三重のゲイカップル活動家の件、こっちがスルーしてても数分おきに延々と叩きリプしてくるような、病的な人が時々来る。そして、そんな人達に、たちの悪いゲイ活動家が『いいね』やリプをして近づいているのが、心配です。差別主義者が思い込みの激しい精神疾患の人達を食い物にしているのとそっくり。」

「スマイリーキクチさんやはるかぜちゃんを誹謗中傷してた人達、情報開示請求で身元がわかったら、うち何人かは精神疾患だったという。今、マスコミの報道を鵜呑みにし、三重県のゲイ活動家を『住所を晒された一般人ゲイ』と信じ、小林県議をネットリンチしている人達の中にも、そのような人はいると思う。」

率直な感想を言えば――このときは少し悲しい気分となった。

精神疾患でなくとも異常な人間はいくらでもいる。彼らの異常性を安易に精神疾患と結びつけてしまっているのではないか――と思ったのだ。

しかし、ゲイ活動家の行動に辟易し、人格上に何かの問題があるのではないかと考える人は多い。

『ジャックの談話室』にも、「ゲイリブは発達障害か」と題した記事が載っていた。

記事には、あるゲイの行動に迷惑している人の声が紹介されている。

そのゲイは就職活動をしていたという。面接では、(必要もないのに)自分がゲイであることをカミングアウトし、恋人がいることもしゃべった。しかし不採用になると、「ゲイであることを理由に不採用になった」と騒ぎ始める――何度も会社に出向いたり、しつこく電話をかけたりして抗議した。挙句、mixi の労務関係のコミュニティで「就職差別」のスレッドを立ち上げ、この会社の実名を挙げて攻撃しだす。

見かねた彼は、そのゲイに批判的なコメントを書き込む。すると、mixi のページに執拗に足跡を残してくるようになった。鬱陶しかったのでアクセスを禁止すると、ダミーアカウントまで作って執拗にアクセスしてきたり、ゲイ向けのSNSやツイッターで悪口を言いふらしたりするようになる。

このように非常識な行動を取るゲイ活動家の例は『ジャックの談話室』に何度か取り上げられている――ゲイリブの脱会者に執拗に付きまとって誹謗中傷する者、「ブログのファンです」と言ってジャック氏とリアルで出会い、ゲイ向けNPOを作ろうと執拗に誘い、断られて逆上した者など。

ジャック氏は、彼らのことを発達障碍ではないかと推察する。

「ゲイだから」という理由で生きづらくなることは、日本では「ほぼ」ない。それなのに、「ゲイは生きづらい」と活動家は不平を口にしている。だが、彼らの行動を見るに、「ゲイだから」という以前に、その性格が原因で生きづらいのではないか。

「もしそうであれば、日本には存在もしない同性愛者差別を訴えるという意味のないゲイリブ運動なんかもういい加減、辞めにして、多くのリブガマが抱えている発達障害の問題に取り組むべきでしょう。」
『ジャックの談話室』「ゲイリブは発達障害か」https://jack4afric.exblog.jp/17275835/

この文を読んだときも、やはり同じように思った。

発達障碍など人口の数パーセントしかいない。ゲイと重なる確率はもっと少ないだ。それなのに、特定の政治的立場に偏るというのか――と思ったのだ。

ところが――。

やがて、「そうなのか?」と思うようになる。

ゲイ活動家たちの「しつこさ」は異常だ。脊髄反射的な長文を次々と送り続けて来る者、意味不明なリプを何日にも亘って送り続けて来る者、こちらが飽きて返信しなくなるまで詭弁を繰り出し続ける者などが多い。こんなわけだから、彼らはいつ働いているのかと不思議がられている。

そんな彼らが執着しているものの一つに「統一教会」がある。

統一教会は同性愛を禁止している。だから、自分と異なる意見を持つ者は統一教会の信者だと言うのだ。

あるゲイなど、副アカウントを三つ以上も使って自演し、気に喰わない人物を統一教会認定してくる。なぜ副アカウントだと判ったかと言えば、結局は同じことしか言わないためと、書き込むタイミングが常に同じためだ。それらのアカウントで一斉に攻撃し、粘着し、最終的に統一教会だと言ってくるのである。

ゲイ活動家たちの異様さが端的に判るサイトと言えば「アンチLGBTQデータベース」だろう。今までも何度か述べたが、LGBT運動に懐疑的な人々を(ほとんどは当事者を)吊るし上げるサイトだ。

このサイトの管理人が誰かは目星がついている。ツイッターで一日中誰かに粘着しているゲイだ。彼にとって気に喰わないことがあると、「〇〇がLGBT当事者を攻撃」などの題名でこのサイトに載る。ブログランキングは常に低位であるにも拘わらず、更新とほぼ同時に大量の「拍手」がつく。

こんなことを普通のゲイがするかと言えば、しない。当たり前だ。なので、LGBT活動に没頭しているゲイたちに、こんな人がなぜ多いのかと首を傾げていた。

しかしよく考えてみれば、病的な人間は一握りだと気づく。それ以外の人々は、集団でオラついているものの「あまり」病的ではない――よくいる「ネット右翼」と同様の「ネット左翼」というレベルに留まる。

当然、その病的な「一握りの人」が問題なのだが。

ASDの特徴を挙げると次のようになる。

・狭い興味と反復行動。こだわり意識。
・自分を客観的に見られないこと。
・論理性や語彙力で秀でるが、現実を無視しがちであること。

複垢まで使って粘着したり、ネットバトルに一年中明け暮れたり、統一教会しか言えなかったりするのは、ASD当事者が見せる「こだわり意識」や「常同行動」に酷く似ている。客観性のなさや多弁さも同じだ。もちろん、そのような傾向は定型発達にも見られるが、

「ネット右翼」がなぜ生まれるのかは議論がある。中には、低所得の不満が排外主義に向かうという説もあった。一方、明確なデータを提示した者はいない。

安田浩一の『ネットと愛国』でも、排外主義と低所得の関連性を文は出てくる。しかしよく読めば、ことに気づく。それは、安田の取材を以ってしても、排外主義と低所得を関連づける証拠が見当たらなかったからだろう。

そして、ネット右翼とネット左翼は今や同レベルになってしまった。

彼らが生まれる原因は「集団極性化」にある。

「集団極性化」とは、集団で意思決定するとき、意見が逆に極端化してしまうことだ。特に、同じ意見・経験をした人々が集まる中で起こりやすい。

私は、ツイッターで二百程度しかフォローしていない。実は、ジェンダー関連の人々はその中で数十人ほどしかいない。それでも、私でさえも「極端では?」と思えるツイートがよく流れてくる。

もし、数百/千/数千人もフォローすれば(しかも、フォローしている人の政治的傾向に大きな偏りがあれば)、毎日、何千、何万も、そんなツイートを目にするはずだ。しかも、多くのユーザーは、そんなつぶやきをRTしたり、自分もつぶやいたりしている。

同時に、集団極性化の「波に乗った」状態は、ASD当事者にとって非常に「生きやすい」のだ。

実は、似たような人を数千人もフォローしている状態こそ、ASDの人々の脳内で起きていることなのである。

ASDの人々は常に脳が高速回転している。しかし、考えていることはいつも同じだ。ちょうど、似たような意見ばかりが、何千、何万とTLに流れてくる状態に似ている。だからこそ、実生活の効率は非常に悪い。ASDやADHDの人々が、複数の作業を順序立てて行なえないのもこれゆえである。

結果、ツイッターなどのネット環境はASDの人々を引き寄せやすい。

一つ前のエピソードで述べた通り、ASDの人々の半分は異性愛者ではない。これは、異性愛者に比して、同性愛者・両性愛者にASDが多いということでもある。ASDの特徴が強く見られる人々がゲイ活動家に多いのも無理はない。
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