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女装男が女湯に入っても合法になる日
9.女装を完璧にする魔法の薬。
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女子トイレに女装男が入る――それが「女性を自認する男性」なのか「変質者」なのかは誰にも分からない。分かるとしたら事件が起きた後だ。
事件を防ぐためには、女子トイレに入る女装男を問答無用で逮捕するしかない。
だが、この問題をややこしくしている事実がある。
それは、女装する者の中には、女性に見える者もいることだ。
ホルモン治療を受ければ、大なり小なり容姿は変わる。ある人は女装した男にしか見えないが、ある人は完全に女性に見えるようになる。
私には、ずっと不思議だったことがある。
女装家の中には、女性ホルモンを使用している人も多い。中には、「女性だったら、誰かに甘えられたのかな」と思って女装を始め、ホルモンまで打ち始めた人もいる。
しかし、ホルモンは性同一性障碍の治療のはずだ。そんなものが簡単に打てるのだろうか。
と――思いきや、簡単に打ててしまうのだ。
まず、性別不合/性別違和のホルモン治療は自由診療である。保険が利かない。それは、治療方針に行政が介入していないことを意味する。
ホルモンを打つ必要があるか否かは医師の一存に託されている。ゆえに、ニューハーフ御用達の美容外科などでは、性別不合/性別違和の診断がなくとも女性ホルモンを打つ病院もある。
当然、診断書がなくとも女性ホルモンを打てる現状は危険だ。
しかし、性別違和/性別不合の診断でさえ、正規の手順が踏まれているか怪しい。
note には、ある病院で診断を受けた人の記事が載せられていた。
『性同一性障害当事者になりました & 訴訟を断念しました』
https://note.com/charo_11/n/n2ace12821570
記事を書いたのは、性別違和のあるレズビアンだ。彼女が訪れたのは、「地元でも有名なクリニック」だった。受診した理由は、どのような診断が行なわれているか興味を持ったためだ。
最初に、看護師からの問診があった。問われたことは、受付で記入した内容の確認・家族構成・カミングアウトの有無・精神科への通院歴の有無・どこまで治療を望んでいるか――など。
一時間ほどして、院長による診察が始まる。院長は、「どこまでやりたいの?」「胸なら今日すぐにでもできるよ!」と言った。そして今までの生活史を簡単に訊き、問診票を書いてくるように指示する。
診察は二十分で終わった。
問診票を彼女は持ち帰る。内容は、生年月日や性別や名前、パートナーや子供の有無、婚姻歴、どんな家庭環境だったか、幼少期から現在までの服装や恋愛対象、性生活、身体の変化への気持ち、ホルモン治療や手術をどこまでするか――など。
性同一性障碍の診断は、専門的な知識を有する二人の医師が行なわなければならない。
二度目の診察は一か月後――別の病院でのことだ。問診票の内容を確認され、二十分で終わる。
三日目の診察はさらに一か月後――最初の病院でのことである。職場に事情を説明したいので診断書がほしいと言うと、「性同一性障碍」の診断書が出た。
見ての通り、診断は意外と単純だ。
彼女が受診した病院では、正規の手続きに従って三度の診断を経た。だが、病院の中には、一日で診断が下りてしまう場所もあるという。
ホルモンによって身体が変わると、RLE(Real Life Experience: 実生活経験)が始まる。すなわち、戸籍上の性別は変わりないまま、移行先の性別として実際に生活することだ。
しかし越境性差の中には、いつまでも手術をせずにRLEを続ける者も多い。
集英社新書『LGBTとハラスメント』において、松岡宗嗣はこう述べる。
「まず、既に女子トイレ等を利用しているトランスジェンダー女性はいます。そしてトランスジェンダーの当事者は、自分が生きたい性別と、周囲からどの性別で認識されているかの差異を敏感に感じ取りながら生きている人が多く、不審に思われることを心配し、むしろ望むトイレが利用できず困難を感じている人もいます。ただトイレを利用したいだけなのに、です。」
また、ツイッター上である人物はこう言っていた。
なお、「性同一性障碍」は今はない。「性別不合/性別違和」へ取って代わられた。つまり、正反対の性を望まない者も診断書は取れるのだ。
それどころか、病院へ行かずとも女性ホルモンは簡単に手に入れられる。
すなわち、オオサカ堂などの海外輸入サイトを通じて女性ホルモンを手に入れている者も多いのだ。個人輸入と言えど、病院の物と効果は変わりない。
他にも、「プエラリアミリフィカ」というサプリメントも存在する。
「プエラリアミリフィカ」は、女性ホルモンと非常に似た働きをする成分だ。ドラッグストアでも普通に手に入る。それを服用して一定の女性化に成功した人もいるようだ。
事件を防ぐためには、女子トイレに入る女装男を問答無用で逮捕するしかない。
だが、この問題をややこしくしている事実がある。
それは、女装する者の中には、女性に見える者もいることだ。
ホルモン治療を受ければ、大なり小なり容姿は変わる。ある人は女装した男にしか見えないが、ある人は完全に女性に見えるようになる。
私には、ずっと不思議だったことがある。
女装家の中には、女性ホルモンを使用している人も多い。中には、「女性だったら、誰かに甘えられたのかな」と思って女装を始め、ホルモンまで打ち始めた人もいる。
しかし、ホルモンは性同一性障碍の治療のはずだ。そんなものが簡単に打てるのだろうか。
と――思いきや、簡単に打ててしまうのだ。
まず、性別不合/性別違和のホルモン治療は自由診療である。保険が利かない。それは、治療方針に行政が介入していないことを意味する。
ホルモンを打つ必要があるか否かは医師の一存に託されている。ゆえに、ニューハーフ御用達の美容外科などでは、性別不合/性別違和の診断がなくとも女性ホルモンを打つ病院もある。
当然、診断書がなくとも女性ホルモンを打てる現状は危険だ。
しかし、性別違和/性別不合の診断でさえ、正規の手順が踏まれているか怪しい。
note には、ある病院で診断を受けた人の記事が載せられていた。
『性同一性障害当事者になりました & 訴訟を断念しました』
https://note.com/charo_11/n/n2ace12821570
記事を書いたのは、性別違和のあるレズビアンだ。彼女が訪れたのは、「地元でも有名なクリニック」だった。受診した理由は、どのような診断が行なわれているか興味を持ったためだ。
最初に、看護師からの問診があった。問われたことは、受付で記入した内容の確認・家族構成・カミングアウトの有無・精神科への通院歴の有無・どこまで治療を望んでいるか――など。
一時間ほどして、院長による診察が始まる。院長は、「どこまでやりたいの?」「胸なら今日すぐにでもできるよ!」と言った。そして今までの生活史を簡単に訊き、問診票を書いてくるように指示する。
診察は二十分で終わった。
問診票を彼女は持ち帰る。内容は、生年月日や性別や名前、パートナーや子供の有無、婚姻歴、どんな家庭環境だったか、幼少期から現在までの服装や恋愛対象、性生活、身体の変化への気持ち、ホルモン治療や手術をどこまでするか――など。
性同一性障碍の診断は、専門的な知識を有する二人の医師が行なわなければならない。
二度目の診察は一か月後――別の病院でのことだ。問診票の内容を確認され、二十分で終わる。
三日目の診察はさらに一か月後――最初の病院でのことである。職場に事情を説明したいので診断書がほしいと言うと、「性同一性障碍」の診断書が出た。
見ての通り、診断は意外と単純だ。
彼女が受診した病院では、正規の手続きに従って三度の診断を経た。だが、病院の中には、一日で診断が下りてしまう場所もあるという。
ホルモンによって身体が変わると、RLE(Real Life Experience: 実生活経験)が始まる。すなわち、戸籍上の性別は変わりないまま、移行先の性別として実際に生活することだ。
しかし越境性差の中には、いつまでも手術をせずにRLEを続ける者も多い。
集英社新書『LGBTとハラスメント』において、松岡宗嗣はこう述べる。
「まず、既に女子トイレ等を利用しているトランスジェンダー女性はいます。そしてトランスジェンダーの当事者は、自分が生きたい性別と、周囲からどの性別で認識されているかの差異を敏感に感じ取りながら生きている人が多く、不審に思われることを心配し、むしろ望むトイレが利用できず困難を感じている人もいます。ただトイレを利用したいだけなのに、です。」
また、ツイッター上である人物はこう言っていた。
なお、「性同一性障碍」は今はない。「性別不合/性別違和」へ取って代わられた。つまり、正反対の性を望まない者も診断書は取れるのだ。
それどころか、病院へ行かずとも女性ホルモンは簡単に手に入れられる。
すなわち、オオサカ堂などの海外輸入サイトを通じて女性ホルモンを手に入れている者も多いのだ。個人輸入と言えど、病院の物と効果は変わりない。
他にも、「プエラリアミリフィカ」というサプリメントも存在する。
「プエラリアミリフィカ」は、女性ホルモンと非常に似た働きをする成分だ。ドラッグストアでも普通に手に入る。それを服用して一定の女性化に成功した人もいるようだ。
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