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【幻想郷の妖怪たちと死神娘】
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悪霊退治を終えて、晴明が武官や家来たちに働きを称えられている時だった。
突然、武士達が、そのまま意識を失う様に倒れ、狐火(きつねび)が飛んで来た。
その後に妖気を纏った九つの尻尾を持つ狐、「九尾の狐」が現れた。
悪霊を影で操っていたのはこの妖怪だった。
九尾の狐はすぐさま屋敷に侵入し、襲って来るものと思われたが、強烈な妖気を放ちながらも、瓦塀(かわらべい)の上で、じっと帝の屋敷の様子を伺っていた。
既に屋敷を守る帝の家来たちは、九尾の狐の放つ妖気にあたって気を失っており、普通の人間ならば正気を保てる者など、いよう筈がなかったが、平然と立っている人間を目のあたりしたからである。
『これはどうしたものか?我の妖気にあたり、正気でいられようとは・・・それに、この者たち本当に人間なのか?異様な力を感じる』
九尾の狐は竜馬たちに強烈な違和感を持ち、普通の人間ではないと直感で感じ取った。
それもその筈、竜馬・「さつき」・死神少女は超能力・魔力・神通力という妖怪には理解し難い未知の力を持つ者達だから戸惑ったのも無理もない。
しかし、この九尾の狐は小妖怪にあらず、並みの妖怪ならば自ら力に驕(おご)り、猪突猛進(ちょとつもうしん)して相手の力量を知らず、手痛い目に合うのが落ちであるが、迂闊(うかつ)に手を出すことはしなかった。
この狐は500年生きて妖怪となり、1000年生きる事で九本の尾を持ち、力と知恵、それに、危険予知能力をも身に付けた化け物で、鬼や妖怪などが、群れて力を誇示する百鬼夜行(ひゃっきやこう)を率いる大妖怪だった。
『さて、今夜を最後に人間の帝を亡き者にし、物の怪が住みやすい世になるように、人の世を乱世に導こうとしたが、思わぬ邪魔が現れたものよのう・・・どうしたものか?
ここはひとまず引くか?・・・だが、戦わずして立ち去れば「※あの方」にお叱りを受けるに違いない。
ならば、一度、この者たちの力を試させて貰うしかないか・・・』と、そう考えた。
九尾の狐は妖気を高め、身に感じる不安を振り払う様に瓦塀を蹴り竜馬たちに襲い掛かった。
結果は、人間の雌(めす)から地獄の業火とも見紛(みまが)う焔の塊りを投げつけられ危うい目に合い、雄(おす)には異質な妖気が漂い、死霊が棲み付く刀で、斬られそうになった。
もうひとりの雌も近づくだけで、不気味な感じがしたので、この場は逃げることにした。
九尾の狐が、戦わず逃走したので、「さつき」は追いかけようとした。
だが、死神娘が、『待って、あの狐は現世には現れてはならない物の怪、だから、ここは我(われ)が狐の始末をつけるわ・・・』と「さつき」を制して、後を追ったので任せることにした。
九尾の狐は折から現れた霧の中に逃げたので、死神娘は、その後を追いかけた。
霧を抜けると、そこは人の世に非(あら)ず、魑魅魍魎が住処としている幻想郷(げんそうきょう)と呼ばれる場所だった。
幻想郷は人里離れた山奥の辺境の地に存在し、この地には人ならざるもの、妖怪などの人外の者の住処であり、黄泉の国(冥界)に通じているとされていた。
その隔離された結界に、何時の間にか死神少女は九尾の狐を追って、入り込んでしまった。
それは九尾の狐に取っては罠に嵌(は)めたつもりだったが、裏返せば死神少女にとって願ってもない事だった。
幻想郷は冥界や地獄の存在に疑問を抱き、弓を引いた者や逃げ出した鬼や妖怪が逃げ込む場所の一つであり、この機会にそういった輩(やから)を一網打尽に出来る絶好の機会を得たからである。
死神少女は創造主に追われた身ではあるが、冥界に仇(あだ)なす物の怪たちを滅ぼすことができれば、何時の日にか冥界への復帰が許されるかも知れないという淡い期待を抱いていた。
『おい、人間が紛れ込んだぞ!・・・肉が柔らかそうな小娘だ・・・食ってしまおう』
姿は見えないが、あちらこちらから物の怪たちの話声が聞こえた。
すると近くに狐火などの怪火(かいか)が灯り、血肉を求めた犬神・猫また・大狸など獣妖怪が、先駆けて、死神少女を取り巻き、一斉飛び掛かってきた。
『きゃ~誰か助けて、私の肉は美味しくなくてよ!』
少女が黄色い声で叫ぶのを聞いて、物の怪たちは、これから少女の身に起こる悲劇、柔肌を切り裂き、血潮が飛び散る結果を脳裏に浮かべ、歓喜した。
だが、それは死神少女が遊び心で、物の怪たちに怯えている人間のか弱い娘を演じて見せただけだった。
彼女のサービス精神がそうさせたのだが、この後、妖怪たちは少女が死神に変身した姿を見て「ガクブル」した。
妖怪たちが襲い掛かって来るのを待っていたかの様に、死神娘は姫ファッションの姿から仕事服の黒の死神装束になり、大鎌を手に召喚、妖怪たちに立ち向かった。
死神の仕事は死者を冥界に導く役割を担う者であり、直接的には物の怪たちと対峙することはないが、地獄や冥界から逃げ出したものたちを刈るために冥界や地獄界から依頼を受けることもあった。
逃亡した妖怪をジャッジ(judge:判決)し、アサシン(Assassin:暗殺者)を担う者として、知るものは知る恐れられた存在だった。
妖怪が犯した罪を判定する役割を与えられているのは、逃亡した物の怪を、むやみやたらに抹殺するのではなく、人に害を与えない妖怪に対しては寛大に情状酌量の余地を与える様に、冥界や地獄の支配者から指示されていたからである。
犬神・猫また・大狸など人肉を求め、大妖怪に先駆けて襲ってきた獣妖怪たちは、大鎌の一振りで容赦なく魂を刈り取られて、屍(しかばね)となった。
続いて、死霊に交じって、がしゃどくろ・輪入道・火車など大妖怪、極め付けは鬼の頭領である酒呑童子と戦うことになり、予想外に手間取ったが、殆どを大鎌の餌食とした。
残った小妖怪たちも容赦なく刈り、幻想郷は殺戮の場となった。
しかし、死神娘も神通力をかなり使い、力を制御出来ない状態にまでになってしまった。
明け方、晴明の屋敷に戻った死神娘の姿を見て、竜馬は腰が抜ける程、驚いた。
可愛い死神娘の顔が、神通力の使い過ぎにより、口が裂け夜叉の様に変貌していたからである。
九尾の狐は死神の戦いぶりを見て敵わないと思ったのか、戦いの最中に逃げて、取り逃してしまった。
数日の後、今度は九尾の狐は新手の妖怪たちで百鬼夜行を組み、再び戦いを挑んできた。
突然、武士達が、そのまま意識を失う様に倒れ、狐火(きつねび)が飛んで来た。
その後に妖気を纏った九つの尻尾を持つ狐、「九尾の狐」が現れた。
悪霊を影で操っていたのはこの妖怪だった。
九尾の狐はすぐさま屋敷に侵入し、襲って来るものと思われたが、強烈な妖気を放ちながらも、瓦塀(かわらべい)の上で、じっと帝の屋敷の様子を伺っていた。
既に屋敷を守る帝の家来たちは、九尾の狐の放つ妖気にあたって気を失っており、普通の人間ならば正気を保てる者など、いよう筈がなかったが、平然と立っている人間を目のあたりしたからである。
『これはどうしたものか?我の妖気にあたり、正気でいられようとは・・・それに、この者たち本当に人間なのか?異様な力を感じる』
九尾の狐は竜馬たちに強烈な違和感を持ち、普通の人間ではないと直感で感じ取った。
それもその筈、竜馬・「さつき」・死神少女は超能力・魔力・神通力という妖怪には理解し難い未知の力を持つ者達だから戸惑ったのも無理もない。
しかし、この九尾の狐は小妖怪にあらず、並みの妖怪ならば自ら力に驕(おご)り、猪突猛進(ちょとつもうしん)して相手の力量を知らず、手痛い目に合うのが落ちであるが、迂闊(うかつ)に手を出すことはしなかった。
この狐は500年生きて妖怪となり、1000年生きる事で九本の尾を持ち、力と知恵、それに、危険予知能力をも身に付けた化け物で、鬼や妖怪などが、群れて力を誇示する百鬼夜行(ひゃっきやこう)を率いる大妖怪だった。
『さて、今夜を最後に人間の帝を亡き者にし、物の怪が住みやすい世になるように、人の世を乱世に導こうとしたが、思わぬ邪魔が現れたものよのう・・・どうしたものか?
ここはひとまず引くか?・・・だが、戦わずして立ち去れば「※あの方」にお叱りを受けるに違いない。
ならば、一度、この者たちの力を試させて貰うしかないか・・・』と、そう考えた。
九尾の狐は妖気を高め、身に感じる不安を振り払う様に瓦塀を蹴り竜馬たちに襲い掛かった。
結果は、人間の雌(めす)から地獄の業火とも見紛(みまが)う焔の塊りを投げつけられ危うい目に合い、雄(おす)には異質な妖気が漂い、死霊が棲み付く刀で、斬られそうになった。
もうひとりの雌も近づくだけで、不気味な感じがしたので、この場は逃げることにした。
九尾の狐が、戦わず逃走したので、「さつき」は追いかけようとした。
だが、死神娘が、『待って、あの狐は現世には現れてはならない物の怪、だから、ここは我(われ)が狐の始末をつけるわ・・・』と「さつき」を制して、後を追ったので任せることにした。
九尾の狐は折から現れた霧の中に逃げたので、死神娘は、その後を追いかけた。
霧を抜けると、そこは人の世に非(あら)ず、魑魅魍魎が住処としている幻想郷(げんそうきょう)と呼ばれる場所だった。
幻想郷は人里離れた山奥の辺境の地に存在し、この地には人ならざるもの、妖怪などの人外の者の住処であり、黄泉の国(冥界)に通じているとされていた。
その隔離された結界に、何時の間にか死神少女は九尾の狐を追って、入り込んでしまった。
それは九尾の狐に取っては罠に嵌(は)めたつもりだったが、裏返せば死神少女にとって願ってもない事だった。
幻想郷は冥界や地獄の存在に疑問を抱き、弓を引いた者や逃げ出した鬼や妖怪が逃げ込む場所の一つであり、この機会にそういった輩(やから)を一網打尽に出来る絶好の機会を得たからである。
死神少女は創造主に追われた身ではあるが、冥界に仇(あだ)なす物の怪たちを滅ぼすことができれば、何時の日にか冥界への復帰が許されるかも知れないという淡い期待を抱いていた。
『おい、人間が紛れ込んだぞ!・・・肉が柔らかそうな小娘だ・・・食ってしまおう』
姿は見えないが、あちらこちらから物の怪たちの話声が聞こえた。
すると近くに狐火などの怪火(かいか)が灯り、血肉を求めた犬神・猫また・大狸など獣妖怪が、先駆けて、死神少女を取り巻き、一斉飛び掛かってきた。
『きゃ~誰か助けて、私の肉は美味しくなくてよ!』
少女が黄色い声で叫ぶのを聞いて、物の怪たちは、これから少女の身に起こる悲劇、柔肌を切り裂き、血潮が飛び散る結果を脳裏に浮かべ、歓喜した。
だが、それは死神少女が遊び心で、物の怪たちに怯えている人間のか弱い娘を演じて見せただけだった。
彼女のサービス精神がそうさせたのだが、この後、妖怪たちは少女が死神に変身した姿を見て「ガクブル」した。
妖怪たちが襲い掛かって来るのを待っていたかの様に、死神娘は姫ファッションの姿から仕事服の黒の死神装束になり、大鎌を手に召喚、妖怪たちに立ち向かった。
死神の仕事は死者を冥界に導く役割を担う者であり、直接的には物の怪たちと対峙することはないが、地獄や冥界から逃げ出したものたちを刈るために冥界や地獄界から依頼を受けることもあった。
逃亡した妖怪をジャッジ(judge:判決)し、アサシン(Assassin:暗殺者)を担う者として、知るものは知る恐れられた存在だった。
妖怪が犯した罪を判定する役割を与えられているのは、逃亡した物の怪を、むやみやたらに抹殺するのではなく、人に害を与えない妖怪に対しては寛大に情状酌量の余地を与える様に、冥界や地獄の支配者から指示されていたからである。
犬神・猫また・大狸など人肉を求め、大妖怪に先駆けて襲ってきた獣妖怪たちは、大鎌の一振りで容赦なく魂を刈り取られて、屍(しかばね)となった。
続いて、死霊に交じって、がしゃどくろ・輪入道・火車など大妖怪、極め付けは鬼の頭領である酒呑童子と戦うことになり、予想外に手間取ったが、殆どを大鎌の餌食とした。
残った小妖怪たちも容赦なく刈り、幻想郷は殺戮の場となった。
しかし、死神娘も神通力をかなり使い、力を制御出来ない状態にまでになってしまった。
明け方、晴明の屋敷に戻った死神娘の姿を見て、竜馬は腰が抜ける程、驚いた。
可愛い死神娘の顔が、神通力の使い過ぎにより、口が裂け夜叉の様に変貌していたからである。
九尾の狐は死神の戦いぶりを見て敵わないと思ったのか、戦いの最中に逃げて、取り逃してしまった。
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