【異端ノ魔導師と血ノ奴隷】

嵩都 靖一朗

文字の大きさ
25 / 63
第四章◆血ノ奴隷

血ノ奴隷~Ⅰ

しおりを挟む
 
 
 
禁じられた法により生み出された魔人は、
うつわ〉とりて神化をげ、神術みわざあやつる。

かつて神々と通じたとされる賢者ヘルメスが、聖碑せいひの民にたくしたのは何故なぜか。
一説では、自身の神秘的能力を解明させるためとも言い伝えられており。
その意志をいだノ民は、ながきに渡り世界の均衡きんこうを保ち続けてきたのだ。

しかし、それは突如とつじょとしてやぶられる。
不条理ふじょうりな争いから人類を解放すべく、打ち立てられた計画によって。

彼らは神の意識スフィラに〈絶対秩序ぜったいちつじょふね〉を浮かべようとしていた。

そのためには賢者ヘルメスの精神をき、神域しんいきへの介入かいにゅう法を見出みいださなければならない。
中枢ちゅうすうを、あお要塞ようさい〈シャングリラ〉へ移植したたみは、やがて地上を去る。

導き手のかざ灯火ともしびなくば。天地晦冥かいめい
あらゆる国の権力者が欲望のままに覇権はけんを奪い合う時代。

多国間紛争によって、ある国は廃墟化したのち森海しんかいしずみ。
また、ある国は消し炭だけ残す更地さらちとなって、砂漠に飲まれていったと言う。

摩耗まもうする経済と戦力をめ合わせるための、同盟と和解。
背景には、権力者たちの恐れが強く影響していた。

国力の衰退すいたいは反乱を助長じょちょうする。

譲歩じょうほし合うことでむかえた休戦も、
其々それぞれが財政の立て直しに注力しはじめただけという風潮。

流れに乗り遅れた国は、内乱によって自壊じかいしたと聞くが。

淘汰とうたによりあぶり出されるかたちとなったのが、かつてのユリアヌス ... 
 彼は、郷国きょうこくウォルテアの星読みにかくまわれていたが、
 アルシオン帝国の新皇しんのうとしてかつぎ出されたらしい」

そして、戦状が複雑化したためにる者は誰一人として居なかったと言われる中。
故国シャンテの民に限っては、例外としてげられることになる。

彼等かれらは〈神血〉を求めていた。
計画推進すいしん、以前の問題。
あおノ要塞を維持するには、膨大ぼうだいな魔力が必要だったのだ。

血から魔力をるため、彼等かれらは〈いくさ〉を利用し。
のちに知るところとなる彼ノ尊かのみことは、失望をつらねたという。

『地上の争いを ... 貴方々あなたがたはただ、見ていたと ... ?』

するとたみは、こう答えた。

〈人々の心想しんそうに巣食う我欲がよくまねいた事。
 根源をつにあたり、我々われわれは人々の心の闇を集積しゅうせきせねばならなかった〉

フェレンスが、かつてを物語る。

良き友人であったはずの地上の王が、豹変ひょうへんするより以前の姿を。
走馬灯そうまとうのように思い浮かべては、また、意識の奥深くにしずめ。
はらの底に張り付くようなうれいを吐き出すように。

ノシュウェルが人ばらいをした飛空艇ひくうてい操舵室そうだしつ奥間おくまにて。
クロイツはめずらしく口を閉ざしたまま、 ジッ...  として聞いている。

『あなた方に、私たち地上の民への愛は無かった。そういう事なのですね?』

か細い呼吸。め息をまじえ、口元からすべり落ちていくかのような声。
白百合しらゆり彷彿ほうふつとさせる装束しょうぞくと薄黄色の長髪が、うつむがわへとれていくに。
フェレンスが記憶するユリアヌスのなげきは、形を変えていった。

〈願望の生じる一遍いっぺんの感情を、さも美しげに〈愛〉と呼ぶ地上の王よ ... 聞け。
 お前のいだくその想いは、生きるに差し当たり重要な意義をもたらしめるだろう。
 しかし、お前一人の〈それ〉が万人を救うことは決して無いのだ ... ... 〉

『そう ... 確かに。僕一人の力では、地上の争いをしずめることなど出来ない』
〈だが、賢者ヘルメスの意にいてすべきを成し、
 人類がるべきまことノ力を見出すことが出来たなら ... 〉

『そのための〈ふね〉か?』
〈 ... ... いな。〈絶対秩序〉は足掛かりにすぎぬ〉

『 ハハハ ... あははははは!! くだらない!! まことノ力? ... 
 そんなもの、見出すまでもないじゃないか!!
 足掛かりのかてとなった人々の血で、あおノ要塞を〈理想郷シャングリラ〉に変える!!
 つまり、そういう事だよね。そのためにはあらそいも見て見ぬり。
 崇高すうこうな目的のためだろう?

 関与せずにいれば〈利用した事にはならない〉とでも言うつもりか!?

 ... ... どうして ... ... どうして、こんな ... ...

 欲深で、身勝手で、救いようのない生き物だけが存続そんぞくする世界になってしまった ... ?
 か弱く、美しい者はことごとく死んでいく。
 何故なぜなんだ ... 僕達は、ただの ...〈血ノ奴隷どれい〉だとでも言うのか ... ?』


風の波を乗りえては ギチギチ と船体をきしませる飛空艇。
船内は静まり返っていた。
乗組員の多くは、機関室での定例業務にいそしんでいる。

晴天の昼下がり。

事前に貸し切っていた船は、山間やまあいただよう千切れ雲をき分け航行こうこう中。
兵士の半数は休憩を言い渡され、客室を自由に移動しくつろぐ。
中には爆睡する者もいた。

見張りは交代制。
踊り場と通路をへだてた船首側は特に厳重。

副操縦士が チラリ ... のぞき見ると。
分厚い壁にそなえ付けられた小窓の向こうには、うわさに聞く魔導師の後ろ姿。

フェレンスは逆光を背に、ゆっくりと息をいで続ける。

「怒りも悲しみも、深いきりかてとなるだけ。
 あの人は ... その時、すでに〈無我むがノ境地〉へとたっしていた」

それに対し、顔を上げ言いえたのはノシュウェル。

「シャンテの民が対価として差し出したと伝えられる〈霊薬エリクサー〉の副作用 ... ... 」
きりやまいか ... ... 」

注釈ちゅうしゃくめたのはクロイツだった。

操舵そうだ室の扉に背をもたげるノシュウェルに警戒を任せ、
自らは座席のきわまで張り降ろされた見取り窓から山裾やますそながめている。

かたや、カーツェルは。

主人しゅじんとの一定の距離を意識し続け、客室の展望に立っていた。

身体からだうずきは、とっくにおさまっていたが。
昨夜さくや、フェレンスが悪戯いたずらに触れてきたさい
自覚した ... 高揚こうよう感と欲求。
それについて、どう解釈かいしゃくしたら良いものか思い悩んでいたのだ。

魔力にえ、血を求めるあまり ... ...

異常なまでの苛立いらだちをおぼえた。
満たされぬがゆえ、余計に神経を刺す飢餓きが感。
理性をけむりに巻くかのようにからみ付いたのは、〈食欲〉ばかりではなかったと記憶する。

きりやまいとは真逆の症状。

欲がふくれ、自分のものとは思えない異質な感情が胸をつらぬき。
意識を侵食しんしょくする。そんな感覚。

「あの時 ... 俺は、何を考えた ... ... ?」

脳裏のうりぎったのは、思いもよらぬ言葉。

〈 ――――― を、――――  ... ... 〉

「違う ... !! そんなはず無い!!」

カーツェルは首をった。

「あの時の俺は、俺じゃなかった ... きっと、そうだ ... 」

ならば一体、何が起きたのだろう。
一片いっぺんの疑問が残る。

見晴らしの硝子ガラス面に片手を、もう一方はみずからのひたいに当て。
深呼吸と共に、肩の力を少しずついく。
彼はやがて気を取り直した。

考えても 々 ... きりが無い。

「ああ、もう ... 辛気しんきくせぇ。... しっかりしろよ、俺 ... 」

フェレンスの敗北を目の当たりにしてからというもの、調子が狂いっぱなしではないかと。
また、それを遠くから見ていたのは少年。

展望にある仕切りの影から、チラッ ... チラッ ... と。
顔をのぞかせては引っ込め。
小さな両拳りょうこぶし握 々 にぎにぎ。おろおろ。

話し掛けたいのは山々だが。
見つかれば連れ戻されると思い、踏み出せずにいるよう。

その頃、機関室きかんしつの点検をしていた一人の船員が、はたと気付いて言う。

「あれ ... そう言やぁ、あのチビはドコ行った?」

バルブの開閉と表示を確認したあと一旦いったん、振り向くと。
点検表とペンを持ったもう一人が答えた。

「うん ... さっき兵隊さんが、機関室は危ないからって言いに来てたけど。
 ちょっと前には、もう、いなかったな」

「やれやれ。隠れんぼにもあききたか」
「と言うよりは、逃げたっぽい」

「ははは。まぁ、無理もねぇ。あんだけガッチリ見張られてたんじゃなぁ」
「でも、やっぱ子供だもの。船の上で一人には出来ないでしょ。当たり前じゃないの?」

「いいや。ありゃ他に何か理由があんだろうぜ」
「あの裸足はだしっ子が? 実は、戦争成金なりきん御子息ごしそくだとか?」

「おお。いい線いってんじゃねーか?」
「まさか ... !」

会話する二人は、二階建て主機関の上段を行く。
真下では、設備の隙間すきまという隙間をいつくばって探す隊員が、
〈気にしてくれるなら一緒に探してくれても良いよ ... ... 〉
とでも言いたげな顔をして見上げてきているのに、見て見ぬり。

船員達の塩対応は、甲板かんぱん上においても同様とあって。

「おーい! いたか ―――!?」
「いねぇーっす!!」

ちょこまか逃げ隠れする子供一人を本気出して追跡しはじめた軍服姿に、
かげながら ... 心を和ませているようだった。

ところが少年はと言えば、もう一歩のところで兵士の往来が激しくなったものだから、
通路へ出ようにも出られず。いまだ、顔を出したり引っ込めたり。

兵士と隠れんぼをして遊ぶ ... と、見せ掛けて。
せっかくフェレンスの居場所を突き止めたのに。
すぐ目の前の扉までが、遠く感じる。

ある時カーツェルは、憂鬱ゆううつそうな顔を持ち上げ。
そんな少年の背後まで足を運んだ。

気配を消していたわけでもないのに。
兵士の動向ばかりを気にする少年は、一向いっこうに気付かず。

隠れひそむ少年と目線をそろえるようにかがみ込んだカーツェルは、小声で話し掛けた。

「旦那様に、お会いしたいのですか?」

Σ ビク ゥ ゥ ゥ ... !!

途端とたん、少年の猫目が丸々まるまると見開かれ、肩がね上がる。

気付かれていないと思ったのに、おかしいな ... ... 

恐る 々 おそるおそる振り向く少年に、カーツェルは言った。

貴方あなたの血のにおいはおぼえました。強い魔力を宿す血ですから。
 傷をわずとも、わたくし にはみゃくからただよって感じられるのです。
 もっとも ... 貴方がお持ちの保護符の効果は絶大。
 それさえあれば、みの人間に感じ取られることはないので、ご安心を」

しこたまおどろいてもガッチリむすばれたまま、ゆるまない幼子おさなごの手元。
見ると彼は、さっして微笑ほほえむ。

クロイツが許しはしないだろう。
しかし、少年がフェレンスに会いたがってる事くらいは知らせるべきと考えた。

立ち返る執事に差し伸べられた手を見て、少年は期待に胸をふくらませる。


〈 コンコンコン ... ... 〉


ノック音。 操舵そうだ室にいた三人は共に顔を上げた。
ドアの前から身体からだ退けてから、ノシュウェルがたずねる。

「誰だ ... 」
わたくし ... ... カーツェル・ヴァレンチェス。
 偉大なる帝国魔導師、フェレンス様、御方おんかたつかえる執事で御座ございます」

軍士の証明の無い者は、口頭で信用をるより他ない。
ノシュウェルはフェレンスの判断を待った。

「確かに彼だ。開けてやって欲しい」

許可が下りて、やっと扉が開かれる。

「やあやあ、済まないな。何せ先日の特殊とくしゅ魔物キメラの件もあって ... 」
「おかまいなく。経緯はぞんじ上げておりますので」
「ふむ。 ... その割には不用意ですな。何故なぜ貴君きくんが少年を連れて御出おいでか ? 」

やれやれと思い、カーツェルの腰元こしもとを見れば。
あしにしがみついて申し訳なさそうに、こちらを見上げてくる少年の姿。

「兵士の目を盗みさんじたのでしょう。物陰にひそんでいたところを見かけました。
 旦那様にお見せしたい物があるようでしたので。
 わたくしからも一言、お願い申し上げたく ... 何卒なにとぞ、ご許可を」
「それは ... さて。如何いかがなさいますかな? 監視官殿」 

クロイツはするどい視線で ジッ ... とカーツェルを見たまま、すぐには答えなかった。
それよりも先んじて疑問をていす。

「今頃か? 人目をけた理由は何だ。我々われわれには見せられぬとでも言うつもりか」

いつになく、きびしい表情で少年を見やる。
クロイツの眼差まなざしを真っ向から受けて、不意に目をそら幼子おさなご
怪訝けげんに思ったノシュウェルは、
クロイツに背を向けたままなのを良い事に、口のはしかららす。

「今朝から様子がおかしかったんだ。
 昨夜チビと一緒に寝ていて、寝返りざまにられでもしたのかねぇ ... 」
「 フーン ... だとしたら、いい気味きみなんだがな。
 けど違う。 きっと ... ヤツは、もうさっしがついてんだ」

「おいおい、何のことだ」
「聞いてりゃ分かるさ ... 」

カーツェルは、気まずそうにする少年の肩に手をえながら小声で返した。
一方のクロイツは、そんな二人のやり取りにもおかまいなし。
許可するつもりは無かった。
それなのに、少年を呼ぶフェレンスの一声。

「ここへ来て見せなさい」
「黙れフェレンス! 誰が許した!?」

クロイツの思惑おもわくが、ぶち壊される寸前すんぜん
フェレンスは、真っ直ぐに少年の瞳を見つめて続けた。

「クロイツ監視官。あなたは昨夜のうちに見てしまったのだろう。
 だが、それが何なのか ... みずからの推測すいそくを裏付ける知識を持ちてはいない」
「だから何だ。貴様きさまが確かめたところでどうなる!?」

興奮し声をあららげるクロイツをせいすでもなく、フェレンスは少年に目配めくばせしてまねく。

「さあ。旦那様がお呼びですよ ... 行きなさい」

その様子を見ていたカーツェルに背中を押され、少年は一歩、また一歩と前に出た。
しかし、クロイツが立ちふさがる。

「フェレンス ... この少年の血 ... 貴様きさまにだけは渡さんぞ ... ... 」

その言葉を聞いた瞬間。
クロイツの背を見るカーツェルの目付きが一変し、ノシュウェルは息をんだ。
不服を宿し、ギラリ と光をはじいて不穏ふおんな影を落とす瞳。
だがフェレンスは、それぞれの考えとは裏腹な答えを返す。

「分かっているクロイツ。それで良い 」
「「 ... え ... ? ... 」」

意表を突かれたらしい犬猿けんえんの仲が声をそろえた。
ノシュウェルは黙る。
どちらかと言えば、目の前の二人が同じ反応をしている事におどろいたと言うか。

その前を少年が行く。
途中までクロイツの様子をうかがいながら。
呆気あっけにとられ身動きしなくなったと分かれば、足早に。
ペタペタ と素足をらし、フェレンスの元へ。

「 シャマ ぁ ―――― !」

そなえ付けられた椅子いすに座ると同時、赤い毛玉が膝元ひざもとに飛び込んできた。
こぶしを見れば、小さな手のひらには収まりきらない何かが握られていると分かる。

姿勢をただし、頭をでてやっていると。
たずねるまでもなく、少年が言う。

「 シャ マ ! コ、レ ! トト ... ガ、コ 、 レ ... !」

差し出されたのは、 パッ と開かれた手のひら。
その上には、かしりのほどこされたあお勲章メダル

少し遅れて、ようやっと話を聞く気になったらしいクロイツが一つたずねた。

貴様きさまには、それが何か分かるのか?」

ふてぶてしくうでを組んで見ていたところ、フェレンスは答える。

勿論もちろん。だが、あえて先に言っておきたい。クロイツ監視官 ... 」
「何だ。何をあらためて言うことがある?」

「あなたがいずれ、帝都の同胞どうほうに私を引き渡すつもりなのは承知しょうちしている。
 あなた方が敵視するのは ... 恐らく、帝都の大貴族及び元老院マグナート
 常々つねづね噂されている陰謀論いんぼうろん危惧きぐし立ち回る、教徒側であれば ...
 なるほど、異端審問をけ負う〈彼〉に付け入ることくらいは簡単だろう」

貴様きさま ... ... 何が言いたいのだ?」
「だがクロイツ。この少年の存在だけは ... 
 例え、あなたが信頼をせる人物であろうと決して知らせてはならない」
「 ... ... !?」

話は続いた。

「この勲章メダルに刻まれているのは〈御影みかげノ騎士〉たるあかし。〈聖蓮せいれんノ印章〉。
 少年を守護していた騎士は使命をまっとうして息絶える間際まぎわ ... 彼に、これをたくしたはず。
 この印章には、魔ノ香まのかの拡散を抑制よくせいしながら、新たな守護者として相応しい者の元へ、
 彼をみちびく法がほどこされているからだ」

「つまり、次に選ばれたのが貴様きさまだと言うのか?」
「 ... それは違う。これをつくり出したのは賢者ヘルメス
 ... ... 〈神血イーコール〉は ... ... 彼の最高傑作けっさくだった」

その言葉を聞いて、クロイツ、そしてノシュウェルが、怖ず々おずおず と少年を見やる。

傑作けっさくだと ?
 
 
 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

飼われる側って案外良いらしい。

なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。 向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。 「まあ何も変わらない、はず…」 ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。 ほんとに。ほんとうに。 紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22) ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。 変化を嫌い、現状維持を好む。 タルア=ミース(347) 職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。 最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…? 2025/09/12 ★1000 Thank_You!!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

腐男子♥異世界転生

よしの と こひな
BL
ある日、腐男子で新卒サラリーマン・伊丹トキヤの自室にトラックが突っ込む。 目覚めたトキヤがそこで目にしたのは、彼が長年追い続けていたBL小説の世界――。しかも、なんとトキヤは彼が最推しするスパダリ攻め『黒の騎士』ことアルチュール・ド・シルエットの文武のライバルであり、恋のライバルでもあるサブキャラの「当て馬」セレスタン・ギレヌ・コルベールに転生してしまっていた。 トキヤは、「すぐそばで推しの2人を愛でられる!」と思っていたのに、次々と原作とは異なる展開が……。 ※なろうさん、カクヨムさん、Caitaさんでも掲載しています。

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

今日もBL営業カフェで働いています!?

卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ ※ 不定期更新です。

不幸体質っすけど、大好きなボス達とずっと一緒にいられるよう頑張るっす!

タッター
BL
 ボスは悲しく一人閉じ込められていた俺を助け、たくさんの仲間達に出会わせてくれた俺の大切な人だ。 自分だけでなく、他者にまでその不幸を撒き散らすような体質を持つ厄病神な俺を、みんな側に置いてくれて仲間だと笑顔を向けてくれる。とても毎日が楽しい。ずっとずっとみんなと一緒にいたい。 ――だから俺はそれ以上を求めない。不幸は幸せが好きだから。この幸せが崩れてしまわないためにも。  そうやって俺は今日も仲間達――家族達の、そして大好きなボスの役に立てるように―― 「頑張るっす!! ……から置いてかないで下さいっす!! 寂しいっすよ!!」 「無理。邪魔」 「ガーン!」  とした日常の中で俺達は美少年君を助けた。 「……その子、生きてるっすか?」 「……ああ」 ◆◆◆ 溺愛攻め  × 明るいが不幸体質を持つが故に想いを受け入れることが怖く、役に立てなければ捨てられるかもと内心怯えている受け

劣等アルファは最強王子から逃げられない

BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。 ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。

処理中です...