【完結】神様が紡ぐ恋物語と千年の約束

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四章 一幕:管理者と筥の秘密

四章 一幕 5話-1

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 初めて互いの総てを差し出した夜が明け、誰にも邪魔されない朝の微睡を満喫したレオンハルトが現実に引き戻されたのは、そろそろ昼に差し掛かろうか、という時刻だった。
 明け方まで深く愛し合っていたせいで、二人とも睡魔に勝てず、眠ってしまったのだ。

 眠っている間、レオンハルトは幸せな夢を見ていた。

 ルヴィウスを抱きしめて、永久とわを誓う幸せな夢。
 夢の中のルヴィウスは、長く真っ直ぐな髪を緩く三つ編みにしていた。「あなたの髪も結んであげますね」と手を伸ばされ、抱きすくめて口づけをした。
 腕の中のルヴィウスが笑う。それだけで、何もいらないほど幸せだった。

 今までの朧な幻影とは違う、触れた温もりすらも指先に残るような、明確な夢。レオンハルトは無意識に何かを掴み取ろうとし、手を伸ばす。

 そして、確かに何かを掴んだ。

「ん……」

 握りしめた手の中で小さなものが動く気配を感じたレオンハルトが目を開けると、あっちこっちに彼専用の黄金の伝言蝶が羽ばたいていた。

「うわぁ……」

 やっばい、やらかした。最初に浮かんだ言葉がそれだった。
 サイドテーブルの魔道具の時計を確認すると、十一時を過ぎている。こうなるともう、今さら焦ったところでどうしようもない。

 開き直ったレオンハルトは、手の中に掴んでいた伝言蝶を開く。

 ―――至急、連絡せよ 父

 他にも二羽の蝶を開いてみる。

 ―――ルヴィに無体なことしていないでしょうね! 母

 ―――私に飛び火するから無断外泊はやめなさい 兄

 その他、ガイルやハロルド、グラヴィス、それぞれが複数の伝言蝶を送ってきたようだ。内容は、似たり寄ったり。
 レオンハルトは仕方なく、まとめて六人分の伝言蝶を魔法で召喚し「夕刻までには帰る」と、したためて飛ばした。

 一息つき、隣で眠るルヴィウスの髪を撫でたあと、起こさないようにベッドから降りた。
 クローゼットから二人分の着替えを出し、そっと寝室を出る。

 風呂に行く前に、キッチンの保管庫の中を確認。玉子にベーコン、葉物野菜にチーズとスライスしたパンが二枚。ブルーベリージャムにヨーグルトとりんご。
 保管庫には保存魔法が掛けられているため、どんな食材もレオンハルトの魔力が切れない限り、新鮮なままだ。

「オープンサンドとフルーツヨーグルトかな」

 朝食―――いや、時間的に昼食のメニューを独り言でつぶやいたレオンハルトは、ひとまず風呂へ向かう。
 ざっと身を清めて、諸々の身支度を済ませると、再びキッチンへ戻った。
 すると、ちょうど寝室のドアが開く。

「レオ…、おはよう……」

 眠そうに目をこすりながら、ルヴィウスが起きてきた。すぐに歩み寄って抱きしめ、キスをする。

「おはよう、ルゥ。食事にしよう。着替えを用意してあるから、お風呂に入っておいで。ゆっくりでいいよ」

 うん、と頷いたルヴィウスを風呂へと送り出し、三度キッチンへ戻る。

 玉子をオムレツ風に焼いている間に、野菜を洗浄し、水気を飛ばして適当にちぎる。
 パンを軽く炙ってバターを塗り、スライスチーズを置き、その上に先ほどちぎった野菜を乗せた。焼いた玉子をさらにその上に乗せ、トマトソースを掛ける。
 続いて、ヨーグルトを深めの小皿に入れ、ブルーベリージャムを二スプーン分混ぜる。そこへ皮を剥いて一口大にカットしたりんごを入れる。
 お湯を沸かして紅茶を入れ、ダイニングテーブルへそれぞれ運んだあと、引き出しからカトラリー類を取り出す。

 朝食のセッティングを終えた頃、バスルームなど水回りをまとめたスペースへと続く扉が開き、ルヴィウスが出てきた。
 用意した着替えのチュニックとワイドパンツは、初めて着せる服装だ。ぶかぶかしていてどこか可愛い。

「ルゥ、おいで」

 腕を広げると、ルヴィウスがそこへ飛び込んでくる。きゅっと抱き留めて、魔法で髪を乾かしてやった。何度もやってきたことなのに、なぜだか今日は特別に思えてしまう。

「ありがと、レオ」

 見上げてくるルヴィウスの表情が、どことなく艶っぽい。回復魔法や治癒魔法を軽く掛けてはいるが、いつもより肌が艶々しているように見えるのは、気のせいだろうか。

 するとルヴィウスが、レオンハルトの視線の意味を察したように言った。

「あのね、なんか、うまく言えないんだけど、体の中のレオの魔力が増えてる気がするんだ」
「え、どういうこと?」
「えぇっと、バングルを通してレオの魔力をもらっているでしょ? 昨日までを100とすると、今は150くらいっていうか。いや、そういう表現は正しくないかも。なんていうのかな、今まで100しか入らなかったけど、150入るようになりました、みたいな? あれ、それもなんか違うな。100しか留まらなかったのが、150留まるようになった、かな」
「は?」意味が分からん……。
「んー……、直接体に注いだからかなぁ」ルヴィウスは無意識に胎をさする。
「いや、待って、なにその卑猥な表現」誰だ、そんなこと教えた奴は。
「でも体液って魔力を多く含んでるでしょ?」
「そう、だけど……」そういうことではなく……。
「今までは外に出してたから気づかなかったけど、中に入れたら吸収しちゃうのかも」
「いやいやいや、寝る前に洗浄魔法かけて綺麗にしたぞ?」
「そっかぁ……。んー……、何回かしたら分かるかな」
「そう、だな……、何回かしたら、分かるかも?」いや、なにが? ルゥは何を確かめたいの?
「ねぇ、レオ」
「うん?」
「お腹減った」

 その瞬間、レオンハルトは顔を両手で覆い、天井を仰いだ。

 ―――ダメだ、俺の恋人が可愛すぎるし、話の流れが鋭角ターン過ぎる。

「レオ?」
「うん、ご飯にしよう」

 そう答えて、レオンハルトはルヴィウスと共にテーブルに着くと、昼食とも言える遅い朝食をとる。

 食事をしながらレオンハルトは、伝言蝶が飛んできていたこと、開き直って夕刻前には帰ると返信したことを話した。ルヴィウスも開き直ったようで、一緒に怒られようねと笑っていた。

 食後は二人で食器類を片付け、それから隣に増築した研究室を見ることになった。
 そのあとは、結界内ではあるが、湖の周りを散歩し、ルヴィウスの魔法の練習もした。
 いつもレオンハルトの魔法を見ているからなのか、なかなか筋が良く、一時間もすれば中級魔法の代表的なものを扱えるようになっていた。

「すごいな、ルゥ、魔法の天才だったか」
「なに言ってるの。魔法の天才の説明を受けて、魔法の天才の魔力で発動してるからでしょ」
「そんなことないぞ。どれだけ説明しても出来ない奴は出来ないし、どれだけ魔力があっても元々の素質がなければ魔法使いにはなれないんだから、やっぱりルゥがすごいんだよ」

 そうかな、とルヴィウスは照れて頬を染める。

 柔らかい春の風が、二人の間を踊るように駆け抜ける。
 レオンハルトが「休憩しようか」と、ぱちん、と指を鳴らす。すると、ぽん、と空間が揺れ、二人が寝ころんでも充分な大きさの円型のクッションが現れた。

 レオンハルトは靴を脱ぐと、そこに上がって座り、ルヴィウスを手招きする。ルヴィウスも彼に倣い、靴を脱いでクッションに上がった。

「おいで、ルゥ」

 レオンハルトが両手を広げる。王宮の彼の自室のカウチソファに誘われる時の仕草だ。
 ルヴィウスは体を移動させ、レオンハルトの脚の間に身を置くと、膝を抱えて座った。レオンハルトはそんなルヴィウスを、後ろから包み込むように抱きしめる。

 しばらく二人で、柔らかな風を受けながら湖畔を眺めた。
 昨日から今朝にかけての幸せな時間が、心を満たしている。昨日の自分たちより、今日の自分たちのほうが、強い絆で結ばれている。そう思える今だからこそ、言葉を交わしておきたい。
 レオンハルトはそう感じ、先日の決意を思い出す。

 結界の向こうの空で、ゆっくりと雲が流れていく。レオンハルトは、一つ深呼吸をしてから、声を発した。

「ルゥに、話しておきたいことがあるんだ」
「僕も……、レオに話したいことがある……」

 予想外のルヴィウスの言葉に、レオンハルトは二度、瞬きをした。

「魔法が使えるようになったこと以外に、俺に話したいことがあるの?」

 その問いかけに、ルヴィウスは、こくり、と頷いた。
 どうやら魔法が使えるようになったこと以外に、ルヴィウスを苦しませる何かがあるようだ。ならば、少しでも早く楽にしてやりたい。
 そう思ったレオンハルトは「先に聞こうか?」と尋ねた。しばらく黙り込んだルヴィウスは、小さく頷く。

 レオンハルトは少しでもルヴィウスの気持ちを軽くしてやりたくて、彼を抱きしめなおすと、その肩に顎を乗せた。いつでも話していいよ、の合図だ。
 ルヴィウスはレオンハルトの髪に頬を擦り寄せて、ゆっくりと話し始める。

「すごく突拍子もない話だけど……、レオは、運命とか使命とか、そういうの、信じる?」
「ん~、どうかな。運命って自力で変えられるし、使命は自分がそう思えばいいだけだし。ただ宿命ってなるとちょっと考えるかも。命に宿るものだから」
「そっか……」
「ごめん、初っ端から話の腰を折った感じ?」
「ううん、大丈夫。えぇっと、どこから話せばいいかな。あのね、父上とアレン兄さま、それから陛下と王妃陛下も関わってると思うんだけど、僕とレオの出会いとか婚約とか、仕組まれてた気がするんだ」
「それは、王家と公爵家の関係を除外してもってこと?」
「そう。僕はレオのために用意された人間で、君のために生まれてきて、君のために生きてる。そういう話」

 そこでいったん言葉を切ったルヴィウスは、少し顔を上げて風に揺らめく湖畔に目を向けた。
 まだ、誤魔化せる。一瞬、そんな思いが過ぎる。けれど、自分に起きている変化はきっと、レオンハルトが言うところの宿命に似ている。

 ルヴィウスは、結論から言うことにした。

「管理者と、筥」
「は?」
「あのね、レオは管理者で、僕は筥―――っ」

 ぐいっと肩を掴まれ、気づいたらクッションの上に押し倒されていた。

「誰に聞いた?」

 低く、硬い声音が降ってくる。レオンハルトはどこか怒っているようだった。

「誰って……」
「ルゥにそれを教えたのは誰だ!」

 体が、びくり、と震えた。予想していなかったレオンハルトの反応に、ルヴィウスの頭は混乱する。その表情が怯えているように見えたレオンハルトは、はっとして、すぐにルヴィウスを解放した。

「ごめん……」

 ひどく後悔したところで、自分のとった行動が消えてなくなるわけではない。レオンハルトは、きゅっと唇を噛み締めて、眉根を寄せた。
 ルヴィウスはすぐに起き上がり、レオンハルトの唇をそっと撫でる。

「レオ、そんなに噛んだら痛いよ」

 ルヴィウスの言葉に、レオンハルトは緩く頭を振る。どうやらルヴィウスに対し過保護すぎるレオンハルトは、自分が許せないようだ。
 ルヴィウスはレオンハルトの頬を包み込むと、そっと顔を上げさせて、口づけをした。
 一度の口づけではレオンハルトの唇の強張りが解けなかったため、ルヴィウスは何度も、何度も、時おり舌で撫でるように舐めながら口づける。そうするうちに、レオンハルトの頑なな唇が解け、彼の体の強張りも緩んでいく。
 ルヴィウスはレオンハルトの首に腕を回し、甘えるように抱き着いた。

「僕も、ごめんね。レオが傷つくかもしれないって分かってて黙ってた僕も悪いんだよ。だから、君は怒ったっていいんだ」
「でも、あんな脅すような態度、よくない……」
「レオは聖人になりたいの? 君だって感情のある人間なんだよ? 苛ついたり、文句言いたくなったりすることだってあっていいんだ。それに、感情をコントロールできないってことは、僕に素を見せてくれてるってことでしょう? 僕の前ではいつでもそういう君でいてよ」
「俺、ルゥに甘やかされてる?」
「レオだって僕を甘やかしてるでしょ。だから、これでいいの」

 レオンハルトは「ん~……」と眉根を寄せて少し考えたあと、「わかった」と小さくため息をついた。やや不服そうではあったが、彼なりにルヴィウスの言葉を受け入れることにしたらしい。

 ルヴィウスは改めてレオンハルトの脚の間に身を寄せると、体の右側を彼の体にもたれ掛からせる格好を取った。後ろから抱きしめられる格好では、レオンハルトの機微が分かりづらいからだ。
 レオンハルトはルヴィウスのお腹辺りに手を回し、柔らかい彼の黒髪に頬を寄せる。そして「話、聞かせて?」と優しい声で囁いた。ルヴィウスは「うん」と答えて、レオンハルトの腰に腕を回し、ゆったりと彼に寄り添う。

「僕に管理者と筥の話を教えてくれたのは、グリフィード聖下だよ」
「聖下? エスタシオの? ルゥはあの人に会っていないだろう?」
「ううん、会ったよ。レオが、転移魔法でアルフレド様と王国に一時帰国した日に」
「えぇ……? じゃあ、俺、もしかして聖下の手のひらの上で踊らされてた?」
「そうかも」と、ルヴィウスは苦笑いする。
「やっぱあの人、顔に似合わず腹黒いな」
「知略に富んでるって言い方してよ」
「そうとも言えるかも?」小さく笑ったレオンハルトは、柔らかいルヴィウスの髪に唇を寄せる。「それで、聖下がルゥを俺の筥だって言ったのか?」
「うん、僕は、レオが管理者として成長するまで、君の大きすぎる魔力を受け取る受け皿だって。それから、呪われてほしいって」
「理の外に出るために?」

 レオンハルトがそう言った瞬間、ルヴィウスは驚いて顔を上げた。まん丸の瞳で見つめてくるルヴィウスが愛らしくて、レオンハルトは眉尻を下げて笑い、「そこは知ってた」と呟いてキスをする。

「他には何か言ってた?」
「えぇっと、欠片を返すって言われて、神聖力を流し込まれたかな」
「欠片?」
「うん。僕は聖下から、レオはアルフレド様から、欠片を返してもらってるんだって。その実感はないんだけど……。でも、僕が魔法使いになったのは、その所為だと思う」
 
 
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